2018年10月10日更新

2018年公開の怖いおすすめホラー映画20選

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2018年もホラー映画は好調!あの話題作から隠れた名作まで一気にチェック!

死霊館のシスター
©Warner Bros. Entertainment Inc.

毎年日本でも多く公開されているホラー映画ですが、2018年も例に漏れず数多くのホラー映画が上映されています。この記事では、既に公開されて評判を呼んでいる作品から、公開を間近に控えた期待作まで、2018年公開のホラー映画を幾つかまとめてみました。 『クワイエット・プレイス』のように話題となった作品もあれば、そこまで知名度は無くても完成度の高い隠れた良作も多く、2018年はホラー映画の当たり年と言えるかもしれません。見逃した、もしくは見たい作品は無いかどうか、チェックしてみてはいかがでしょうか!

「呪いのビデオ」が帰ってきた!原作者も太鼓判を押した『ザ・リング/リバース』

日本のホラー映画を代表する名作といえば、1998年に公開された『リング』。ハリウッドでも『ザ・リング』としてリメイクされ、高い人気を獲得してきました。 本作『ザ・リング/リバース』は、2005年の『ザ・リング2』以来の待望の新作です。見た7日後に死ぬという「呪いのビデオ」を見てしまったカップルが、呪いから逃れるために奔走する姿を描きます。 『リング』の原作者である鈴木光司にも絶賛されるなど、原作に忠実でありながらアレンジも加えた本作。ホラーだけでなく、原作にあったようなサスペンスの要素も楽しめる作品です。

1980年代ホラーファンにおすすめ。ハイテンションなスプラッター『ザ・ヴォイド』

パトロール中に怪我を負った男を保護した保安官のダニエルは、元妻が働く寂れた病院へ男を連れて行きます。しかし、突然病院にいた人々はモンスターに変身し、更に病院の外は謎の白装束の集団によって包囲されてしまい……。 グロテスクなモンスターやショッキングなシーンの数々に、1980年代の名作ホラーからの影響が感じられます。クセの強い登場人物や謎だらけのストーリーなど、個性的なホラー映画を探している人におすすめです。 現代のホラー映画でありながら、CGではなく特殊メイクを使っているなど、古き良きホラーへのリスペクトが存分に詰まっています。

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カニバリズムに目覚めた美しい少女の成長を描く『RAW 少女の目覚め』

カンヌ国際映画祭をはじめ、多くの映画祭で高く評価された本作は、フランスの新進気鋭の女性監督が手掛けた異色作です。カニバリズムを題材にしながらも、主人公の少女の成長を描いた美しいホラー映画となっています。 姉と同じ獣医大学に入学したベジタリアンのジュスティーヌ。大学の寮に入った彼女は、上級生からのしごきとして、生のウサギの腎臓を食べさせられます。 ベジタリアンでありながら肉を食べさせられた彼女は、徐々に肉への欲求に取り憑かれていき……。段々と少女が本能を解放していくという強烈なストーリーでありながら、多くのメタファーも含んだ衝撃作です。

人魚は美しいだけじゃない!陰鬱なファンタジーホラー『ゆれる人魚』

『RAW 少女の目覚め』と同じく、新人の女性監督が手掛け、数々の映画祭で賞を受賞したポーランド映画『ゆれる人魚』。アンデルセンの童話『人魚姫』をモチーフに、人間を餌とする人魚の姉妹を描いたファンタジーホラーです。 物語の舞台となるのは1980年代のワルシャワ。人間の世界へとやって来た人魚の姉妹は、ストリップクラブにスカウトされて働くことになります。 クラブの人気者として楽しく暮らしていた姉妹でしたが、本来は餌である筈の人間に妹が恋をしてしまったことで、2人の運命は大きく変わっていくことに。美しいだけでなく、生々しくグロテスクな面もある人魚の姿は必見です。

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人間を快楽の奴隷にする触手の恐怖を描く、衝撃のエロティックホラー『触手』

2016年のヴェネツィア国際映画祭で銀獅子賞を獲得した本作は、人間に快楽を与える触手の恐怖を官能的に描いたエロティックホラーです。『エリ』などの作品で知られる監督、アマト・エスカランテが、快楽に溺れる人間の姿を克明に映し出しました。 夫からのDVに苦しみながら子供を育てているアレハンドラは、弟の友人ヴェロニカに紹介され、森の奥にひっそりと建てられた家を訪れます。すると、そこには謎の触手のモンスターが潜んでおり……。 エロティックなシーンもありますが、人間性を問いただす野心的な内容になっており、一味違ったホラーとして完成度の高い作品です。

あの殺人鬼レザーフェイスの過去とは?『レザーフェイス 悪魔のいけにえ』

ホラー映画史に残る作品『悪魔のいけにえ』のスピンオフとなる本作は、シリーズの顔役である殺人鬼レザーフェイスの誕生の経緯を描いています。1、2作目を監督したトビー・フーパーが製作に参加したことで、シリーズのファンを沸かせました。 狂った一族であるソーヤー家に生まれた少年ジェディダイアが、どのようにしてレザーフェイスとなったかという謎が明かされます。監督は、『屋敷女』などの鬼畜スプラッターで知られるジュリアン・モーリーとアレクサンドル・バスティロ。 1作目のリメイクである『テキサス・チェーンソー』のような、過激なスプラッター描写が魅力の作品です。

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実在する幽霊屋敷を題材にした恐怖の物語『ウィンチェスターハウス アメリカで最も呪われた屋敷』

本作は、実在の幽霊屋敷「ウィンチェスター・ミステリー・ハウス」をモチーフにした作品。『ジグソウ:ソウ・レガシー』などで知られる、マイケル・スピエリッグ、ピーター・スピエリッグ兄弟が監督を務めました。 怨霊から身を守るために、霊媒師から命じられた通りに屋敷を増築し続ける、大富豪のサラ・ウィンチェスター。彼女の元に送り込まれた精神科医のエリックは、彼女の妄想だと思われていた怪奇現象に襲われ……。 サラを演じたのは、『クィーン』でアカデミー主演女優賞を獲得したヘレン・ミレン。彼女の重厚な演技が幽霊屋敷という舞台にマッチしており、日本のホラーには無い雰囲気を形作っています。

謎の女に狙われた妊婦の恐怖を描く『インサイド』

フランスの問題作『屋敷女』のリメイクである本作は、あまりに残虐だったオリジナルよりも見やすい仕上がりになっています。監督と脚本を『スペイン一家監禁事件』のミゲル・アンヘル・ビバスが務め、主人公の耳が不自由であるというリメイクならではの設定を盛り込みました。 妊婦のサラは、運転中の事故により夫を失い、更に耳に障害を負ってしまいます。何とか無事だった子供の出産を控える彼女でしたが、ある夜、突然家に侵入した謎の女によって襲撃され……。 ストーリーやキャラの設定にアレンジを加えつつ、執拗に狙ってくる女の恐怖はオリジナルに忠実に描いており、見応えあるスリラーになっています。

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ジメジメした嫌な恐怖が味わえる、イギリス産ホラー映画『ゴースト・ストーリーズ 英国幽霊奇談』

2010年に発表され大ヒットを記録した舞台が原作となった、『ゴースト・ストーリーズ 英国幽霊奇談』。オリジナルを制作したアンディ・ナイマンとジェレミー・ダイソンが、映画版である本作の監督と脚本を手掛けています。 超常現象を否定する心理学者のフィリップが、かつて失踪した学者のキャメロンから依頼されたのは、3件の超常現象の解明。尊敬するキャメロンですら説明できなかった現象を解き明かそうとするフィリップでしたが、そんな彼を異常な恐怖が襲います。 イギリス産ホラーらしい湿った暗い空気、邦画ホラーにも共通する不気味さが特徴です。

独特のダークな空気に思わず引き込まれてしまう『ミューズ』

人気ホラー「レック」シリーズの監督であり、『インサイド』の脚本も手掛けたジャウマ・バラゲロによるスリラー。 交際していた教え子に自殺された過去を持つ、大学教授のサミュエル。暗い過去だけでなく、近頃は女性が殺害される夢にも悩まされ続けていた彼でしたが、ある日夢で見た内容と同じ殺人事件が発生し……。 ホラーよりもサスペンスの要素が大きく、ヨーロッパの宗教や文学に馴染みがないと理解がしにくいストーリーになっています。しかし、そんな謎に満ちたダークな雰囲気だけでも惹きつけられるような、独特の作風が魅力です。

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声や会話を真似てくる謎の少女の正体とは?『模倣霊』

大ヒットを記録したサイコスリラー『かくれんぼ』で名を知らしめたホ・ジョンが、韓国に古くから伝わる伝説を題材に作り上げたのが『模倣霊』です。 主人公のヒヨンは、ある日森の中で見つけた迷子の少女を保護します。一緒に生活する内に、ヒヨンの娘と同じ名前であるジュニと名乗った少女は、何故かヒヨンの夫や娘の声を真似るようになっていき……。 得体の知れない謎の存在に対する恐怖を、韓国映画らしい迫真の映像で見事に描いたホラー。じわじわと怖がらせたかと思えば一気に驚かせる場面もあり、ホラーの楽しさが味わえる充実の出来となっています。

豪華キャストで贈る驚愕のホラーサスペンス『リグレッション』

『アザーズ』や『オープン・ユア・アイズ』などの名作を世に送り出してきたアレハンドロ・アメナーバルによる、実際の事件に基づいた製作されたサイコスリラー。 アメリカのミネソタで、ある少女が父親からの虐待を告発したことから事件は始まります。刑事のブルースは調査に当たりますが、そこには想像を絶する恐怖が隠されていました。 イーサン・ホークやエマ・ワトソンなどの豪華キャストが、狂った事件に苦しめられるキャラクターを熱演しています。サスペンスでありながらオカルト色も強く、ホラー好きにもおすすめ出来る作品です。

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「死霊館」シリーズの元凶が遂に描かれる!『死霊館のシスター』

全世界で高い人気を誇る「死霊館」シリーズの新作『死霊館のシスター』は、シリーズの時系列では最も古い作品です。『死霊館 エンフィールド事件』に登場した悪魔、ヴァラクに焦点を当てた物語になっています。 ルーマニアの修道院で起きたシスターの自殺事件の調査をすることになった、バーク神父と見習いシスターのアイリーン。事件の現場となった修道院を訪れた2人でしたが、そこで待っていたのは凄まじく邪悪な存在でした。 観客を驚かせるようなシーンが多く、最後まで気の抜けない緊張感に満ちています。ホラーファン、「死霊館」ファンのどちらも裏切らない、サービス精神旺盛な作品です。

音を立てたら死!世界に衝撃を与えた新時代ホラー『クワイエット・プレイス』

音を立てたら襲われるという斬新な設定が話題を呼んだ『クワイエット・プレイス』。『シェイプ・オブ・ウォーター』のギレルモ・デル・トロなど、多くの有名人が本作を称賛しています。 舞台は、音に反応して襲いかかってくる謎の生物によって滅んだ世界。音を立てたら死ぬという絶望的な状況の中、生き延びようとする家族の姿を描きます。 監督、脚本、製作総指揮のジョン・クラシンスキーは、一家の父親であるリー役としても出演。実生活でもパートナーであるエミリー・ブラントが、リーの妻であるエヴリンを演じています。 手に汗握る圧倒的な緊張感に包まれた本作、正に映画館で見るには最高の1作でしょう!

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可憐な少女の中に秘められていた力とは?『テルマ』

『ダンサー・イン・ザ・ダーク』などの個性的な作品を作り上げてきた鬼才、ラース・フォン・トリアーの親類にあたるヨアキム・トリアーによる期待作が、2018年10月20日公開予定の『テルマ』です。 信仰心の強い両親の元を離れ、大学進学の為に1人暮らしを始めたテルマ。そんな中、同級生のアンニャと出会い、テルマは彼女と人生で初めての恋に落ちます。 しかし、その頃から彼女自身や周囲に奇妙な事が起こり始め、彼女の中に秘められていた力が目覚めていき……。少女の成長と悲しみを美しい映像で描き出した、1976年の名作『キャリー』を彷彿とさせるSFホラーです。

怪物よりも醜いのは人間!血みどろのスプラッターホラー『怪怪怪怪物!』

日本でもリメイクが公開された台湾の青春映画、『あの頃、君を追いかけた』で一躍有名監督となったギデンズ・コーですが、本作ではまさかのスプラッターホラーに挑戦しました。人間の醜さを隠すことなく描いた、ハードな人を選ぶ作品となっています。 いじめられている主人公のリンが、ひょんなことからいじめっ子グループと捕獲した謎の怪物。実験として怪物に様々な拷問を加えるリン達でしたが、そんな彼らの前にもう1匹の怪物が現れ……。 モンスターホラーでありながら、人間の醜悪さを全面的に押し出した異色の本作は、2018年10月26日に公開予定です。

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ダンボールの迷宮の恐怖を描いた、手作りファンタジーホラー『キラー・メイズ』

2017年のシッチェス映画祭の一部門で最優秀作品賞を獲得した本作は、かつて無かった新しいタイプのホラーです。 ストレス発散の為に作ったダンボール迷路の中で迷子になってしまった、ダメ芸術家のデイブ。彼を助ける為に迷路の中に入ったガールフレンドのアニー達でしたが、そこは様々な罠が仕掛けられた危険地帯で……。 登場するダンボール迷路やギミックは、どれも手作りで遊び心満載。そんな可愛らしい迷路の中で、容赦なく人が殺されていくギャップが衝撃的です。 2018年10月19日公開予定の本作は、昔のアドベンチャー映画好きには堪らない、大人向けのファンタジーホラーになっています。

人間狩りに来たモンスターとの熱い激闘!『リターン・オブ・ジーパーズ・クリーパーズ』

フランシス・フォード・コッポラが製作総指揮を務めたことで知られるカルトホラー、「ジーパーズ・クリーパーズ」シリーズ。これまで2作が公開された本シリーズですが、2018年10月12日には3作目となる『リターン・オブ・ジーパーズ・クリーパーズ』が公開されます。 監督と脚本は、シリーズの全てを手掛けてきたビクター・サルバ。コッポラが製作総指揮から外れたことが、作品にどのような変化をもたらしたかという点にも注目です。 23年に一度、23日間人を狩るという怪物クリーパーと、武装した自警団の激しいバトルの行方は……?

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アメリカで絶賛を巻き起こした、話題沸騰中のホラー映画『ヘレディタリー/継承』

日本では2018年11月30日に公開予定の本作は、既に公開されたアメリカでは絶賛の嵐を巻き起こしている期待の作品です。監督と脚本を担当したアリ・アスターは、本作が長編デビュー作でありながら早くも注目の存在となっています。 祖母エレンの死をきっかけに、様々な怪奇現象に襲われるようになったグラハム一家。恐怖の原因、そしてグラハム家に隠された秘密とは……。 キャストには、『シックス・センス』などに出演してきたトニ・コレットをはじめ、確かな演技力を持った俳優を起用。彼らの迫真の演技が、映画の恐ろしさを更に増幅しています。

岡田准一主演の未体験ホラー『来る』

ホラー小説家の澤村伊智の原作を、『怒り』や『渇き。』などの話題作を手掛けてきた中島哲也監督と、日本アカデミー賞俳優の岡田准一主演の夢のタッグで実写映画化した本作。 オカルトライター・野崎のもとにやってきた、怪奇現象についての相談をきっかけに、名前を呼んではいけない「あれ」を巡って繰り広げられる最恐エンターテインメント映画。本作が岡田准一初のホラー映画となる他、妻夫木聡や小松菜奈、黒木華や松たか子などの豪華共演陣でも大きな注目を集めています。 中島哲也監督の独自の世界観がホラーと合わさったとき、どんな化学反応を起こすのか、「あれ」とは一体何なのか、謎と期待に満ちた一作です。

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多くの名作ホラーで盛り上がる2018年!2019年にも期待高まる!

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今回ご紹介したラインナップを見れば分かるように、スプラッターからサイコホラー、ファンタジーホラーなど、様々なタイプの作品があり、2018年はホラー映画ファンにとっては充実の年と言えるのではないでしょうか。個性豊かな作品が多く、期待の新人監督なども多く登場してきています。 そんな2018年のホラー映画を味わうためにも、是非一度劇場に足を運んでみてはいかがでしょうか。素晴らしい映画との出会いが待っているかもしれません。 2019年のホラー映画にも期待ですね!