『となりのトトロ』お母さんが入院する病院のモデルは?病気は治った?
ジブリ映画『となりのトトロ』に登場する、サツキとメイのお母さん。入院中のお母さんに会いたいメイの気持ちが、物語を動かしていきます。 この記事では、お母さんのプロフィールや声優を紹介し、気になるお母さんの病気についても考察していきます。
「トトロ」お母さんのプロフィール
サツキとメイのお母さんは、本名を草壁靖子といいます。作中からもわかるように、優しく穏やかな性格で子ども想いなお母さんです。『となりのトトロ』は入院中のお母さんに会いたい一心で、1人で出かけたメイが迷子になってしまうお話。 靖子の病名は劇中では明らかになっていませんが、胸を病んでいる模様。サツキの夏休みが始まる週末に一時退院が決まっていましたが、風邪をこじらせて延期になってしまいます。 身体は弱いものの生来明るく行動力もあるようで、公式ムック「ロマンアルバム」には、お父さんとは周囲の反対を押し切って学生結婚したという設定もありました。
お母さんの声優は「ナウシカ」の島本須美
サツキとメイのお母さん、草壁靖子の声を担当したのは、『風の谷のナウシカ』のナウシカ役で知られる声優の島本須美です。ナウシカのような姫役、靖子のような母役が多いイメージですが、実は長年「アンパンマン」シリーズでしょくぱんまんの声も担当しています。 また、宮崎駿監督作『ルパン三世 カリオストロの城』(1979年)のヒロイン、クラリス役でブレイクしたことも有名。他の代表作として『めぞん一刻』の音無響子役もよく知られています。
「トトロ」お母さんの病気は肺結核?エンドロールで分かる“その後”
前述の通り、劇中では病名は明らかにされていませんが、小説版では結核であること、入院している七国山病院も結核療養所であることが記されています。退院が延期になったことを申し訳なく思っており、退院したらサツキとメイのわがままをいっぱい聞くつもりだと語っていました。 その言葉通り、映画のエンディングでは退院した様子が描かれており、サツキとメイと3人でお風呂に入ったり、寝る前に読み聞かせをしている場面もありました。最後までほっこりさせてくれる、ジブリ屈指の名作ですね!