2024年3月8日更新

「ヒロアカ」ミルコの死亡説の真相とは?1人で脳無と張り合う実力派ヒーロー

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僕のヒーローアカデミア
©堀越耕平/集英社・僕のヒーローアカデミア製作委員会

下半期に発表された「ヒーロービルボードチャートJP」にて、第5位に輝いたラビットヒーロー・ミルコ。男勝りで強気な性格と、物理攻撃でヴィランを倒す戦闘方法は男性ヒーローをも圧倒するほど! 本記事では、ミルコのプロフィールやヒーローとしての活躍、現在の姿を徹底解説していきます。またミルコのデザイン作成秘話についても紹介していますよ! ※この記事は『僕のヒーローアカデミア』の重要なネタバレを含みます。

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「ヒロアカ」ミルコ(兎山ルミ)のプロフィール

本名 兎山ルミ
個性
誕生日 3月1日
身長 159cm
血液型 O型
出身地 広島県
声優 木下紗華

ミルコは雄英高校出身ではありませんが、国内トップヒーローとして活動しています。「ミルコ」というヒーロー名は、K-1で有名だった格闘家ミルコ・クロコップが由来です。 また事務所を構えず、サイドキックも連れない独自の活動体系をとっており、自由奔放な性格の持ち主です。

ミルコのデザインは作者の趣味?

ミルコは「兎」の個性を持っているため、兎のような見た目をしています。一番最初に目に入ってくるのは、長く伸びた白いうさ耳。髪も真っ白で美しいロングヘアが印象的ですが、肌は小麦色で鍛え抜かれたしなやかな体躯をしています。 そんなミルコには作者の堀越耕平も強い思い入れがあるらしく、第20巻では「色々とデザイン的に趣味の塊」と発言しているほど! 具体的にどの部分が趣味なのかは明言されていませんが、筋骨隆々かつ巨乳、そして褐色の肌をさらけ出す大胆なコスチュームなど、特徴的なデザインが多いミルコは確かに個性的です。 しかし堀越耕平の推しキャラクターは大怪我をすることが多いので、不憫なポジションになりがちです

【死亡説】ミルコはハイエンドとの戦いで敗れた?

ミルコはハイエンドとの戦いで敗れ、死亡したという説が流れていますが結論死亡していません。3月に起こったヒーローvs.ヴィランの全面対決にて、エンデヴァーやイレイザーヘッドをはじめとしたプロヒーローたちが黒幕の1人である志賀丸太の病院に奇襲を仕掛けます。 その際にミルコと少数のプロヒーローは志賀の住処に突入しますが、立ちはだかるのは複数のハイエンド。ミルコはハイエンドの策略で1人で戦うことになり、苦戦を強いられます。 必殺技“踵月輪(ルナリング)”で2体のハイエンドを同時攻撃したものの、倒しきれなかったため状況は変わらず1対4。次の攻撃を繰り出そうとするミルコでしたが、その最中に1体のハイエンドによって左腕と右足を引きちぎられてしまうという結果に。 さすがのミルコも「痛ってえええええ!」と怒声。しかし彼女はためらうことなく、次々と“月堕蹴(ルナフォール)”、“月頭鋏(ルナティアラ)”などの蹴り技を繰り出します。そしてついに1体のハイエンドを抹殺することに成功。 負傷部分を自身の髪の毛で止血したミルコですが、体は満身創痍の状態です。加えて仲間も未だ現れず、状況は最悪です。そんな時、彼女が発した言葉とは――?

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絶体絶命!ミルコが見せたヒーロとしての覚悟がかっこいい

体中傷だらけのミルコの目の前には、3体のハイエンドが未だ健在の絶体絶命といった状況。しかし彼女は不敵な笑みでハイエンドにこう言い放ちます。 「こちとらいつ死んでも後悔ないよう毎日死ぬ気で息してる!ゾンビにヒーローミルコは殺れねえぞ」 片腕を無くしても諦めない、彼女の強靱な精神力が現れた名言が登場。死を覚悟しながらも任務達成を目指して戦い続けるミルコの姿に、“ヒーローとは何なのか”を再確認した読者も多いのではないでしょうか。

【現在】義足・義手を付けた姿で再登場!

ハイエンドとの戦いで左腕と右足を失ったミルコですが、クライマックスへ突入した346話では義足・義手を付けた姿で再登場!ベストジーニストやエッジショットなどの先鋭班と共に、覚醒した死柄木弔と戦います。 怪我は戦闘できるレベルに回復しており、義足・義手が破壊されても予備を新たに装着し直すスタイルに変更。強気な戦闘方法と男勝りな性格は健在で、一緒に戦っている爆豪勝己に対して「いいなテメェ生意気だな!」と発言しています。

【能力】ミルコの個性は兎

ミルコの能力(一例まとめ)

  1. 瞬間的な加速力によって風圧や衝撃を生み出す
  2. 優れた聴力で壁の向こうの音を聞き取る
  3. 早い速度で移動する

ミルコはヒーロービルボードチャートナンバー5位の優秀なプロヒーローです。女性ヒーローの中ではトップクラスの実力の持ち主であるミルコ。 そんな彼女の個性は「兎」。“兎っぽいことを兎以上にできる”と作中で説明されていたように、跳躍力や蹴り技を主体とした戦闘を得意としています。 瞬発力に裏打ちされた瞬間的な加速力によって、爆発的な風圧や衝撃を生み出します。移動速度も相当なもので、いきなり現れたミルコに敵が驚いている様子が描かれたことも。 ミルコの必殺技が登場したのは、全国のヒーローによる「超常解放戦線」掃討作戦でのこと。敵の本拠地となる病院へ単独で突入したミルコは、4体のハイエンドと戦闘することになります。 そこで得意の回し蹴りを応用した必殺技、“踵月輪(ルナリング)”を炸裂。大きく開いた両足を高速回転させた蹴り技によって、2体を同時攻撃しました。 圧倒的不利な状況でも善戦を繰り広げた個性“兎”。優れた聴力によって壁の向こうの音を聞き取ることも出来るというのですから、戦闘シーンにおいては彼女の右に出るプロヒーローは数少ないでしょう。

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【技】ミルコの4つの必殺技を徹底解説

踵月輪(ルナリング)

足を180度開脚し、回転しながら敵に蹴りを入れる必殺技です。第262話でハイエンド軍団に単騎で乗り込んだときに使用しました。その際にはハイエンド2体を相手にかすり傷ではありましたが、ダメージを与えます。 兎っぽいことを兎以上にできる「兎」の個性の中でも迫力満点のルナリングは、ミルコを象徴する必殺技です。

月墜蹴(ルナフォール)

ジャンプしながら高いポジションから蹴りをいれる必殺技で、こちらも第262話のハイエンド戦で使用しました。ルナリングから間髪入れずに別のハイエンドへ、ルナフォールをお見舞いします。 その際にハイエンドの個性で左腕を失ってしまいました。しかし「痛ってえええぇええぇ!」と叫びながら、ハイエンドに大ダメージを与えます

月頭鋏(ルナティヘラ)

敵の頭を太ももで挟み、もぎ取る必殺技です。こちらも第262話で使用し、ハイエンドの頭をねじり取っています。ルナリングからのルナフォールからのルナティヘラという、兎の個性を存分に活かした立ち回りでハイエンドに善戦しました。 その後はダメージを与えても何度も立ち塞がるハイエンドに対して、「ゾンビにヒーローミルコは殺れねェぞ」という名言を残します。

踵半月輪(ルナアーク)

半円を描きながら放つ高威力のかかと落としで、第268話で披露されます。右足にハイエンドの攻撃が貫通し、個性で引っ張られながらも死柄木弔が入っているカプセルを破壊しました。 完全に壊すことはできませんでしたが、エンデヴァーやプレゼント・マイクなどのプロヒーローがとどめを刺します。ルナアークの攻撃がなければ、死柄木弔はすぐさま復活していたでしょう!

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【声優】ミルコに声を当てるのは木下紗華(きのしたさやか)

ミルコの声優である木下紗華は、田島裕也や堀内賢雄などが所属するケンユウオフィスに在籍しています。大人っぽい色気のある声が特徴的で、少年・少女役から大人の男性まで幅広く演じていました。 ヒロアカ内でもミルコだけではなく、編集長やヒーロー公安委員会の会長も演じています。他作品では『ポケットモンスター サン&ムーン』のルザミーネ役や、『金田一少年の事件簿R』の式部清子役などを担当している人気の声優です。

【性格】ミルコは勝ち気な性格?

ミルコは強気で勝ち気な性格をしています。その男勝りな性格はヴィランだけではなく他のプロヒーローに向けられることも……。 例えば下半期の「ヒーロービルボードチャートJP」で、シンリンカムイ&Mt.レディとチームアップしたエッジショットに対して「チーム組んだんだってな弱虫め!」と煽っているのです。個人プレーに誇りを持っていることがわかりますね。 また1人1人コメントをする場面では「今悪いこと企んでる奴! !私にぶっとばされる覚悟しとけよ」と言い放ち、まだ見ぬ脅威への警鐘をしています。 そんな彼女を一言で表すなら「勝ち気なバニー」。強敵を前にして大胆な笑みを見せる彼女にふさわしい二つ名です。

ミルコは生き延びることができるのか?今後が見逃せない!

好戦的かつナンバー5ヒーローの実力の持ち主でもある「勝ち気なバニー」、ミルコ。作者イチオシのユニークなキャラクターデザインは魅力に溢れ、戦闘シーンのかっこよさも相まって多くのファンを獲得しています。 2020年9月現在、週刊少年ジャンプで連載中の『僕のヒーローアカデミア』。全国のプロヒーローと超常解放戦線の激しい戦いが描かれています。満身創痍で戦うミルコはこの戦いを生き延びることが出来るのでしょうか?今後の展開が見逃せません!