綾野剛はめちゃくちゃ熱い男だった!出演映画・ドラマから俳優魂を紐解く

2017年11月13日更新

映画やドラマを中心にさまざまな役柄をこなす実力派俳優・綾野剛。映画『クローズZEROII』などの激しいアクションもこなすいっぽうで、ドラマ『コウノドリ』では優しく正義感溢れる役どころを演じるなど、その多才な魅力に注目が集まっています。今回はそんな彼の魅力やおすすめの出演映画・ドラマ作品をまとめてみました。

綾野剛のプロフィール

綾野剛は1982年1月26日、岐阜県出身の俳優です。現在多くの映画・ドラマ・CMなどに出演しています。薄めの顔は"塩顔"と評され、女性を中心に圧倒的な人気を誇っています。

自分の本名を公開していませんが、中島剛、河内剛などの説が流れています。

今回は魅力たっぷりな綾野剛について、徹底紹介していきます。

『仮面ライダー555』で俳優デビューした綾野剛

高校卒業後、上京しモデルやバンドでの音楽活動を中心に芸能活動をスタートさせ、2003年21歳のときに『仮面ライダー555』で俳優としてのキャリアをスタートさせました。

実は陸上選手!

中学・高校と陸上に励んでいたそうです。1996年には岐阜県中学校総合体育大会陸上競技大会にて800M優勝を果たし、1998年には岐阜県高等学校総合体育大会陸上競技大会800M準優勝をしています。

『奈緒子』では三浦春馬と共に陸上に励むシーンも観ることができます。素晴らしいランニングフォームです。

クール派?かわいい派?変幻自在さを披露する綾野剛

彼は実にさまざまな役を演じています。クールだったり気難しい役だけではなく、お茶目な役を演じることも多く、そういったギャップが多くの女性ファンの心をつかんでいるようです。

ドラマ『空飛ぶ広報室』より空井大祐

新垣結衣と共演したドラマ『空飛ぶ広報室』では、仕事にも恋愛にもまっすぐな空井大祐を演じました。そのひたむきで素直なキャラクターは、かっこよくてかわいい!と話題になりました。

映画『ピース オブ ケイク』より菅原京志郎

2015年に公開された『ピース オブ ケイク』では、彼女がいながらも主人公・志乃(多部未華子)にどっちつかずな態度をとってしまう志乃のバイト先の店長・京志郎を演じました。

一途とはいえないけど、どこか憎めない……そんなキャラクターもリアルに演じることができます。

俳優・綾野剛の魅力とは

役者として、その役を生きたいかどうか

2003年のデビューから早12年経過した彼の元へ映画やドラマなどの出演オファーは絶えることはないと言います。基本的に舞い込んだオファーは受けたいというのが綾野流だとか。その証拠に、その出演本数は数え切れないほどで、若手俳優の中でも郡を抜いています。

その仕事の基準となるのが「その役を生きたいか」ということなのだそうです。主役であっても脇役であっても、どんなに小さな役だとしても、脚本を必ず初稿段階からチェックしてオファーを受けるか否かを決めているとのこと。

彼自身は「そこに理由はなく、どんな役か気になるだけ。」と答えています。

表情豊かな自由自在の演技

『そこのみにて光輝く』で生きる目的を失ってしまった自分との葛藤に苦しむ男を演じたかと思えば、『クローズZEROⅡ』では争いになるといきなり豹変するギャップキャラを演じました。

悪役をやったかと思えば、爽やかな男性をいとも簡単に演じてしまう。役によって雰囲気がガラっと変わってしまい、どれが本当の彼なのかさっぱりわからなくなってしまうところに俳優としての魅力があるのかもしれません。

仕事の大きさは問わない

「どんな役も生きてみたいんで、できることなら、来たお仕事、いただいたオファーは全部受けたいと思っています」と語っています。様々な役柄をやることによって自分を変えていくことに楽しさを見出し、変化を楽しんでいるようです。逆に、一つのかたちに固まってしまうことが非常に、恐怖なんだとも語っています。

大切なのは今

どちらかというと未来のことを考えられないだと語っています。

3年後、5年後のことを考えてしまうと、そこに向かって走らないといけないから、苦しくなってしまう。足もとの大事なモノを見落としてしまいそうな気もするため、目の前のことを地に足つけてやっていく、ということしか考えていませんとインタビューでコメントしていました。

綾野剛の役作り

自分の考えに対してしっかり芯のあり、もちろん役者という職業にもこだわりがあるようで、役作りに対して3つのポリシーを掲げています。

役づくり1:髪の毛はプライベートでは切らない?!

役作りを考えるときに意識しているのは髪の毛と声だといいます。髪の長さは監督やスタッフ皆さんとイメージを固めているためにプライベートでは8、9年髪を切っておらず、仕事が無い時は伸ばしっぱなしだといいます

役づくり2:声は役ごとに決める

ドラマ『S -最後の警官-』では声を太くして話したり、『最高の離婚』ではホワホワした感じにしゃべったりしていたそうです。その役柄の生き方が、発声や言葉に表れますからことから、発声は現場に行って感じ取った上で、役ごとに全部変えているといいます。

役作り3:あえて作りこみすぎない

なんと台本に何も書き込まないといいます。セリフのみ覚えて、完全にニュートラルにフラットな状態で現場に行くそうです。その時に、セリフを完璧に覚えないのもコツなんだとか。完全に覚えないことで、自由に工夫を加えることができるためだそうです。

2017年は主演映画から人気漫画の実写まで幅広く出演

『武曲 MUKOKU』【6月3日公開】

芥川賞作家・藤沢周による同名小説を原作に、『私の男』の熊切和嘉監督がメガホンをとり映像化を実現。 綾野演じる主人公・矢田部研吾は、剣の達人の息子に生まれ剣道を極めながら、ある事件を境に生き方を見失い剣からも遠ざかってしまいました。一方、村上虹郎演じる高校生ラッパーの羽田融は、未開発ながら剣について天賦の才能を持っているといいます。 別々に歩んできた2人の人生が交錯する時、宿命の対決の火ぶたが切られるのです。雨の降りしきる中撮影された綾野剛と村上虹郎の真剣勝負、鍛え抜かれた肉体と剣さばきは必見です。

『亜人』【9月30日公開】

『るろうに剣心』の本広克行監督が、累計発行部数650万部を超える大人気コミックの実写化に挑みます。主人公・永井圭役を佐藤健、他にも『るろうに剣心』のスタッフが大勢参加しこれまでにないアクション作品に仕上がりました。 「絶対死なない人間」=亜人、交通事故をきっかけに亜人であることが判明する永井圭。厚生労働省、佐藤率いる亜人テロ集団、人間、亜人の争いに巻き込まれながら、亜人としていかに生きていくべきかを模索していくのです。 綾野が演じるのはテロ組織を束ねる亜人・佐藤。高度な戦闘力を誇り、永井を仲間に引き入れたがっていますが……。敵か味方か、得体の知れない人物を怪演しています。

『ラストレシピ~麒麟の舌の記憶~』【11月3日公開】

「麒麟の舌」=絶対味覚をもつという天才料理人・佐々木充が、戦時下の満州で作られた幻のレシピ“大日本帝国食菜全席”の再現に挑みます。 主人公・佐々木充を演じるのは、『母と暮らせば』で日本アカデミー賞主演男優賞を受賞した二宮和也。1930年代、幻のレシピに挑んだ料理人・山形直太朗役を西島秀俊、妻・千鶴役を宮崎あおいが演じます。 綾野が演じるのは同じ擁護施設で育ち、充の一番の理解者である柳沢健。他人に心を開かない主人公・充を心配し、何くれとなく世話を焼く温かい男です。

おすすめ出演映画

『クローズZERO Ⅱ』(2009年)

この作品で顔を知った方も多いのではないでしょうか。三池崇史が監督を務めた『クローズZERO』の続編『クローズZERO II』に漆原凌役として出演しました。

小栗旬、山田孝之、三浦春馬などの豪華キャストで話題となりました。本作では激しいアクションに挑戦しています。この作品で共演した山田孝之とはプライベートでもとても仲が良いそうです。

『GANTZ(ガンツ)』(2011年)

二宮和也、松山ケンイチ出演の『GANTZ』に綾野剛が出演していたことをご存知ですか?彼が演じたのは黒服星人のリーダー壹です。吸血鬼のごとき特殊能力を使い、主人公たちを苦しめます。

『へルタースケルター』(2012年)

岡崎京子の人気漫画を沢尻エリカ主演で映画化した『へルタースケルター』。

綾野はりりこ(沢尻エリカ)のマネージャーである羽田(寺島しのぶ)の恋人でありながら、りりこの誘惑に翻弄されてしまう奥村を演じています。

『るろうに剣心』(2012年)

同名人気漫画の映画化『るろうに剣心』。佐藤健が主人公の緋村剣心を演じ、近年の邦画ではあまり見られないほどの高いクオリティのアクションで大好評となりました。

綾野剛が演じた外印という役は香川照之演じる武田観柳の用心棒という役で、怪しげな仮面を被ったキャラクターです。しかも仮面をとると顔に大きな傷のある綾野が出てくるのです。劇中では異様なオーラを放っていました。

『横道世之介』(2013年)

主人公の横道世之介とそのまわりの人々の人間模様を面白くもあたたかく描いた『横道世之介』。綾野剛は、高良健吾演じる横道世之介の友人・加藤雄介を演じました。

女性が苦手な加藤雄介は、まさに真逆のキャラクターと言えます。

『白ゆき姫殺人事件』(2014年)

湊かなえ原作の同名小説を井上真央主演で映画化。美人OLの殺人事件の犯人をめぐって加熱するメディアやSNSにスポットをあてたミステリーです。

綾野は友人の証言をもとに事件を追う週刊誌記者・赤星を演じています。

『そこのみにて光り輝く』(2014年)

函館を中心に撮影が行われた『そこのみにて光り輝く』は数々の賞を受賞しました。池脇千鶴、菅田将暉らとともに大ヒットの一端を担ったのが綾野剛です。

高い演技力を評価されキネマ旬報ベスト・テン 主演男優賞を受賞し、批評家からも高い評価を受けました。

『ルパン三世』(2014年)

誰もが知る大怪盗が活躍する人気アニメ『ルパン三世』の実写版が2014年に公開されました。ルパン三世を演じたのは小栗旬ですが、斬鉄剣を振り回す人気キャラクター石川五ェ門を演じたのが綾野です。

本作ではおきまりのセリフ「またつまらぬものを切ってしまった…」も飛び出し、ファン必見の映画となっています。

綾野剛の2015年の出演映画が凄い!

『ソレダケ/that’s it』

5月27日公開。『狂い咲きサンダーロード』で知られる石井岳龍監督作品。bloodthirsty butchersの同名曲から着想を得て制作されました。

綾野はギャングのボス千手完役で出演しています。

『新宿スワン』

5月30日公開。『愛のむきだし』の園子温監督、和久井健原作による人気コミック「新宿スワン 歌舞伎町サバイバルバトル」の映画化作品。

綾野剛は主人公の新人スカウトマン・白鳥龍彦を演じています。

『S-最後の警官- 奪還 RECOVERY OF OUR FUTURE』

8月29日公開。2014年に放送されたドラマの劇場版です。

綾野は神業と称される狙撃力を誇る狙撃手蘇我伊織を演じました。

『ピース オブ ケイク』

9月5日公開。田口トモロヲ監督、ジョージ朝倉による原作漫画の映画化です。

綾野は、多部未華子演じる主人公梅宮志乃の恋人菅原京志郎役で出演しています。

『天空の蜂』

9月12日公開の東野圭吾原作、堤幸彦監督作品です。

綾野剛は元自衛隊員雑賀勲役で出演。『S -最後の警官- 奪還 RECOVERY OF OUR FUTURE』で共演した向井理と本作でも共演しています。

2016年の綾野剛出演映画!

『リップヴァンウィンクルの花嫁』

『小さいおうち』で演技力が高く評価された若手女優の黒木華を主演に迎え、岩井俊二が『花とアリス』以来12年ぶりに長編実写映画を撮りました。

派遣教員である七海(黒木華)がSNSを通して知り合った鉄也と結婚するが、少ない親族をごまかすため「なんでも屋」の安室に代理出席を依頼。しかし七海と鉄也の結婚はうまくいかず、七海は苦境に追いやられます。そして安室が斡旋する奇妙なバイトを七海が引き受け…。

綾野剛はなんでも屋の安室を演じ、そのほかにミュージシャンとして活動しているCocco、地曵豪、原日出子、金田明夫らと共演しています。

『64 -ロクヨン- 前編・後編』

2016年に前編、後編の2部構成で公開された『64 ロクヨン』。本作は、本屋大賞で2位になった横山秀夫の同名小説が原作。2015年にはピエール瀧主演でNHKでドラマ化されました。

映画版の主演は佐藤浩市で、綾野剛は佐藤浩市演じる警視三上義信の部下諏訪役で出演しました。佐藤浩市は本作で、第40回日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞しました。

『日本で一番悪い奴ら』

2016年6月24日に公開された綾野剛主演の映画です。日本警察史上最大の不祥事と言われている「稲葉事件」を基に撮影されました。綾野は、正義だと信じて悪に染まっていく警部を演じます。また、この役作りのため綾野は体重を10キロ増減させたとか。

彼の演技に対する熱い思いが伝わってきます。

『怒り』

2016年9月に公開された映画『怒り』。吉田修一原作、李相日監督という『悪人』と同じコンビによる映画作品。渡辺謙、森山未來ら超豪華キャストが集結しました。

綾野は、妻夫木聡とゲイカップルを演じるためプライベートでも2週間同棲生活を送ったんだとか。それぞれの俳優陣の熱演があってか、映画は好評のままに幕を閉じました。

ドラマでも大活躍!綾野剛出演のおすすめドラマ

『Mother』(2010年)

児童虐待に焦点を当て、芦田愛菜の好演にも注目が集まったドラマ『Mother』では、芦田愛菜演じる怜南に虐待を繰り返す男を演じています。怪しい雰囲気が怖いです…。

『カーネーション』(2012年)

名が一般に知れ渡ったとも言えるのが連続ドラマ小説『カーネーション』への出演です。三味線が得意な紳士服職人、周防龍一を演じました。『Mother』で共演した尾野真千子と、本作『カーネーション』でも共演したことで話題に。

綾野剛が演じた周防は、妻子がありながらも尾野演じるヒロイン・糸子と恋に落ちる男性です。

『最高の離婚』(2013年)

瑛太、尾野真千子、真木よう子らとともに一癖あるアラサーの夫婦を演じました。離婚率の高い現代の「家族事情」を背景に男女の結婚観を赤裸々に描いています。

綾野剛は真木よう子と夫婦役の上原諒を演じています。

本作の出演で、「悪そうな役」や「アンニュイな男」といったイメージから一転、新たな一面を見ることができたのではないでしょうか。幅広い役柄で多才な演技力を見せ続けています。

『すべてがFになる』(2014年)

大人気同名推理小説のドラマ化『すべてがFになる』で、天才准教授、犀川創平役を演じました。

原作のファンからの前評判は芳しくなかったものの、抜群のオーラで役を演じ切りました。

『コウノドリ』(2015年)

2015年10月から放送されたドラマ『コウノドリ』。鈴ノ木ユウの同名医療コミックをドラマ化したです。

謎の天才ピアニストのBABYは都内で行われた自身のライブを開始わずか10分で終わらせ、ある場所に向かいます。BABYが向かった先はペルソナ総合医療センター。なんとピアニスト・BABYの裏の顔はペルソナ総合医療センター産科医・鴻鳥サクラだったのです。

サクラは周囲からの反対を押しのけて、リスクの高い未受診妊婦の出産を無事に行うべく奮闘します。

綾野は天才ピアニスト・BABYでありながら、産科医として働く鴻鳥サクラを演じており、松岡茉優、吉田羊、坂口健太郎と共演を果たしています。

『フランケンシュタインの恋』(2017年)

120年前、医学博士の実験によって生み出された不老不死の怪物、人呼んでフランケンシュタイン。長い間、人との接触を避け、山の奥深くに潜み生きてきたのですが、1人の女性と運命的な出会いを果たし世界が開けていくのです。 ピュアなハートを持った風変わりな怪物役を綾野、ヒロインの津軽継実役を二階堂ふみが演じています。 “僕は人間じゃないんです”という歌い出しにドキリとさせられるエンディングテーマ、RADWINPSが歌う「棒人間」。周りとの違和感を感じる主人公の心情がドラマの内容にぴたりとはまっています。