2020年3月2日更新

『銀魂』桂小太郎は圧倒的天然ボケ!?狂乱の貴公子について詳しく解説

桂小太郎 サムネイル

お約束の決め台詞「ヅラじゃない桂だ!」でお馴染み、狂乱の貴公子こと、攘夷志士の桂小太郎。物語に度々登場してはその天然さで万屋たちを困惑させています。本記事ではそんな彼について詳しく解説!

目次

『銀魂』桂小太郎ってどんな人?かつては攘夷志士たちのリーダー格だった【ネタバレ注意】

桂小太郎は、6月26日生まれの20代・身長は175cmです。「狂乱の貴公子」や「逃げの小太郎」などの異名を持つ攘夷志士であり革命家で、モデルは長州藩士・桂小五郎(木戸孝允)。その姓と長髪にちなんで、昔馴染みからは“ヅラ”と呼ばれており、「ヅラじゃない桂だ」と返すのがお約束です。 坂田銀時・高杉晋助は、共に吉田松陽に師事した幼馴染であり攘夷戦争時代の盟友。2人を率いたリーダー格で、そのカリスマ性は『攘夷党』メンバーを取りまとめるのに役立っているようです。 物語当初は、爆弾魔の過激派として登場しましたが、「大切なものが増えすぎた」江戸を違う方法で変えようとしている様子。謎の宇宙怪獣・エリザベスと共に真選組の追手から逃れつつ、隙あらば銀時を攘夷活動に勧誘しに行っているようです。 ※本記事では『銀魂』のネタバレ情報を扱っています。読み進める際はご注意下さい。

桂小太郎は貧乏な武家出身だった!生活は苦しく、路頭に迷うことも……

桂は貧乏な武家の出身で、早くに両親を亡くしてからは屋敷も没収。お婆と2人で暮らしていましたが、生活は苦しく路頭に迷ったこともあったようです。お婆の死後は、養子縁組もすべて断ったため幼くして桂家の当主になりました。 誰に頼るわけでもなく、「侍は自分で自分を育てるもの」という考えのもと1人で炊事・洗濯・掃除をこなしていました。その後、名門私塾・講武館の特待生として招かれ高杉と出会うことに。やがて吉田松陽とも出会い、高杉らと共に松下村塾で一人前の侍へと成長していきます。

「逃げの小太郎」と呼ばれる由縁はお婆の教訓が原因!

桂の異名「逃げの小太郎」には、お婆の教訓が深く関係してます。お婆曰く、「一軍を率いる将として最も大切な資質とは、戦場で最も臆病になること」なのだとか。戦は将が首を取られたら負けであり、誰よりも怯え生き残ることが将の務めであるという教えです。 しかし、天涯孤独の身になってからは、1人生き残ったとしても「臆病なだけでは孤独から脱することはできないし、夜は越えられない。」と悟ることに。 だからこそ、共に夜を超える仲間を護れるように、誰よりも臆病で強い将になろうと誓ったのです。

名門・講武館では神童と呼ばれた桂、ある事件がきっかけで松下村塾へ

桂は幼い頃、逸材がそろう名門・講武館へ才能を認められ特別入門し神童とよばれていました。そこで出会った悪童・高杉を陰ながら気にしていたのです。 一方、高杉は松下村塾へ毎日のように通い、銀時を相手に道場破りをしては、家の人からキツイお仕置を受けていました。桂は決して高杉と仲が良かったわけではありませんが、なぜか彼を気にしていたのです。そして初めて高杉が銀時に初めて勝った日、桂は部外者なのに松下村塾の道場内でおにぎりを握って振舞いました。 そんなある日、高杉を煙たがっていた講武館の子どもの1人が、役人の父親にあらぬ噂を吹き込んだことで松下村塾はつぶされることになります。それを知った桂と高杉は松陽たちを逃がすために、2人で役人の足止めをすることに。 桂と高杉が役人と対峙する直前、そこに銀時が現れ「俺と松陽の居場所なんざどうにでもなる。だがお前らは違う。これ以上関わったら戻れなくなるぞ」と忠告しました。 それを受けて桂は「士籍などという肩書きが必要なものには、もうなる気はない」と、それを突っぱねたのです。これがキッカケとなり、桂は松下村塾の一員となりました。

松下村塾での桂の立ち位置は?

真面目な桂は松下村塾に入ってからも、お婆の教えを守ってむやみに手合わせせずに「将」であることにこだわっていました。今も自他共に認める堅物真面目キャラですが、幼少期も年齢より大人っぽく落ち着いていたようです。 しかしある日、手合わせを断られた銀時が「俺がお前の代わりに、その将って奴になってやるよ」と言い始め、自分といる時は「お前はただのヅラでいろ」と言ったのです。 結局、高杉も含めた3人で誰が将にふさわしいか剣で決めることにしますが、決着は着かず桂は銀時と高杉と3人でいる時は、「ただの友(ヅラ)として共に戦おう」と決めました。 ちなみにその時、銀時から「頭のかたさNo.1の座ならくれてやらぁ」といわれ、石頭No.1は桂ということになっています。桂は銀時のおかげで本当の友になり、ここから3人の腐れ縁が始まりました。

意外と神楽とは意気投合!?リーダーと呼び従う関係に

誘拐されたエリザベスを救うため、「忍者戦隊ゴニンジャー」を結成した際、桂はリーダーになりたいからレッドが良いと申し出ます。しかし、神楽の「赤は私のシンボルカラーだから私がリーダー」という言葉を真に受け、そこから“リーダー”と呼ぶようになりました。 リーダー命令のカレー好き設定を素直に受け入れたり、ボケ倒しの絶妙な掛け合いを見せるなど、2人はこの件でかなり意気投合した様子。桂は解散後もリーダー呼びを続けており、神楽も“ヅラ”と呼んで親しくしているようです。

「逃げの小太郎」が守りを捨て、本来の実力を発揮!

夜兎の星・洛陽にて、宇宙海賊・春雨の第四師団『三凶星』の1人、猩覚(しょうかく)と交戦。組織を率いる将から一匹の侍に戻った桂は、左腕を犠牲にして攻め込み、「護りを放り投げた野獣」と称されるほどの戦いを見せました。互いに満身創痍で、最後は頭突き勝負になり桂に軍配が上がります。 攘夷戦争時代、敗戦の引き際を見極める役目を担う功のない戦ばかりだった桂。本編中でも、逃げ回る姿やボケキャラが先行してしまい、強いというイメージがあまり無かったのではないでしょうか。逃げるための守りを捨てた桂の本気をぜひご覧いただきたいです!

桂小太郎の相棒、エリザベスは謎めいた存在!お互いを助け合う良好な関係

謎の宇宙生物として登場したエリザベス。はじめのうちはペットという感じでしたが、今は立派な桂の相棒ですよね。ゆるい見た目からは想像がつかない戦闘能力の高さには、驚かされます。 9月7日生まれで、身長は180cmで体重123kg。その体系はほぼ力士。 時々、足にすね毛が見えることがあるので、正体はおっさんが被り物してるだけなのかもしれません。しかも、火~日曜勤務のレギュラーと月曜のみのヘルプエリザベスがいるという珍キャラクターぶり。 人間の奥さんと、同じような被り物の子どもがいて、もはや一体どこまでがギャグなのかわからなくなっています。

エリザベスの声優がまさかすぎる

エリザベスの声優のクレジット表記は、「そのへんにいたオッさん」「アニメをつくってるオッさん」「監修やってるオッさん」などとなっておりバラバラ。 実は、『銀魂』監督・監修を務める高松真司がその正体なのです。また、『よりぬき銀魂さん』では、女優の栗山千明、『銀魂’』の蓮蓬編では、古谷徹が演じました。 古谷が演じたエリザベスは、月曜日のヘルプエリザベスでした。

変装(?)が得意な桂 レパートリーは実に多彩!もはやコスプレ?

初登場時からしている修行僧や、面白すぎる「宇宙キャプテン カツーラ」や「配管工カツオ」など。桂の変装(?)のバリエーションは実に多彩です。中性的な見た目を活かして、「ヅラ子」や「エヅラ子」といった女装も披露しています。 真選組などから隠れるためにしているそうですが、「~じゃない桂だ」という口癖のせいで無駄になることも。登場しない話がイベント回の時は、「ずっとスタンバってました」という台詞と一緒に、コスプレした回想を見せるのもお約束になりました。

全ての戦いが終わった2年後、まさかの総理大臣に!目的は一体なんなのか

虚との戦いで江戸が崩壊してから2年後、桂は初代内閣総理大臣のドナルド・ヅランプになっていました。桂は松平片栗虎(まつだいらかたくりこ)を処刑から救った時に交わした、生きて江戸に戻ったら幕府に口利きしてもらうという約束を守ってもらったのです。 本当に総理大臣になった桂は、最初の演説でさっそく「ヅランプじゃない!桂だァ!」と決めゼリフを吐きました。そして次々と暗殺者に襲われながらも演説を続け、全員爆弾で倒してしまいます。 また総理大臣になっても命を狙われ続ける桂は、暗殺されかける動画や画像をSNSにアップしていました。 しかし実は桂の真意は、新しい国の礎を築くために自分が改革の象徴になり死ぬことで憎しみも浄化したいというものだったのです。総理大臣としての最後は、高杉に暗殺されて死亡したということにして、吉田松陽の弟子・桂小太郎に戻りました。 桂のこの考えは松平公や真選組も知っていて、時がくるまでに総理大臣が本当に暗殺されないように護ってもらっていたのです。 桂はかねてから掲げていた「国を変える」という目標を達成、「将」としての実力も本物だったということですね。

ボケ役でも実はとてもかっこいい!桂小太郎の名言を紹介

「世の事というのはなかなか思い通りにはいかぬものだな!国どころか友1人変えることもままならんわ!」

「紅桜編」にて、昔とは何もかもが変わってしまった高杉について言った台詞。攘夷志士・革命家として国を変えようとしていながら、目の前の旧友すら変えることができない歯痒さを感じられる名言です。

「万事に備えあれば常に冷静でいられる。何が起きようと臆することはなくなるのだ。」

真選組の戦車で狙い撃ちにされ、パラシュートで逃げている時の台詞です。いざという時のために、んまい棒やパラシュートを常備しているという桂。「逃げの小太郎」と呼ばれる彼らしい名言ですね。

「逃げるならいつでもできる。だが今しかやれんこともある。」

オカマバー「かまっ娘倶楽部」で働かされることになった桂と銀時。逃げようとする銀時に対して、店長親子の家庭事情を気にして言った言葉です。 逃げることができても、今やらなければ取り返しがつかなくなることもある。という意味なのでしょうね。

アニメ版『銀魂』で桂小太郎を演じる声優は石田彰(いしだあきら)

桂小太郎の声を演じているのは石田彰(いしだあきら)です。主な出演作は、『新世紀エヴァンゲリオン』渚カヲル役や『機動戦士ガンダムSEED』アスラン・ザラなど。 ミステリアスな役や物語の鍵を握るキャラを多数演じており、子供から大人まで男女問わず演じられる声色を持っています。 『銀魂』では、桂が攘夷布教のために自作したラップ曲『攘夷☆JOY』を歌唱。歌自体の面白さはもちろん、歌手活動をしない石田の貴重な歌声が大人気!本人もかなりノリノリで歌っているようです。

実写版『銀魂』の桂小太郎を演じるのは岡田将生

そんな桂小太郎を実写版『銀魂』で演じるのは、人気イケメン俳優・岡田将生。なかなか見ることのない岡田将生の黒髪ストレートですが、想像以上にしっくりときていますね。岡田将生は本作への意気込みとして「僕は逃げません」とコメントしていました。 また桂とは切ってもきれない関係の謎の宇宙生物エリザベスももちろん映画に登場。実写版での彼らの掛け合いは必見です。