『怪獣8号』怪獣一覧!種類や能力・強さを徹底解説
『怪獣8号』に登場する怪獣一覧
『怪獣8号』には、フォルティチュード8.0以上の大怪獣が数体出現しています。この大怪獣は隊長クラスでも単体の討伐は難しいレベルで、個体に識別番号が付くのが特徴です。 この記事では識別番号がある大怪獣を、詳しく解説していきます!
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『怪獣8号』怪獣とは?
『怪獣8号』における怪獣は、世界中に突如出現し周囲を襲う巨大生物です。どこから来るのかは一切不明で、強さや大小もさまざま。日本は特に出現数が多く、怪獣大国であると語られています。作中では地震や台風のような、災害として扱われる代物です。 基本的に人間より強く巨大で、一般市民では太刀打ちできません。カフカやミナの大切なモノを奪うなどすべての元凶といえる存在で、怪獣に対処するため日本防衛隊が存在しています!
強さは「フォルティチュード」で示される
怪獣の強さは、地震の大きさを測る「マグニチュード」のような「フォルティチュード」という数値で示されます。6.0以上で本獣クラス、8.0以上で大怪獣と認識されるのです。 またフォルティチュードは怪獣の強さや脅威性を示した数値で、大きさを示す数値ではありません。どれだけ巨大でもフォルティチュードが高くなければ、大怪獣ではなく大型怪獣となります!
怪獣は3つに分類される
大怪獣 | フォルティチュード8.0以上 |
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本獣 | フォルティチュード6.0以上 |
余獣 | フォルティチュード6.0以下 |
怪獣は強さによって、3つに分けられます。 フォルティチュード8.0以上になると識別番号が付けられ、複数の隊長格が共に戦わなければ討伐できないレベルです。 本獣は隊長格単体で討伐でき、余獣は隊員でも討伐できます。余獣は、本獣が出現した後に出現するのが特徴です!
『怪獣8号』における怪獣の種類
『怪獣8号』に登場する怪獣は、外見や能力の系統で種類分けができました。 そこでここでは、6種類の怪獣を一覧で紹介していきます!
蜥蜴(とかげ)系怪獣
蜥蜴(とかげ)系怪獣はその名の通り、蜥蜴のような姿をした怪獣です。作中に初めて登場したのは、この蜥蜴系怪獣でした。 1巻の1ページ目に登場し、フォルティチュードは6の本獣です。街を見下すほどの巨大さでしたが、第3部隊の隊長であるミナにすんなり討伐されています。怪獣のなかで、最もオーソドックスな種類といえるでしょう!
人面系怪獣
人面系怪獣は、怪獣でありながら人のような顔をしている怪獣です。顔は人間のようですが知能があるわけではなく、よだれをボタボタと垂らしながら四足歩行で移動します。 登場したのは1巻で、蜥蜴系怪獣の余獣として出現しました。突然地中から現れ市川レノを捕食しようとしますが、カフカによってレノは救出。その後2人がかりでもどうしようもない人面系怪獣は、第3部隊に撃ち抜かれ討伐されました。
エイリアン系怪獣
エイリアン系怪獣は、エイリアンのような見た目をした怪獣です。筋骨隆々の恐ろしい姿をしており、生え揃った歯と2本の角が特徴的です。 作中では、1巻の防衛隊入隊試験で登場しました。強さは、小隊長クラス1人でも十分討伐できるレベル。試験では解放戦力46%を記録した天才・四ノ宮キコルによって、一撃で討伐されています!
菌類系怪獣
菌類系怪獣は、キノコのような見た目をした怪獣です。四足歩行で動き、複数個ある目のような機関や鋭い牙が特徴的。凄まじい生命力を持っているため、余獣からも増殖が可能です。 作中には、2巻の相模原討伐作戦にて登場しました。本獣は150メートルを超えるほど巨大で、新入隊員が入隊した第3部隊の初の討伐任務の相手でした。解放戦力55%まで成長したキコルによって、一撃で仕留められています!
翼竜系怪獣
翼竜系怪獣は翼が生えた竜のような外見の怪獣で、飛行能力があるのが特徴です。大きさは中型ですが口から火を吹くなど、戦闘能力が非常に高い種類でした。前面が硬く弾が通用しないものの、後方は軽量化のため防御力が低くなっています。そのフォルティチュードは、蜥蜴系怪獣以上です。 作中では3巻の立川基地襲撃にて登場。怪獣10号が無数の翼竜系怪獣を率いて出現し、基地を壊滅寸前まで追い詰めました。
蟻型怪獣
蟻型怪獣は蟻のような外見をした怪獣です。2本の触覚と鋭い牙が特徴的で、体には不気味な斑模様が刻まれています。口から強力な蟻酸を吐き、攻撃していました。 登場したのは5巻で、品川区に出現し周囲を襲っています。部分変身だったとはいえ怪獣8号になったカフカの攻撃を完全に防いでいたため、本獣クラスの強さは有しているでしょう。
怪獣1号
フォルティチュード | 不明 |
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能力 | 未来視 |
識別怪獣兵器(ナンバーズ)使用者 | 鳴海弦 |
怪獣1号は、日本最古の識別怪獣です。作品の時間軸より前に出現しており、イメージでは複数の目を持つ巨人のような外見の大型怪獣になっていました。 回避不能の攻撃を放ったといわれており、相手の体の電気信号さえも視認できたと伝えられています。防衛隊で最も長く年月を過ごした四ノ宮功が、わざわざ記録を持ち出して確認していたため、相当昔に出現した怪獣でしょう。 ナンバーズは鳴海弦のコンタクトレンズ型専用兵器で、未来視を可能にしています!
怪獣2号
フォルティチュード | 不明 |
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能力 | 破壊力 , 屈強な精神 |
識別怪獣兵器(ナンバーズ)使用者 | 四ノ宮功 |
怪獣2号は1972年に、札幌に出現した大怪獣です。鋭い牙が特徴的なこれぞ怪獣という外見で、札幌を壊滅状態にしました。 衝撃波を利用した技を使っていたようで、凄まじい破壊力を有しています。その衝撃波は、防衛隊で使用される炸裂弾のモデルになりました。また死を目前にしても気持ちを折らない、気位の高さも持ちあわせています。 ナンバーズの利用者は四ノ宮功で、打撃と共に衝撃波をぶつける強力なアームでした!
怪獣4号
フォルティチュード | 不明 |
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能力 | 不明(おそらく飛行能力) |
識別怪獣兵器(ナンバーズ)使用者 | 四ノ宮ヒカリ , 四ノ宮キコル |
怪獣4号は、未だ作中に登場していません。四ノ宮ヒカリが使用していた、ナンバーズのベースとして認知されています。2024年3月現在は、ヒカリの娘であるキコルが怪獣4号のナンバーズを使用中です。 全国群発災害にて、怪獣4号のナンバーズは唯一飛行能力を持つ兵器と語られています。そのため怪獣4号自体も、飛行能力を持つ怪獣であった可能性が高いです!
怪獣6号
フォルティチュード | 9.6 |
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能力 | 凍結 |
識別怪獣兵器(ナンバーズ)使用者 | 市川レノ |
怪獣6号は、恐竜型の巨大な怪獣です。複数の本獣を従えており、その姿から「怪獣の王」とも呼ばれています。 小田原市に出現したこの怪獣には凍結能力があり、合同で討伐にあたった当時の第1部隊、第2部隊を苦しめました。最終的に200人以上の犠牲者をだし、防衛隊のヒーローであったヒカリも怪獣6号に殺されています。 ナンバーズになった後もその凶暴さから適合者が現れず、レノが最初の適合者となりました。
怪獣8号
フォルティチュード | 9.8 |
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能力 | 硬化 , 再生など |
識別怪獣兵器(ナンバーズ)使用者 | なし |
怪獣8号は、怪獣に変身したカフカが防衛隊に識別番号を付けられた存在です。つまり怪獣8号は、カフカ自身を指しています。元々は超小型怪獣でしたが、1巻で病室にてカフカの口から体内に入り込み同化しました。 再生能力があり、怪獣のなかでもトップレベルのパワーを誇ります。2本の角と鋭い牙を持ち、外見は完全に怪獣です。日本防衛隊が創立されて以降、初の怪獣未討伐事件を巻き起こしました。
怪獣9号
フォルティチュード | 推定10.0 |
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能力 | 知性 , 怪獣操作 , 怪獣製造 |
識別怪獣兵器(ナンバーズ)使用者 | なし |
怪獣9号は、1巻で初登場した本作のラスボスと目される凶悪な怪獣です。外見はキノコのような頭部を持つ人型、怪獣の死骸を操作する能力や、人間に擬態する能力を持ちます。 そんな怪獣9号の1番の特徴は、知性があること。言葉を話すことも可能で、数回で銃弾を見切るほど学習能力も高いです。最初は、怪獣8号には敵わない強さであったこの怪獣。そこから成長し、四ノ宮功との戦闘後はついに怪獣2号のナンバーズも手に入れました。
怪獣10号
フォルティチュード | 9.0 |
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能力 | 頑丈な肉体 , 怪獣の統率 |
識別怪獣兵器(ナンバーズ)使用者 | 保科宗四郎 |
怪獣10号は怪獣9号が造った、試作品といえる怪獣です。太く長い尻尾が特徴的で、怪獣9号と同じように知性を持っています。体が非常に頑丈で、3巻にて翼竜怪獣を率いて立川基地を襲撃しました。 保科宗四郎と激闘を繰り広げ、最後は第3部隊総力の前に敗北。保科を気に入った怪獣10号は、情報を提供する条件として自分を改造したナンバーズを保科が使い、共に戦うことを提示しました。 その後は初の意思を持った兵器として、保科と共に戦っています!
怪獣11号
フォルティチュード | 9.0 |
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能力 | 水を操る |
識別怪獣兵器(ナンバーズ)使用者 | なし |
怪獣11号は、怪獣9号が製造した大怪獣のうちの1体です。怪獣11号も言葉を話し、知性を持ちます。9巻で初登場し、茅ヶ崎市の海に出現しました。 サメのような頭部が特徴の小型怪獣で、水を操る能力を持っています。対鳴海に特化した怪獣であり、怪獣9号が取り込んだ四ノ宮功の記憶から得た情報を頼りに戦うも、進化した鳴海によって討伐されています!
怪獣12号
フォルティチュード | 9.0 |
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能力 | 剣術 |
識別怪獣兵器(ナンバーズ)使用者 | なし |
怪獣12号も、怪獣9号に製造された大怪獣です。2本の角が特徴的で、試作品であった怪獣10号の完成形。つまり怪獣10号よりも優れた能力を有しています。剣術に特化した怪獣で、保科の討伐を専門に情報を与えられていました。 怪獣12号は9巻で初登場し、怪獣10号のナンバーズを制御しきれていない保科と接触。最終的には戦いのなかで成長した保科と怪獣10号のコンビネーションに、敗れました。
怪獣13号
フォルティチュード | 9.2 |
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能力 | 高速移動 |
識別怪獣兵器(ナンバーズ)使用者 | なし |
怪獣13号も怪獣9号に製造された大怪獣です。9巻で初登場した怪獣で、知性はありません。外見は怪獣9号とよく似ており、その特徴は圧倒的な脚力。高速移動が可能で、攻撃を超速で避けて背後に回る芸当も可能です。 太腿が肥大し加速するとフォルティチュードが上がり、上河内サービスエリア近辺に出現した際は第1部隊を圧倒。しかし怪獣8号が参上し、一撃で討伐されました!
怪獣14号
フォルティチュード | 9.0 |
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能力 | 瞬間移動 , 衝撃波 |
識別怪獣兵器(ナンバーズ)使用者 | なし |
怪獣14号も怪獣9号に製造された大怪獣です。初登場は9巻で、知性はなく言葉を話すこともありません。モノリスに、4つの顔がついた外見が特徴的。湘南新宿ライン上に突如出現し、衝撃波で街に甚大な被害をだしました。 また瞬時に別の場所に移動でき、1箇所に留まらず攻撃を繰り出せます。ミナと戦いになり、彼女の圧倒的な強さの前に一瞬で撃破されています!
怪獣15号
フォルティチュード | 9.0 |
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能力 | 擬態 |
識別怪獣兵器(ナンバーズ)使用者 | なし |
怪獣15号も怪獣9号に製造された大怪獣です。初登場は9巻で残虐な性格をしており、知性があり人の言葉も話します。 本来の姿は脳が剥き出しになった人型の怪獣ですが、別のモノに擬態する能力があり、作中ではキコルに姿を変えていました。キコルの情報や記憶を与えられた、対キコル特化型の怪獣です。 キコルに精神攻撃を仕掛け、追い詰めていた怪獣15号。しかし最終的には精神攻撃を乗り越えたキコルに、撃破されました!
『怪獣8号』に登場する怪獣を一覧で紹介しました!
さまざまな能力を持ち突如出現する怪獣は、人間の敵でありながら物語を盛り上げる重要な存在です。 今後さらに強大な怪獣は登場するのか、怪獣2号を吸収した怪獣9号を討伐できるのか。今後の展開からも、目が離せません!