『ハイキュー!!』名シーン集!涙腺崩壊間違いなしの名試合をランキングで振り返る

烏野高校の試合を中心に、数々の名勝負が繰り広げられた『ハイキュー!!』。1勝1点がすべてを決めるバレーボールの世界を描く本作では、多くの名試合、名シーンが紡がれました。 そこで本記事では読者を感動の渦に巻き込んだ『ハイキュー!!』の名シーンを、勝負ごとにランキング形式で紹介していきます! ※本記事には『ハイキュー!!』の重要なネタバレを含みます。
タップできる目次
- 『ハイキュー!!』名シーン集!ランキングで紹介
- 【1位】烏野VS音駒(春高バレー本戦/33-37巻)
- 【2位】烏野VS青葉城西(春高予選/15-17巻)
- 【3位】烏野VS白鳥沢(春高予選/17-21巻)
- 【4位】烏野VS稲荷崎(春高バレー本戦/28-33巻)
- 【5位】MSBYブラックジャッカルvsシュヴァイデンアドラーズ(プロ/43-45巻)
- 【6位】烏野 VS 鴎台(春高バレー本戦/38-42巻)
- 【7位】梟谷高校 VS 狢坂(春高バレー本戦/37-38巻)
- 【8位】音駒VS戸美(春高バレー予選/22-23巻)
- 【9位】烏野 VS 青葉城西(インターハイ予選/6-8巻)
- 【10位】烏野VS音駒(練習試合/4巻)
- 【11位】烏野VS和久谷南(春高予選/13-14巻)
- 【12位】烏野vs町内会チーム(3巻)
- 【13位】雪ヶ丘中学vs北川第一中学(1巻)
- 『ハイキュー!!』ハンカチ必須の名シーンを振り返ろう
『ハイキュー!!』名シーン集!ランキングで紹介

1 | 「ゴミ捨て場の決戦」烏野高校vs音駒高校 春高全国大会3回戦 |
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2 | 烏野高校VS青葉城西高校 春高予選準決勝 |
3 | 烏野高校VS白鳥沢高校 春高予選決勝戦 |
4 | 烏野高校vs稲荷崎高校 春高全国大会2回戦 |
5 | MSBYブラックジャッカルvsシュヴァイデンアドラーズ Vリーグ戦 |
6 | 烏野高校vs鴎台高校 春高全国大会4回戦 |
7 | 梟谷学園vs狢坂高校 春高全国大会4回戦 |
8 | 音駒高校vs戸美学園 春高予選3位決定戦 |
9 | 烏野高校vs青葉城西高校 インターハイ予選3回戦 |
10 | 烏野高校VS音駒高校 練習試合 |
11 | 烏野高校VS和久南高校 春高県大会予選 |
12 | 烏野高校VS町内会チーム - |
13 | 雪ヶ丘中学VS北川第一中学 中学公式戦 |
高校生のバレーボールに懸ける青春を、一試合一試合丁寧に描いてきた『ハイキュー!!』。部活動だからこその本気と情熱を、すべて相手にぶつける姿は、多くの読者の目を釘付けにしました。 負けたら終わりの公式戦だからこその熱や、チームに問題を抱えるなかでする試合だからこその熱。今回は名シーンや対決校の関係性などから名試合を13個選んだので、ぜひ想いを馳せながらチェックしてみてください!
【1位】烏野VS音駒(春高バレー本戦/33-37巻)

1位に選んだのは、春高3回戦で当たった「ゴミ捨て場の決戦」こと烏野高校vs音駒高校です! 元々ライバル校同士だった両校の因縁が、世代を超えて復活。東京合同合宿では苦楽を共にし、日向も研磨という友であり強敵を手に入れました。そんな高校同士がついに最高の舞台で激突するのが、感動しないわけがありません。 月島と山口の関係性や、研磨が変わる瞬間など、見どころも盛りだくさん。なかでも黒尾がいるからバレーを続けてきた研磨が、自ら「たーのしー」と、バレーそのものに楽しさを見出す瞬間は感涙もの。それを聞いた日向同様、多くの読者がガッツポーズしたはずです。 最後は烏野が勝利しましたが、両校に拍手を送りたい試合でした!
『ハイキュー!!』の最初から描かれてた、因縁の対決。この試合のためにすべてがあったんじゃないかと思った……!
【2位】烏野VS青葉城西(春高予選/15-17巻)

2位は、春高予選の烏野高校vs青葉城西高校です! 作中で烏野が最初に試合をしたのも、最初に公式戦で負けたのもこの青葉城西高校でした。もちろん烏野を応援していたファンが多いと思いますが、青葉城西3年生の絆も本物。インターハイ予選の雪辱を晴らした喜びと共に、及川たちの引退にも感じるものがある一戦でした。 烏野1年生で唯一平凡な山口が、ピンチサーバーとして大活躍する姿もカッコよかったです。 また敗北した及川とデリカシーの欠片もないウシワカの試合後のやりとりは、及川の執念深いカッコよさを非常によく表現しています!
サーブに懸ける山口の気持ちと、それを知ってる仲間の頑張りが最高だった!
【3位】烏野VS白鳥沢(春高予選/17-21巻)

3位に選んだのは、春高予選決勝の烏野高校vs白鳥沢学園です! この対決はなんといっても、烏野が作中で全国行きを決めた最初で最後の試合でした。白鳥沢のエースであるウシワカの強烈なスパイクを相手に、苦戦を強いられる烏野。そんななかで頼りになったのが、我らが守護神・西谷夕と1年生ミドルブロッカー・月島蛍です。 最初は捉えきれていなかったものの、ウシワカのスパイクを完璧にあげてみせたノヤっさん。頭脳プレーで、ウシワカの強烈スパイクをブロックした月島。普段はクールな彼のガッツポーズが、脳裏に焼きついているファンも多いのではないでしょうか!
月島がバレーにハマる瞬間を見れて、俺は幸せだ……。
【4位】烏野VS稲荷崎(春高バレー本戦/28-33巻)

4位にランクインしたのは、春高2回戦で激突した烏野高校vs稲荷崎高校の一戦です! 全国2位の実力を有する稲荷崎の破壊力は、まさに本物。変人速攻をコピーしたり、全員が強烈なサーバーだったりと、非常に強敵でした。また最初は怖いイメージがあった彼らの過去が掘り返され、どちらも応援したくなってしまった人も多いのではないでしょうか。 試合を決めたのは日向・影山のブロック。速さの強さと弱さを知っている2人だからこそ、双子の“どんぴしゃり”な速攻バックアタックを止められたのです。 ただやはり1番の名シーンは、田中が前を向くシーンでしょう。劣勢でメンタルがマイナスに寄っても自分にもってこいと叫んだ彼の心が、平凡ではないとわかる作中屈指の名場面です!
田中さん、そこで前を向くあなたはまったく平凡ではありません。
【5位】MSBYブラックジャッカルvsシュヴァイデンアドラーズ(プロ/43-45巻)
5位にはその後の戦いから唯一、MSBYブラックジャッカルvsシュヴァイデンアドラーズがランクインです! この試合の魅力は、なんといっても妖怪が入り乱れたお祭り感でしょう!プロ入りした日向たちがVリーグで繰り広げる試合で、MSBYブラックジャッカルには日向、宮侑、木兎、佐久早が所属。シュヴァイデンアドラーズには、影山、ウシワカ、星海が所属しています。 豪華すぎるチームで、夢のような対決でした!
大人になってからの試合もみせてくれる『ハイキュー!!』最高!侑が有言実行しててすごいです!
【6位】烏野 VS 鴎台(春高バレー本戦/38-42巻)
6位は、春高準々決勝の烏野高校vs鴎台高校です。 烏野高校が敗北し、慣れ親しんだ烏野としては作中最後の試合になったのがこの対決でした。日向が発熱し、思わぬイレギュラーで幕を閉じた鴎台戦。旭の覚醒を筆頭にした3年生の躍動など、試合も名シーンの連続です。 光ったのはやはり「現・小さな巨人」星海光来の強さ。全国の強さを読者にも痛感させてくれました。 3年生が引退しただけあり、その後が重要な一戦でもありました。影山がもう少しこのチームでやりたかったと言った場面は、1巻から読んでいる読者からすれば宝物のワンシーンでしょう。 また最後の武田監督の「負けは今の力の認識であっても弱さの証明ではない」の名言からのしっかりご飯を食べる流れは、実に『ハイキュー!!』の魂を感じます。
熱を出してしまった日向に対する、武ちゃんの言葉もよかったなぁ。
【7位】梟谷高校 VS 狢坂(春高バレー本戦/37-38巻)
7位に選んだのは、春高準々決勝の梟谷学園vs狢坂高校です! あまり話数は多くなかった試合ですが、やはり木兎と赤葦の関係性が最大の魅力。調子を崩し焦る赤葦に声をかける木兎の構図は、今までとは明らかに違い絆を再確認できました。木兎が赤葦にかけた「今まで負けてもいい試合はあった?」という言葉には、かなり痺れます! 狢坂も短い話数でインパクトを残しました。全国3大エースの1人・桐生八(きりゅうわかつ)が登場。回想シーンで描かれたエースになりきれなかった後悔の念と、今現在エースとして背負いすぎている姿に、胸が痛くなりました。 全国屈指のエース対決も見応えがあり、試合としても面白かったです!
全国の大舞台で最高をみせてくる木兎さんズルいよ……!
【8位】音駒VS戸美(春高バレー予選/22-23巻)

8位にランクインしたのは、春高予選3位決定戦の音駒高校vs戸美学園です! 東京都から全国へ行く最後の席をめぐったこの一戦は、やはり音駒が主役の試合でした。守護神である夜久の怪我で状況は大きく変わり、音駒の強い武器となるリエーフの覚醒も描かれました。 また黒尾、夜久、海の絆が過去編からみえ、試合後の涙が印象深いです。これまでの努力をみているからこそ、素晴らしい試合でした! 戸美のキャプテン・大将優(だいしょうすぐる)も、一見すると嫌味なキャラですがバレーにかける思いは本物。昔からの知り合いである黒尾とお互いに“理解(わか)っている感”は熱いものがありました。試合後にバレーが理由で別れた彼女と復縁しているのも青春でよかった!
夜久さんがいなくても勝ちきる、執念の音駒が好きだ……。
【9位】烏野 VS 青葉城西(インターハイ予選/6-8巻)

9位は多くの烏野ファンが涙したであろうインハイ予選の烏野vs青葉城西です。 合宿もして鉄壁を誇る伊達工業を倒して迎えた青葉城西戦。天才セッターである影山と、その先輩であり天才ではないセッターの及川との対決が大きな見どころ! 試合の中でどんどん成長していく変人速攻に、菅原から影山へのアドバイス、山口のピンチサーバーデビューなど、烏野にとってそれぞれの課題が見える試合となりました。第3セットの30点を超える攻防はあまりの緊張感に、読者の心臓が試されているのを感じたほど。 青葉城西を語るうえでも欠かせない試合で、なかでも60話は印象的でした。及川と岩泉の揺るぎない絆の原泉や、及川と影山の因縁が描かれ、より試合に感情移入してしまいました。 試合後の、春高につながる武田監督の「負けは弱さの証明ですか?」や、烏養監督の「食え」も名シーンです!
敗北はかなりきつかった……でもこれがあっての春高!最高の青春を感じられた!
【10位】烏野VS音駒(練習試合/4巻)
該当巻 | 4巻 |
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勝敗 | 音駒高校勝利(0-2) 烏野-音駒 22-25 23-25 |
烏野のチームメンバーが揃って初の試合が、烏野vs音駒の練習試合です。 春高時点の仕上がっている烏野に比べると全員がまだまだ荒削り。だからこそ、ここからどう成長するんだろう!?とワクワクさせてくれる試合です。 強みである変人速攻も音駒の慣れによって止められる中、心折れるわけでもなく楽しそうに笑う日向が最高!日向がブロックを見て飛ぶようになったり、そんな日向のために影山が違うトスを上げようとしたり。コンビとしての成長も見どころ。 マッチポイントを制した際の猫又監督の「ボールが落とした方が負けるんだ それが“繋ぐ”ということ」という言葉もグッときます。
練習試合だからこその試合終了後の「もう1回!」があるのがいい!
【11位】烏野VS和久谷南(春高予選/13-14巻)
11位は春高バレー県大会予選での烏野vs和久谷南戦です! 「小さな巨人」を彷彿とさせるプレースタイルのキャプテン・中島猛を擁する和久谷南との試合。和久谷南の隙のないプレーに烏野は苦戦します。 しかも試合中、田中と澤村の接触で澤村が怪我。まさかの澤村離脱という展開の中、代わりに入ったのは縁下!かつて逃げた負い目のある縁下が「逃げる方が絶対後からしんどいって事はもう知ってる サッ来ォォオい」と雄叫びをあげる姿が熱い試合です。 日向と空中戦に秀でた中島との対決も見もの。自分が敵わないと素直に認めたうえで、攻略法を模索する日向のメンタルは読者もチームメイトも鼓舞しました。
縁下の見せ場!「これを拾えなければこのコートで俺に価値はない」と言える縁下がかっこいい!
【12位】烏野vs町内会チーム(3巻)

該当巻 | 3巻 |
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勝敗 | 町内会チーム勝利(0-2) 烏野-町内会 19-25 18-25 |
12位にランクインしたのは、作品の序盤に描かれた烏野高校vs町内会チームです! 完全な練習試合ですが、この一戦には様々な思惑が渦巻いていました。影山と日向の絆ももちろん、やはり重要なのは旭と西谷のやりとりでしょう。 伊達工業との試合でトラウマを植えつけられ、部を去ったエース・旭。そんな彼に「もう一度トスを呼んでくれエース!」とスーパーレシーブをみせる西谷が、カッコよすぎた試合でした!
この試合から、ずーっとノヤっさんの大ファンです!
【13位】雪ヶ丘中学vs北川第一中学(1巻)
該当巻 | 1巻 |
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勝敗 | 北川第一中学勝利(0-2) 雪ヶ丘-北川第一 5-25 8-25 |
13位は、中学公式戦の1回戦である雪ヶ丘中学vs北川第一中学です! すべてが始まった試合で、描かれたのは1巻の1話。全国に名を轟かす影山と日向は、ここで出会いました。技術面はまったくダメな日向を、舐めきる北川第一のメンバー。しかし影山だけはこの時点で格下の日向を敵と認め、闘争心を剥き出しにします。 ここで日向が取った1点、影山が取られた1点は、『ハイキュー!!』の歴史を動かした1点なのです!
名コンビの出会いは、影山の言葉足らずもあって最悪だったなぁ……。
『ハイキュー!!』ハンカチ必須の名シーンを振り返ろう
『ハイキュー!!』は自分が持つすべてをぶつける、名勝負が盛りだくさん。試合中はもちろん、試合後の一幕に目を向けても楽しめます。 感動を思い出したい人は、ぜひ『ハイキュー!!』の名シーンを振り返ってみてください!