2018年11月30日更新

「ファンタスティック・ビースト2」最新情報を「ハリポタ」との関連性と共に紹介【ファンタビ2】

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「ファンタスティック・ビースト2」最新情報を紹介!

「ファンタビ2」公開日は2018年11月23日

大人気ファンタジー映画「ハリー・ポッター」シリーズのスピンオフ作品である『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』。「ハリー・ポッター」と同じ原作者であるJ・K・ローリングの小説『幻の動物とその生息地』が原作です。 物語の舞台は「ハリー・ポッター」シリーズより約70年前のニューヨーク。魔法生物学者であるニュート・スキャマンダーを主人公に、彼が持っている魔法拡張スーツケースが壊れたことにより、危険な魔法生物がニューヨークの街に放たれてしまう、というストーリーです。 映画化第1弾は2016年11月23日に公開され、すでに5部作になることも発表されました。この記事では、「ハリー・ポッター」と「ファンタビ」の関係性やつながりを整理した上で、本作の最新情報を紹介しています。

まずは「ファンタビ」と「ハリポタ」の関連性をおさらい

「ハリー・ポッター」シリーズのスピンオフ作品として「ファンタスティック・ビースト」は制作されました。どちらもJ・K・ローリング原作の、同じウィザーディング・ワールド作品になります。 ウィザーディング・ワールドとは、マーベルやスターウォーズなどと同じ、違う作品同士でもどこかでは関連性があり、同じ登場人物が出てくることもあるシリーズの総称のことで、「ハリーポッター」と「ファンタビ」はこのウィザーディング・ワールド作品として括られます。

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「ファンタビ」と「ハリポタ」の世界観の違い

「ファンタスティックビースト」と「ハリーポッター」では、描かれている世界観も全く異なります。 設定されている時代が「ファンタスティックビースト」は1920年代のアメリカ、ニューヨーク。当時のニューヨークは魔術や魔法使いの存在を認めない社会でした。魔法使いたちは自分の身を守るために正体を隠して生活をしています。 一方で「ハリーポッター」の時代設定は1990年代。イギリス、ロンドンと魔法界を舞台にしています。マグル(イギリスでの非魔法族の呼び名)から正体を隠してはいますが、マグルの首相は魔法界の存在を認識しており、魔力から人々を守るために世界を分けているのでした。

時系列を解説!

映画の公開は『ハリー・ポッターと賢者の石』が2001年。「ファンタビ」シリーズ、第一作目の『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』は2016年の公開でした。しかし、物語の時間軸は「ファンタスティックビースト」のほうが昔という設定になっています。「ロード・オブ・ザ・リング」三部作と、「ホビット」三部作のように、過去を明らかにしていくスピンオフ作品となっています。 物語や名称などの関連性はあるにしても、どちらから見始めても楽しめるストーリーになっています。

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呪文についての違い!

「ファンタビ」シリーズでは、呪文を声に出して使うことはほとんどありません。魔法使いたちは、相手に呪文がわからないよう、声に出さずに呪文をかけるのです。しかしホグワーツでは呪文学の授業が行われ、生徒たちは懸命に練習するのです。その呪文の一部をご紹介しましょう。 物を浮かせる浮遊呪文「ウィンガーディアム・レヴィオーサ」。武装解除呪文の「エクスペリアームス」は相手の武器を奪えます。失神呪文は「ステューピファイ」。守護霊を呼び出す「エクスペクト・パトローナム」は大変有名な呪文です。 また、使ってはいない三つの呪文もあります。服従の呪文「インペリオ」、磔の呪文「クルーシオ」、殺しの呪文「アバダ・ケダブラ」。

第2弾『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』のあらすじ

ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生
© 2018 WBEI Publishing Rights © J.K.R.

前作で捕らえられた闇の魔法使い・グリンデルバルドが、アメリカ合衆国魔法議会から脱獄します。 若きダンブルドアは「魔法使いは人間の上にあるべき」というグリンデルバルドの思想に危機感を抱き、「グリンデルバルドを倒せるのは君だけだ」と、かつての教え子ニュートと共闘することになります。 物語の舞台は、ニュートの母校でもあるホグワーツ、そしてパリ。 ダンブルドアはなぜニュートを選んだのか?ニュートは迫り来るグリンデルバルドの脅威を退けることができるのか? 物語の鍵を握るホグワーツで起きた出来事とは、いったい何なのか? 本作から新たに登場するキャラクターも加わって、新しい冒険の幕が描かれます。

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脚本は原作のJ・K・ローリング!

ハリーポッター J・K・ローリング
©Vivienne Vincent/Landmark Media.

『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』は、シリーズを通して原作者のJ・K・ローリングが脚本を担当しています。 ローリングは、ワーナー・プロダクションから同作の映画化を持ちかけられた際、他の作家に主人公のニュート・スキャマンダーを描くことは難しいだろうと考え、自らが映画の脚本を執筆することを決意したそうです。

「ファンタスティック・ビースト」のキャラクター、キャスト

ここでは、『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』に登場するキャラクター、ならびにキャストについて紹介していきます。

ニュート・スキャマンダー役:エディ・レッドメイン

ファンタビ ファンタスティックビースト
©2018 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved. Harry Potter and Fantastic Beasts Publishing Rights ©J.K.R.

本作の主人公、ニュート・スキャマンダー。シャイでおっちょこちょいな魔法使いですが、魔法生物への愛情は人一倍。ホグワーツ(所属寮はハッフルパフ)に在籍していたこともありますが、ある事件をきっかけに退学処分になってしまいます。 その後、魔法省の魔法生物規制管理部に所属する役人兼魔法生物学者となり、後に「ハリー・ポッター」シリーズにも登場する書籍『幻の動物とその生息地』の著者となります。 ニュートは1897年2月24日生まれで、1980年7月31日生まれのハリー・ポッターから見ると、80歳以上年上です。また、120歳になる2017年時点でも存命であることが明らかになっています。 ニュートを演じるのはイギリス出身の俳優、エディ・レッドメインです。 エディは2009年に舞台を中心として活躍し始め、2015年に『博士と彼女のセオリー』で初のアカデミー賞を受賞。2016年には『リリーのすべて』で男性から女性へ世界初の性転換手術を受けた人物を演じ、アカデミー主演男優賞にノミネートされるなど、注目の俳優です。

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ダンブルドア役:ジュード・ロウ

ダンブルドア ファンタビ ファンタスティックビースト
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本作で若き日のダンブルドアを演じるのは、その端正な顔立ちから世界中の女性を虜にしているジュード・ロウ。1972年12月29日生まれイギリスのロンドン出身のロウは、10代の頃から演劇に従事。1998年公開のSF映画『ガタカ』のジェローム役で世間から注目される存在となりました。 その後はマット・デイモン共演の『リプリー』やアンソニー・ミンゲラがメガホンを取った『コールド・マウンテン』に出演し、高く評価されています。

ダンブルドアはゲイとして描かれる?

原作者のJ・K・ローリングは、アルバス・ダンブルドアについて物語の中で常にゲイであったことを明かしています。新シリーズ「ファンタスティック・ビースト」では、アルバスの人生成型期を見ることができるとも語っています。 ホグワーツ魔法魔術学校の校長であるダンブルドア。「ハリー・ポッター」シリーズでは、物語の最重要人物であり、聡明で偉大な魔法使いとして数々のエピソードに関わってきました。 そんな彼には若かりし頃、ゴドリックの谷で意気投合した同じ魔法使いのゲラート・グリンデルバルドの才能に魅了され、恋していた過去が。しかしその後、裏切りと失望により二人は離れ離れとなってしまったというエピソードが存在します。

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ティナ・ゴールドスタイン役:キャサリン・ウォーターストン

ティナ ファンタビ ファンタスティックビースト
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本作のヒロイン・ティナ・ゴールドスタインこと、ポーペンティナ・エスター・ゴールドスタイン。彼女は、アメリカ合衆国魔法議会(通称:米国魔法省)ことマクーザ(MACUSA)で働く女性です。両親を早くに亡くしたティナは、妹のクイニー・ゴールドスタインと二人暮らしをしています。 ティナが生まれたのは1901年8月19日。ニュートより少し年下ですが、前作では年長の彼に対しても物怖じせず、毅然とした態度で接する姿が描かれていました。また、正義感が強く真面目で、虐待される子供を救うために奔走するなど、心優しい人物でもあります。 「黒い魔法使いの誕生」では、MACUSAの任務でフランスへわたることになります。ニュートのことが気になっているような様子も見られ、今後の二人の関係に注目です。 ティナを演じるのは、前作に引き続きキャサリン・ウォーターストン。2004年にテレビ映画でデビューした後、『ローガン・ラッキー』や『エイリアン:コヴェナント』といった話題作に次々と出演しています。

ジェイコブ・コワルスキー役:ダン・フォグラー

ジェイコブ ファンタビ ファンタスティックビースト
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ジェイコブは、アメリカでパン屋を営む男性。通称「ノー・マジ(イギリス圏でいうマグル、魔法使いでない人)」。 魔法とは縁のない一般人でありながら、前作ではニュートたちに巻き込まれる形で事件に関与し、活躍しました。また、ティナの妹・クイニーとのロマンスもありましたが、一般人と魔法族の交流を禁じるというアメリカの方針もあり、自らニュートたちとの記憶を消す事になりました。 本作でどのような活躍を見せるかは不明ですが、またしても事件に巻き込まれる模様。クイニーとのロマンスの行方にも注目が集まります。 前作に続いてジェイコブを演じるのは、『燃えよ!ピンポン』などに出演していたアメリカ人俳優のダン・フォグラーです。

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クイニー・ゴールドスタイン役:アリソン・スドル

クイニー ファンタビ ファンタスティックビースト
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ティナの妹・クイニー・ゴールドスタインは、姉に比べておっとりとしたタイプの女性です。稀に見る美貌の持ち主で、優秀な開心術士でもある彼女は、アメリカ合衆国魔法議会魔法の杖認可局で働いています。 一見穏やかな女性ですが、前作ではニュートたちと共に事件解決に奔走したり、姉と同じく勇敢な女性である事がわかるような活躍を見せました。また、初めて接したノー・マジのジェイコブとの交流を喜び、彼に好意を抱くようになりました。 また、先述の通り優秀な開心術士でもある彼女は、ニュートの心を読み、リタ・レストレンジを「奪う人」と評しています。「黒い魔法使いの誕生」にはリタも本格登場するので、クイニーの予言めいたセリフの意味がわかるかもしれませんね。 前作に引き続き、クイニー役を演じるのはファイン・フレンジー名義でソロ・ミュージシャンとしても活躍するアリソン・スドルです。

リタ・レストレンジ役:ゾーイ・クラヴィッツ

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リタ・レストレンジは、主人公ニュート・スキャマンダーにとって特別な人であった女性です。しかし、「黒い魔法使いの誕生」では、ニュートの兄・テセウスの婚約者として登場します。 彼女はファミリーネームからも予測できるように、ベラトリックス・レストレンジと同じレストレンジ家の者です。第2作は「より魔法世界のダークダイドを描く」予定になっているそうなので、その中でカギとなるのがゾーイ・クラヴィッツ演じるリタ・レストレンジなのではないでしょうか。 ゾーイ・クラヴィッツはアメリカ出身のモデルで女優です。これまでに、「X-MEN」シリーズのエンジェル・サルバドーレ役、『マッドマックス 怒りのデス・ロード』のトースト役などを演じています。

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ゲラート・グリンデルバルド役:ジョニー・デップ

グリンデルバルド ファンタビ ファンタスティックビースト
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ヴォルデモートが闇の魔法使いに君臨するより昔に、強力な闇の魔法使いとして名を馳せたグリンデルバルド。彼は、ノーマジから隠れない世界を目指していました。その目的のためにアメリカの魔法議会に潜入し、秘密裏に行動を起こしていたのです。「ファンタビ」シリーズ1作目では、まだ“最恐”と言われるほどの魔力を発揮していないだけに本作の役どころに注目です。 ライバルのダンブルドアとは、かつてイギリスにあるゴドリックの谷で友情を育んでいた時期があり、ダンブルドアが彼に想いを寄せていた過去があることも著者のJ・K・ローリングによって明かされています。 「黒い魔法使い」ではダンブルドアが本格的に登場することもあり、二人の物語がどのように描かれるのかも注目のポイントです。 前作に引き続きグリンデルバルドを演じるのは、「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズのジャック・スパロウで有名なジョニー・デップです。

「ハリポタ」でグリンデルバルドの最期が描かれていた!【ネタバレ注意】

『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1』では、ニワトコの杖を求めるヴォルデモートに問い詰められ、情報を漏らしたために殺害されてしまいます。 ダンブルドアと思想を語り合う親友の関係でしたが、ダンブルドアの妹アリアナの死をきっかけに仲違いし、ついに対立するまでに。その際、ダンブルドアに敗北し、ニワトコの杖はダンブルドアの物に、グリンデルバルドは自らが建てた監獄に収容され、最期を迎えるのでした。

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クリーデンス・べアボーン役:エズラ・ミラー

クリーデンス・ベアボーン ファンタスティック・ビースト
©︎WARNER BROS.

ニュートがアメリカで出会った魔法使いの一人、クリーデンス。前作ではオブスキュラスの暴走により、様々な被害を生んでしまいました。前作では衝撃的なラストを迎えた彼も引き続き登場することが発表されています。 「黒い魔法使いの誕生」では、パリへわたった彼を追うため、グリンデルバルトもパリへ向かうことになります。 クリーデンスを前作に引き続き演じるのは、エズラ・ミラーです。彼は2011年に公開され、カンヌ国際映画祭コンペティション部門で絶賛された映画『少年は残酷な弓を射る』にメインキャストで起用され、注目を集めました。 その後は『ウォール・フラワー』でエマ・ワトソンと共演、「DCエクステンデッド・ユニバース」シリーズではフラッシュ/バリー・アレンに起用され、着実にキャリアを積み重ねています。

主人公ニュートの兄テセウス・スキャマンダー役:カラム・ターナー

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テセウス・スキャマンダー #ファンタビ

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主人公ニュートの兄テセウス・スキャマンダー。テセウスはジョニー・デップ演じる闇の魔法使い、グリンデルバルドの捕縛を目的とする闇祓いです。 テセウスは「ハリー・ポッター」シリーズにおいて、最大の敵だったヴォルデモート卿に次いで強力な魔法使いであるグリンデルバルドに対峙するため、イギリス魔法省から協力を求められた存在です。また、第一次世界大戦に魔法族として参加した際には、「戦争の英雄」と称されたこともあります。 テセウスを演じるのは、イギリス人俳優のカラム・ターナー。モデル出身で、2011年から俳優業に転身したばかりの彼ですが、初登場ランキング1位を記録した2015年のスリラー映画『グリーンルーム』や、全世界で一億本を売り上げた大人気ゲームを原作にした映画『アサシン クリード』など注目作への出演が続いています。

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マレディクタス(ナギニ)役:クラウディア・キム

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マレディクタス #ファンタビ

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魔法生物に変身してしまう魔法使い「マレディクタス」のナギニ。 「マレディクタス」は、「血の呪い」によって自らの意思とは関係なく、動物に変身してしまう存在です。そのため、「ハリー・ポッター」シリーズに登場した、シリウス・ブラックやマクゴナガル先生に代表されるような、任意に動物に変身できる魔法使い「動物もどき(アニメーガス)」とは違います。 また、ナギニとは「ハリー・ポッター」シリーズでヴォルデモート卿に仕えていたヘビと同じ名前のため、おそらく同一人物と見られています。後の主人であるヴォルデモート卿とどのように出会うのか、そして、彼に出会う前のナギニはどんな女性だったのか? 「ヴォルデモートが何かを好きになることがあるとすれば、それはナギニである」とダンブルドアが語ったこともあり、彼女のドラマにも注目が集まります。 まだ謎の多いナギニの人間としての姿を演じるのは、韓国人女優のクラウディア・キム。地元韓国でデビューし、芸名のユリエルや本名のキム・スヒョン名義でドラマ『逃亡者 PLAN B』や『7級公務員』などに出演しました。 Netflixオリジナルシリーズの『マルコ・ポーロ』への出演後は、映画『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』や『ダーク・タワー』などのハリウッド作品にも活躍の場を広げています。

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伝説の錬金術ニコラス・フラメル役:ブロンティス・ホドロフスキー

「ハリー・ポッター」シリーズの第1巻である『ハリー・ポッターと賢者の石』でも重要な役割を担っていた、錬金術師・ニコラス・フラメルも「黒い魔法使いの誕生」に登場します。 後のホグワーツの校長、ダンブルドアと共に「命の水」を生み出す賢者の石の研究をしていたニコラスですが、本作でどのように描かれるのか期待したいところです。 ニコラス・フラメルを演じるのは、メキシコ出身の俳優ブロンティス・ホドロフスキー。1970年に公開され、伝説のカルトムービーとして知られる『エル・トポ』を監督したアレハンドロ・ホドロフスキーの息子で、自身も『エル・トポ』に出演しています。

グリンデルバルドの取り巻き、闇の魔法使いクラル役:デヴィッド・サクライ

日本人の父とデンマーク人の母の間に生まれた日系ハーフ俳優のデヴィッド・サクライ。2001年からインディーズ映画に出演をはじめ、2008年からデンマークで本格的に俳優活動を開始しています。 デンマーク外で活躍の場が少ない彼にとって、「ファンタステック・ビースト」への出演は、世界進出へのきっかけになりそうです。 デヴィッドが演じる役名は、クラル。闇の魔法使い、グリンデルバルドの取り巻きの一人であることが発表されています。

「ハリー・ポッター」ファンの女優ジェシカ・ウィリアムズも出演

ジェシカ・ウィリアムズはアメリカ、ロサンゼルス出身の女優。コメディアンとしても知られていて、アメリカのコメディ専門チャンネルで放送されている長寿番組『ザ・デイリーショー』に最年少レギュラーになったことで知られています。 ジェシカは自他共に認める「ハリー・ポッター」ファン。原作者のJ・K・ローリングとも誕生日を祝いあうほど仲がいいそうです。「ファンタステック・ビースト」に出演が決まったジェシカがツイートで喜びを発信した際は、ローリングもそれに対してTwitter上で好意的なリアクションをしています。 ジェシカの役柄に関してはまだ発表されていないので、今後の情報を待ちましょう。

『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』魔法生物にも注目したい!

ニフラー ファンタビ ファンタスティックビースト
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「ハリーポッター」シリーズにおいても多くの魔法生物が登場しますが、中でも有名なのは、ヒッポグリフではないでしょうか。ハグリッドが初めての授業で生徒たちに紹介する動物で、鳥のような嘴に大きな羽、馬のような胴体をした気品のある生物です。 「ファンタビ」では、魔法動物たちが主要キャラクターとして数多く登場します。特に印象的なのは、ニュートが「ピケット」と名付けたボウトラックル。緑色の体で枝にそっくりな容姿をしています。また、カモノハシに似た動物、ニフラー。金属や光るものが大好きで、宝石などをお腹の中に抱え込む習性があります。そして、体を自在に大きくしたり小さくできるオカミーは、蛇のような体に美しい翼が生えた生物です。 さらに本作には前作には登場しなかった、魔法生物も登場。その中には、日本のあの伝説的生物も含まれているのです。

監督を務めるのはデヴィッド・イェーツ

第2弾の監督を務めるのは、第1弾と同じくデヴィッド・イェーツです。デヴィッドはイギリスのテレビ・映画監督で、「ハリー・ポッター」シリーズのうち、4作品を監督しています。 映画監督として有名になる前のデヴィッドは、ショートフィルムを撮ったり、テレビ向けのドキュメンタリードラマを撮ったりしていました。中でも2003年のイギリスドラマ『ステート・オブ・プレイ』は、テレビに関する様々な功績が讃えられるエミー賞を受賞した作品でもあります。 そんなデヴィッドが、映画監督として注目されることになったきっかけの作品が、シリーズの5作目にあたる『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』です。 デヴィッドが「ハリー・ポッター」シリーズを監督することになったのは、同作のプロデューサーであるデヴィッド・ハイマンが、彼が撮ったテレビ番組のファンだったことでした。 ハイマンは、デヴィッドが監督したテレビ番組の中で、若い役者が自身の能力を発揮できるような演出をしていることを高く評価しています。 舞台設定は違えど、「ハリー・ポッター」も若者が巨大な力に抗う物語です。プロデューサーのハイマンは、デヴィッドの若者を追い込む力が「ハリー・ポッター」シリーズでも効果的に働いてくれると判断し、彼に監督を依頼しました。

映画『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』は11月23日に公開!

ファンタビ ファンタスティックビースト
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予告編や関連映像が解禁され、徐々にその全貌を見せつつある『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』。 しかし、前作で衝撃のラストを迎えたクリーデンスがどのように再登場するのか、ニュートとティナの関係はどうなるのか、など本編を見ないとわからないことが盛りだくさんです。 果たして本作で、ニュートはパリでどのような冒険を繰り広げるのでしょうか?