2023年6月10日更新

『BLEACH』六車拳西は死亡してゾンビに!卍解や過去も解説

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六車拳西の初登場回を

『BLEACH』の破面篇から登場する六車拳西(むぐるまけんせい)。2023年7月から放送される『BLEACH 千年血戦篇』にも登場します。そんな六車は、弱いと言われるだけなく、途中で存在が消えたなんて話も……。 本記事では、そんな六車拳西について徹底解説します!六車は死亡したのか、本当に途中で消えたのか。真相も解説するので、ぜひチェックしてください。 ※この記事は『BLEACH』の重要なネタバレを含みます。

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六車拳西(むぐるまけんせい)のプロフィール

所属 護廷十三隊
役職 九番隊隊長
能力 虚化
斬魄刀 断地風(たちかぜ)
卍解 鐵拳断風(てっけんたちかぜ)
声優 杉田智和

六車拳西(むぐるまけんせい)は、破面篇で登場した仮面の軍勢(ヴァイザード)の1人。銀色の短髪にタンクトップ、筋肉質な身体をしており、左耳と左眉にピアスをつけていて見た目はヤンキーなお兄さんです。 性格も見た目通り短気で気性が荒く、なにかとすぐ青筋を立ててキレます。しかし、見た目とは裏腹に料理が得意で、エプロン姿で登場したこともありました。

【死亡】千年血戦篇であっけなく死んだ?末路は……

星十字騎士団によって死亡!

死亡巻 64巻

六車は千年血戦篇で部下の檜佐木修兵を助けるため、星十字騎士団のマスク・ド・マスキュリンと戦います。先に卍解し「鐵拳断風(てっけんたちかぜ)」で圧倒するも、声援を受け強くなったマスク・ド・マスキュリンに敵わず敗北。 恋次たちが救援に駆け付けた後は虎徹勇音の元で治療を受けていたところ、星十字騎士団のグレミィが登場し、想像したことを現実に起こすグレミィの能力「夢想家」により六車は死亡します。あまりにあっけない終わりに読者は「ウソでしょ……」と衝撃を受けました。

聖十字騎士団のジゼルの能力でゾンビ化

該当巻 66巻

六車の不幸はあっけない死だけではありません。その後に星十字騎士団のジゼルの能力「死者」でゾンビ化してしまうのです。六車はジゼルの操り人形となり、涅マユリと戦うことに。 しかし、マユリがジゼルの能力に対策を立てゾンビの主導権を奪いました。その結果、今度はマユリの操り人形となり六車はジゼルと戦います。ジゼルを刺して倒した後は、ペペをボコボコにする活躍を見せました。ゾンビ化してるほうが活躍しているのは何とも言えませんね。 全ての戦いが終わった後、ゾンビ化から解放され六車は隊長へと戻っています。

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小説で六車隊長が再登場!

六車はスピンオフ小説にも登場しており、檜佐木修兵を中心描いた『BLEACH Can't Fear Your Own World』や朽木ルキア阿散井恋次の結婚を描いた『BLEACH WE DO knot ALWAYS LOVE YOU』に登場。 特に、『BLEACH Can't Fear Your Own World』では檜佐木の卍解の修行に付き合う姿や、小説のラスボスである綱彌代時灘と戦う姿などが描かれています。

【過去】六車は110年前、護廷十三隊の九番隊隊長だった!

六車は110年前の護廷十三隊の九番隊隊長でした。この時、流魂街の魂魄が消失する事件を追っていましたが、部下の東仙に裏切られ刺されてしまいます。その後、藍染惣右介から虚化実験をされ虚化してしまうのです。 当時、同じ護廷十三隊だった平子真子たちが駆け付けるも、六車は自我を失い暴走しています。平子たちは仲間である六車を傷つけられず、その隙をつかれ、駆け付けた平子たちも虚化してしまうのです。平子たちはこのことが原因で尸魂界を追われ現世に潜伏することになります。

「仮面の軍勢」の一員

BLEACH ブリーチ 浦原喜助
©久保帯人/集英社・テレビ東京・dentsu・ぴえろ

「仮面の軍勢(ヴァイザード)」は110年前に藍染たちによって虚化させられた旧護廷十三隊のメンバーです。藍染に虚化させられたあと、浦原喜助たちに助けられ一緒に現世に逃亡しました。全員が虚化を会得しており、破面篇では一護と接触し虚化の修行をつけています。 その後、空座町決戦では一護の見方として登場し、死神たちと一緒に藍染と戦いました。

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【卍解】鐵拳断風(てっけんたちかぜ)

六車の卍解は「鐵拳断風(てっけんたちかぜ)」。斬魄刀が刃がついたメリケンサックのようなものになり、腕には帯のようなものが巻き付きます。なお、刃の形は二段階まで変化できる模様。基本、拳を叩き込んで戦うため、接近戦が主体です。 刃が触れている間は太刀筋が炸裂した状態が続き相手に常にダメージが入ります。そのため一撃が強力な威力を持った技です。その実力はマスク・ド・マスキュリンの膝をつかせるほど。一撃食らうだけでも命取りになるでしょう。

【斬魄刀】吹っ飛ばせ断地風(たちかぜ)!

六車の斬魄刀は「断地風(たちかぜ)」。解号は「吹っ飛ばせ、断地風」で、始解すると日本刀が風を纏いナイフのような短刀に変形します。 能力は「太刀筋を炸裂させる」こと。一見、ナイフのような短さなので近距離向けに見えますが、刀を振るえば糸状の風を飛ばし延長線上にいる敵に炸裂する遠距離攻撃が可能です。実際に、巨大な虚相手に遠距離から攻撃をしていました。 なお、卍解の活躍の少なさからか「卍解よりも強いのでは?」と言われています。

【活躍】消えたと話題の六車の活躍を振り返る!

六車拳西VSワンダーワイス戦

登場巻 43巻377話

破面・空座決戦篇で一護の助けに来た六車たちですが、ワンダーワイスにやられる久南白を六車が助けに入ります。六車に向かうワンダーワイスと卍解する六車が描かれ場面は暗転。六車がワンダーワイスを倒したかと思われました。 しかし、その後に無傷のワンダーワイスが登場。「え?六車は?」と誰もが思い、その後に六車が登場するかと思いきや登場しないまま破面篇は終わりを迎えます。その後のエピローグでも六車は描かれておらず、「作者に忘れられたのでは……?」と誰もが心配をする事態になりました。

六車が消えた……?
ワンダーワイスとの闘いを

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死神代行消失篇でちゃっかり登場

登場巻 54巻479話

「最早、六車は登場しないのか」と誰もが諦め、破面篇から2年経った死神代行消失篇。ラスボスである銀城を倒した一護は、銀城を現世で弔いたいと思い、安置されている尸魂界に訪れます。 みんなが一護を出迎えるなか、「とりあえず入れ。ジイさんが待ってる」と声をかける人が。なんと、六車が隊長に戻っていたのです……!これには一護も「あんた隊長になったのか!」と驚きます。 もう現れないと思っていただけに、誰もが「六車が生きてた!」と驚きました。

【声優】六車拳西役は杉田智和!

杉田智和

六車拳西を演じるのは声優の杉田智和です!杉田智和といえば、『銀魂』の坂田銀時役や『鬼滅の刃』の悲鳴嶼行冥役が有名ですね。 杉田智和といえば無気力なキャラや面白いキャラのイメージが強いという人もいるでしょう。ですが、杉田智和の特徴でもある低音ボイスがヤンキーっぽい六車にばっちりあっていると評判です!

六車拳西は活躍が少ない不遇のキャラ

六車拳西は目立った活躍がないどころか、「作者から存在を忘れられたのでは」と疑われるほど、途中で登場しなくなったキャラ。その後、ちゃんと登場しますが、倒されるどころかゾンビ化して操られるなど散々な目にあっています。 でも、そんなキャラほど不思議と応援したくなるもの。『BLEACH 千年血戦篇-訣別譚-』での六車の活躍をチェックですね!

六車拳西の初登場回を