『BLEACH(ブリーチ)』茶渡泰虎の腕の能力は?ネタにされたチャドの霊圧や最終形態も解説します
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茶渡泰虎は『BLEACH(ブリーチ)』の登場人物の1人です。たくさんのキャラクターが登場する『BLEACH』は、例えメインキャラクターといえども出番がガクッと減ることも珍しくありません。 そこで今回はメインキャラクターの1人である茶渡泰虎・通称「チャド」について解説します。彼の能力の最終形態やネタキャラ扱いされる理由である「霊圧」についても解説していきますよ! ※本記事では『BLEACH』のネタバレを含みます。
『BLEACH(ブリーチ)』茶渡泰虎のプロフィール
身長・体重 | 197cm , 112kg |
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血液型 | AO型 |
誕生日 | 4月7日 |
愛称 | チャド |
声優 | 安元洋貴 |
茶渡泰虎(さどやすとら)は主人公である黒崎一護の友人で、中学からの親友です。 大柄な体格・筋肉質で197cmと高い身長・浅黒い肌が特徴。顔立ちは大人びた……というか高校生にしてはかなりの老け顔です。愛称は「チャド」で、これは一護が彼の名字である茶渡(さど)をチャドと言い間違えたことに由来します。 性格は強面な見た目に反して穏やかで、気配りができ友達思いの優しい性格です。動物やぬいぐるみなどカワイイもの好きというギャップ萌えな部分もあります。
チャドの生い立ち
チャドは幼い頃に両親を亡くしており、祖父のもとで育てられました。小さい頃の彼は周囲より力が強く体格もずば抜けていたので、気に入らない相手やいじめっ子に暴力を振るうワルガキだったのです。 粗暴だったチャドを変えたのは祖父の言葉でした。チャドの祖父は彼に、周囲より強い力と体を持っているのは、誰かを守るためだと教えられたのです。
チャドと黒崎一護の関係
暴力を振るわなくなったチャドは中学時代に不良に因縁をつけられ、リンチにあいます。そこでチャドを助けたのは一護でした。 自分のために暴力を振るわないチャドに一護は、お互いのために拳を振るうという約束を交わし、2人は親友となったのです。
一護と茶渡の出会いを
【能力】フルブリングで巨大化する右腕!
登場当初は一護の友人であり、霊感が無いので戦力ではなかったチャドですが、死神と化した一護と接触したことで力に目覚めていきます。 死神代行篇の終盤に、一護の妹・夏梨を虚(ホロウ)から守るために能力が開花。戦えるようになりました。 戦闘では鎧を纏った右腕から霊力による衝撃波を飛ばします。当初は回数制限がありましたが使いこなすうちに使用できる回数は増えていきました。 衝撃波は生命力を変換して飛ばしているようで、使用しすぎると寿命を削る危険があります。
完現術(フルブリング)とは
長らく謎だったチャドの能力の由来ですが、死神代行消失篇において「完現術(フルブリング)」という能力だったことが判明しました。 「完現術(フルブリング)」とは虚(ホロウ)に襲われた経験のある母親から誕生した子どもが持つ能力で、持ち主の趣味・趣向が反映された特殊な力が発現します。 チャドは暴力を振るう腕に思い入れがあったため、腕に能力が発現したと考えられますね。
【最終形態】「破面篇」にて腕が進化を遂げる!
チャドの腕は破面篇でさらに変化し、2つの能力を持つ「最終形態」へと進化します。本項ではこの2つの能力を解説していきましょう。
巨人の右腕
もともと鎧に変化していたチャドの右腕は防御の力を宿す右腕、「巨人の右腕(ブラソ・デレチャ・デ・ヒガンテ)」に進化しました。巨大な盾のような形状となり、敵の攻撃を防ぎます。
悪魔の左腕
チャドの左腕は攻撃の力を宿す「悪魔の左腕(ブラソ・イスキエルダ・デル・ディアブロ)」に変化しました。右腕と比べてスマートな形状をしていて、必殺の「魔人の一撃(ラ・ムエルテ)」を放ちます。 作中では「十刃落ち」のガンテンバインを一撃で倒す威力を発揮しました。
【ネタ枠?】チャドの霊圧がネットのネタに……
心優しく力の強いチャドですが、ネット上ではネタキャラとして親しまれています。 理由はソウル・ソサエティ篇や破面篇での彼の活躍です。チャドは幹部ではない敵キャラには勝利するのですが、実力のある敵幹部には毎回あっさりと敗北してしまうのです……。 これがお決まりのパターンになり、ネタにされるようになりました。誕生したきっかけは以下のような流れです。
- チャドが負けて瀕死になる
- チャドの存在(霊圧)が消えたことを一護が感じ取る
- それを感じ取った一護が、あのチャドが死んでしまったのか?とリアクションする(死んでいない)
このときに一護が発したのが有名な「チャドの霊圧が………消えた……!?」です。 こうして、よく負けるキャラ・存在感がなくなり登場しなくなったキャラを指して「霊圧が消える」と表現するネットミームが爆誕しました。 そしてチャドもよく登場しなくなるので霊圧が消えたと話題になることが多いです。メインキャラクターなんですけどね……。
【最終回】10年後はプロボクサー!
本編の後日談では、チャドはプロボクサーになったことがわかっています。 千年決戦篇終了後の10年後を描いた最終話付近で、一護の家にルキアや恋次・一護の友人たちが集まる場面で、テレビの中でチャドが登場しました。 10年の時が経ってより渋くかっこいい顔立ちになったチャドは、ヘビー級のタイトルマッチに挑戦者として出場。それを一護たちが観戦していたのです。 これを見た一護の友人(浅野啓吾)は、自分たちの周りで一番有名になったんじゃないかと発言していました。本編では大活躍とまではいきませんでしたが、社会的には大出世したんですね。
10年後の茶渡を
【名言】茶渡泰虎の名言がアツい!
次に、チャドの名言を2つほどピックアップして紹介します。
一護が助けたがってる 一護が命をかけてるんだ 俺が命をかけるのにそれ以上の理由は必要ない
ソウル・ソサエティ篇において、自分より大幅に格上の相手・京楽春水に限界以上に衝撃波を放ったことで、命を削るような攻撃を繰り返す理由はなんなのかと聞かれた際のセリフです。 救助する対象であるルキアはチャドにとってはそこまで親しい相手ではなかったのですが、親友の一護が命をかけているのだから、自分も命をかけると言い切って見せます。チャドと一護の強い絆が感じられますね。
朽木を助けられたのも……藍染を倒せたのも……全部 月島さんが居たからじゃないか……!
死神代行消失篇での敵キャラ・月島秀九郎の完現術「ブック・オブ・ジ・エンド」の能力で過去の記憶を改竄されたチャドが発したセリフです。 これまで『BLEACH』を読んできた読者であれば、当然ルキアを助けたのも藍染を倒したのも一護だとわかっていますね。しかし周囲は月島さんの活躍を褒めるばかりであり、一護と一緒に読者も唖然としたシーンです。 この発言によりこの漫画のあらゆる活躍が月島さんの活躍にすり替わる、「月島さんのおかげ」ネタが流行しました。ネタにされてはいますが、一護と強い絆のあるチャドですらあっさりと洗脳されてしまうという、衝撃的な場面でのセリフです。 さらに最終章である千年血戦篇で、月島さんがメインキャラクターのチャドより活躍したことで、本当に月島さんのおかげでラスボスに勝てたと話題になります。そして「月島さんのおかげ」と発したチャドはさらにネット上でネタキャラ化が激しくなりました。
『BLEACH(ブリーチ)』茶渡泰虎は心優しいネタキャラ!?
今回は『BLEACH』のキャラクター・茶渡泰虎について解説しました。ネタキャラ扱いされがちなチャドですが、死神やホロウ(虚)と因縁もない彼が戦い続けたのは友人である一護のためです。 かっこいいシーンや優しさを感じる場面も多数あるので、そういったチャドの素敵な部分にも注目してみてくださいね。
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