2019年6月25日更新

チョッパーについて徹底解説!「ワンピース」マスコットキャラの強さや名言を紹介

チョッパー

大人気少年漫画「ワンピース」。主人公ルフィと共に冒険を繰り広げるチョッパーは、船医として活躍する人型トナカイです。かわいい見た目とは裏腹に頼りになる強さ、これまでの活躍、彼の名言などを紹介していきます。

チョッパーは麦わらの一味を支える船医!かわいいマスコットキャラクターを徹底解説

1997年に少年ジャンプで連載開始し、幅広い層の読者に愛され続ける尾田栄一郎の漫画『ONE PIECE(ワンピース)』。主人公モンキー・D・ルフィが海賊王になることを目指し、偉大なる航路(グランドライン)を制覇していく物語です。 ルフィ率いる麦わらの一味の中で、マスコットキャラクター的なポジションを担っているのが船医トニートニー・チョッパー。モフモフの毛皮に包まれたかわいい見た目とピュアな性格で、ロビンやナミといった「ワンピース」女性陣から愛されています。 今回はそんなチョッパーのこれまでの活躍を解説。可愛い見た目と相反した戦闘力や、名言・名シーン、そしてチョッパーの発言に隠された伏線を考察していきます。 ※この記事では、2019年6月現在の「ワンピース」最新情報まで含んだ内容に触れています。ネタバレには十分に気をつけて読み進めてください。

トニートニー・チョッパーこれまでの活躍

ドラム王国でルフィの仲間に

チョッパーがルフィたちと出会ったのは、偉大なる航路の冬島・ドラム王国。旅の途中で高熱を出したナミを治療するため、麦わらの一味はチョッパーの住むこの島へと立ち寄ったのでした。 ルフィは、不思議な姿形をした小さなトナカイ・チョッパーを一目で気に入り、仲間にすることを決めます。そんな折、国が海賊に襲われた際に逃亡した前国王ワポルが、国を奪い返そうと攻撃を仕掛けてくるのです。チョッパーは一人で立ち向かおうとしますが、ルフィたちが加勢。彼らはワポルを倒すことに成功します。 その後チョッパーは、ルフィから仲間に誘われることに。彼は一緒に暮らす大恩人Dr.クレハ(ドクトリーヌ)を思いやり、また獣人である自分に自信がなかったことから、一度目の誘いを断ります。しかし、強引ながらもルフィに仲間と認められたことに心打たれ、麦わらの一味に加わることになったのです。 チョッパーは素直で騙されやすい性格をしており、そげキングの正体を見破れなかったり、偽麦わらの一味にも騙されたりします。また褒められたりすると口が悪くなりますが、デレデレするので照れ隠しだということすぐにバレる、かわいい一面が。 はじめこそサンジに非常食と呼ばれたり、ルフィに見た目を面白がられていたりしたチョッパーですが、医学の知識と愛されキャラな性格で、一味には欠かせない存在となっています。

チョッパーの悲しい過去

チョッパーの夢は何でも治せる医者になること。この夢は、彼の悲しい過去に起因するものでした。 彼が「ヒトヒトの実」を食べる前、他のトナカイと違う青い鼻のせいで、仲間はずれにされていました。そして悪魔の実の力を食べた後も、完全な人間の姿にはなることが出来ず、人里に降りても冷遇を受けるのです。 彼が人間に襲われて深手を負った時、Dr.ヒルルクに救われ、医者としての精神と「トニートニー・チョッパー」という名前と帽子を授けられました。2人は仲良く暮らしますが、ある日チョッパーは、ヒルルクが余命幾ばくもないことを知ります。 彼は危険を顧みずに万能薬と言われるアミウダケを取ってきます。ヒルルクはチョッパーの気持ちに感動してアミウダケを飲み干しますが、それは実は猛毒でした。ヒルルクに毒を与えてしまったことを悔やみながらも、天才医師Dr.クレハのもとで医学を学び、万能の医者になることを誓います。 チョッパーは高い医療技術とともに、傷ついた者は例え敵であっても治療する、医者としての高潔な精神を持ち合わせている人物です。その背景には、傷ついた獣人の彼に対して優しく接してくれたDr.ヒルルクの存在と、彼を死なせてしまったことへの自責の念がありました。

チョッパーの正体は「ヒトヒトの実」を食べたトナカイ!懸賞金や強さを紹介

自由自在に姿を変えて戦う

チョッパーは、動物系(ゾオン)悪魔の実「ヒトヒトの実」を食べた「人間トナカイ」。懸賞金は100ベリー(新世界編)で、一味のペット扱いであることに不満を持っています。チョッパーは普段から変形した形を保つ珍しいタイプです。 通常、動物系(ゾオン)の能力者は人型・人獣型・獣型という3種類の変化を扱うことができます。しかしチョッパーは、医学の知識によって開発した「ランブルボール」という丸薬を飲み込むことで、より多くの変形を可能にしています。 しかし、ランブルボールを連続で使用できるのは2つまで。ウォーターセブン編でCP9(サイファーポールNo.9)の一人クマドリと戦った彼は、やむを得ず3つ目を服用します。するとチョッパーは巨大化し、我を忘れて暴れだしました。その強さと見た目は、まさに怪物(モンスター)です。 通常の能力者よりも多くの変形態を持ちつつも、完全なコントロールはできていなかったチョッパー。しかし、シャボンディ諸島編から2年間の研究と鍛錬によって、彼は大きく成長します。 彼は、ランブルボールなしでも変形することが可能になっていました。さらに、ウォーターセブン編で見せた巨大な姿になっても、我を失うことなく戦うことが出来ます。チョッパーはそれまで、ナミ・ウソップとともに「弱小トリオ」でしたが、今や麦わらの一味の立派な戦力です。

チョッパーの技を紹介

チョッパーは姿かたちを変形させるとともに、それぞれの形態の特化した部分を活かして戦います。例えば、全身を長い毛で覆い球形になる毛皮強化(ガードポイント)や、角を巨大化する角強化(ホーンポイント)など、相手の攻撃などに対応した形態に変化することが出来るのです。 彼の攻撃は、主に腕力を強化した状態か、角を強化した状態から繰り出されます。必殺技は「刻蹄桜(こくていロゼオ)」。蹄(ひづめ)で掌底のような攻撃を繰り出し、桜の花びらのような刻印を刻むほどの威力を持つ技です。 新世界編に入ってからは、チョッパーは主に柔力強化(カンフーポイント)で戦っています。その見た目はドラム缶のような寸胴体型ですが、機敏なフットワークと強力な腕力で縦横無尽に敵を蹴散らすのです。その時の掛け声は「ハチャー」と、まるでアクションスターのよう。 またランブルボール1つで、依然はコントロールできなかった怪物の姿になる怪物強化(モンスターポイント)も使います。その巨体から繰り出される平打ち、刻蹄椰子(こくていパルメ)は、鉄のハンマーをも打ち砕くほどの威力。しかし、怪物強化(モンスターポイント)を使った後は、疲労で動けなくなるという弱点もあります。

チョッパーの名言・名シーン

おれが「万能薬」になるんだ

チョッパーの過去編での名言です。 自身の誤った医学知識によって、大恩人Dr.ヒルルクを死なせてしまったチョッパー。一歩間違えば人を死なせてしまうこともある医者の世界を知りながら、彼はただでは起き上がりませんでした。 チョッパーはヒルルクと親交のあったDr.クレハ(ドクトリーヌ)のもとへ行き、「医者を教えてください」と乞います。彼はその時に、「俺が“万能薬”になるんだ、何でも治せる医者になるんだ。だって、この世に治せない病気はないんだから」と、涙ながらに決心を語るのでした。 「この世に治せない病気はない」というのは、ヒルルクが日ごろから口にしていた言葉。チョッパーがヒルルクの意志を継ぎ、医者になることを志した名シーンです。

男だ!

チョッパーとDr.クレハが暮らす城にやってきたワポルたちを、ルフィたちとともに撃退したチョッパー。彼は麦わらの一味に勧誘され、一緒に冒険することを決心します。 長年お世話になっていたDr.クレハ(ドクトリーヌ)に別れを告げようとするのですが、彼女は海賊になりたいというチョッパーの願いを聞き入れずに怒ります。 「たかだかトナカイが海へ出るなんて話、聞いたことがないね」と怒声を上げる彼女に対し、チョッパーは「そうだよ、トナカイだ。でも、男だ!」と返すのです。 結局チョッパーはきちんと別れを告げることのできないまま、ルフィたちと共にドラム王国(現サクラ王国)を出ます。しかし彼らが出港すると、あるものが目に入るのです。 それは、王国中に降りしきる桜色の雪。ヒルルクが生前に研究していたものをドクトリーヌが引き継いでいたのです。そして彼女はボソッと一言「行っといで。バカ息子」と、一方的に別れを済ませるのでした。 ドクトリーヌはしめっぽい別れを嫌って、チョッパーに怒る演技をしてました。チョッパーが自ら声を上げるまでもなく、彼が立派な男に成長していたことを誰よりも感じていたのは、彼女だったのですね。

ハッ、おれだ

麦わらの一味の冒険には、大ケガがつきものです。何が起こるか分からない海、偉大なる航路(グランドライン)では、様々な危険が一味を襲います。 チョッパーは医者ですが、一味の誰かが大ケガをするとパニックになり、「医者~」と叫びます。そのたびに「お前だろ」と周りから突っ込まれるというくだりがあるのです。 しかし、そんな状況を何度も繰り返すうちに、「医者~!ハッ、おれだ」とチョッパーは自分で突っ込むようになります。自分が医者だと気付くようにはなったものの、パニックになってしまうことには変わりない、天然でお茶目な名言です。

お前の力になれるなら、俺は本物の怪物にだってなりたい

シャボンディ諸島で出会った王下七武海バーソロミュー・くまによって、麦わらの一味は世界各地に飛ばされてしまいます。チョッパーが飛ばされたのは、トリノ王国。そこは巨大な鳥が支配する国でした。 チョッパーは、長年争っていたトリノ王国の原住民と鳥たちを和解させ、再びシャボンディ諸島へ戻ろうとします。しかしそこで、マリンフォード頂上戦争のニュースを知ることに。 ルフィが兄エースを失い、つらい思いをしていることを察するチョッパー。2年間の修行を前に、意思を固めます。「ルフィが連れ出してくれた海、おれはついていく事に必至で......、ルフィに何をしてやれたかな」「お前の力になれるなら、おれは本物の怪物にだってなりたい」と、ルフィを支えていく決意をするのです。 怪物(モンスター)と言われ忌み嫌われてきたチョッパーが、ルフィのためならどう呼ばれても構わない、と決心する名シーン。ルフィたちとの絆や、チョッパー自身の成長が感じられました。

オイオイ、ホメ殺しかよ~

こちらは、パンクハザード編でのチョッパー(フランキー)の名言。 一味が上陸したパンクハザードには、王下七武海になった海賊トラファルガー・ローの姿が。彼は、麦わらの一味の心と体をバラバラに入れ替えてしまうのです。 ナミの体にサンジ、サンジの体にチョッパー、フランキーの体にナミ、そしてチョッパーの体にはフランキーの心が入ることに。 その後、ローに敵意が無かったことを知った一味は、体と心をもとに戻してもらうことになります。フランキーの体に入っていたナミは「もう変態でいるのはイヤ」と嘆くのですが、フランキーにとってそれは誉め言葉。チョッパーの体に入ったままフランキーは「オイオイ、ホメ殺しかよ~」とにやけるのです。 にやけた顔は、チョッパーのものとは思えないほど下品でした。歯茎をむき出して笑い、目はいやらしい三角形に。それを見たロビンは「チョッパーでその表情やめて、二度と」と強めのツッコミを入れるのです。 さらにみんなが元の体に戻ると、ロビンはフランキーに対し「もうチョッパーの体には入らないで欲しい、二度と」と、これまた辛辣なコメントをします。 チョッパーの体にフランキーがいることのミスマッチ感と、チョッパーのことが大好きなロビンからの厳しいツッコミが笑える、名シーンです。

チョッパーの発言には重要な伏線があった?

チョッパーの名言のひとつ、「俺が万能薬になるんだ。だって、この世に治せない病気はないんだから」というこのセリフには、もしかしたら今後の「ワンピース」物語の伏線が隠されているかもしれません。 「ワンピース」のストーリーは、主人公モンキー・D・ルフィが海賊王になることを目指して、仲間とともに冒険を繰り広げる、というものです。過去に最果ての地ラフテルへと到達し、海賊王と呼ばれたのはゴール・D・ロジャーただ一人。 物語が進むにつれ、ルフィとロジャーに共通点が多いことが明かになってきます。2人はともに、「D」の名を持つこと、人外のものの声を聞く力があるということ、麦わら帽子をかぶっていること、など類似する点が多々あるのです。 ロジャーは海軍に捕まって処刑されたとされていますが、シャボンディ諸島編でのシルバーズ・レイリーの証言により、彼は自首していたことが明かになります。ロジャーが自首した理由は、「不治の病」にかかり、自らの限界を感じたからというもの。

ロジャーがかかった不治の病が何なのかは、明らかにされていません。しかし、彼が病に侵されたのはラフテルへと到達した後の事。このことから、ラフテルへと到達することで、ルフィがロジャーと同じ病にかかってしまう危険があるのではないか、という推察ができるのです。 行動や発言が似ているロジャーとルフィ、2人の旅路がどこかでリンクしているならば、同じ病気にかかる可能性も高いかもしれません。そうなったときに、チョッパーの「この世に治せない病気はない」という発言が重要視されることになるのです。 つまり、ラフテルへ到達したルフィがロジャーと同じ病気にかかってしまい、チョッパーがそれを治すという伏線が隠されているのでは、との推測が成り立つのです。 この説は、確かに筋が通っているように思えます。しかし事実になるかどうかは、まだまだ先の事。ロジャーが何の病気だったのかも明らかになっていないので、可能性は五分五分といったところでしょう。

人気CMではリアルなトナカイがチョッパーを演じ話題に

実写版「麦わらの一味」が登場するIndeed Japanの人気CM

『ONE PIECE(ワンピース)』とコラボした、Indeedの人気CMにはチョッパーの姿もあります。しかし、人型のかわいい姿ではなく、凛々しいトナカイの姿。 他の麦わらの一味はそれぞれ、ルフィを斎藤工、ゾロを池内博之、サンジを窪塚洋介、ウソップを大悟(千鳥)、ナミを泉里香が演じています。なんとも豪華な顔ぶれで、キャラクターたちが忠実に再現されているのです。 そんな中、Dr.クレハ(ドクトリーヌ)に扮したのは夏木マリ。彼女の再現度も非常に高く、横にいる大きなトナカイが本物のチョッパーに見えます。 チョッパーとして登場したリアルなトナカイは、おそらく人形だと思われますが、その現実感あふれる獣の姿が話題を呼びました。

声優・大谷育江がチョッパーを演じる

アニメ版「ワンピース」で船医トニートニー・チョッパーを演じているのは、大谷育江です。彼女は、1965年8月18日生まれの女性声優。少年少女の役を演じることが多く、あどけない声が特徴的な人物です。 チョッパーの他には、『ポケットモンスター』(1997年)ピカチュウ役や『名探偵コナン』(1996年)円谷光彦役、『金色のガッシュベル!!』(2003年)ガッシュベル役などを演じています。言われてみれば、「あの声」か、と思う人も多いのでは。 幼い少年やかわいいキャラクターを演じる機会の多い大谷。チョッパー役も、原作のイメージを全く壊すことなく、可愛らしくもどこか年頃の男の子っぽい声で演じています。

船医トニートニー・チョッパー今後の活躍にも期待!ワノ国編でもかわいさと強さを見せてくれる?

今回は、麦わらの一味の船医トニートニー・チョッパーについて紹介してきました。 初めこそマスコットキャラクター的なイメージで、天然なところがかわいらしかったチョッパー。新世界編に入ってもかわいさは健在ですが、戦闘ではこれまで以上に頼もしい一面を見せています。 チョッパーは怪物(モンスター)と呼ばれるコンプレックスを克服し、船長ルフィを支えるために成長を遂げました。その健気さと純粋さから、多くの読者から愛されるキャラクターです。 2019年現在、「ワンピース」はワノ国編が大盛り上がりを見せています。ルフィとカイドウとの戦いはもちろん必見ですが、ともに活躍する麦わらの一味のメンバーにも注目です。チョッパーも、鍛え上げられた実力を発揮してくれるはず。 今後の「ワンピース」の展開に注目しつつ、チョッパーの活躍にも期待しましょう。