『葬送のフリーレン』登場人物一覧・相関図まとめ！アニメ登場キャラたちの意外な関係性をチェック

アニメも大好評を博し、令和を代表する漫画のひとつとなった『葬送のフリーレン』。 魅力的なキャラクターが多数登場する本作ですが、この記事ではそんな登場人物たちの一覧・相関図をご紹介！アニメに登場した主要キャラたちのプロフィールなどはもちろん、それぞれがどんな関係性で繋がっているのかをしっかりと解説していきます。 ※この記事は『葬送のフリーレン』の重要なネタバレを含みます。

ここではアニメに登場したことのある主要人物を一覧でご紹介。 主人公フリーレンとともに旅をする「フリーレン一行」、そして彼女がかつて在籍していた「勇者一行」、そして作中に登場する「エルフ・魔法使い」、さらに「一級魔法使い試験編」の4グループにわけ、各キャラクターの概要を紹介しています。

本作の主人公であるエルフの魔法使い、フリーレン。長命のエルフ族というだけあり、その年齢はなんと1,000歳以上。長年かけて培ってきた魔法の知識と技術は卓越しており、かつてはその腕を活かして勇者ヒンメルらとともに魔王を討伐した実績があります。 魔王を倒したあとは悠々自適にゆっくりと生活。もともとはどこか冷めた性格をしていましたが、仲間たちと過ごすなかで様々な感情を知っていきます。

フリーレンの弟子となる人間の魔法使い、フェルン。フリーレンと出会うまでは、勇者一行で僧侶を務めていたハイターに育てられていました。そして彼の死を看取ったあと、フェルンはフリーレンとともに長い旅に出発することになります。 非常にしっかり者で真面目な性格をしていますが、時折仲間たちに対しすねた態度を取るなど子どもっぽい一面も。また魔法の腕前やセンスは非常に高く、難関と言われる一級魔法使い試験にもしっかり合格しています。

フリーレンたちの仲間となり、戦士として活躍するシュタルク。故郷を魔物に滅ぼされたあと、かつて勇者一行で戦士を務めたアイゼンに拾われることに。その縁もありフリーレンと出会い、長い旅を共にし始めます。 とても臆病でいわゆるヘタレな性格をしていますが、いざというときにはその勇気を発揮。持ち前の実力で数多くの強敵と対峙していきます。ただフェルンには頭が上がらないらしく、いつも尻に敷かれているようです。

フリーレンたちの仲間となり、僧侶として活躍したザイン。もともとは大陸の北方にある小さな村の僧侶。兄を残して村を出れないと考えていましたが、フリーレンとの出会いがきっかけとなり、幼馴染を探す冒険に出発します。 ザインは僧侶という職業に就きながら、酒・たばこ・ギャンブルなどが大好きといういわゆる破戒僧。しかしながらその腕前は超一流で、人体の治癒などをおこなう「女神様の魔法」をしっかりと使いこなしています。

かつてフリーレンとともに旅し、魔王を打ち倒した勇者ヒンメル。フリーレンに「もっと人間を知ろう」と思わせた、本作の重要なポジションを担う人物です。物語の冒頭で死んでしまうものの、その後も様々な回想シーンに登場し強い印象を残しています。 ナルシストでキザなお調子者ですが、それ以上に善良で、優しく困った人々を放っておけない性格。そのため魔王討伐の冒険中にも数多くのひとを助けており、世界中が彼を慕い続けています。

勇者一行で僧侶を務めたハイター。彼はもともとヒンメルの幼馴染であり、最初は2人で冒険へと出発。そこからフリーレンらと出会い、魔王討伐を達成することになります。 ハイターは僧侶という職業に就いていますが、作中でも屈指のお酒好き。ときには二日酔いになりながら戦うこともあるなど、仲間たちを困らせることもあった様子。しかしその腕前は超一流。また隠居後にフェルンを拾い育てるなど、僧侶らしい優しい一面も持っていました。

勇者一行で戦士を務めた、ドワーフのアイゼン。ドワーフはエルフほどではないですが、かなりの長命種族。そのためフリーレンと同じように、少々感情が希薄で人間とは違う価値観を持っているようです。しかしながら薄情というわけではなく、アイゼンは周囲を気遣う優しい心の持ち主でした。 また戦士としてのスペックは常軌を逸しており、その頑丈さには仲間ですらドン引きしてしまうほど。ちなみにのちに彼の弟子となるシュタルクも、人間レベルを超えた頑丈さを手に入れています。

フリーレンの師匠にあたるフランメ。魔法を人間たちに広めた伝説的な人物であり、1,000年以上経った世界にも多大な影響を残している大魔法使いです。それまでは禁忌とされていた魔法に手を出すなど、かなり好奇心旺盛かつ大胆な性格をしていた様子。 フリーレンからは「相変わらず嫌味な奴」と評されるなど相当な変わり者だったことが伺えますが、フリーレンが彼女を慕っているような描写もあることから、師として優秀な人物だったと思われます。

フリーレンよりも長い時を生きる、エルフの大魔法使いゼーリエ。「神話の時代の魔法使い」と恐れられており、世界中にある数多の魔法を修めたまさに生きる伝説。さらに大陸魔法協会を創立するなど、世界中の魔法使いたちに多大な影響を与えています。 またゼーリエが育てた弟子にも優秀な人物が多く、そのなかにはフランメの名前も。その縁もあってフリーレンと顔を合わせたことがありますが、好戦的なゼーリエと落ち着いたフリーレンは相性が悪く、何とも微妙な関係性を築いています。

ゼーリエの弟子であり、一級魔法使いでもあるゼンゼ。自分の背丈ほどある長い髪が特徴的で、戦闘時にはこの髪に魔法をかけて戦います。攻撃にも防御にも優れた優秀な魔法使いで、フリーレンたちが受けた一級魔法使い試験では試験官も務めていました。 彼女は自身のことを「平和主義者」と評していますが、過去に4回担当した試験の合格者はなんと0人。もしかしたらゼンゼは作中でも屈指のドSキャラ、厳しい目で周囲を見ている人物なのかもしれません。

一級魔法使い試験に挑んだ、二級魔法使いのデンケン。某国で宮廷魔法使いを務める実力者であり、試験でもその力を発揮し見事合格を勝ち取りました。試験終了後にはフリーレンらと協力し、最強クラスの力を誇る魔族・七崩賢のマハトと戦っています。 一見すると頑固で気難しそうな雰囲気を纏っていますが、試験で一緒だったラオフェンを孫のようにかわいがるなど性根は優しい様子。また平民出身の元軍人という経歴を持っており、ハングリーな性格をしているようです。

一級魔法使い試験を受けた魔法使いのメトーデ。試験中はそれほど目立っていませんでしたが、随所でその実力を見せ見事に合格。一級魔法使いの資格を得てからは北部高原の魔物討伐任務につき、フリーレンたちと共闘することになります。 戦闘時には猛烈な攻撃魔法を仕掛けており、相手をした魔族によるとその戦い方は「北部高原で魔族を狩っていた一族」に似ているとのこと。メトーデのルーツは不明ですが、彼女はとある戦闘部族の一員なのかもしれません。

一級魔法使い試験を受けた、二級魔法使いのヴィアベル。魔王軍の残党と激戦を繰り広げて来た北部魔法隊の隊長。その経験値や魔法の実力は相当高く、試験にも見事合格してみせました。 一見するとあぶない目つきをした戦闘狂のように見えますが、実はかなりの良識派。冷静沈着で仲間のことも気遣うなど、周囲を引っ張るリーダーとしての資質を持っています。ちなみに彼はシュタルクのことを大変気に入っている様子。作中では北部で一緒に戦おうと熱心に声をかけていました。

一級魔法使い試験を受けた、三級魔法使いのユーベル。彼女の得意魔法は対象を「切る」というシンプルなものになっていますが、なんとユーベル自身が「切れる」とイメージしたものなら何でも切ることが可能。かつて二級魔法使い試験を受けたときには、それで試験官を殺害し失格処分となっています。 しかも彼女は共感した相手の能力をコピーできるというチート能力まで所持。そのためユーベルは三級でありながら作中屈指の戦闘力を誇っており、一級試験にも見事合格しています。ただその性格は非常に冷徹で不安定。本作のなかでも指折りの危険人物です。

一級魔法使い試験を受けた、二級魔法使いのラント。眼鏡をかけたやさおとこ風の見た目をしており、試験ではフェルンやユーベルとチームを組むことに。幻影魔法を得意としており、なんとゼーリエとの面談でさえ自分の分身に行かせていました。 本体は故郷の村から一切出ないという徹底ぶりを評価され、ラントは見事に一級魔法使い試験に合格。ちなみにユーベルからなぜか懐かれており、いつも面倒くさそうに彼女に対応していました。

魅力あふれる人物が数多く登場する『葬送のフリーレン』。 本作はそんなキャラクターが作り出す尊い関係性や、そこで繰り広げられるヒューマンドラマが大きな見所となっています。これを機に『葬送のフリーレン』をチェックし、感動の物語を味わってみてはいかがでしょうか！