2023年6月28日更新

ロジャー海賊団メンバーを紹介!強さや一味の謎を考察【ワンピース】

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ロジャーの冒険が遂に描かれた!
怒涛の96巻を

1997年から少年ジャンプで連載開始し、20年以上にわたって多くの読者に愛されてきた尾田栄一郎の漫画『ONE PIECE(ワンピース)』。 少年漫画の金字塔ともいえる本作は、その世界観は他に類を見ないほど膨大な規模で展開されています。そのため、「ワンピース」にまつわる謎の多くは未だ不明な点が多く、それらを考察することも読者の楽しみの一つとなっています。 「ロジャー海賊団」も謎の一つ。海賊王と称されたゴールド・ロジャー(本名ゴール・D・ロジャー)が船長を務めた海賊団ですが、その中でも数人の船員(クルー)しか正体が明かされていません。 今回は、そんなロジャー海賊団のクルーたちを、アニメ映画版のみ登場のキャラクターも含めて紹介するとともに、彼らにまつわる謎について考察していきます。 ※この記事では「ワンピース」最新情報に触れています。読む際は十分に注意してください。

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「ワンピース」ロジャー海賊団とは?

ラフテルへ到達し海を制した伝説の海賊団

「ワンピース」の主人公・麦わらのルフィは、海賊王になることを目指して旅をしています。作中で海賊王といえばゴール・D・ロジャーのこと。そのため、ルフィたちが冒険をするにあたって、「ワンピース」物語のもう一つの軸となってくるのが、ロジャー海賊団の存在なのです。 ゴール・D・ロジャーが海賊王と称されるのは、偉大なる航路(グランドライン)を制覇し、終点ラフテルへと到達した唯一の人物だからです。ラフテルとはいったいどこにあるのか、ルフィたちはたどり着くことが出来るのか、などが物語の焦点の一つになっています。 第1話で、ロジャーが大海賊時代の幕開けのキッカケになった大海賊として描かれて以降、ロジャーや彼の海賊団については多くの部分が謎に包まれていました。しかし物語が進むにつれ、シャボンディ諸島でロジャーの右腕・シルバーズ・レイリーが現れるなど、彼らの過去が徐々に明かされていきます。

ロジャーの冒険が描かれた!
怒涛の96巻を

【ロジャー海賊団のメンバー】

ここからは、現在明らかになっているロジャー海賊団のメンバーを紹介。アニメ劇場版のみ登場しているキャラクターにもついても、わかっている範囲で解説していきます。

①:海賊王ゴール・D・ロジャー

偉大なる航路(グランドライン)を制覇した伝説の海賊王

ゴール・D・ロジャーはロジャー海賊団の船長で、海賊王と称された人物です。作中序盤では「ゴールド・ロジャー」と呼ばれていましたが、彼が白ひげと盃を酌み交わすシーンで、間に「D」が入る本名が明かされました。息子はポートガス・D・エースです。 彼は、ルフィの祖父で海軍中将のガープと、何度も殺し合いを繰り広げています。海軍と海賊という間柄ではありますが、ロジャーの人柄はガープですら嫌いにはなり切れなかったほど。海賊王とされるだけあって、人を惹きつける力は持っていたようです。そして当然、覇王色の覇気を使えたと思われます。 ロジャーは白ひげや金獅子のシキなど、当時の名だたる人物と互角以上に戦っています。白ひげはマリンフォード頂上戦争で、老体でありながら何人もの海兵を一網打尽にする、想像以上の力を見せました。 全盛期はきっとそれ以上に強かった白ひげ、そしてそんな彼と互角以上に戦っていたロジャーは果たしてどれほどの強さを誇ったのか。ロジャーの戦闘シーンがいつか描かれるといいですね。 ゴール・D・ロジャーは、処刑から4年前に不治の病にかかり、体の限界を悟って自ら海軍に捕まりました。その潔さからも、大物感がひしひしと伝わります。

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主人公モンキー・D・ルフィとの関係は

主人公のモンキー・D・ルフィも名前の中に「D」が入っています。「ワンピース」にはときどきこの名前を持つ人物が登場し、彼らは「Dの一族」や「Dの意志」を受け継ぐ者と呼ばれるのです。トラファルガー・ローの過去編に登場したコラソンによれば、彼らを「神の天敵」と呼ばれることもあるのだとか。 そして、マリンフォード頂上戦争で白ひげがティーチに放った「ロジャーが待ってるのはお前じゃない」という言葉は果たして何を意味するのか。ロジャーの意志が、誰かに継がれていくということを指すのでしょうか。だとすればロジャーの意志とは?そしてそれを継いでいるのはやはりルフィなのでしょうか。 他にも、ロジャーは「万物の声が聞ける」との情報がありましたが、ルフィも象主(ズニーシャ)や海王類の声が聞こえたりと、共通点が多くあります。ゴール・D・ロジャーにまつわる謎が、今後のルフィの未来を示唆していると言ってよいでしょう。

ロジャーの冒険の一部を

②:冥王シルバーズ・レイリー

存在そのものが伝説級、海賊王の右腕だった男

シルバーズ・レイリーは、ロジャー海賊団の副船長であり、のちにルフィの師匠となった人物です。 レイリーの初登場はシャボンディ諸島編。人さらいによって奴隷が売りに出されるオークションで、わざと捕まって金を盗もうとしていました。そしてルフィが天竜人チャルロス聖を殴って大騒ぎになっていた会場に登場、覇王色の覇気によって会場にいるほとんどの客を気絶させました。 彼はシャボンディ諸島では、船のコーティング師として隠居しています。しかし、海軍大将・黄猿(ボルサリーノ)による光速の攻撃を防いだり、山ほど大きい獣相手に指一本触れずに覇気で倒したりと、伝説と呼ばれるだけあって、とんでもない強さです。 レイリーはルフィの師匠として1年半ほど稽古をつけました。ルフィが再び仲間と集結し、レイリーに別れを告げると、うっすら涙を浮かべる心優しい一面もあります。また、白ひげが頂上戦争で命を落とした際も涙を浮かべ、「逝ったか」と一言。人情深く味のあるキャラクターです。

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レイリーには謎の力が?

レイリーが登場したシーンでは、人魚のケイミーが鉢に入れられ、爆発する首輪をかけられていました。そして彼は絶対に外れないとされていた首輪を、「グシャ」という音を出しながら素手で外したのです。 レイリーは、海を泳ぐシーンがあることから「悪魔の実」の能力者ではないと思われます。それなら一体、どうやって素手で首輪を外したのでしょうか。 これはもしかしたら、未だ「ワンピース」で明かされていない能力を使った可能性があります。ロジャーの「万物の声が聞ける」力と関連があるのでしょうか。人さらいに自ら捕まるのは、自分で錠を外せるこの力があってこそなのかもしれません。

ロジャーが初登場した51巻を

③:赤髪のシャンクス

ロジャーと共にラフテルへ到達していたのか?現四皇の一人

ONE PIECE FILM RED ワンピース フィルムレッド シャンクス
(C)尾田栄一郎/2022「ワンピース」製作委員会

シャンクスは赤髪海賊団の船長を務める人物で、海軍本部・王下七武海とともに世界の3大勢力と言われる四皇の一人です。主人公ルフィを近海のヌシから救い、その代償として左腕を失いました。そして左目には黒ひげ(マーシャル・D・ティーチ)から付けられた傷があります。 黒ひげに関して、シャンクスと白ひげの交渉が決裂したシーンでは、天を割るほどの覇王色の覇気のぶつかり合いがあり、彼の実力が垣間見えました。また、頂上戦争を止めるべくマリンフォードに現れた際は、海軍大将サカズキ(赤犬)の攻撃を、悠々と止めて見せています。シャンクスの力は未知数ながら、やはり四皇の一人だけある、とは言えるでしょう。 彼は青年期、海賊見習いとしてロジャーの船に乗っていました。過去の描写は多くはないものの、ロジャーがローグタウンで処刑される際には、バギーと共に現場にいたことが分かっています。ということは、彼はロジャーと共にラフテルへ到達し、「空白の100年」を含む世界の歴史を知っているはずなのです。

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シャンクスの謎とは

ホールケーキアイランド編が終わった後、聖地マリージョアでは世界会議(レヴェリー)が行われていました。そこには、ネフェルタリ・ビビやドルトン、しらほしなど、ルフィたちがこれまで冒険してきた国で出会った、見覚えのある面子が集結します。 そんな会議の裏では......。

世界会議(レヴェリー)を前に、天竜人の中でも最高位に当る五老星。そんな彼らのもとに黒いマントを被ったシャンクスが現れるのです。本来ならば、海賊と世界政府は絶対に相いれない存在。しかし五老星は、「君だから時間を取った」と彼に向って呟きます。 彼らが何を話したのかは明かされていませんが、シャンクスは「ある海賊について話がある」のだとか。それはルフィのことか、それとも黒ひげのことか、はたまた全く別の海賊なのか......。いずれにしても、なぜシャンクスが五老星に謁見できたのかは、謎です。 彼はもしかしたら、「空白の100年」の真実を知っていることで、何か特殊な立場や権力にある人物なのかもしれません。また、シャンクスは海賊王ロジャーと共に行動していたにもかかわらず、未だに海賊王になっていないことも謎ですね。彼ならば、もしかしたら「ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)」のありかやラフテルへの行き方を知っているかも。しかし四皇に留まるのには、何か理由があるのでしょうか。

シャンクスが五老星に謁見!?
謎が詰まった90巻を

④:千両道化のバギー

凶悪な海賊たちを手なずけ、ついに王下七武海に

バギーは、バギー海賊団の船長で、物語序盤にルフィ以外の初めての「悪魔の実」能力者として登場した人物です。「バラバラの実」の能力を駆使してルフィと戦ったものの、敗北。彼はその後、女海賊レディ・アルビダと連合を組み活動していた様子が、漫画の扉絵連載で描かれていました。 バギーが久しぶりに登場したのは、ルフィが兄エースを救うためにインペルダウンに突入した時。そこで彼は強運と謎のカリスマ性によって、自身の何倍も強い海賊たちを仲間にしました。インペルダウンを脱出後、インペルダウンから連れ出した仲間と共に、アルビダ達と再び合流。その勢力によって王下七武海にまで上り詰めました。 バギーがインペルダウンの凶悪犯たちを手なずけることが出来たのは、彼がシャンクスと共にロジャー海賊団の船で海賊見習いをしていたことが一つの理由です。彼はシャンクス同様、ロジャーが処刑されるまでロジャー海賊団にいました。もしかしたら、彼もラフテルへの行き方や「空白の100年」の真実を知っている一人なのかも......。

クロスギルドとして再登場!
105巻を

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⑤:クロッカス

船医として乗り込み、ルンバ―海賊団を探した

クロッカスは、偉大なる航路(グランドライン)を2つに分かつ、赤い大陸(レッドライン)の双子岬に住む人物です。島ほど大きなクジラ・ラブーンを彼に預けたルンバ―海賊団の消息を調べるため、船医としてロジャー海賊団の船に乗りました。 物語序盤でルフィたちと出会ったため、彼の口からロジャー海賊団について詳しいことは明かされませんでした。しかし、ロジャーたちと行動を共にできるだけの強さがあったのかもしれません。もしかしたら覇気が使えるかも......? 彼は今も、ラブーンと共に双子岬で暮らしています。

クロッカスが登場した12巻を

⑥:ダグラス・バレット

劇場版『ONE PIECE STAMPEDE(スタンピード)』(2019年)に登場

映画「ワンピース スタンピード」2019
ⓒ尾田栄一郎/2019「ワンピース」製作委員会

ダグラス・バレットはロジャー海賊団の元メンバーで、2019年映画『ONE PIECE STAMPEDE(スタンピード)』に登場するキャラクターです。劇場版「スタンピード」は、ブエナ・フェスタが開催する海賊万博に名だたる海賊たちが集結し、海賊王の遺した宝を探す物語になっています。 バレットは、インペルダウンLv.6からの脱獄囚で通称は「鬼の跡目」。2019年6月現在、映画はまだ公開されていませんが、彼の能力や強さが一部明らかになっています。 彼は「ガシャガシャの実」を食べた能力者。鉄や武器などあらゆるものを合体させ、変形させることが出来ます。ワポルの「バクバク」の力に似ていますね。さらには覇王色の覇気も身に宿しています。シャンクスやレイリー、そしてバレットと、ロジャー海賊団にはいったい何人の覇王色使いがいるのでしょうか......。 ルフィたちの前に立ちはだかる強敵・バレット。彼らの勝負の行方は、ぜひ劇場で確かめてください。

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【その他のクルー】

これまでに紹介してきたキャラクター以外にも、ロジャー海賊団の船に乗っていた人物が数人明かされています。

⑦:スコッパー・ギャバン

スコッパー・ギャバンは「ワンピース」0巻(劇場版『ONE PIECE STRONG WORLD(ストロングワールド)』入場者特典)に登場する人物です。ロジャーの仲間として描かれており、彼がロジャー海賊団のナンバー3ではないかと噂されています。 ゴールド(金)、シルバー(銀)を思わせる名前の、船長ゴール・D・ロジャーと副船長シルバーズ・レイリー。スコッパー・ギャバンは、銅(copper/コッパー)に由来している可能性が高いのです。そのため、順当にいけば彼がナンバー3の実力者だという説があります。 本編で彼が登場するかは分かりませんが、3番手の実力者だとしたら相当強そうですね。麦わらの一味でいうサンジと似たポジションにあたるのでしょうか。

⑧:シーガル

シーガルもまた、ギャバンと同様に「ワンピース」0巻で名前と姿のみ登場したキャラクターです。金獅子のシキとロジャー海賊団が激しい争いを繰り広げた「エッド・ウォーの海戦」に参加していました。丸々とした巨体が特徴的です。

⑨:光月おでん

光月おでんは、ワノ国の先代大名です。当時無法地帯となっていた九里をまとめ上げ、荒くれものたちを仲間にする懐の広い人物として知られていました。 彼は古代文字を扱うことができ、「歴史の本文(ポーネグリフ)」に興味を持ったことがキッカケで、海賊となってワノ国を出ました。おでんは、はじめは白ひげ海賊団に所属していましたがそこでロジャーのスカウトを受け、ロジャーと共にラフテルに到達しています。 白ひげやロジャーといった大物たちを魅了した人柄や、彼がどれくらい強い人物だったのかとても気になりますね。彼は20年前に、カイドウたちによって処刑されてしまったため、過去編で活躍が描かれるのを期待して待つしかありません。

おでんとロジャー達の冒険!
怒涛の96巻を

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⑩:イヌアラシ・ネコマムシ

右がイヌアラシ、左がネコマムシ

イヌアラシとネコマムシは、ミンク族の国「モコモ公国」の侯爵です。彼らはかつてワノ国に流れ着き、その見た目からバケモノとして怖れられましたが、おでんによって家臣として迎え入れられました。おでんが海賊になった時にも行動を共にしたため、彼らもまた白ひげ海賊団ならびにロジャー海賊団に所属していた経歴を持ちます。

ゾウ編を

ロジャー海賊団の当時のライバルや関連人物は?

ロジャーが活躍していた時代に名を馳せた人物たちは、ファンの間で0(ゼロ)世代と呼ばれています。ゼロ世代の面々として挙がるのは、ゴール・D・ロジャー、白ひげ(エドワード・ニューゲート)、金獅子のシキ、首領チンジャオ、パトリック・レッドフィールド(劇場版『ONE PIECE アンリミテッドワールド』に登場)などです。 また、当時活躍していた海軍は、センゴクやガープ、つるなどがいます。当時の海賊や海兵たちがどんな生き様を貫き、戦ったのか、ルフィたちの物語からは大きく外れるもののファンにとっては気になりますよね。 彼らが活躍したかつての情勢などを含め、物語の背景がしっかり設定されていることが、「ワンピース」の壮大な世界観を支えています。

ロジャー海賊団の謎とは?

麦わら帽子の謎

ロジャーは若かりし頃、麦わら帽子をかぶっていました。レイリーはルフィにかつてのロジャーの面影を重ね、「その麦わら帽子は、精悍な男によく似合う」と発言しています。 ルフィがかぶっている麦わら帽子は、シャンクスから譲り受けていたものです。シャンクスはロジャー海賊団にいたころから麦わら帽子をかぶっていましたが、ロジャーとシャンクスが同じシーンで麦わら帽子をかぶっている描写はありません。もしかしたら、ルフィがかぶっているのは、ロジャーからシャンクス、そしてシャンクスからルフィへと受け継がれてきた帽子なのかもしれません。 そして、麦わら帽子には、ある大きな謎があります。

天竜人の中でも最高位にあたる五老星。そんな彼らが、世界会議(レヴェリー)編でイム様と呼ばれる人物に対して跪く描写がありました。イム様は顔が描かれておらず、その正体は不明です。 イム様はルフィの手配書を手に、ある部屋へと向かいます。そこには、巨大な麦わら帽子が保存されていたのです。なぜ、麦わら帽子が保管されているのか、そしてロジャーやルフィがかぶっている麦わら帽子との関係は......? これらの事実が描かれるのは物語終盤だと思われます。その日を楽しみに待ちましょう。

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謎の卵の正体

「ワンピース」でロジャー海賊団にまつわるエピソードが描かれる際、よく見ると彼らの海賊船オーロ・ジャクソン号の船上には巨大な卵が描かれています。 これは何の卵なのでしょうか。固い殻に包まれていることから、爬虫類や鳥類の卵であることが想像できます。しかし、甲板の大部分を占めるその大きさからは、ただのトカゲや鳥の卵であるとは想像できません。「ワンピース」の世界には、龍の存在がほのめかされていることから、この卵は龍である可能性が最も高いのではないでしょうか。 そして、龍と言えば......。

「ワンピース」ワノ国編では、ついに四皇の一人・百獣のカイドウの能力が明かされました。彼は普段は人型ですが、能力を解放すると龍に変身します。 カイドウの能力については、ファンの間でも意見が分かれるところです。何らかの動物系(ゾオン)の悪魔の実を食べたとは思われますが、それが単に「リュウリュウの実」幻獣種モデル・青龍ではないという意見もあるのです。 それは、カイドウはもとが龍であり、「ヒトヒトの実」幻獣種モデル・鬼を食べたのではないかという説です。「ヒトヒトの実」や幻獣種の存在が明らかになっているため、この可能性はなくはないでしょう。 そしてもし、カイドウの正体が「ヒトヒトの実」を食べた龍だとすれば......。オーロ・ジャクソン号に積まれていた卵に宿っていたのは、もしかしたらカイドウだったのかもしれません。

ラフテルとはなんなのか ポーネグリフが導く最果ての地

海賊王を目指すルフィが最終的に到達しなくてはならないのが、最果ての地ラフテルです。ラフテルは、ロジャー海賊団以外は未踏の地であり、そこへの行き方が物語のカギを握ります。 ラフテルに行くには、様々な情報が記されている「歴史の本文(ポーネグリフ)」の中でも、ロードポーネグリフが必要とされています。現在はビッグ・マムがその一つを所有していることが明らかになっていますが、それらを読み解くことで、ラフテルへと到達することが出来るという代物なのです。 ラフテルとはいったい何なのか、これも「ワンピース」ファンの間で争点となる議題の一つですね。最も知られている説は、ラフテルは月にあり、そこへすでに到達しているエネルがルフィたちのラスボスになる、という説です。 しかしこの件に関しては、未だに確証が持てるような事実は明かされていません。偉大なる航路(グランドライン)の最後の島とされているラフテルですが、そもそも島として実在するのかどうかも怪しいところ。こればかりは、ワンピースの完結間際にならないと何とも言いがたいです。

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ロジャー海賊団の過去は今後描かれるのか 「ワンピース」物語の核となる存在

ワンピース ONE PIECE

今回は、「ワンピース」物語の過去において最重要な人物たち、ロジャー海賊団について紹介してきました。彼らの存在は伝説的に描かれますが、レイリーの登場や昔の海を知る人物たちの言葉によって、少しずつ彼らに関する事実が明かされていきます。 「ワンピース」物語の最終的なゴールは、ルフィが海賊王となり、彼ら麦わらの一味がラフテルへの到達を遂げることです。そのため、過去に唯一ラフテルへ到達したロジャー海賊団の過去は、これからのストーリーの核となってくるはずです。 ロジャー海賊団の過去編が描かれることを期待しながら、これからも「ワンピース」の壮大な世界観を楽しみましょう。

ロジャーの冒険が描かれた!
怒涛の96巻を