2021年9月7日更新

トラファルガー・ローの強さや能力を解説!記憶に残る名言も【ワンピース】

トラファルガー・ロー

トラファルガー・ローはルフィの味方に?死の外科医の正体とは【ネタバレ注意】

1997年に少年ジャンプで連載開始し、幅広い層のファンに20年以上支持されつづけている『ONE PIECE(ワンピース)』。主人公モンキー・D・ルフィが海賊王を目指し、仲間と共に冒険を繰り広げる王道漫画です。 物語が折り返しとなる新世界編以降、ルフィをはじめとする11人の大物ルーキー海賊「超新星」が、重要な立ち位置をになっています。 その中でも、ルフィと同盟を組み最も物語中での活躍が見られるトラファルガー・ロー。彼は作中で1番のイケメンキャラクターとしても人気です。 今回は、そんなトラファルガー・ローについて、彼の強さや能力、人物像を紹介するとともに、これまでのルフィとの関係を解説していきます。 ※この記事には2021年9月現在までの「ワンピース」に関するネタバレが含まれています。まだ最新の情報まで追えてない人や、アニメ版のみ視聴している人は、十分に注意してください。

トラファルガー・ローのプロフィールを紹介!急速に成長中?

「ハートの海賊団」船長のトラファルガー・ロー

ONE PIECE モノクロ版 51

トラファルガー・ローは、ハートの海賊団を率いる船長です。麦わらのルフィと同時期に名を上げ始めた海賊たちは「最悪の世代」と呼ばれ、中でも億越えの懸賞金をかけられた11人のルーキー海賊は「超新星」と呼ばれています。彼はそのうちの1人に数えられていて、初登場時の懸賞金は2億ベリーでした。 シャボンディ諸島編で初めてその姿が描かれたトラファルガー・ロー。「死の外科医」と呼ばれるほどの残忍さで知られている海賊として登場しました。そしてルフィ、ユースタス・キャプテン・キッドとともに海兵たちを一掃。同じルーキー海賊として、ルフィとキッドに勝るとも劣らない実力を見せつけました。 彼の仲間にはクマのミンク(獣人)であるベポや、天竜人の奴隷として扱われていたところをローに拾われたジャンバールなどがいます。ロー以外の強さは、今のところ詳しくは明かされていません。

ローの生い立ちと能力者になったきっかけ

ローの生い立ち

トラファルガー・ローは北の海(ノースブルー)出身です。彼が生まれ育ったフレバンスという国は、おとぎ話のような真っ白な町で有名でした。地層からは珀鉛(はくえん)という高値で取引される鉛が採掘され、その恩恵で国は栄えていたのです。 しかし珀鉛には恐ろしいリスクがありました。鉛には微量な毒が含まれており、採掘している人の体に蓄積されていくのです。しかもその影響は、親から子へ、そしてその子孫へと徐々に表れていきます。人々がその有害性に気づいた時には手遅れで、国中の人が「珀鉛病」にかかっていました。 やがて移住しようとする人々と、病を持ち込みたくない他国との間で戦争が勃発してしまいます。珀鉛病は伝染病ではないものの、風評被害によって国は亡んでしまいました。 全身の肌や毛が白くなり、全身の痛みを伴いながらやがて死に至る病「珀鉛病」。ローも例外ではなく、その病魔に蝕まれていました。彼は世界を恨むようになり、やがてひょんなことから七武海ドンキホーテ・ドフラミンゴの海賊団に拾われることになるのです。

命の恩人であるコラソンとの関係

王下七武海の1人、ドンキホーテ・ドフラミンゴには実の弟がいました。名前はドンキホーテ・ロシナンテ。彼はコードネーム・コラソンという名で呼ばれており、海賊団の最高幹部の1人でした。 しかしコラソンは、実は裏では海軍のスパイとして動く海兵だったのです。彼は「ナギナギの実」という悪魔の実を食べた「音を消す」能力者でしたが、それすらも兄ドフラミンゴには知らせず、秘密裏に暗躍していたのです。 ローが海賊団にやってくると、コラソンは彼を連れて次々と病院を回ります。しかし、どの病院でも珀鉛病の患者は診れないと断られるのです。そんなある日の夜、ローの素性に同情して涙を流したコラソンを見て、彼は次第に心を開いてきます。 あるときドフラミンゴはコラソンに一報を入れます。彼は、どんな病気も治すことのできる「オペオペの実」を見つけたので、コラソンに食べさせ、ローを治療させようとしました。しかし、すでに能力者であることを隠しているコラソンにとって、それは不都合でした。 コラソンはドフラミンゴたちより先に、敵のアジトから「オペオペの実」を奪い、ローに食べさせます。しかし、やがてドフラミンゴにスパイだとバレてしまい、コラソンはローだけでも逃がそうと、命を張って「ナギナギ」の能力を使うのでした。 コラソンの死を嘆き、泣きじゃくるローでしたが、コラソンの能力によってその泣き声は誰にも聞かれることなく、彼は逃げ切ることが出来たのです。 そして自分の病を治し、生き延びました。「ワンピース」登場キャラクターはつらい過去を経験している人物が多いですが、そのなかでも極めて悲しい事件ですね。この出来事以来、ローはドフラミンゴを恨んでいます。

ローの強さと能力は?七武海になった実力者

王下七武海の一員に

ローはマリンフォード頂上戦争編から2年後、パンクハザード編で再登場します。ルフィたちと同様に「超新星」に数えられていた彼は、海軍本部に海賊の心臓100個を上納することで王下七武海の1人となっていたのです。 海軍本部、四皇と並んで世界3大勢力に数えられる王下七武海。そこに名を連ねる確かな実力者です。王下七武海になる直前の懸賞金は4億4000万ベリーでした。ローは、ルフィとともにドフラミンゴを打ち破ると、王下七武海からは除名され、懸賞金は5億ベリーにまで上がることに。

「オペオペの実」を食べた、改造自在人間

ローが食べた悪魔の実は「オペオペの実」。人の体も含め、あらゆるものを自在に改造できる能力です。ドーム状のサークルを作り、その中で切断や接合など外科手術のようなことができます。この能力で斬られた人物は死なず、ローの意のままに体のパーツを操られることになるのです。 この能力により、任意の相手の心臓だけを抜いて、生かしたまま対象の生死を握ることができます。また、「シャンブルズ」という技は、複数人の人格を入れ替えてあべこべにすることも可能。自由自在に相手の体や命を操るさまは、まさに「死の外科医」です。

技・ROOM(ルーム)はまるで手術室?

ローの技の中で、基本であり最重要の「ROOM(ルーム)」。触れられない球状の空間を作り、その中に入った人間の身体を意のままに操ります。 ROOMに入った敵は患者のごとく、執刀医であるローに抗う術はありません。

ローのタトゥーに「Dの一族」の秘密が?

Dの一族とは

ローの本名は「トラファルガー・D・ワーテル・ロー」といいます。「D」が隠し名、「ワーテル」が忌み名であり、彼の過去編で明らかになりました。 ワンピースでは「D」の名を持つ人物が何人か出てきています。主人公モンキー・D・ルフィの一族をはじめとし、エースや海兵サウロ、そして海賊王ゴール・D・ロジャーにまで、この1文字が。 このDの謎はまだはっきりとは明かされていませんが、「 Dの一族」「Dの意志」という言葉が作品中にたびたび出ています。コラソンによればDの一族は「神の天敵」と呼ばれることがあるそうです。またDの意志は、次の世代へと脈々と受け継がれていくのだとか。 「ワンピース」には、世界の創造主として神のように扱われる天竜人が登場します。神の天敵とは、もしかしたら、権力を打ち破る存在を指しているのかもしれません。

ローのタトゥー「DEATH」

ローの右手の指に入っている「DEATH」というタトゥー。一見「死」を示すDEATHのようですが、これは実は「D EAT H」(DはHを食べる)ではないかという説があります。 コラソンの故郷では子供をしつける時に、「行儀の悪い子はディーに食べられてしまう」と言います。これを聞いたローが、タトゥーにして指に彫っている、という見方ができるのです。 Dの名を持つ人物は、すでに作中でも複数人登場しています。ではHとは何なのでしょう?ギリシャ神話の中には「ヘルメース」という神が登場しますが、それをもじった存在が「ワンピース」に登場するのでしょうか? このような噂がある一方、タトゥーがただの「死」を表す「DEATH」である可能性の方が高い気がします。しかし「ワンピース」にはこういう小ネタがいくつも隠されているので、もしかしたらあながち無い線ではないかもしれません。

ローの名言を紹介!クールかつ熱い

取るべきイスは……必ず奪う!!!

原作第595話にて、シャボンディ諸島付近に留まり新世界へ入ろうとしないロー。それにクルーは驚き焦りを露わにします。「新世界が」「黒ひげが」と口にする彼らに、ローは「黙っておれに従え……」と前置きした上で、このセリフを言い放ちました。 頭のキレと実力を兼ね備える彼が言うからこそカッコいい名言です。

弱ェ奴は 死に方も選べねェ

2年の時を経て王下七武海の一角にまで上り詰めたローは、パンクハザードで海軍と対峙します。軍艦を斬り裂き無茶苦茶な攻撃を次々繰り出す彼に、海兵は歯が立ちません。そして胴を真っ二つにされ「斬るなら殺せ」と語気を強めたたしぎに、彼が吐き捨てたのがこのセリフです。 過酷な状況で生き抜いてきたローの人生や、闇が渦巻く世界の絶望をよく表した名言でした。

ルフィとの関係は?各編ごとに紹介!

マリンフォード頂上戦争編

ONE PIECE モノクロ版 59

エースの処刑を巡って、白ひげ海賊団やインペルダウン脱獄囚たちが激闘を繰り広げた、マリンフォード頂上戦争編。エースが海軍大将サカズキ(赤犬)の一撃に命を奪われ、そのショックと蓄積したダメージにより、ルフィは瀕死状態に陥ります。 そんな折、なぜか海軍本部の近海には「ハートの海賊団」の潜水艦ポーラータング号の影が。医者の一面を持つトラファルガー・ローは、ルフィに治療を施すのです。 残忍で知られる海賊トラファルガー・ローがルフィを救ったことに、読者は大変驚かされました。彼がルフィを救ったことは気まぐれ、あるいは直観だったようですが、ここから彼ら2人の関係が大きく動き始めました。

ドレスローザ編

ローとルフィはパンクハザード編で再会し、四皇の1人カイドウを倒すべく同盟を組みます。彼らはシーザー・クラウンを捕らえ、人造悪魔の実「SMILE(スマイル)」の製造に必要な「SAD」開発を中止させることに成功するのです。 それは四皇カイドウと七武海ドンキホーテ・ドフラミンゴ両者の取引をお釈迦にしたも同然の行為。当然彼らは、カイドウとドフラミンゴの2人から恨みを買います。 パンクハザード編が終わると、麦わらの一味とハートの海賊団は、ドフラミンゴの支配する国・ドレスローザへと入国します。そして国全体を巻き込んだ、壮絶な戦いが幕を開けるのです。 2人の同盟は続いていましたが、ルフィの自由過ぎる行動にはローも振り回されっぱなし。彼はこのあたりから、いじられキャラになっていきます。

ワノ国編

現在進行中のワノ国編。ローとルフィはついに、同盟の目的であった四皇カイドウを倒すため、彼の支配するワノ国へと潜入しました。 そこにはカイドウの部下になった超新星、バジル・ホーキンスやX(ディエス)・ドレークたちの姿も。さらにはユースタス・キャプテン・キッドが捕虜になっていたりと、これまでにない波乱の展開を期待させます。麦わらの一味とハートの海賊団の同盟軍は、無事カイドウを倒すことが出来るのでしょうか? ローとルフィとの同盟は、カイドウを倒すという目的のもと結ばれました。もしかしたら、ワノ国編が終わったらしばらくの間、ローたちの活躍は描かれなくなってしまうかもしれません。それでもルフィとの関係が、ロジャーと白ひげのように長く続いてくれることを期待したいですね。

ローを演じるのは声優・神谷浩史

ローの声優を務めるのは神谷浩史。1975年1月28日生まれ、青二プロダクション所属の声優です。 彼は「進撃の巨人」シリーズのリヴァイ兵長や、「物語」シリーズの阿良々木暦、『ハチミツとクローバー』の竹本祐太など、数々の有名アニメで主役や人気の脇役を演じてきました。 女性を中心に大人気となった、赤塚不二夫の『おそ松くん』を原作としたアニメ『おそ松さん』でチョロ松の役も演じています。 チョロ松は、ダメな六つ子の中では比較的常識人で、ツッコミ役でした。 神谷はクールな低い声が印象的な声優。「ワンピース」のなかでイケメンポジションのトラファルガー・ローを、そのイメージにピッタリの声で演じています。

トラファルガー・ローは死の外科医!今後の活躍に期待

今回は、ハートの海賊団船長トラファルガー・ローを紹介しました。「死の外科医」と呼ばれていた初登場時は、恐ろしい人物という印象だった彼。 しかし、同盟を組んだルフィに振り回されるさまや、過去編で描かれた過去の人物像から、愛すべきキャラクターの1人になってきましたね。そして懸賞金が5億ベリーという、確かな強さを持つことも彼の人気の理由の1つです。 現在、ワノ国編は大盛り上がりの展開を見せています。ルフィと同盟を組んだローは、カイドウを倒すことが出来るのでしょうか?彼の活躍に期待です。