「Sweet Home(スイートホーム) シーズン2」のあらすじネタバレを最終回まで！キャスト相関図を結末とともに

シーズン1では多くの謎を残して幕を閉じながらも、シーズン2＆シーズン3の製作が発表された「Sweet Home」。ここからは「Sweet Home シーズン2」のキャストや全話あらすじを紹介していきます！ ※本記事にはストーリーのネタバレが含まれているため、未視聴の人は注意してください。 ＞ヒョンスとウニュの結末は？最終話のネタバレはこちら ＞シーズン2のキャスト相関図はこちら ＞シーズン2ラストの意味を考察

シーズン1の舞台だった「グリーンホーム」を離れた住民たちは、破壊された屋外スタジアムに移動することに。しかしそこでも完全に安心することができず、怪物や自らの欲望を戦うことを余儀なくされていました。 そのころ、チャ・ヒョンス(ソン・ガン)は怪物化の原因を探るための実験体になるリスクを負いながら、パムソム特殊災難基地に向かい……。

サンウクが運転する護送車で目覚めたヒョンス。しかし彼の正体はサンウクではなくウィミョンでした。後方からは特殊感染者であるヒョンスを確保しようと、軍が接近しています。 一方ウニュやジスなど、グリーンホームの生存者たちはキャンプに到着。ところがそこに怪物が現れ、あたりはパニックに。結局ウニュたちはまたトラックに乗って引き返すのでした。 その頃、自分たちと同じ特殊感染者が捕まっているパムソム特殊災難基地へと向かったヒョンスとウィミョン。しかしサンウクの記憶が蘇ったウィミョンは、運転を誤り、車は激しく横転。ヒョンスは軍に捕まり……。

運転していたのはサンウクではなく、身体を乗っ取ったウィミョン！シーズン1のラストで残された謎がまず1つ解明されましたね。 それにしても子供を守った怪物を容赦なく殺す軍人の描写を観て、何が正かわからなくなりました。“死ぬべきなのは怪物か、人間か”という問いが今回のテーマになるような気がします。やはりヒョンスがカギを握っているのでしょうか。

銃で中士を脅し、トラックをグリーンホームへと走らせたウニュ。それは兄ウニョクを探すためでした。しかしウニョクの姿はなく、代わりにいたのは顔の上半分がない怪物。 その怪物は中士を殺し、ウニュたちは軍人チャニョンと共に、なんとかバスでその場を逃げ切ります。 一方パムソム基地ではイム博士による実験が行われ、怪物と戦わされるヒョンス。「俺でワクチンが作れるのか？」というヒョンスの問いに、博士は「辛すぎて後悔するだろう。」と答えるのでした。 その後イギョンは夫サンウォンの友人だと話す博士のIDカードを使ってパムソム基地へ潜入。その頃バスでは生存者の1人が怪物化してしまい……！

ウニョクはやはり怪物となってどこかに消えてしまったのでしょうか……。何としてでも兄を探そうとするウニュに、「私たちが生きているのは他の人の犠牲があったから」と話すジスのセリフが心に刺さりました。 そしてグリーンホームの生存者だったジェファンとスヨンが死を迎える辛い展開。イム博士の思惑といい、不気味で怪しいニオイも漂っています。ここまで続きが気になるホラーは初めてです！

夫サンウォンが実験体として変わり果てた姿になっており、号泣するイギョン。その時お腹の子供が暴れ出し、イギョンは気絶してしまいます。 一方博士は総理たちに銃で脅され、アタッシュケースを開けさせられますが、中にワクチンはなく空っぽでした。「絶対に見つからない安全な場所に隠した」と笑う博士。 怒り狂った総理は不要な人間を一掃するため、安全キャンプにミサイルを発射します。そこに政府の企みに気付いた上士インファンらが現れ総理らを撃ち殺し、発射装置を解除。 しかしすでにミサイルが何発も撃ち込まれたキャンプでは、ジスの上に瓦礫が落ち……。

ジス離脱は悲しすぎる！そしてイギョンが産んだ明らかに人間ではない不気味な子供……。ショッキングな出来事が連続する第3話でした。 一方ヒョンスも石化(？)してしまい、その後が気になります。ミサイルが撃ち込まれるシーンや、ヒョンスとウィミョンが乱闘するシーンなど、本作はとにかくスケールが大きく引き込まれますね。

怪物化現象が起きてから337日。生存者たちはスタジアムの地下で生活を送り、軍は守護隊として彼らを守っていました。 その日、守護隊はキム・ヨンフを筆頭に未確認区域の調査へ。その最中、ヨンソクは恋人の薬を探すため誰にも告げず離脱し……。 一方スタジアムでは人々のリーダー的存在・チ班長のもと、数人で外壁の修復作業をしていました。同じころ、病気の母に何か食べ物を与えたいジュニルはこっそり外へ。そしてジュニルは植物園で謎の少女に出会います。 かたや1人で行動していたウニュは怪物たちに襲われるも、何者かに助けられます。それがウニョクだと信じるウニュ。

第3話から少し時間が経ってスタートした第4話。インファンら率いる軍隊は「守護隊」として人々を守り、統制しているようですね。 そして気になるのはジュニルが出会った謎の少女。彼女に触られた人は怪物化してしまうようです。またウニョクは怪物になってもウニュを守っているのでしょうか。今後ウニョクが登場するのか気になります！

ウニュの前に現れた謎の少女は、「あんたのせいでみんな殺された」と告げて去っていきました。その頃スタジアムではジュニルの母が怪物化の恐れがあるとして、隔離されます。 一方倒れてイム博士のもとに運ばれたジュニルの腕には謎の傷跡が。イム博士は興味津々でジュニルを調べ始めます。すると彼の血液は怪物と同じものであることが判明。博士は傷跡がどうやって付いたのかをジュニルに問い詰めます。 その頃、スタジアムに戻ったウニュが1人で猫に餌をあげているところへチャニョンが訪れました。その時、2人の前にあの謎の少女が。さらにその後ろから現れたのは、生きていたイギョンで……！

イギョンが生きていました！うれしい！イギョンは第3話のラストで怪物らしき子供を産んだはずですが、その後どうやって生活していたのでしょうか。 そしてジュニルを調べるイム博士が、なにやら良からぬことを考えていそうで不安です。ジュニルは今のところ怪物化の症状は見られないようですが……。続きから目が離せません！

ウニュとの再会を喜び合うこともなく、すぐに少女を連れて去っていくイギョン。謎の少女は彼女の娘でした。 一方イム博士に促されたジュニルは、母を苦しみから救うために殺します。しかし次の瞬間ジュニルは暴走し、身体が爆発。実験に失敗したイム博士は落胆するのでした。 その頃イギョンを追ったウニュとチャニョンは、生存者であるホサンとハニに助けられ、アジトへ連れて行かれます。2人は縄で縛られますが、ウニュは1人で脱出。 その後、また謎の少女と出くわし、大きな穴に落とされたウニュ。ところがそこへ片腕が翼のようになったヒョンスがウニュを助けました。

ヒョンスがようやく登場！早く活躍してほしいと願っていたので、ラストは興奮しました。 そしてやはり謎の少女がイギョンの娘だったのですね！姿は人間のあどけない女の子ですが、人間であるイギョンとの仲は難しい様子。人間と怪物の間の壁は、やはり親子といえど厚いのですね……。 残り2話ですが、まだまだ怪物化現象の終わりは見えません。

少女を産んだ時、赤ん坊を捨ててしまったイギョン。その後しばらく少女を育てていたのがヒョンスでした。そしてこれまでウニュを助けていたのもウニョクではなくヒョンスだったのです。 その頃スタジアムでは壁から怪物の声が聞こえて人々がパニックに。そしてチ班長もなにやら不穏な動きを見せます。インファンが人々を威嚇射撃で静かにさせたものの、実は彼も有症者で……。 一方ヨンフたちは行方不明になったヨンソクを探してパムソムへ。同行したイム博士はパムソムで怪物らしき巨大な袋を発見し、興奮します。そんな時、捜索していた守護隊の1人が怪物にやられてしまい……！

インファンが有症者というまさかの展開！それに加えチ班長が明らかに何かを隠している様子で、安全だと思っていたスタジアム内に暗雲が立ち込めてきました。 そしてウニュを助けていたのはヒョンスだったことも判明。するとやはりウニョクは死んでいるか、怪物になってウニュを忘れてしまったということなのでしょうか。

母に嫌われていると感じた少女は、家に火を付け、そのせいでイギョンは瀕死の状態に。ヒョンスやウニュたちはイギョンを病院へ運び、少女を呼び出します。ところが少女は母を怪物化させたのです。 イギョンが怪物になっても苦しんでいるとわかり、ヒョンスはイギョンを巨大な穴の中に突き落としました。 一方パムソムではヨンフらがジャヨンという女性と遭遇。そして閉じ込められているヨンソクも発見します。実はパムソムにいたジャヨンらは、元実験体の特殊感染者だったのです。 その頃イム博士はサンウクの姿をした人物に出会いました。そしてグリーンホームでは、巨大な袋からウニョクが誕生し……！

ウニョク(イ・ドヒョン)の登場に大興奮！しかしイギョンは怪物になってしまい、パムソムでは元実験体によってヨンフらが大ピンチに……。正直、何も解決しないまま終わったシーズン2でした。最後のサンウォンが登場するシーンも謎でしたね。 シーズン3が2024年夏ということで、公開が待ちきれません！次はヒョンスが大活躍してくれることを願います！

グリーンホームの自宅で引きこもっていた男性。悲劇が起こって以降、怪物化への前兆となる症状が現れますが、完全に怪物にはならず特殊感染者として覚醒しました。 シーズン1のラストでは記憶を失ったことで軍に捕縛され、護送車の中でピョン・サンウクと思わしき人物と再会します。 主人公のチャ・ヒョンスを演じたのは、2017年放送のドラマ「カノジョは嘘を愛しすぎてる」でデビューしたソン・ガン。 『恋するアプリ Love Alarm』(2019年)ではおよそ900倍のオーディションを勝ち抜き、甘いマスクと美しいルックスで注目を集めました。

グリーンホームの居住者ではない元殺し屋。口数が少なく、顔に火傷の痕があるのが特徴的です。 シーズン1のラストでは、パク・ユリとともにグリーンホームの外で座っていましたが、直後に護送車に乗ったチャ・ヒョンスの前に現れました。本物か偽物かは不明です。 そんなピョン・サンウクを演じたのは、数多くの人気作品に出演する実力派俳優のイ・ジヌク。大学卒業後はCMモデルとして活動しており、2004年のMBCドラマ『不良少女』で俳優としてデビューしました。 日本でも人気で、2006年放送の『スマイル アゲイン』で人気を集めました。

グリーンホームに住む特殊部隊出身の消防官。行方不明となった夫のナム・サンウォンを見つけるために、軍にチャ・ヒョンスの情報を与えました。 シーズン1では軍側の人間として生きることを決意していましたが、グリーンホームの住人を救おうとしている姿もありました。 そんなソ・イギョンを演じたのはイ・シヨン。日本の大人気少女漫画が原作の韓国ドラマ『花より男子～Boys Over Flowers』(2009年)や、『イタズラなKiss～Playful Kiss』(2010年)などに出演していました。 またボクシング選手の韓国代表入りを果たしたこともあります。

医大生のイ・ウニョクの義理の妹。バレエ選手になるために日々練習していましたが、怪我が原因で夢を絶たれました。そのことが原因で兄とは距離があります。 シーズン1のラストでは、イ・ウニョクが倒壊するグリーンホームに残ることを知りながら、他の住人とともに軍へ保護されました。 そんなイ・ウニュを演じたのは、2018年に公開された映画『The Witch/魔女』で注目を集めたコ・ミンシです。『恋するアプリ Love Alarm』(2019年)ではソン・ガンと共演し、作中では彼が演じるファン・ソノに恋心を抱くクルミを演じました。

ベースが好きなグリーンホームの住人。主にチョン・ジェホンと行動をともにし、勇敢に怪物に立ち向かいました。 チョン・ジェホンから告白されたことで気持ちが揺れ動きますが、彼が死亡したことで失意の底に突き落とされます。シーズン1のラストでは、他の住人とともに軍に保護されました。 そんなユン・ジスを演じたのはパク・ギュヨン。大学時代には雑誌の表紙モデルを務めたこともあり、超大手芸能事務所・JYPエンターテインメントからスカウトを受けて女優を目指し始めます。 その後は2020年の『サイコだけど大丈夫』でメインキャストに抜擢され、知名度を上げました。

怪物から人間を守るために結成された特殊部隊・守護隊を率いる上司です。 そんなタク・インファンを演じたのは、アクション映画『友へ チング』(2001年)で注目を集めたユ・オソン。カリスマ性あふれる人気のベテラン俳優です。

守護隊のメンバー。 キム・ヨンフを演じるのは、ミュージカル俳優としても活躍していたキム・ムヨル。なかなか軌道に乗ることができない俳優人生を歩んでいましたが、近年では『グリッド』(2022年)や『未成年裁判』(2022年)などに出演しています。

守護隊の二等兵。 パク・チャンヨンを演じたのは、韓国で活躍するボーイズグループ・B1A4の元メンバーであるジニョンです。2012年に放送された『千番目の男』でドラマデビュー以降、映画などにも出演する俳優に成長しています。

怪物化に対するワクチンを研究をする博士。 イム博士を演じたのは、2013年に公開された映画『男子取扱説明書』で初主演を務めたオ・ジョンセです。『サイコだけど大丈夫』(2020年)では、自閉症の男性を見事に演じ切りました。

パムソムに存在していた大きな繭のような物体。本作のラストではその中から何かが出てきました。それはなんと死んだと思われていたウニョク！その姿は人間のままでしたが、ニヤリと不敵な笑みを浮かべるウニョクはどこか不気味な様子でした。 ちなみにシーズン1ではミョンスク(イ・ボンリョン)が同じように赤く巨大な繭に包まれていました。そのミョンスクですが、本作では人間の姿で、まるで赤ん坊のような無害な存在として登場しています。 ウニョクやミョンスクのような存在は、怪物なのか、特殊感染者なのか、それとも別の何かであるのかーー。その正体はまだ明かされていません。おそらくシーズン3ではその謎が明かされていくのだと思われます。

シーズン2では多くの謎が残されました。まずはラストに登場したパムソムの特殊感染者たち。彼らの思惑は一体……。そしてキム中士たちが助かるのかどうかも気になります。 さらに大きな謎として残ったのが、チ班長が“明らかに隠していた何か”と、“怪物化の兆候があるインファンのその後”です。スタジアムの人々は無事に生き残れるのでしょうか。 その他にも穴に落ちたイギョンの生死や、イム博士が隠したというワクチンの存在、ラストにサンウクの姿で登場したサンウォンなど、解決されなかった問題は山積みです。 そして何よりヒョンスの中の怪物がどうなるのか、ヒョンスがどう活躍するのか、シーズン3に大きな期待が膨らみます。

シーズン1のラストではグリーンホームが軍によって取り囲まれ攻撃を受けます。特殊感染者となったヒョンスは住人たちを守るため1人外に出て、軍の銃撃に顔をゆがめました。 その後生き残った人々は軍の装甲車によってどこかへ運ばれていき、元消防士のイギョンは軍に入隊します。一方ヒョンスを止めようとした医大生のウニョクは1人グリーンホームに残っていました。そして彼の鼻からは血が……。 また軍によって拘束されたヒョンスが目を覚ますと、そこは装甲車の中でした。声をかけられ運転席を見ると、そこにはなんと死んだはずのサンウクが。しかし彼の顔には火傷の跡が見当たりません。 果たして彼は誰なのか、そして生き残った人々の運命はーー。多くがまだ謎に包まれたままシーズン1は幕を閉じたのです。

「Sweet Home」で主人公たちの前に立ちはだかるのは、人間が自我を失って狂暴な性格を持ち異形の姿へと変化した怪物です。そして怪物の感染の原因は、ゾンビ映画などでよくある空気感染や血液感染、経口感染などではなく、各々の欲望。 作中では政府からの緊急情報として、「欲望が怪物になる原因だ」と発表されています。実際に怪物化していった人は、承認欲求が満たされなかった女性や死んだ娘を求める女性です。 そのため何かしらの欲を強く求めることが、感染する条件になります。そして感染した人間は、徐々に怪物化していくのです。

「Sweet Home」で、グリーンホームの住人たちのリーダー的存在として活躍した医大生のイ・ウニョク。そんな彼を演じたのは、『五月の青春』(2021年)や『ザ・グローリー ～輝かしき復讐～』(2022年)に出演したイ・ドヒョンです。 しかし「Sweet Home シーズン2」のキャストの中に、イ・ドヒョンの名前はありません。イ・ウニョクはシーズン1のラストに感染していることが発覚し、グリーンホームの倒壊に巻き込まれていました。 シーズン1では彼の生死はわからないまま終わってしまいましたが、重要な役どころであったため、感染者としてシーズン2に登場する可能性があると言えるでしょう。

シーズン2だけではなく、シーズン3の製作も発表された「Sweet Home」。 シーズン1から続投の俳優も多くおり、新たなキャストも加わってシーズン2が開幕します。謎を多く残して幕を閉じた本作が、どのような結末を迎えるのでしょうか！？