2022年6月17日更新

『ワンピース』カタクリはモチモチの実の能力者!クールで気高い男の正体とは

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カタクリとは尾田栄一郎原作、週刊少年ジャンプに連載中の漫画及びアニメーション作品『ワンピース』の登場人物の1人で本名はシャーロット・カタクリと言います。 四皇の1人ビッグ・マムの次男であり、ビッグマム海賊団最高戦力スイート3将星の1人に数えられる人物です。 モチモチの実の能力者で、ルフィと似たような戦い方をします。3将星の中でも最強と謳われており、その懸賞金は脅威の10億越え。筋肉質な肉体に身長は5mとかなりの大柄で普段はファーで口元を覆い隠しています。 クールで気高い性格をしており、弟や妹のことを大切に思う優しい一面もあります。

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カタクリのかっこいいワンシーン

カタクリとルフィの戦いの際中36女のフランベが登場し、カタクリにバレないよう陰から援護に入ります。そのお陰でカタクリに致命傷とも言える一撃を食らってしまうルフィ。 その後もフランベはカタクリに好かれようと汚い手を使ってルフィを邪魔しては小馬鹿にして笑っていました。しかし、その笑い声でフランベの存在に気付いたカタクリ。ルフィの行動がおかしかった理由が妹の行動によるものだと気が付き、自分の腹を抉るという驚きの行動に出ます。 そして「薄っぺらい援護などするな!」と妹を怒鳴りつけるのです。普段妹を大切に思うカタクリもこの勝負にケチを付けられことは気に障った様子。カタクリの男らしさが光るシーンとなっています。

【ネタバレ有】カタクリの正体、秘密は口にあり?

カタクリの意外な正体が分かるのが、ルフィとの戦いの際中にあった「おやつの時間」です。カタクリは15時になると自分の能力を使って作ったモチの社の中でお菓子を食べる習慣があり、この時は誰も入れないようにしています。しかし、ルフィにとってそれは関係のないこと。 強引に社を破壊すると、そこには仰向けに寝そべり大口を開けてドーナツを嬉しそうに頬張るカタクリの姿がありました。1度も地に背をつけたことのない完璧な男の緩み切った姿はとても予想外。その姿を見られたカタクリは大激怒しました。 お菓子が好きなのは母親譲りのようですね。

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プリンと同じように虐げられた過去を持つ

ドーナツを食す際に大口を開けていたカタクリですが、その口にはサメのような牙がびっしり生え、口も耳の辺りまで大きく避けていました。 実は妹のプリンが三つ目族であるのと同様にカタクリも容姿の所為で周囲の人から疎まれていたようです。 実際、カタクリの口を見たフランベは「触るなバケモノ」と口にしていますので、幼い頃にこのようなことを言われていた可能性があります。普段ファーで口元を隠しているのも、コンプレックスがある故なのでしょう。

ルフィ対カタクリの勝負の決着

ワンピース ONE PIECE ルフィ
©尾田栄一郎/集英社 ©尾田栄一郎/集英社・フジテレビ・東映アニメーション ©BANDAI NAMCO Entertainment Inc.

後半までカタクリ優勢かと思われた戦いですが、ルフィが見聞色の覇気に目覚め始めたことで徐々にカタクリに追いつき始めます。そして、ルフィのギア4thスネイクマンが登場。スピードで圧倒するも、まだまだ勝負はつきません。 壮絶な打撃の打ち合いの末、ルフィのパンチがカタクリの腹に決まり倒れる両者。最後に2人とも意識を取り戻し、カタクリはルフィに「いつかビッグマムを倒しに来るのか?」と問います。それに「勿論だ。俺は海賊王になる男だ」と答えるルフィ。 その答えを聞いたカタクリは「ずいぶん未来を見てやがる」と小さく笑って倒れたのでした。

カタクリが仲間になる可能性を考察

ワンピース ONE PIECE 劇場版ワンピース
(c)尾田栄一郎/集英社・フジテレビ・東映アニメーション (c)東映・東映アニメーション・集英社・フジテレビ・バンダイ 

強大な敵としてルフィの前に立ちはだかり最後には倒れたカタクリですが、彼が仲間になるという可能性もあるのでは?という考察が登場してます。まず、今回ビッグ・マムの海賊団が半壊状態にまでなったことで、カイドウにつけ入る隙を与えるのではないか、という前提が浮上します。 そうするとビッグ・マムのポーネグリフを狙ってカイドウが動き始めるという可能性から、カイドウ対ビッグ・マム海賊団の同盟が出来るのではないか、というものです。同じ船に乗るかはともかく、同盟という形で味方になる可能性はあるかもしれません。 ルフィとカタクリが共闘することが出来たらとても熱い展開になりそうです。

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カタクリの声優は低音ボイスが魅力的なこの人!

杉野智和

クールで気高いけれどドーナツが大好き。そんなカタクリの声を演じたのは1980年10月11日生まれの杉田智和です。重厚感のある低音ボイスが特徴的で、青年や兄貴分の役の多く、コミカルな役からシリアスな役までこなします。 数多くの作品でメインキャスト、主人公として登場しており『涼宮ハルヒの憂鬱』のキョン、『銀魂』の坂田銀時、『ジョジョの奇妙な冒険』のジョセフ・ジョースターなどが代表作となっています。 カタクリを演じた際には「カタクリの芝居に言いたい事は全て込めました。伝わるかどうかという事に興味はありません。ですが必ず伝わると思います」と強気のコメントをしています。