2024年5月2日更新

「ヒロアカ」オールマイトは死亡予知を回避できる?無個性だった過去や本当の姿の秘密を解説

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「ヒロアカ」オールマイトのプロフィール!本名は?

本名 八木俊典(やぎとしのり)
誕生日 6月10日
年齢 不詳
身長 220cm
体重 274kg→255kg
個性 ワン・フォー・オール
声優 三宅健太(TVアニメ) , 玄田哲章(VOMIC)

オールマイトは市民から絶大な人気を誇る、名実ともに最強の「No.1ヒーロー」。存在自体がヴィラン(敵)の活動を抑制することから「平和の象徴」とも称されている、本作の根幹といえる存在です。 オールマイトというヒーローが現れたことで、個性を使った凶悪犯罪に怯えていた人々の社会は一変。彼が「私が来た」と現れれば、それだけで人々に希望と安心感を与えます。 圧倒的No.1ヒーローとして、主人公の緑谷出久(デク)や爆豪勝己(かっちゃん)など、多くの人物にとって彼の存在こそがヒーローを目指す“オリジン”となっています。 一方でその素性や個性については謎が多いのも彼の特徴です。

【最新】オールマイトは死亡する?予知が実現してしまうのか

サー・ナイトアイとオールマイトは非常に深い関係を持っています。ヒロアカで語られている6年前まで、ナイトアイはオールマイトのサイドキックとして活躍していました。それと同時に“オールマイトの大ファン”でもありましたが、現在、2人の関係には大きな溝があります。 ある時、ナイトアイはヒーローとして復帰したオールマイト が“死ぬ姿”を個性を通して見てしまったのです。オールマイトの死亡を回避するために、ナイトアイはオールマイトにヒーローを辞め、後継者を探すことを勧めます。しかし、オールマイトは自身がまだヒーローとして活動する必要があるとして決別。これをきっかけに密接だった2人は、疎遠になってしまうのでした。

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オールマイトの現在は?死亡を回避できるのか

僕のヒーローアカデミア 1

最終決戦でオールマイトは再びAFO(オール・フォー・ワン)と対峙します。このときすでにオールマイトの身体は戦えない状況でしたが、彼は雄英高校1年A組の生徒たちの個性を再現したアーマー装備をまとって、AFOとの最後の戦いに挑みます。 しかし戦況は厳しく、周りからの生きてほしいという願いに反して、戦場のオールマイトはボロボロに。アーマーも破壊され地に伏せるオールマイトは、ついに師匠・志村菜奈とサー・ナイトアイの幻覚を目にします。 彼は「でもまだ死んでない」と死の予知を払拭するように自らを鼓舞しますが、デクの中に存在する歴代継承者の姿からオールマイトの面影が消滅。2人の出会いの回想シーンも入り、生存はかなり絶望的となります。

403話、オールマイトはAFOを巻き込んで自爆をしようとしました。しかしそれもAFOに止められ、彼は世界中に中継されながら今にもAFOにトドメを刺されるところです。 そこに駆けつけオールマイトを救ったのは爆豪少年でした。ナイトアイが死の間際に言ったように、世界中の人々の「オールマイトに助かってほしい」という祈りがエネルギーとして収束して、本来なら間に合わないはずの局面で奇跡が起こったのです。 爆豪の「勝つぞ!」があまりにも熱いシーンでした。

【秘密】オールマイト「本当の姿」を解説

1日1時間の完全体

僕のヒーローアカデミア オールマイト

自他共に認めるNO.1ヒーローであり、平和の象徴として君臨していたオールマイト。しかし実際の彼は、物語開始の5年前に起きたオール・フォー・ワンとの過酷な戦いにより、筋骨隆々な「マッスルフォーム」を3時間しか維持できないほど弱体化していたのです。 その後オールマイトはさらに多くの傷を作り、出久にワン・フォー・オールも継承してしまいます。そのため彼のマッスルフォームでいられるリミットは、少しずつ短くなっていきました。 それでも彼は平和の象徴に敗北は許されない、人々に不安を与えてはならないという使命感から、その事実を隠し続けていたのです。

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ガリガリの「トゥルーフォーム」

僕のヒーローアカデミア オールマイと

「トゥルーフォーム」とは、オールマイトがマッスルフォームを解いた本当の姿です。トレードマークの2筋の前髪は垂れ下がり、興奮すれば吐血してしまうほど弱体化しています。 オールマイトのこの姿を知る人物は多くなく、ワン・フォー・オールについての秘密を知る人物はさらに少ないです。

【個性】自身の身体を強化する「ワン・フォー・オール」

僕のヒーローアカデミア 11

オールマイトの個性は自身の身体を強化する「ワン・フォー・オール」。パンチ力を強化して致命的な一撃を与えたり、脚力を強化して軽々とビルを飛び越えたりと、シンプルながら強力で、応用も効く個性です。 ですが、実はワン・フォー・オールは「力をストックする個性」と「力を譲渡する個性」が合わさったもので、オールマイトは8代目の継承者。これまでの継承者たちがストックしてきた力によって、身体が強化されています。 弱点は強力すぎる力で身体を破壊しかねないということ。オールマイトは恵まれた体格と鍛え上げられた肉体により無事でしたが、オールマイトから能力を継承した出久は、力の反動で深刻な怪我を抱えていくことになります。

オールマイト自身は本当は無個性

デクがそうであったように、オールマイトもまた無個性の少年でした。先代の継承者・志村菜奈から受け継ぐ形で「ワン・フォー・オール」の個性を手にします。 個性継承前から身体を鍛え上げていたこと、また個性の扱いが生来天才的だったことから、彼はこのリスクも伴う強力な個性を継承直後から使いこなせていました。

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オールマイトの秘密を知っている人物は?

オールマイトの宿敵・AFOのほか、デクやグラントリノ、根津校長、リカバリーガール、塚内刑事、サー・ナイトアイがもともとオールマイトの秘密を知っていました。 爆豪誘拐事件をきっかけに、爆豪は以前デクから聞いた「人からもらった個性」がオールマイトからもらったものであることに気づき、2人の本気の喧嘩の末に個性の秘密を知ります。 全面戦争後はオールマイトが自らヒーロー仲間たちに、デクが手紙を通じてA組のみんなに個性の詳細を伝えました。

【活躍】オール・フォー・ワン戦で「ヒーローとして」死亡

コミックス11巻、アニメ3期でオールマイトはオール・フォー・ワンと激闘を繰り広げています。この戦いでオールマイトは全ての力を出し切り“ヒーローとして”死に、引退を余儀なくされました。 ヴィラン連合にさらわれた爆豪奪還のため、オールマイトは他のプロヒーローや警察とともに奪還作戦に加わります。そこに突如オール・フォー・ワンが現れたことで、2人は因縁の再戦を繰り広げることとなったのです。 超強力なパワーを持つ者同士のぶつかり合いは地形が変形してしまうほど壮絶で、まさに「死闘」。戦いの様子はテレビで生中継されており、人々がオールマイトの戦いを見守っていました。 戦いはオール・フォー・ワンが圧倒的に優位に進め、ついにオールマイトのマッスルフォームの活動限界に。ずっと隠してきたトゥルーフォームを世間に晒し、肉体的にも精神的にも追い詰められるオールマイトでしたが、それでも“生きてデクを導く”という使命感を胸に限界を突破。 渾身の「ユナイテッドステイツ・オブ・スマッシュ」でAFOを倒しました。彼はこの一撃で個性の「残り火」を使い切り、デクに「次は君だ」と伝えます。 平和の象徴が消失したことを受け、世間は不安定に。さらに爆豪は自分のせいでオールマイトの道が絶たれたと自責の念に駆られることになりました。

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【過去】知られざる学生時代や師匠・志村菜奈との関係

雄英時代のオールマイト

雄英に入ったオールマイトは、彼を鍛えるためだけに雄英の教師となったグラントリノに徹底的に鍛えられます。その期間はオールマイトにトラウマを植え付けるほどハードだったようです。 アニメ円盤の特典ドラマCDでは、20年以上前に教師のグラントリノが、ある1人の生徒=オールマイトの専属コーチとして彼に無理難題ばかり与えていたことが示唆されています。

師匠・志村菜奈の教え

元々は「無個性」だったという経歴を持つオールマイト。彼には先代(7代目)のワン・フォー・オール継承者である志村菜奈(しむらなな)という師匠がいました。 オールマイトは彼女から「ヒーロー」として様々な教えを受け、個性まで引き継いだという密接で濃い関係。そして2人の関係において「笑顔」も1つの重要なキーワードです。 かつて志村菜奈は“世の中笑ってるやつが一番強い”という言葉を遺しました。この教えの通り、オールマイトはいつだって笑顔を絶やしません。 オールマイトにとって非常に重要な人物である志村菜奈は、既にオール・フォー・ワンによって殺されています。劇場版「2人の英雄」の特典として配布された漫画には、オールマイトが18歳の頃に起きた、志村菜奈・グラントリノ・オールマイトの3人とAFOとの戦いが描かれました。 ここで彼女は敗北を悟ると、グラントリノにオールマイトを託して、命を散らしていったのです。 しかし皮肉なことに、孫の志村転弧(しむらてんこ)はAFOに目をつけられ、のちにヴィラン連合のリーダー死柄木弔(しがらぎとむら)として活動することになります。

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グラントリノのすすめで渡米

雄英高校卒業後、グラントリノの勧めでオールマイトは渡米します。オールマイトは23歳までアメリカを拠点に活動しますが、渡米した理由は志村菜奈を倒したことで勢力拡大が予想されるAFOから身を隠しながら力を蓄えるためです。 日本の留学生として滞在していたオールマイトは、現地では科学者のデヴィット・シールドとコンビを組んで活躍。またオールマイトは後のアメリカNo.1ヒーロー、スターアンドストライプを助けており、彼女に大きな影響を与えました。

【弟子】デクの雄英高校入学のきっかけを作った

僕のヒーローアカデミア
©堀越耕平/集英社・僕のヒーローアカデミア製作委員会

主人公・緑谷出久(みどりやいずく)はヒーローになることを夢見ながらも、個性を持たない少年でした。 出久が周りから夢を諦めるように言われる中、オールマイトはとある事件でヴィランに1人立ち向かった出久にヒーローの素質を見出し、自らの個性「ワン・フォー・オール」を継承することを決めます。 オールマイトによる厳しい特訓を乗り越えた出久は「ワン・フォー・オール」を継承し、多くのヒーローを輩出している雄英高校に合格。以降、オールマイトは出久の師匠として、ヒーローの在り方を教えていきます。

デク闇落ち後は2人で行動

31巻からの終章「黒いヒーロー」編では、デクは周りに迷惑をかけないようにと雄英を去り、プロヒーローTOP3とオールマイトとチームアップします。 当初はAFOが送り込んでくる刺客をデクとオールマイトが二手に分かれて対応していました。オールマイトはトゥルーフォームながら、デクやデクの母の言葉を胸に「あの子に何かあった時が私の死だ!!!!」と、凄まじい気迫で刺客を追い払っていきます。 2人目の刺客と交戦した後、デクはAFOの狙いが自分だと知ってしまうことに。デクはオールマイトの死の未来予知を思い出しながら、彼を巻き込みたくないという気持ちで「もう大丈夫です付いてこなくて」と単独行動を始めます。

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【必殺技】オールマイトの技の種類や強さを解説

『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE 〜2人の英雄〜』
(C)2018「僕のヒーローアカデミアTHE MOVIE」製作委員会 (C)堀越耕平/集英社

オールマイトの使う必殺技は超能力のような技ではありません。高威力の打撃攻撃を複数持っています。そしてアメリカの地名が技名のベースになっているというのも特徴の1つです。

DETROIT SMASH(デトロイトスマッシュ)

デトロイトスマッシュは、その名の通り打撃(スマッシュ)攻撃。地面にパンチを放つという必殺技です。 その衝撃は凄まじく、地面へ与えた衝撃で上昇気流が発生し、そのエリアに雨を降らせてしまいました。天候まで変えてしまう程のとてつもなく強い衝撃が起きていることが分かります。

PLUS ULTRA(プルスウルトラ)

「プルスウルトラ」はラテン語で“もっと先へ”などの意味を持つ言葉。その意味通り100%以上の威力で連続パンチを放つという技です。 ショックを吸収する能力を持つ脳無が耐えきれないほどの衝撃を与え、見事撃破に成功しました。超高威力のパンチを連続で放つ姿はまさしく「NO.1ヒーロー」。平和の象徴は伊達じゃありませんでした。

UNITED STATES OF SMASH(ユナイテッドステイツオブスマッシュ)

オール・フォー・ワンとの戦いで最後に見せた必殺技がユナイテッドステイツオブスマッシュです。 死闘を繰り広げ満身創痍となったオールマイト。この技を使えば自身の個性が消えてしまうと感じていました。それでも最後の力で放った一撃の威力は凄まじく、見事に勝利を収めるのでした。

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【名言】頼もしすぎるオールマイトの名セリフ

「私が来た!!」

オールマイトの代名詞とも言うべき名言。相手がどれほど強い敵でも、彼が発するこのセリフを聞いただけで安心してしまいます。 平和の象徴とされるオールマイトが言う「私が来た」とは、つまり「平和が訪れた」ということでしょう。自分が現場に駆けつけた時点で、事件は解決していると言わんばかりの自信とそれを実現させる強さは他のヒーロにはないものです。 市民や同業者のピンチに遅れて駆けつけ、ヴィランを打ち破る姿はまさに理想のヒーローだといえます。

「怖い時不安な時こそ笑っちまって臨むんだ!!」

自分への自信を失ってしまった出久を励ますためにオールマイトはこの言葉を送りました。今は亡き師匠から自分が教えられたように、ワン・フォー・オールを引き継ぐ後継者に対してヒーローとしてこの姿勢を忘れないで欲しいという思いが感じ取れます。 オールマイト自身、正義の味方として活動していく上で1番大事にしているものなのでしょう。 自身の弱い部分を絶対に見せないオールマイトらしい言葉。オールマイトのヒーロー哲学がうかがえます。「ヒロアカ」ファンとしてはぜひ心に刻んでおきたいですね!

【声優】アニメでオールマイトを演じるのは三宅健太

三宅健太

アニメ『僕のヒーローアカデミア』では、三宅健太がオールマイトを演じます。 『オーバーロード』のコキュートス役、『ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース』のアヴドゥル役、『鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST』のスカー役など、渋い脇役が多い声優です。 迫力ある低音ボイスを持つ三宅健太にオールマイトはハマリ役。代表作のひとつになりそうです。

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「ヒロアカ」オールマイトの存在が平和を支える!

未だに「ヒロアカ」の世界では、「NO.1ヒーロー」のイメージが強いオールマイト。彼を語る上で重要になるのは、やはり作中で死が描かれてしまうのかでしょう。 ただしオールマイトが死んでしまったとしても、歴代継承者のように彼も出久を支えてくれるに違いありません。 遂に終幕に突入した『僕のヒーローアカデミア』、今後の展開と合わせてオールマイトの動向にも要注目です!