2019年6月14日更新

死の外科医トラファルガー・ローの能力や強さ、ルフィとの関係を解説【ワンピース】

one piece ワンピース トラファルガーロー

大人気少年漫画「ワンピース」。この中に登場する王下七武海の一員、トラファルガー・ローとは、一体どんな人物なのか。本名は?タトゥーの意味は?死の外科医という異名はなんなのか。イケメン海賊ローに迫る7つのエピソードを紹介します。

目次

トラファルガー・ローはルフィの味方に?「死の外科医」のイケメン過ぎる人物像とは【ワンピース】

1997年に少年ジャンプで連載開始し、幅広い層のファンに20年以上支持されつづけている『ONE PIECE(ワンピース)』。主人公モンキー・D・ルフィが海賊王を目指し、仲間と共に冒険を繰り広げる王道漫画です。 物語が折り返しとなる新世界編以降、ルフィをはじめとする11人の大物ルーキー海賊「超新星」が、重要な立ち位置をになっています。 その中でも、ルフィと同盟を組み最も物語中での活躍が見られるトラファルガー・ロー。彼は作中で1番のイケメンキャラクターとしても人気です。 今回は、そんなトラファルガー・ローについて、彼の強さや能力、人物像を紹介するとともに、これまでのルフィとの関係を解説していきます。 ※この記事には2019年6月現在までの「ワンピース」に関するネタバレが含まれています。まだ最新の情報まで追えてない人や、アニメ版のみ視聴している人は、十分に注意してください。

トラファルガー・ローはルフィに次ぐ超新星の出世頭

「ハートの海賊団」船長トラファルガー・ロー

トラファルガー・ローは、ハートの海賊団を率いる船長です。麦わらのルフィと同時期に名を上げ始めた海賊たちは「最悪の世代」と呼ばれ、中でも億越えの懸賞金をかけられた11人のルーキー海賊は「超新星」と呼ばれています。彼はそのうちの一人に数えられていて、初登場時の懸賞金は2億ベリーでした。 シャボンディ諸島編で初めてその姿が描かれたトラファルガー・ロー。「死の外科医」と呼ばれるほどの残忍さで知られている海賊として登場しました。そしてルフィ、ユースタス・キャプテン・キッドとともに海兵たちを一層。同じルーキー海賊として、ルフィとキッドに勝るとも劣らない実力を見せつけました。 彼の仲間にはクマのミンク(獣人)であるベポや、天竜人の奴隷として扱われていたところをローに拾われたジャンバールなどがいます。ロー以外の強さは、今のところ詳しくは明かされていません。

ローの生い立ち

トラファルガー・ローは北の海(ノースブルー)出身です。彼が生まれ育ったフレバンスという国は、おとぎ話のような真っ白な町が有名でした。地層からは珀鉛(はくえん)という高値で取引される鉛が採掘され、その恩恵で国は栄えていたのです。 しかし珀鉛には恐ろしいリスクがありました。鉛には微量な毒が含まれており、採掘している人の体に蓄積されていくのです。しかしその影響は、親から子へ、そしてその子孫へと、徐々に表れていきます。人々がその有害性に気づいた時には手遅れで、国中の人が「珀鉛病」にかかっていました。 やがて移住しようとする人々と、病を持ち込みたくない他国との間で戦争が勃発してしまいます。珀鉛病は伝染病ではないものの、風評被害によって国は亡んでしまいました。 全身の肌や毛が白くなり、全身の痛みを伴いながらやがて死に至る病「珀鉛病」。ローも例外ではなく、その病魔に蝕まれていました。彼は世界を恨むようになり、やがてひょんなことから七武海ドンキホーテ・ドフラミンゴの海賊団に拾われることになるのです。

ローの命の恩人、コラソンとの関係

王下七武海の一人、ドンキホーテ・ドフラミンゴには実の弟がいました。名前はドンキホーテ・ロシナンテ。彼はコードネーム・コラソンという名で呼ばれており、海賊団の最高幹部の一人でした。 しかしコラソンは、実は裏では海軍のスパイとして動く海兵だったのです。彼は「ナギナギの実」という悪魔の実を食べた「音を消す」能力者でしたが、それすらも兄ドフラミンゴには知らせず、秘密裏に暗躍していたのです。 ローが海賊団にやってくると、コラソンは彼を連れて次々と病院を回ります。しかし、どの病院でも珀鉛病の患者は診れないと断られるのです。そんなある日の夜、ローの素性に同情して涙を流したコラソンを見て、彼は次第に心を開いてきます。 あるときドフラミンゴはコラソンに一報を入れます。彼は、どんな病気も治すことのできる「オペオペの実」を見つけたので、コラソンに食べさせ、ローを治療させようとしました。しかし、すでに能力者であることを隠しているコラソンにとっては、それは不都合でした。 コラソンはドフラミンゴたちより先に、敵のアジトから「オペオペの実」を奪い、ローに食べさせます。しかし、やがてドフラミンゴにスパイだとバレてしまい、コラソンはローだけでも逃がそうと、命を張って「ナギナギ」の能力を使うのでした。コラソンの死を嘆き、泣きじゃくるローでしたが、コラソンの能力によってその泣き声は誰にも聞かれることなく、彼は逃げ切ることが出来たのです。 そして自分の病を治し、生き延びました。「ワンピース」登場キャラクターはつらい過去を経験している人物が多いですが、そのなかでも極めて悲しい事件ですね。この出来事以来、ローはドフラミンゴを恨んでいます。

ローの強さと能力は?七武海になった実力者

王下七武海の一員に

ローはマリンフォード頂上戦争編から2年後、パンクハザード編で再登場します。ルフィたちと同様に「超新星」に数えられていた彼は、海軍本部に海賊の心臓100個を上納することで王下七武海の1人となっていたのです。 海軍本部、四皇と並んで世界3大勢力に数えられる王下七武海。そこに名を連ねる確かな実力者です。王下七武海になる直前の懸賞金は4億4000万ベリーでした。ローは、ルフィとともにドフラミンゴを打ち破ると、王下七武海からは除名され、懸賞金5億ベリーにまで上がることに。

「オペオペの実」を食べた、改造自在人間

ローが食べた悪魔の実は「オペオペの実」。人の体も含め、あらゆるものを自在に改造できる能力です。ドーム状のサークルを作り、その中で切断や接合など外科手術のようなことができます。この能力で斬られた人物は死なず、ローの意のままに体のパーツを操られることになるのです。 この能力により、任意の相手の心臓だけを抜いて、生かしたまま対象の生死を握ることができます。また、「シャンブルズ」という技は、複数人の人格を入れ替えてあべこべにすることも可能。自由自在に相手の体や命を操るさまは、まさに「死の外科医」です。

ローのタトゥーには「Dの一族」の秘密が?

Dの一族とは

ローの本名は「トラファルガー・D・ワーテル・ロー」といいます。「D」が隠し名、「ワーテル」が忌み名であり、彼の過去編で明らかになりました。 ワンピースでは「D」の名を持つ人物が何人か出てきています。主人公モンキー・D・ルフィの一族をはじめとし、エースや海兵サウロ、そして海賊王ゴール・D・ロジャーにまで、この一文字が。 このDの謎はまだはっきりとは明かされていませんが、「 Dの一族」「Dの意志」という言葉が作品中にたびたび出ています。コラソンによればDの一族は「神の天敵」と呼ばれることがあるそうです。またDの意志は、次の世代へと脈々と受け継がれていくのだとか。 「ワンピース」には、世界の創造主として神のように扱われる天竜人が登場します。神の天敵とは、もしかしたら、権力を打ち破る存在を指しているのかもしれません。

ローのタトゥー「DEATH」

ローの右手の指に入っている「DEATH」というタトゥー。一見「死」を示すDEATHのようですが、これは実は「D EAT H」(DはHを食べる)ではないかという説があります。 コラソンの故郷では子供をしつける時に、「行儀の悪い子はディーに食べられてしまう」と言います。これを聞いたローが、タトゥーにして指に彫っている、という見方ができるのです。 Dの名を持つ人物は、すでに作中でも複数人登場しています。ではHとは何なのでしょう?ギリシャ神話の中には「ヘルメース」という神が登場しますが、それをもじった存在が「ワンピース」に登場するのでしょうか? このような噂がある一方、タトゥーがただの「死」を表す「DEATH」である可能性の方が高い気がします。しかし「ワンピース」にはこういう小ネタがいくつも隠されているので、もしかしたらあながち無い線ではないかも......?

ルフィとの関係は?今後の展開に注目

マリンフォード頂上戦争編

エースの処刑を巡って、白ひげ海賊団やインペルダウン脱獄囚たちが激闘を繰り広げた、マリンフォード頂上戦争編。エースが海軍大将サカズキ(赤犬)の一撃に命を奪われ、そのショックと蓄積したダメージにより、ルフィは瀕死状態に陥ります。 そんな折、なぜか海軍本部の近海には「ハートの海賊団」の潜水艦ポーラータング号の影が。医者の一面を持つトラファルガー・ローは、ルフィに治療を施すのです。 残忍で知られる海賊トラファルガー・ローがルフィを救ったことに、読者は大変驚かされました。彼がルフィを救ったことは気まぐれ、あるいは直観だったようですが、ここから彼ら2人の関係が大きく動き始めました。

ドレスローザ編

ローとルフィはパンクハザード編で再会し、四皇の一人カイドウを倒すべく同盟を組みます。彼らはともにシーザー・クラウンを捕らえ、人造悪魔の実「SMILE(スマイル)」の製造に必要な「SAD」開発を中止させることに成功するのです。 それは四皇カイドウと七武海ドンキホーテ・ドフラミンゴ両者の取引をお釈迦にしたも同然の行為。当然彼らは、カイドウとドフラミンゴの2人から恨みを買います。 パンクハザード編が終わると、麦わらの一味とハートの海賊団は、ドフラミンゴの支配する国・ドレスローザへと入国します。そして国全体を巻き込んだ、壮絶な戦いが幕を開けるのです。 2人の同盟は続いていましたが、ルフィの自由過ぎる行動にはローも振り回されっぱなし。彼はこのあたりから、いじられキャラになっていきます。

ワノ国編

2019年現在進行中のワノ国編。ローとルフィはついに、同盟の目的であった四皇カイドウを倒すため、彼の支配するワノ国へと潜入しました。 そこにはカイドウの部下になった超新星、バジル・ホーキンスやX(ディエス)・ドレークたちの姿も。さらにはユースタス・キャプテン・キッドが捕虜になっていたりと、これまでにない波乱の展開を期待させます。麦わらの一味とハートの海賊団の同盟軍は、無事カイドウを倒すことが出来るのでしょうか? ローとルフィとの同盟は、カイドウを倒すという目的のもと結ばれました。もしかしたら、ワノ国編が終わったらしばらくの間、ローたちの活躍は描かれなくなってしまうかもしれません。それでもルフィとの関係が、ロジャーと白ひげのように長く続いてくれることを期待したいですね。

声優・神谷浩史がアニメ版ローを演じる

ローの声優を務めるのは神谷浩史。1975年1月28日生まれ、青二プロダクション所属の声優です。 彼は「進撃の巨人」(2013年)シリーズのリヴァイ兵長や、「物語」(2009年)シリーズの阿良々木暦、『ハチミツとクローバー』(2005年)の竹本祐太など、数々の有名アニメで主役や人気の脇役を演じてきました。 女性を中心に大人気となった、赤塚不二夫の『おそ松くん』を原作としたアニメ『おそ松さん』(2015年)でチョロ松の役も演じています。 チョロ松は、ダメな六つ子の中では比較的常識人で、ツッコミ役でした。 神谷はクールな低い声が印象的な声優。「ワンピース」のなかでイケメンポジションのトラファルガー・ローを、そのイメージにピッタリの声で演じています。

死の外科医トラファルガー・ローの今後に期待!ワノ国編では大活躍できるか?

今回は、ハートの海賊団船長トラファルガー・ローを紹介しました。「死の外科医」と呼ばれていた初登場時は、恐ろしい人物という印象だった彼。 しかし、同盟を組んだルフィに振り回されるさまや、過去編で描かれた過去の人物像から、愛すべきキャラクターの一人になってきましたね。そして懸賞金が5億ベリーという、確かな強さを持つことも彼の人気の理由の一つです。 2019年現在、ワノ国編は大盛り上がりの展開を見せています。ルフィと同盟を組んだローは、カイドウを倒すことが出来るのでしょうか?彼の活躍に期待です。