2018年11月17日更新

『千と千尋の神隠し』のその後、本当のラストシーンとは?

2001年に日本公開し、興行収入300億円を超えた『千と千尋の神隠し』。実は、本編のラストシーンよりあとに続く、幻のラストシーンがあるといわれています。どんなラストシーンなのか調べてみました。

歴代興行収入1位の『千と千尋の神隠し』

映画『千と千尋の神隠し』ロマンアルバム

『千と千尋の神隠し』は、日本において過去に劇場公開された映画において興行収入が歴代1位となっています。これは、アニメ映画だけではなく、実写映画や洋画なども含めた全ての映画においての成績となっており、絶大な人気を誇っていることがわかります。

それだけの人気作だけに、様々な噂や都市伝説ともいわれるようなエピソードも数多く存在しています。そのひとつに物語のラストシーンの続き、つまりエンディングのその後が存在しているという話があります。

『千と千尋の神隠し』には別のラストシーンがあった

ジブリ映画『千と千尋の神隠し』の千とカオナシ

現在では見ることのできないという、DVDでもテレビ放映でも放送されていないその後のラストシーンが、あったといわれています。これはジブリが公式に発表した情報ではありませんが、ネットを中心にジブリファンの間では有名な話になっています。

なぜ、そのような情報が出回っているのか、そしてどのような『その後』のラストシーンが描かれているのかを徹底解剖していきたいと思います。『千と千尋の神隠し』は何度見ても楽しめる作品ですが、ラストシーンの都市伝説を知っていれば、また違った見方ができ、さらに楽しめること間違い無しでしょう。

通常のラストシーン

千と千尋の神隠し』を観た人のほとんどが知っている通常のラストシーンについてまずはご紹介します。

ハクと別れて、トンネルを抜けようとする千尋。その千尋が、振り向きそうになるときに、髪留めがキラリと光ったことで踏みとどまり、振り向くことなく、トンネルを無事にわたりきることができます。

そして、トンネルから出た千尋は抜けてきたトンネルを無言で見つめ続けます。両親に呼ばれ家族と一緒に車に乗って物語が終わります。

本当のラストシーンというのは、この車を走らせた後の続きがあったというものなのです。

噂によると、公開時には一部の映画館でも流されていたという本当のラストシーンとはどのようなものだったのでしょうか。

本当のラストシーン

千尋が最初に車の中で着けていた髪留めが、銭婆からもらった髪留めに変わったことに気づきます。その理由がわからなくて不思議に思う千尋。

そのあと、新居に向かっているときに、丘から引っ越し業者を見つけた母親が父親に「もうきちゃってるじゃないの~」と愚痴をこぼし、到着後にも、引っ越し業者に「遅れられると困りますよー」と、注意されます。

千尋が、一人何気なく新居の周りを歩いてると短い橋のかかった緑ある小川に気づき、橋から川を眺めていると一瞬悟ったような状態になり、この川がハクの生まれ変わり新たな住処であることに気づいたような意味深な状態で物語がおわります。

これは都市伝説?

見たという人はいますが、事実なのかは判断が難しいところです。劇場公開のみ、また1週間限定だったということもあるようなので、当時の記憶に頼るしかなく、また、2015年現在ではかなりの時間がたってしまっています。

本当のラストシーンは、事実証明がされていないのです。また、脚本を書かない宮崎駿監督にとって、脚本代わりになる絵コンテのなかにも、そういうシーンは書かれていないようなので、デマである可能性が高いです。

実際、ラストシーンではありませんが、引っ越しの話題は2回あり、新居の近くではありませんが、ハクの正体に気づいて千尋がハッとするシーンはあるので、記憶がごちゃ混ぜになっているのかもしれません。

『千と千尋の神隠し』以外では『天空の城ラピュタ』もラストシーン問題が語られています。

「幻のラストシーンがあった。」という都市伝説は、知らない人がいないほどの人気であり、「バルス」の言葉で有名な『天空の城ラピュタ』でも語られています。ジブリ作品は何気なく思える一つ一つの事象にも必ず意味をもたせている、と言っていいほど作りこまれているので、ファンの間で考察が白熱し、都市伝説が生まれやすいのでしょう。

ちなみに、ラピュタのラストシーンについては、ciatrでも以下の記事でまとめていますので是非ご覧ください。 『天空の城ラピュタ』の都市伝説の真相を解明!幻のエンディングが存在する?

『千と千尋の神隠し』にせよ『天空の城ラピュタ』にせよ、どちらの作品であってもかなり昔の話であり、当時見た人たちもラストシーンの記憶があいまいな状態なので、確実にあったかどうかはいまだに分かっていないようです。

『千と千尋の神隠し』の場合は、ハクとの今後のストーリーなどがまったく描かれてない本編に対して、こうあってほしいと願ったものかもしれませんね。