トトロの正体は死神で怖い?中トトロと小トトロの本名や動物のモチーフを徹底解説
今でも大人気のジブリアニメーション『となりのトトロ』ですが、トトロのことはどのくらい知っていますか? 実はトトロは本名ではなく、中トトロや小トトロにも名前があったのです。あの不思議な生き物たちについて、物語を振り返りつつ詳しく見ていきましょう。
『となりのトトロ』トトロは地域の森に住む主

トトロとは、スタジオジブリ制作の『となりのトトロ』に登場するもののけのことです。 トトロはサツキとメイが暮らす地域の森に住む主であり、普段はオオクスの虚でのんびり過ごしているようです。尖った耳にふくろうのようなふくよかなお腹、たぬきのような尻尾と全体的にフォルムが丸く愛らしい見た目をしています。 人間の言葉が理解できるほどの知能があり、コマに乗って空を飛んだり同じく森に住むネコバスを呼び寄せたりと、森の主らしい不思議な力を持っています。物語の主題歌『となりのトトロ』の歌詞にもありますが、月夜の晩にはオカリナも吹きます。 鼻の下を撫でられるのが好きなようで、撫でられた時はとろーんとした顔をしていました。
トトロの大きさや年齢は?

大、中、小と大きさが別れているトトロですが彼らは実は年齢もあるのです。実は一番大きな灰色トトロが1302歳、中くらいが679歳、小さいのが102歳となっています。 大と中の大きさが随分と違いますので、小との差を比べると驚いてしまいますね。ちなみに大トトロの大きさは2mと設定されていますが、画面で見るともっと大きく感じますね。大トトロに比べるとまだまだ小さな小トトロですが、あのオチビさんも1000年を超えたら大トトロのようなサイズになっていくのでしょうか?
トトロの正体は死神?なぜ怖い噂が広まったのか

本作に関する都市伝説には「トトロ死神説」というものがあります。「トトロは死神で、死期の近いサツキとメイにしか見えない」というものです。 この「死神説」には前段があり、それが「メイ死亡説」です。迷子になったシーンでメイの影が描かれていないことから、「メイはすでに亡くなっているのでは?」と噂されるようになりました。 また本作の舞台の近くで起こった「狭山事件」との関連から、不穏な連想をする人もいたようです。 この怖い都市伝説は、1990年代以降、ネットの普及により急速に広まりました。しかしスタジオジブリは、公式にこの説を否定しています。
トトロは人間と争った一族の末裔?まさかの公式設定とは

トトロの裏設定において、興味深い話があります。これはLINE LIVEの鈴木敏夫×押井守×川上量生の3名による対談からの話なのですが、実は制作当初、トトロ族と人が太古の昔に戦っていたという設定が用意されていたのだそうです。 その中の話ではトトロ族は人に負け、その末裔がひょっこりと顔を出したという設定になっており、実際に宮崎駿はイメージボードにこの絵を描いています。完成した『となりのトトロ』のほのぼのとした物語の雰囲気からは想像もつきませんが、あの深い森の中でかつて争いがあったのかもしれませんね。
トトロの本名はモチーフの動物から?モデルに迫る

本編には「トトロ」としか出てこないので、トトロの本名を知らない人も多いのではないでしょうか?実はトトロには「ミミンズク」という名前があるのです。見た目がミミズクに似ていますから、それが由来なのかもしれませんね。 では、何故トトロと呼ばれているのでしょうか?実はこれは、メイの勘違いなのです。 初めてトトロに出会った時、メイはトトロに「あなたはだぁれ?」と尋ねます。この時お昼寝をしていたトトロはメイに「ドゥオ、ドゥオ、ヴォロー」と言うのです。これは名前を言ったのではなくて「眠いよー」と言っているもので、実際にジブリの設定資料絵コンテにて小さく「眠いよ」と台詞が書かれています。 しかし、これを名前だと思ったメイは「あなた、トトロって言うのね!」と大喜び。こうしてトトロと呼ばれるようになったのでした。 この「トトロ」という呼び名は、北欧の絵本『三びきのやぎのがらがらどん』などに登場する怪物/妖精の「トロル」が由来となっています。そのため「トトロ」と聞いたサツキは「あの、絵本に載ってた?」と聞いているのです。
モチーフの動物は?

トトロのモチーフになっている動物の1つは、その名前の通りミミズクです。耳や目の表情、また夜行性であるという特徴がトトロデザインのルーツとされています。 また丸くずんぐりした体のフォルムはタヌキやクマをモデルにしているといわれています。一方で、体型やフワフワとした毛並みはチンチラに似ているとの声もあります。
中トトロと小トトロの本名や能力とは?

トトロと言えば、代表的な灰色の大きなトトロのほかに水色の中トトロと白色の小トトロがいますね。 最初は小トトロがメイに見つかり、中と小がそーっと逃げようとしたところをメイに追いかけられる、というシーンでした。中トトロはよく木の実の入った袋を背負っていますので、これはもしかすると彼らの食糧かもしれません。 実はこの小さいトトロたちにも、きちんと名前がついているのです。中トトロの方は「ズク」という名前、小トトロの方には「ミン」という名前がついています。小さなミンの方には半透明になれる特技があるようで、姿を消すこともできます。
トトロの先祖はこだまが成長した姿?

トトロの先祖は、『もののけ姫』(1997年)に登場する「こだま」だという裏設定があります。 『もののけ姫』のエンディングで、新たに芽吹いた森に1匹のこだまがひょっこり現れます。このこだまが1000年以上の年月をかけてトトロの成長するというイメージを共有して『もののけ姫』は製作されたそうです。 これはアニメーターの故・二木真希子によるアイディアで、宮崎駿監督もこのイメージを共有していたそうです。
トトロの可愛いエピソードに迫る!

トトロはずんぐりとした胴体とそののんびりした動きがとても可愛らしいですね。作中でのトトロの代表的な登場シーンは「メイとの出会い」「サツキとの出会い」「姉妹と共に木を育てるシーン」「猫バスを呼ぶシーン」などがありますが、トトロがサツキと出会うシーンについてこんな話があります。 トトロは頭に葉っぱを乗せてバス停にやってきます。そして、サツキに傘を借りるのですが、傘は初めてのトトロ。落ちてきたシズクに大喜びするシーンがありますね。宮崎監督曰く、トトロはこのシーンで傘を雨を避ける道具ではなくて「あの傘をすてきな楽器だと思ったんです」というコメントがあります。 傘を知らないからこそ、楽器だと思って楽しんでしまう、というとても愛らしいエピソードです。トトロが楽器を楽しんでると思って見てみると、また違った角度で作品を楽しめそうです。
トトロには秘密がいっぱい!

この記事で、驚きの事実が多々明らかになったのではないでしょうか。ぜひトトロに関する知識をつけて、もう一度鑑賞してみてください。









