韓国ドラマ「トッケビ」キャスト相関図・登場人物一覧！亡くなった出演者は誰？

「トッケビ」はファンタジーテイストのラブロマンスで、韓国ドラマファンならば知らない人はいないほどの名作です。今回は本作に出演している豪華キャストを詳しく紹介します。

キム・シンは高麗時代に英雄として活躍しましたが、疑心暗鬼になった王の命によって殺されてしまいます。 その後神の力で永遠の命を生きる「トッケビ」となり、900年以上もの月日を生き続けました。不滅の命の呪いを解くには人間の花嫁に胸に刺さった刀を抜いてもらう必要があります。 悲しい運命によってトッケビとなってしまったキム・シンを演じるのは俳優コン・ユです。『イカゲーム』や『静かなる海』など数々の話題作に出演し、長身イケメンなルックスと確かな演技力で日本にも多くのファンがいます。 本作ではウンタクを守るかっこいい姿から、お茶目で憎めない姿まで、いろいろな顔のコン・ユを見ることができますよ。

チ・ウンタクは幼い頃に唯一の家族で会った母を亡くし、意地悪な叔母とその子供たちの家で孤独に暮らしてきました。またなぜかウンタクは幽霊が見える能力があり、友達もできません。 高校3年生のある日、ウンタクはキム・シンと出会います。実は彼女はキム・シンのおかげでこの世に生を受けた少女でした。 不遇な境遇でも明るく屈託のない笑顔を見せるウンタクを演じたのは、本作で大きく知名度を上げた女優キム・ゴウン。 愛嬌のある演技で、コン・ユとは22歳差の年齢差を感じさせないほど息の合った演技をみせました。可愛い笑顔から感動を誘う涙まで、その高い演技力に注目です。

人々に死の訪れを宣告する死神は、すでに死ぬ運命だったウンタクを探しています。前世で何か罪を犯すと死神となりますが、自分の過去や名前などはわかりません。サニーと出会い、惹かれていきます。 謎が多い死神役を演じたのは俳優イ・ドンウクです。 トッケビであるキム・シンの家に住み着き、まるで子供のように彼と競い合う様子をコミカルに演じました。恋に疎くて不器用なキャラクターがかわいく、死神なのに怖くないのが魅力です。

チ・ウンタクがアルバイトをする店の店長で、美しくサバサバとした女性です。 ウンタクのことを本当の妹のように可愛がってくれます。死神と出会った際、何かを感じ取りますが、彼の正体を知らないまま惹かれていきます。 クールで魅力的な女性サニー役は女優ユ・インナが務めました。 サニーはユ・インナのセクシーさが発揮された役で、おしゃれなファッションやメイクで観る人を楽しませてくれます。死神との関係性や、ピュアなやり取りも見どころです。

ユ・ドクファはキム・シンの家臣の子孫にあたり、トッケビのことは小さい頃から言い聞かされてきました。 そのためキム・シンに対しても「おじさん」と馴れ馴れしく接し、死神の正体もすぐに見抜きます。能天気で憎めない人物です。 そんなドクファ役はアイドルグループBTOBのボーカルであるユク・ソンジェが務めました。 金遣いも荒く、見栄っ張りな問題児でありながら、純粋で愛されるキャラクターを見事に演じています。ドラマを明るく盛り上げてくれる魅力的なドクファに注目です！

三神ハルメはいわゆる「産神」で、子供の誕生から成長まで見守ってくれる神様です。 赤い服に身を包んだミステリアスな女性の姿をしていますが、小さな子供の目には老婆に見えます。ウンタクの母に助言をし、ウンタクが誕生するのを助けた人物です。 作品のキーマンとなるハルメを演じたのは女優イ・エル。美しく若い女性と老婆を見事に演じ分け、高く評価されました。 本作で一躍有名になったイ・エルはドラマ『私の解放日誌』(2022年)では等身大の不器用な女性像を魅力的に演じています。

キム・シンの家臣でドクファの祖父であるユ会長。彼の秘書をしているのがキム・ドヨンです。 仕事ができ、忠実に役割を果たしますが、実は借金取りをしていた過去も。ウンタクを助けてくれたり、ドクファの面倒を見たりと秘書として完璧な人物です。 演じるチョ・ウジンは数々の名作に登場する名バイプレイヤーで、落ち着いたルックスとコミカルな演技のギャップが魅力。今回もダンスを披露するなど作品にいい味を持たせていますよ。

ウンタクと絡む幽霊は数名いますが、中でも印象に残るのはパク・ギョンヘが演じる粘着質の幽霊です。寂しさからストーカーのようにウンタクに付きまとい、道連れにしようと企んでいます。 パク・ギョンヘは個性的な顔立ちの女優で、他作品でも強い存在感を見せています。サニー役のユ・インナとはドラマ「真心が届く」で再共演となりました。

ワン・ヨは高麗時代の王で、キム・シンはワン・ヨに仕える将軍でした。 ワン・ヨはシンの妹と結婚し、お互い愛し合っていましたが、幼い頃から親のように育ててくれた臣下パク・チュンホンの吹聴によって正しい判断ができなくなってしまいます。 結果的にシン兄妹を殺してしまう王ワン・ヨを演じたのはキム・ミンジェです。 放送当時の年齢は20歳ですが、17歳の不安定な若き王を繊細な演技で魅せました。愛する者たちを信じられなくなっていくワン・ヨの苦悩に注目です。

キム・シンの妹であるキム・ソンはワン・ヨと結婚し王妃となりますが、パク・チュンホンにそそのかされた王によって殺されてしまう悲劇の運命をたどります。ワン・ヨのことを愛していただけに、兄との板挟みとなって苦しみました。 非業の死を遂げる王妃キム・ソンを演じたのは子役から活躍するキム・ソヒョンです。 可憐なルックスが印象的な女優で、本作でも愛する王とすれ違う切なさを見事に表現しています。ヒロインから悪役まで幅広く演じられる俳優です。

本作の悪役であるパク・チュンホンは、高麗時代にワン・ヨに仕え、王朝を牛耳ろうと目論んでいた人物です。自分にとって都合の悪いキム兄妹を排除するため、巧みな話術でワン・ヨを操ります。 トッケビとして蘇ったキム・シンに殺されますが、幽霊としてよみがえり、再び魔の手を伸ばすパク・チュンホンは、俳優のキム・ビョンチョルが演じました。 独特の雰囲気と演技で悪役をはじめ、様々な役柄をこなす名優です。今回も憎たらしく不気味なキャラクターが光っています。

本作にはカメオ出演で日本でも大人気の俳優チョン・ヘインが出演しています。彼はウンタクの幼馴染で初恋相手のチェ・テヒ役を務めました。 野球をしているテヒは大学受験が終わったウンタクと偶然再会する、というシーンで登場します。そして爽やかな笑顔とウンタクの頭を優しくなでる仕草で観る人を魅了しました。それを見たキム・シンがジェラシーを爆発させる様子は大きな見どころです。 カメオ出演ながら抜群の存在感を放つイケメン俳優チョン・ヘインをチェックしてください！

本作に幽霊役として出演していた女優のコ・スジョンが2020年に亡くなりました。 死因については脳腫瘍が原因で、2019年頃から体調が悪かったようです。本作でデビューとなった彼女は、セリフなどは無かったものの、ウンタクと話す幽霊たちが話すシーンで端に座っており、印象を残しています。 またその後もドラマ「ソロモンの偽証」やBTSのMVにも出演するなど、活躍の幅を広げていました。

ドラマ「トッケビ」のキャスト情報はいかがだったでしょうか。主演のコン・ユとキム・ゴウンはもちろん、どの役もぴったりはまっているキャストばかりです。本作を視聴して、脚本の良さを引き立てる彼らの演技を堪能しましょう！