2025年7月5日更新

「ワンピース」エネルの再登場説!扉絵からその後や今後の展開を徹底考察

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エネルは週刊少年ジャンプで連載中及びアニメーション作品『ONE PIECE(ワンピース)』に登場するキャラクターの1人です。コミック24巻から32巻までの空島編で登場します。 ロギア系の中でも最強と謳われるゴロゴロの実を食した人物で、雷の力を使うことが出来ます。その力と自身が持つ覇気の力を合わせ、神として君臨。7年に渡り空島を恐怖により支配していました。 その力の強大さ故に自らを全能な存在だと信じきっており、自分に逆らうものに対して容赦しない冷酷無比な性格をしています。 ※この記事は「ワンピース」の重要なネタバレを含みます。 ※ciatr以外の外部サイトでこの記事を開くと、画像や表などが表示されないことがあります。

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エネルのプロフィールを紹介!

ワンピース ONE PIECE エネル
誕生日 5月6日
年齢 37歳→39歳
身長 266cm
所属 神の軍団→エネル軍団
懸賞金 なし
声優 森川智之
初登場回 漫画:27巻254話 アニメ:167話

空島編のボスとして登場したエネル。自身を「全能の神」と称するとても傲慢な性格をしていますが、それに見合うだけの高い実力を誇っています。彼は悪魔の実のなかでも特に危険なロギア系・ゴロゴロの実の能力者で、電撃を自由自在に操るほか、自らの肉体を雷に変化させることも可能です。 エネルはその力を振るい、「神の軍団」と呼ばれる部下たちと共にスカイピアを支配していました。

エネルの強さをゴロゴロの実や技から紹介!懸賞金も予想

エネルのゴロゴロの実は最強クラス!?

ゴロゴロの実はロギア系の中でも最強と謳われる実。エネルの能力はロギア系らしく体を雷に変化させる、雷を発生させるなどが基本となっています。 そのほか、体を雷に変化させ金属の中を伝う、雷の速度で移動できる、金属武器に熱を伝えることができる、など応用技も多数。 一度は激しい攻撃によりピンチに追い込まれたのですが、自らの力で心臓マッサージを行い復活という荒業も。また、心鋼(マントラ)という人の心を声を聴く能力を保持。雷の力とマントラの力を合わせてスカイピアにいる全員の声を読むことができました。

エネルの強すぎる技3選

1.「神の裁き(エル・トール)」

神の裁き(エル・トール)は空島・スカイピアであればどこにでも雷を落とすことが出来る技です。島全土に及ぶ範囲の会話や行動を読み取れるエネルは、己の意に逆らう者に雷を落とし裁きを与えていました。 そのスケールはもはや雷と言えるものではなく、元気玉か!?と疑ってしまうレベル。初めて作中でエネルが使ったのもこの「神の裁き」で、その際はアッパーヤードの大地を丸々焼き尽くす威力を見せました。彼のお気に入りの技なのかその後も度々登場します。

2.「雷迎(らいごう)」

雷迎(らいごう)は箱舟「マクシム」から生み出された厚い積乱雲を1つの球にまとめて落下させる技。雷の力をふんだんに包み込んだ爆弾と言えるこの塊は、エネルによって威力の調節も可能です。 どれもが人智を超えた破壊力を持つエネルの技ですが、その中でも特別怪しい香りのする「雷迎」……それもそのはず、この技は完成すればスカイピア全土を吹き飛ばす程の力を秘めていました。 地図から島を失くすという海軍の軍事作戦「バスターコール」でさえその地が焦土になるものの、島の原型は残ります。作中において400年の歴史を誇る空島を1撃で地形ごと消し去ってしまった雷迎がワンピース史上最強の技と言っても過言ではないかもしれません。

3.「2億V“雷神(アマル)”」

ルフィとの最終対決でついに見せたエネルの必殺技が雷神(アマル)。 最大まで高めた電気エネルギーを纏い自らを雷神のような姿に変異させます。ルフィの10倍以上はある巨体と全身から発せられる2億ボルトもの電撃は、最後の最後まで麦わら海賊団を苦戦させました。 また、アマルはエネルの中で最大のボルト数(2億)を誇りますが、現実での雷は200万~10億ボルト程の電気エネルギーを持っています。何かと悪魔の実の能力頼りだった彼ですが、本人の訓練次第ではさらに強化できたことでしょう。

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もし青海に降りたらエネルの懸賞金は……

エネルが食べたゴロゴロの実は「数ある悪魔の実の中でも、無敵と謳われる能力の1つ」とロビンに言わせた程のもの。 海賊ではないため実際に懸賞金はかかっていませんが、その厄介さ故に作者の尾田栄一郎からは「懸賞金5億以上はかたい」といった発言も出ています。 5億といえば覇王色の覇気を身に付けたルフィドフラミンゴを倒した際につけられた金額。他にも、新世界編で七武海に加入したトラファルガー・ローが4億4000万ベリー、最悪の世代で最高額だったユースタス・キッドでさえ4億7000万……とてつもない数字だという事が分かりますね。 しかし、尾田は「エネルでは天下を取れない」とも語っています。最強の能力を有しマントラを使いこなす彼ならもしや?と考えてしまいますが、エネルは武装色の覇気を会得しておらず少々打たれ弱いという弱点も。確かに、青海で待ち受けるケタ違いな強者には敵わないかもしれません。

月の神・エネルの天敵は太陽神ニカ・ルフィ?

雷の力を保持し、自分に勝てる者などいるはずがないと思っていたエネル。確かに人が雷の力に勝とうなど無謀としか思えません。しかし、そんなエネルにもたった1人天敵がいました。それは主人公のルフィです。 ルフィは全身ゴムで出来たゴム人間。体が絶縁体で出来ている彼には電気が通らなかったため、雷の力が通用しなかったのです。これにはエネルも衝撃を受けました。しかし、エネルもタダではやられません。電撃由来の熱を利用してゴムを焼くなど、ルフィを大いに苦しめました。 さらに、のちのちの展開でエネルとルフィが電気とゴムだけでなく、別の意味でも天敵だったと示唆されることに。「ワノ国編」において、ルフィは太陽の神・ニカの力を持っていると判明しました。そして、エネルは扉絵連載で月と深い関係があると匂わされています。 太陽と月。2人はここでも対照的なモチーフを背負っているのです。このことから、ルフィとエネルが今後も天敵として対立していく可能性が浮上。どこかのタイミングでエネルが再登場し、改めてルフィと戦うことになるかもしれません。

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エネルは最後「限りない大地(フェアリーバース)」へ

アッパーヤードを取り戻そうとする空の戦士と麦わらの一味の活躍により、追い詰められたエネル。最後には自らの力を原動力とする箱舟・マクシムを使い、空島を消滅しようと企みました。 マクシムから発生した球体の雷「ママラガン」の威力によってエンジェル島は消滅。しかし、ルフィが巨大な黄金の玉と共にママラガンの中へ突入し、金属で雷の力を散らしてママラガンを霧散させます。最後は敗北し、マクシムと共に海雲へと落ちたのです。 エネルは空島を落とすことを諦め、マクシムと共に彼が「限りない大地」と呼ぶ月へと旅立ちました。

月にいったその後を解説!扉絵連載「エネルのスペース大作戦」

空島編終了後、扉絵連載によりエネルの動向が判明しました。 彼はマクシムに乗り月へ行き、「限りない大地」に辿り着いたと満足げなリアクションを見せます。しかし、物語はここから予想外の方向に展開。エネルはクレーターのなかで、「スペーシー中尉」という老兵と遭遇します。 エネルは中尉と行動を共にするのですが、その過程で「宇宙海賊」なる謎の生物と戦うことに。エネルは持ち前の実力で、あっさりと勝利を掴みます。そののち、宇宙海賊たちが月の遺跡発掘を目的に動いていると判明。 エネルは自らの土地を荒らす不届き者たちに激怒し、宇宙海賊の一団を殲滅してしまいます。戦いが終わった後、彼は宇宙海賊たちが探していた地下遺跡を発見。そこで電撃を放つと、そのエネルギーにより遺跡内にいたカラクリ兵たちが復活します。 その兵たちの姿はなぜかスペーシー中尉にそっくり。彼らには何か深い繋がりがあるのかもしれません。エネルはカラクリ兵たちと遺跡を探索し、「羽が生えた人」・「カラクリ兵」・「巨大な船」などが描かれた壁画を発見します。 そこでこの地下都市の名が「ビルカ」と明かされるのですが、なんとこれはエネルが生まれた空島と同じ名前。ここで月とエネルに深い関係があるという伏線が張られます。 エネルはこの後、スペーシー中尉をはじめとするカラクリ兵たちと共に「エネル軍団」を結成!月の都市ビルカを拠点に動き始めるようでした。

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【扉絵考察】エネルの祖先は月の民?ベガパンクとの関係とは

月の都市ビルカからの移住?エネルの祖先とは

エネルが発見した月の都市ビルカ。ビルカは非常に高度な文明を持った都市だったようですが、作中で資源不足により住民が地球へ移住してしまったことが匂わされています。 エネルの故郷が「ビルカ」という名前だった点も併せて考えると、「空島のビルカ=月のビルカ住民が移住してきた地」という可能性が大。この説が正しければ、エネルの祖先は月の民ということになります。 というよりも、月の民には空島住民と同じ羽が生えていたようなので、空島住民の祖先=月の民と考えた方が良いのかもしれません。

カラクリ島とは?ベガパンクとの関係

世界一の科学者として名高いベガパンク。実は彼の出身地・バルジモアが位置するカラクリ島と、月の都市ビルカに深い繋がりがあると噂されています。その根拠となっているのが、扉絵連載に登場したスペーシー中尉です。 彼はツキミ博士という人物に造られたロボットなのですが、その博士の出身地はベガパンクと同じバルジモア。しかも、中尉はビルカにいたカラクリ兵たちにそっくりな見た目をしていました。 もしかしたらカラクリ島とビルカには古くから交流があり、ツキミ博士は月の技術を使ってスペーシー中尉を作ったのかもしれません。 そうなると、ベガパンクの発明品にも月が関わっている可能性が浮上。カラクリ兵はエネルの電撃を動力にしていたため、エネルがベガパンクの兵器を動かすという展開もありそうです。

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エネル再登場説!エルバフ編の

最新章のエルバフ編において、「エネルの再登場があるのでは」と噂されています。このエピソードの舞台になっているのは、巨人たちが住むウォーランド王国。こちらは巨大な樹木、宝樹アダムの上に位置しています。 実はこのアダムの弱点が「雷だ」と明言されているのです。これはまるで、エネルがエルバフに現れることを示唆しているかのよう。さらに、エルバフ編に登場した「壁画(ハーレイ)」には、エネルが乗っていたマクシムらしき船まで描かれていました。 これらの伏線を見るに、エネルが再登場する可能性はかなり高そう……。今後の展開に要注目です!

今後の展開を予想!エネルが仲間になる?

ワンピース
(c)2023, Eiichiro Oda /Shueisha Inc. All rights reserved.

ルフィの敵として登場したエネルですが、一部で「彼も麦わらの一味に入るのでは?」と噂されています。その根拠となっているのが「数字の法則」です。 麦わらの一味所属メンバーが食べた悪魔の実を確認してみると、「ゴムゴム(5,6,5,6)」「ヒトヒト(1,10,1,10)「ハナハナ(8,7,8,7)」「ヨミヨミ(4,3,4,3)」、1~10の数字が使用されていることがわかります。そのため、ここで使われていない2と9が次の仲間を示すヒントになっていると考えられていました。 しかし、ルフィの食べた実がゴムゴムではなく、ヒトヒトの実モデル・ニカと判明。ニカを「2,9」と捉えると、欠番が5と6に変化します。ここで名前が挙がってくるのが、エネルの食べた「ゴロゴロ(5,6,5,6)」の実です。 数字の法則が本当に存在するのなら、エネルが仲間になる可能性もありそうな予感……?エネルの再登場が予想されるエルバフ編の敵が「神の騎士団」なので、神の名をかたる彼らにエネルが激怒してルフィと共に戦う、そんな展開もあり得るかもしれません。

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衝撃の「エネル顔」を披露

天敵ルフィの登場により、ショックを受けたエネル。いつもはほとんど表情の変わらないエネルが驚きのあまり、とてつもない表情を披露しました。 文章で表現すると少々分かりづらいですが、目玉が飛び出し、口は顎が外れそうなほど開かれ舌が飛び出しています。おまけに鼻水も。 この表情に台詞をつけるとしたら「えぇえええ!」といったところでしょうか。この表情は後々他のキャラクターにも引き継がれ、衝撃的なシーンなどで使われています。 初めてこの表情を見せたのがエネルだったことから、ファンには「エネル顔」と呼ばれています。

「ワンピース」伏線しかないエネルの再登場に期待!

本編退場から長い期間が経っているものの、扉絵連載などで再登場の伏線が多数張られているエネル。 早ければ現在連載されている「エルバフ編」での復活があるかもしれません。もしそうなった場合、彼はルフィの味方になるのか、それとも敵になるのか。自分なりに予想しながら、最新の展開をチェックしていきましょう!