『ハイキュー!!』横断幕一覧!各高校のスローガンが十人十色でアツい!
アニメも大ヒットを飛ばし、今やスポーツ漫画界を代表する作品となった『ハイキュー!!』。 本作には主人公たちが通う烏野高校をはじめ、魅力的なチームが数多く登場。この記事ではそんな登場校が掲げている横断幕についてご紹介!それぞれの学校がどんなスローガンを掲げ戦っているのかを解説し、各校が持つ魅力に深く迫っていきます。 ※この記事は『ハイキュー!!』の重要なネタバレを含みます。
『ハイキュー!!』横断幕一覧!14校の十人十色なスローガンを一挙紹介
本作に登場する主要な高校が掲げる様々なスローガン。 ファンであれば「イメージにぴったり!」と思うものがほとんどだと思いますが、なかには意外なスローガンを掲げている高校もありますよね。ここからは各校のスローガンとともに、基本情報やプレースタイルなどの特徴をご紹介!気になる学校があれば是非チェックしてみてください。
烏野高校:飛べ
都道府県 | 宮城県 |
---|---|
読み方 | からすの |
偏差値 | 45~60程度? ※一般と進学クラスで差があると思われる |
制服 | 男子:学ランタイプ 女子:ブレザータイプ |
監督 | 武田一鉄 ※コーチは烏養繋心 |
主将 | 澤村大地 |
プレースタイル | 超攻撃的バレー |
初登場 | 1巻 |
横断幕 | 「飛べ」 |
主人公となる日向翔陽が所属する烏野高校。かつては強豪校と言われていましたが、監督の引退を機に弱小校になってしまいました。 しかし翔陽らの活躍もあり、烏野の戦力は急上昇!特に攻撃面での成長は目覚ましく、セッターの影山飛雄を中心に速攻やシンクロ攻撃で相手チームを圧倒。本校の横断幕にある「飛べ」という言葉は攻撃やブロックのために動き回るチームカラーにぴったりです。
「飛べ」は翔陽のプレースタイルにも合ってますよね。本作のテーマにも通ずるスローガンです。
青葉城西高校:コートを制す
都道府県 | 宮城県 |
---|---|
読み方 | あおばじょうさい |
偏差値 | 55~65程度? |
制服 | 男子:ブレザータイプ 女子:ブレザータイプ |
監督 | 入畑伸照 ※コーチは溝口貞幸 |
主将 | 及川徹 |
プレースタイル | 及川を中心とした攻防共に優れるバレー |
初登場 | 2巻 |
横断幕 | 「コートを制す」 |
烏野高校の序盤のライバルとなる青葉城西高校。攻撃も防御も優れている万能型のチームで、宮城でも指折りの強豪校です。 どの選手も平均的に高い能力を持っていますが、特に主将・セッターを務める及川徹の実力は抜群。トスはもちろんスパイクやサーブまで最強クラスの彼は試合を完全に掌握しており、まさに「コートを制す」というスローガンがぴったりの選手となっています。
及川は烏野にとって最初の壁!彼の「大王様」というあだ名もスローガンに合ってますよね。
伊達工業高校:伊達の鉄壁
都道府県 | 宮城県 |
---|---|
読み方 | だてこうぎょう |
偏差値 | 50前後? |
制服 | 男子:ブレザータイプ 女子:不明 |
監督 | 追分拓朗 |
主将 | 茂庭要 ※3年引退後は二口堅治 |
プレースタイル | ブロックを武器とした守備タイプ |
初登場 | 5巻 |
横断幕 | 「伊達の鉄壁」 |
長身の選手が数多く在籍する伊達工業高校。試合ではその高身長を活かし、相手攻撃を次々にブロックしていきます。横断幕にある「伊達の鉄壁」にはそういったプレースタイルが反映されている様子。 ちなみに伊達工業はそのブロック力で烏野のエース・東峰旭を完全に抑え込んだことがあり、東峰がバレーを一時的にやめるきっかけとなっていました。
伊達工はコワモテ揃いで迫力抜群!相手にしたくないチームです。
条善寺高校:質実剛健
都道府県 | 宮城県 |
---|---|
読み方 | じょうぜんじ |
偏差値 | 50前後? |
制服 | 男子:ブレザータイプ 女子:不明 |
監督 | 穴原孝昭 |
主将 | 奥岳誠治 ※3年引退後は照島遊児 |
プレースタイル | 「アソビ」をモットーにした自由なプレー |
初登場 | 13巻 |
横断幕 | 「質実剛健」 |
烏野高校と激闘を繰り広げた条善寺高校。もともとは横断幕にある「質実剛健」という言葉通り、固く真面目なバレーをしていたチームでした。しかし監督が変わったことでそのプレースタイルが激変。「アソビ」を信条に自由なプレースタイルで烏野高校を苦しめました。 ただチームが生まれ変わったばかりということもあり、安定感には欠けているようです。
主将の照島をはじめ、バレーを「楽しむ」姿勢が印象的なチームでした。
和久谷南高校:粘りを見せろ
都道府県 | 宮城県 |
---|---|
読み方 | わくたにみなみ |
偏差値 | 55~60程度? |
制服 | 不明 |
監督 | 鬼首正臣 |
主将 | 中島猛 |
プレースタイル | 守備や連携を活かした粘り強いバレー |
初登場 | 13巻 |
横断幕 | 「粘りを見せろ」 |
烏野高校を苦しめた和久谷南高校。身長の高い選手が少なく高さには劣りますが、チームプレーや守備力の高さでそれをしっかりとカバー。横断幕の「粘りを見せろ」という言葉通り、派手さはなくとも堅実な強さを発揮しています。 また主将の中島猛は低身長ながら空中戦の技術を活かし、テクニカルなスパイカーとして活躍。同じく低身長の翔陽にとってはお手本となる選手でした。
目立つ選手はいないけど地味に強い!何だか応援したくなるチームなんですよね。
白鳥沢学園高校:強者であれ・獅子奮迅
都道府県 | 宮城県 |
---|---|
読み方 | しらとりざわ |
偏差値 | 50~60程度? ※一般とスポーツ推薦で差があると思われる |
制服 | 男子:ブレザータイプ 女子:ブレザータイプ |
監督 | 鷲匠鍛治 ※コーチは斉藤明 |
主将 | 牛島若利 |
プレースタイル | 個々のポテンシャルを活かした力押しのバレー |
初登場 | 5巻 |
横断幕 | 「強者であれ」「獅子奮迅」 |
才能あふれる選手たちを数多く擁する、宮城の絶対的王者・白鳥沢学園高校。所属する選手は誰もが高いポテンシャルを有しており、試合ではそれぞれの長所を存分に発揮。横断幕の「強者であれ」「獅子奮迅」という言葉通り、強い選手たちが自由に暴れまわる恐ろしいチームです。 特に主将を務める牛島若利の実力は圧倒的。全国3大エースの1人と言われており、彼を中心とした白鳥沢はまさに全国レベルの強豪と言えるでしょう。
牛島がとにかく強すぎる!しかも他の選手まで実力者揃いで手に負えません。
音駒高校:繋げ
都道府県 | 東京都 |
---|---|
読み方 | ねこま |
偏差値 | 50~60程度? |
制服 | 男子:ブレザータイプ 女子:セーラータイプ |
監督 | 猫又育史 ※コーチは直井学 |
主将 | 黒尾鉄朗 |
プレースタイル | 高い守備力を活かした繋げるバレー |
初登場 | 3巻 |
横断幕 | 「繋げ」 |
かつて監督同士がライバルだったことから、烏野高校と深い因縁を持つ音駒高校。横断幕にある「繋げ」という言葉の通り、ボールをとにかく繋げる守備力の高さがウリとなっています。 特に主将を務める黒尾鉄朗のレシーブ・ブロック技術は抜群。さらにセッターの孤爪研磨を中心に攻撃面でもその実力を発揮しています。
数あるライバル校で1番好きなのが音駒!魅力的な選手が多すぎます。
梟谷学園高校:一球入魂
都道府県 | 東京都 |
---|---|
読み方 | ふくろうだに |
偏差値 | 50~60程度? |
制服 | 男子:ブレザータイプ 女子:ブレザータイプ |
監督 | 闇路建行 ※合同合宿時は夜中司 |
主将 | 木兎光太郎 |
プレースタイル | 全体的にレベルが高い万能型バレー |
初登場 | 9巻 |
横断幕 | 「一球入魂」 |
音駒などとともに毎年合同合宿を開いている梟谷学園高校。全国大会出場経験もある強豪校となっており、東京ブロックでトップクラスの強さを誇っています。 そんなチームの中心となるのは主将であり、全国屈指のスパイカーでもある木兎光太郎。横断幕の「一球入魂」という言葉通り気合い抜群の選手ですが、その気合いゆえテンションで実力が上下するのが玉に瑕。チームメイトはそんな彼を支えながら、全国の強敵たちと戦っていきます。
木兎は作中屈指の明るい性格。彼を見ていると思わず笑ってしまいます。
戸美学園高校:正々堂々
都道府県 | 東京都 |
---|---|
読み方 | のへび |
偏差値 | 50~60程度? |
制服 | 男子:ブレザータイプ 女子:不明 |
監督 | 大水清心 |
主将 | 大将優 |
プレースタイル | 挑発などを交えて徹底的に勝利を目指すバレー |
初登場 | 22巻 |
横断幕 | 「正々堂々」 |
東京予選で音駒高校と戦った戸美学園高校。横断幕には「正々堂々」と書かれていますが、そのプレースタイルは真逆の印象。相手への挑発をする一方で審判の前では好青年として振る舞うなど、あらゆる手段を使って勝利を目指すチームとなっています。 しかしその「卑怯」とも思えるスタイルは勝利を求めるがゆえ。その証拠にバレーの実力自体も非常に高く、音駒の黒尾はその守備力の高さをしっかりと評価していました。
イヤなチームなんですが、勝ちたい気持ちはわかります。不思議と嫌いになれないんですよね。
早流川工業高校:何度でも立て
都道府県 | 石川県 |
---|---|
読み方 | さるかわこうぎょう |
偏差値 | 50前後? |
制服 | 男子:不明 女子:不明 |
監督 | 鹿尾有敬 |
主将 | 白峰周 |
プレースタイル | 守備力の高さを活かした粘りのバレー |
初登場 | 30巻 |
横断幕 | 「何度でも立て」 |
音駒高校と激戦を繰り広げた早流川工業高校。本校の監督を務める鹿尾有敬は音駒の猫又監督の元教え子。その思想をしっかりと受け継いでおり、早流川工業は高い守備力を有する粘りのチームとなっていました。横断幕に掲げる「何度でも立て」という言葉からもそれがひしひしと伝わってきますね。 また音駒戦ではチームの中心となる孤爪の体力を削る作戦をとるなど、頭脳戦でも秀でた部分を見せていました。
守備や知略で敵を倒す、地味だけど相手にはしたくないチームですね。
椿原学園高校:細き流れも大河となる
都道府県 | 神奈川県 |
---|---|
読み方 | つばきはら |
偏差値 | 50~60程度? |
制服 | 男子:不明 女子:不明 |
監督 | 大佐渡巽 |
主将 | 越後栄 |
プレースタイル | エースを中心としたバレー |
初登場 | 26巻 |
横断幕 | 「細き流れも大河となる」 |
烏野高校が春高初戦で戦った椿原学園高校。超高校級のパワーを誇るウイングスパイカー、寺泊基希を中心に全員で勝利を狙いに行くチーム。横断幕の「細き流れも大河となる」という言葉はそんな連携力の高さをよく表わしています。 ちなみに春高に2年連続で出場している強豪校ですが、1年目は初出場ということもあり緊張でボロボロだった様子。しかし烏野戦ではその実力を発揮し、翔陽たちを大いに苦しめていました。
椿原が使った天井サーブにびっくり!春高初戦から印象深い試合でした。
稲荷崎高校:思い出なんかいらん
都道府県 | 兵庫県 |
---|---|
読み方 | いなりざき |
偏差値 | 55~65程度? |
制服 | 男子:ブレザータイプ 女子:不明 |
監督 | 黒須法宗 |
主将 | 北信介 |
プレースタイル | セッターの宮侑を中心とした攻撃的バレー |
初登場 | 24巻 |
横断幕 | 「思い出なんかいらん」 |
春高で烏野と激戦を繰り広げた稲荷崎高校。全国大会常連校となっており、インターハイ準優勝経験もある超強豪校です。そのプレースタイルは非常に攻撃的で、高校No.1セッターと言われる宮侑を中心に多彩な攻撃パターンを開発し採用。 横断幕の「思い出なんかいらん」という言葉通り、定石や過去を無視して挑戦を続ける「自由なプレースタイル」が特徴的です。
作中でも屈指の実力を誇る稲荷崎。双子の宮兄弟がいい味出してるんですよね。
鴎台高校:習慣は第二の天性なり
都道府県 | 長野県 |
---|---|
読み方 | かもめだい |
偏差値 | 50~60程度? |
制服 | 男子:不明 女子:不明 |
監督 | アーロン・マーフィ |
主将 | 諏訪愛吉 |
プレースタイル | 全国屈指のブロックと最強エースによる万能型バレー |
初登場 | 24巻 |
横断幕 | 「習慣は第二の天性なり」 |
春高で烏野の前に立ちはだかった強豪校・鴎台高校。伊達工業さえ上回る全国屈指のブロック力を持ち、その守備力は作中でもトップクラス。さらに「小さな巨人」と呼ばれる星海光来を擁しており、攻撃面でも高い爆発力を発揮することが可能。 しかしチーム内に「天才」と呼べる人材はおらず、横断幕にある「習慣は第二の天性なり」という言葉通り、日々の練習で実力を築き上げてきた努力型のチームです。
星海は作中でも最強レベルのスパイカー!翔陽のライバルの1人です。
井闥山学院高校:努力
都道府県 | 東京都 |
---|---|
読み方 | いたちやまがくいん |
偏差値 | 50~65程度? |
制服 | 男子:不明 女子:不明 |
監督 | 不明 |
主将 | 飯綱掌 |
プレースタイル | エースを中心としたプレースタイル? ※詳細は不明 |
初登場 | 24巻 |
横断幕 | 「努力」 |
全国大会の常連校であり、東京都最強の座に君臨する井闥山学院高校。作中でも屈指の超強豪校として登場していますが、その試合が詳細に描かれることはありませんでした。 そのためプレースタイルは不明ですが、全国トップクラスのスパイカーである佐久早聖臣や高校No.1リベロの古森元也を中心に試合を進めていたと思われます。また横断幕に「努力」と掲げていたため、膨大な練習量で実力を築き上げたチームなのかもしれません。
エースの佐久早は作中屈指の変わり者!プロになってから大活躍していましたね。
各校の横断幕はどれもこれも個性的!
各校が掲げている横断幕の言葉は非常に個性的で、その学校のカラーを如実に表しています。 各チームのスローガンを知りながら本作をチェックすれば、きっといつも以上に試合やドラマを楽しめるはず。これを機に『ハイキュー!!』の原作やアニメを改めて楽しんでみてはいかがでしょうか。