2021年6月25日更新

ナミの正体やワノ国編での活躍は?強さや名言・名シーンも徹底紹介【ワンピース】

ナミ

「ワンピース」ナミの強さや年齢は?過去や正体に迫る【ネタバレ注意】

1997年に少年ジャンプで連載開始、20年以上に渡って多くの読者に愛されてきた、尾田栄一郎の人気漫画『ONE PIECE(ワンピース)』。主人公モンキー・D・ルフィが海賊王を目指し、仲間と冒険を繰り広げていく物語です。 常識では測れない海、偉大なる航路(グランドライン)を旅するには、優れた航海士の存在が必要不可欠。ナミは、麦わらの一味を支える凄腕の航海士です。 今回はそんなナミについて紹介。彼女が活躍したこれまでのエピソードや名言、人物像を振り返るとともに、彼女の強さや戦い方を解説していきます。 ※この記事では、2021年6月現在の「ワンピース」最新情報まで含んだ内容に触れています。ネタバレには十分に注意して読み進めてください。

ナミの性格を深掘り!初登場シーンも振り返る

オレンジの街でルフィと出会う

「ワンピース」の主要キャラクターであるナミの初登場は、第1巻。ルフィとゾロが立ち寄った「オレンジの町」で、バギー海賊団に追われていました。彼女は、バギーから偉大なる航路(グランドライン)の海図を盗んでいたのです。 そこで偶然ルフィに出会い、とっさに彼を「親分」と呼んで罪をなすりつけました。そこでルフィの強さを目の当たりにしたことから、手を組むことを提案して行動を共にするようになりました。その後、アーロンパーク編を経て、ルフィたちの本当の仲間になります。 ナミの夢は、自分の目で見た世界中の海図を描くことです。天候の変化を身体で感じ取ることができる生まれつきの才能と、航海の専門的な知識をもとに船を導きます。

お金に弱いヒロイン?性格を深掘り

一味の中ではツッコミ役に徹することが多いナミ。ルフィが無茶なことを言うとボコボコにし、ゴム人間である彼にダメージを与えているので実は覇気使いだった、という噂も。 しかし彼女はお金が絡むと好戦的になり、自分自身が無茶なことを言い出すというお茶目な一面もあります。奔放で快活な、ヒロイン的ポジションのキャラクターです。

気の強いナミに隠された暗い過去とは?

臆病な一面を持ちつつも普段は明るく気の強いナミですが、実は麦わらの一味の仲間になる前の暗い過去を持っている人物です。 ナミはもともと戦災孤児で、1歳の時にベルメールに拾われて、東の海(イーストブルー)のココヤシ村に住むことになります。そのため、本当の故郷も本名も不明。 彼女は、その暗さを感じさせることなく、一緒に拾われた義姉のノジコとベルメールと3人で本当の家族のように暮らしていました。 しかし、10歳の時にココヤシ村が魚人のアーロン一味に襲われ、目の前でベルメールが殺されてしまいます。ナミは、測量の腕をアーロンに買われ、入団させられることに。彼女は、1億ベリーと引き換えにココヤシ村を返してもらうという約束を結んで、1人で村を救うために戦っていたのです。 ナミは、途方もない大金を集めて大事なココヤシ村を取り戻すため、止むを得ず海賊専門の泥棒になったのでした。ルフィと出会った時も、泥棒としてお金を稼いでいたのですが、アーロンは海軍と手を組み、ナミとの約束を反故にしてしまいます。 ナミは結果的にルフィの手により、アーロン一味から解放されることになりました。

魚人との再会で見せた懐の広さ

ナミは今でこそ麦わらの一味として海賊をしていますが、アーロンの一件から、昔は海賊に対して嫌悪感を抱いていました。とりわけ魚人に対しては、よくない思い出ばかりです。 麦わらの一味がシャボンディ諸島を目指しているとき、ある人魚がサウザンドサニー号に打ち上げられます。その人魚はケイミー。言葉を話すヒトデ・パッパグと共に、ある魚人を助けたいのだと打ち明けます。 一味は、魚人を助けるため、人攫い屋トビウオライダーズを倒します。しかしケイミーが助けようとしていた魚人とは、ナミをひどい目に遭わせたアーロン一味の元幹部である、タコの魚人のハチでした。 ハチは一味に、お礼としてタコ焼きを振舞います。彼がナミに対して味を訪ねると、船上の空気が一気に凍り付くのです。「これで何かが許されるってわけじゃないわよね」と睨みをきかせるナミ。そんなつもりじゃない、とアタフタするハチを見て、「すっごくおいしい!」とほほ笑みます。 ナミは、過去にひどい目に遭わされたにも関わらず、反省しているハチを必要以上に責めなかったのです。彼女の懐の広さと、心の強さが垣間見えました。

ナミの強さや懸賞金は?得意の技も紹介

ウソップの発明品・天候棒(クリマ・タクト)を駆使!

ナミの懸賞金は6600万ベリー。一味全員に懸賞金がかけられたエニエス・ロビー編では1600万ベリーでしたが、ドレスローザ編の一件で、額が跳ね上がりました。 天候について豊富な知識を持っているナミは、戦闘の際も天気を利用して敵に攻撃を仕掛けます。戦う時に使う武器は、ウソップに作ってもらった天候棒(クリマ・タクト)。熱気泡(ヒートボール)、冷気泡(クールボール)、電気泡(サンダーボール)という3種類の気泡を組み合わせて攻撃します。 クリマ・タクトはアラバスタ編での初使用以来、物語の進行とともに進化していきます。空島編の後は、空島に特有の貝(ダイアル)という武器を組み込み、技を繰り出すスピードや威力がアップした完全版天候棒(パーフェクト・クリマ・タクト)にグレードアップ。 さらに2年の間ナミが修行した空島ウェザリアで得た知識をもとに、新世界編では「魔法の天候棒(ソーサリー・クリマ・タクト)」に進化しています。温度や湿度、雷などを扱う技は、よりバリエーションが増えました。

クリマ・タクトから繰り出すナミの技とは?

ナミは天候棒(クリマ・タクト)から風や雲、熱気や冷気を発生させることで、自分に有利な「天候」を作り出します。 攻撃に多用するのは、サンダーボルト=テンポ。熱気と冷気を巧みに操り雷雲を発生させ、そこに電気砲を加えて雷を落とします。これを応用した技、雷で一直線に相手を貫く「雷光槍(サンダーランス)=テンポ」も強力な攻撃技です。 戦闘に使う技は他にも、「蜃気楼(ミラージュ)」があります。空気中の湿度を操り、大小さまざまな自身の分身を映し出す技で、敵を混乱させることができます。 他にも、毒ガスを風で吹き飛ばしたり、雨を降らせて敵の能力を無効化したりすることが出来るクリマ・タクト。機転のよさ、そして天候に関する知識を持ち合わせるナミにとって、これ以上相性のいい武器はありません。一味の中では武闘派ではないナミも、今や立派な一戦力になっています。

ナミは交渉術にも長けている?【ホールケーキアイランド編】

スリラーバーク編で、ナミは親友になったローラからビブルカードを受け取ります。ホールケーキアイランド編でそのビブルカードが、ビッグ・マム(シャーロット・リンリン)のものだと判明しました。 ビッグ・マムは「ソルソルの実」の能力者で、魂(ソウル)を万物に分け与えることが出来ます。彼女はこの力で、雷雲と炎の塊に人格を与えて、それぞれゼウスとプロメテウスという名を付けて武器にしています。 ナミが持っているビブルカードは、ビッグ・マムの体の一部を使って作られています。ビッグ・マムとゼウスやプロメテウスは能力上、主従関係にあるのですが、ビブルカードにまでその関係が反映されてしまい、ナミに逆らうことが出来ませんでした。 雷雲のゼウスは、ナミが作り出した小さな雷雲をパクパク食べ、彼女になついてしまいます。そこからワノ国編に至るまで、ナミは攻撃手段としてゼウスを利用しています。 ナミは普段から交渉術に長けている一面をのぞかせていました。もしかしたら今後ゼウスを使って、何か企むかもしれませんね。

ナミの正体は古代兵器ウラヌス?

「ワンピース」作中の要所要所で、その存在を見せる古代兵器。すでにポセイドンはリュウグウ王国のしらほし姫であると判明していますが、読者の中ではナミが古代兵器・ウラヌスなのではないかと言われています。 この説の発端は、リュウグウ王国でナミに出会ったしらほしが「ナミちん様初めてお会い致しますのに……!! 何だかほっと致しますね」と話したことです。これを見た読者はしらほしとナミの、ただならぬ関係を予測しました。 また彼女の航海術を見て、ビビも「まるで体で天候を感じ取っているみたい」と感じています。古代兵器・ウラヌスは天空神の名を宿しているため、天候において人智を超える能力を持つナミである可能性は十分あるでしょう。 出生が謎に包まれ、人並外れた航海術を持つナミ。物語が進むに連れ、彼女の驚愕の正体が明らかになるのかもしれません。

ナミの名言・名シーン【ワノ国編での活躍も】

ルフィ、助けて

こちらは東の海(イーストブルー)編での一コマ。 アーロンに都合よく利用されたナミは、村を救えなかった無念から自暴自棄になり、アーロン一味のタトゥーが入った肩を痛めつけます。もうどうしようもない、そんなナミは「ルフィ、助けて......」とこれまで見せなかった涙を浮かべて願うのです。 ルフィは自身の麦わら帽子をそっとナミにかぶせ、「当たり前だ!」と叫びます。宝物であるはずの帽子をナミに預け、彼女のためにいきり立つルフィの姿に、彼女の涙はさらに溢れて止まりません。 彼らの真の信頼関係が生まれた、名シーンです。

この船の航海士は誰?

空島編でのナミの名言です。 遥か上空に、高く噴き上げる「突き上げる海流(ノックアップストリーム)」。麦わらの一味は、その勢いに乗って空島を目指します。 しかし、今まで経験したことのない状況に、たじろぐメンバーたち。いち早く海流の特性を掴んだナミは、「相手が風と海なら航海してみせる。この船の航海士は誰!?」と一味を扇動するのです。 機転の利くナミの判断力と、宣言通りに空島へ到達した技量に感服の名シーンです。

助けていいんだとわかった時のあいつらの強さに、限度なんてないんだから

こちらはウォーターセブン編でのナミの名言。 ニコ・ロビンは麦わらの一味を離れ、世界政府の暗殺機関CP9(サイファーポールNo.9)と共に市長暗殺を企てます。そしてその罪をルフィたちに擦り付けるのです。 ロビンの真意が分からない一味は困惑します。もしかしたら、ロビンは自分の意志で一味を裏切ったのかもしれない......。しかし、ロビンの行動の理由は、一味を世界政府の権力から守ることにありました。 ロビンが、実は麦わらの一味を抜けたいわけではなかったと知り、さっそくエニエス・ロビーへ急ぐルフィたち。相手の強大さを知っているアイスバーグは、彼女を助けることを疑問視します。しかしそれにナミがこう答えます。 「ルフィたちなら大丈夫、あれくらいじゃやられない。迷えば誰でも弱くなるもの。助けていいんだとわかった時のあいつらの強さに、限度なんてないんだから」。 相手が誰だろうとルフィたちは勝つ。ナミは過去に自分が救われた経験から、ルフィたちに絶大な信頼をおいているのです。

助けてあげるの、今度は私が

マリンフォード頂上戦争編の裏で、麦わらの一味はそれぞれが違う場所にいました。シャボンディ諸島で王下七武海バーソロミュー・くまに飛ばされてしまったからです。 それぞれのメンバーは、ニュースでルフィの身に起こった大事件のことを知ります。「2年後に再会しよう」というメッセージを受け取った彼らは、それぞれがくまに飛ばされた地で修行することに。 ナミは空島ウェザリアにいました。そこは「天候を科学する島」、ナミにはうってつけの場所でした。彼女は、アーロンパークでルフィに助けられたことを思い出しながら「(ルフィを)助けてあげるの、今度は私が」と思いを胸に刻むのです。 船長を想い、それぞれが強くなることを決めたこのエピソード。普段はおちゃらけているルフィにツッコんでばかりのナミですが、その絆は固く結ばれているのです。

子供に泣いて助けてって言われたら、もう背中向けられないじゃない

こちらはパンクハザード編でのナミの名言です。 パンクハザードにある研究所では、王下七武海ドンキホーテ・ドフラミンゴと手を組んだ科学者シーザー・クラウンが秘密の研究をしていました。それは、人工的に人間を巨大化するという内容のもの。世界各地から攫われてきた子供たちは、薬漬けにされ、施設に監禁されていました。 サンジやナミが追手から逃げる中、子供たちはナミに助けを乞います。ナミは足を止め、「助けよう、子供達!」とサンジに向かって叫びます。ナミは敵から逃げている最中にもかかわらず、「子供に泣いて助けてって言われたら、もう背中向けられないじゃない」と続けるのです。 自分が子供の時に経験した悲惨な過去を、他の子供達にも味わせたくないという思いがあったのでしょう。子供達を助けるためには自分たちの危機もいとわない、そんなナミの勇気と優しさあふれる名言です。

私のしもべになる?

ホールケーキアイランド編では、ナミが親友ローラから預かったビブルカードの力が発揮されます。 ナミがもらったビブルカードは、ビッグ・マムのものでした。カードにはビッグ・マムの体の一部が使われているため、彼女が操る雷雲のゼウスや炎のプロメテウスは、ナミに逆らうことが出来ませんでした。 ゼウスに小さな雷雲を食べさせ、餌付けしたナミ。彼女はキラキラした瞳で「私のしもべになる?」と問いかけます。初めは餌を貰えることに喜んでいたゼウスに対し、ナミは改めてこう言うのです。 「私、別に友達になろうって言ったんじゃないの。もう一度聞くわね、私のしもべになる?それとも、しぬ?」。ナミの恐ろしさに、ゼウスはガクガク震えます。敵に対しては容赦のないナミの、小悪魔チックな名言です。

ルフィは……海賊王には……なります…絶対に……

2021年6月現在進行中のワノ国編では、ルフィと共にナミも鬼ヶ島への討ち入り真っ最中です。 飛び六砲のページワンとうるティに追い詰められたナミとウソップ。2人ともうるティの「ウル頭銃」を撃ち込まれたようで、瀕死の重症です。そしてウソップは2度目のウル頭銃を頭に撃たれ、それを見ていたナミは命乞いをします。 うるティはそんなナミに「お前らの船長がカイドウ様に勝って『海賊王になる』と言った事にムカついている、『海賊王になんかなれない』と言え」と迫ります。それを見て「嘘でもいいから言え」と考えているウソップ。 しかしナミは血に塗れた顔で涙を流しながら、このセリフを口にするのでした。命を賭けても仲間の夢を否定しなかったナミ。このセリフには、ナミの覚悟とルフィに対しての信頼が詰まっています。

泉里香が実写版ナミを演じ話題に!

Indeed JapanのテレビCMには「ワンピース」をモチーフにしたものがあります。その中で女優の泉里香がナミに扮し、話題を呼びました。泉里香は1988年10月11日生まれの女優です。 泉里香のプロポーションは、ナミに負けず劣らずのナイスバディ。その美しい体の仕上がりが話題となりました。 ちなみにルフィを斎藤工、ウソップを大悟(千鳥)、ゾロを池内博之、サンジを窪塚洋介がそれぞれ演じています。チョッパー役には本物のトナカイを模した人形が使われるなど、話題を呼びました。

声優・岡村明美がナミを演じる

声優の岡村明美が、明るくて負けん気の強いナミの声を演じています。 岡村は1969年3月12日生まれの東京都出身。1992年スタジオジブリのアニメ映画『紅の豚』に登場するフィオの役でデビューしました。 他にも2007年アニメ『ラブ・コン』の小泉リサ役などを演じており、ナミのような気の強い性格のキャラクターを演じる機会が多い人物です。少女から成人女性までを演じける演技力に定評があり、原作のイメージにピッタリの声でナミを演じています。 彼女が妊娠・出産のために2001年に声優業を休業した際は、義姉のノジコを演じた山崎和佳奈が代役を務めました。

強いのにかわいいナミの虜!【ワンピース】

今回は、麦わらの一味の航海士ナミについて紹介してきました。 彼女は悲惨な過去を全く感じさせないくらいに明るく、そして一味のメンバーや子供に見せる優しい一面は読者を虜にします。そんなヒロイン的ポジションにいながら、戦闘の時には男顔負けの強さを見せる、一味に欠かせない存在です。 ルフィが海賊王になるためには、最果ての地ラフテルへと到達しなければなりません。しかしラフテルがどこにあるのか、どうやったらたどり着くことが出来るのか、まだまだ謎ばかり。 ですが、ラフテルに到達するときには、航海士であるナミの力が最大限発揮されるのではないでしょうか 。そんな彼女のこれからの活躍を期待しつつ、ますます盛り上がっていく「ワンピース」の物語を楽しみましょう。