2019年6月20日更新

ロロノア・ゾロの強さを解説!覇王色の覇気は使える?麦わらの一味の副船長的存在【ワンピース】

one piece ワンピース ゾロ

尾田栄一郎による大人気少年漫画「ワンピース」。主人公ルフィが船長である麦わらの一味のメンバーの中で、ゾロは最初期から活躍する人気キャラクターです。今回は、彼の強さを解説。これまで使用した刀や、これから覇王色を習得するのか、なども考察します。

目次

ゾロは麦わらの一味を支える副船長的存在 その強さ人物像を紹介【ワンピース】

1997年に連載開始となってから多くの読者に愛され続けている、尾田栄一郎による少年漫画『ONE PIECE(ワンピース)』。主人公のモンキー・D・ルフィが海賊王を目指し、海へ出るところから壮大な世界を巡る冒険が幕を開けました。 そして、麦わらの一味で最も古参の仲間がロロノア・ゾロ。その男気溢れるキャラクター像や強さから、「ワンピース」の中でも人気が高い人物です。 今回はそんなゾロについて、強さや彼の人物像を解説。さらに、彼は覇王色の覇気を習得できるのかなど、考察も行います。 ※この記事では、2019年6月現在までの「ワンピース」の内容に触れています。ネタバレには十分気を付けて読み進めてください。

ゾロのプロフィール

ルフィの初めての仲間

ゾロの初登場は、第1巻。海に出たルフィは、さっそく仲間を探していました。その時に、海軍に捕らえられ、手足を縛りつけられた「海賊狩りのゾロ」と出会います。 ゾロは少女を助けようとして、海軍大佐モーガンの息子・ヘルメッポの狼を斬ったため、海軍に捕らえられていたのでした。飲まず食わずで1ヵ月耐え抜いたら開放してやると言われ了承しましたが、実は海軍にその気はなかったのです。 はじめから約束を守る気がなかった海軍に怒ったルフィは、ゾロを助けようと動きます。そして「縄をほどいてやるから仲間になれ」と一言。こうしてゾロは、麦わらの一味の最初の仲間になったのです。 ゾロは麦わらの一味の中で、誰よりも仁義に厚く、船のリーダーシップを取る一人でもあります。副船長的なポジションを担っていて、頼りになるアニキ分です。しかしサンジとは犬猿の仲で、たびたびケンカを始めてしまう、子供っぽい一面も。

方向音痴で天然キャラ

普段は何事にもどっしり構え、頼りになる存在のゾロ。しかし彼には、「方向音痴」という弱点があります。本人は全然自覚していませんが、ナミやチョッパーからも呆れられています。 周りにはつたの木がいっぱいなのに、「つたの巻いてる木を左に」と目印にしてしまったり、体を鍛えるために寒中水泳をして、珍しい魚を追いかけて迷子になったり、かなり天然なところがあるキャラクターです。 ゾロは、硬派で頼りになる印象なので、ギャップの大きさが笑いを誘ってくれます。

ゾロは副船長?ルフィのダメなところを補ってくれる存在

一味を思うからこそ、厳しい一面が

麦わらの一味には、副船長というポジションがハッキリとは存在しません。しかし、ゾロはルフィと最も付き合いが長く、一味がピンチの時には冷静な判断を下せる副船長的なポジションを担うことがあります。 ウォーターセブン編で、これまで麦わらの一味が乗っていた船ゴーイングメリー号が、すでにボロボロであることが判明します。ルフィは船長として船を処分する決断を下すのですが、ウソップはそれに従えず、一味を出ていってしまいます。 エニエスロビーでの戦いを終え、一味はウォーターセブンを出港することに。ウソップが一味に戻ろうとしていることを知ったルフィたちは、彼を迎えに行こうとします。そこで、ゾロが待ったをかけるのです。 ゾロは、理由はどうあれ一味を出ていったウソップが、なんのケジメもつけずうやむやにするのは許さないと言い放ちます。それは、「船長が威厳を失った一味は必ず崩壊する」という的確で冷静な判断からの言動でした。 仲間をただ大事にするのではなく、チームとしてどうあるべきかということを伝え、ルフィに代わってリーダーシップを取ったゾロ。副船長という肩書はついていなくても、彼が一味を大きく支えている存在です。

新世界編でも

新世界編に入ってからも、ゾロのサブリーダーっぷりが発揮されたシーンがありました。 パンクハザード編でルフィとトラファルガー・ローは、四皇の一人カイドウを倒す同盟を結びます。そのためにまずは、パンクハザードをつぶすことになるのです。「ガスガスの実」を食べたシーザー・クラウンによって、ルフィは一度倒されてしまいます。 そこで、ゾロがルフィに発破をかけるのです。「しっかりしやがれ!これからだぞ、新世界は!」と一言。これは、ルフィへのメッセージであるとともに、ゾロ自身にもプレッシャーをかける言葉でした。 周りに対しても自分に対しても厳しい言葉で律するも、それは一味を思っての事。ゾロが、麦わらの一味の大黒柱であることが分かるエピソードです。

三刀流のロロノア・ゾロ、その強さや技を紹介

ミホークを師匠に、新世界編ではさらに強くなった

ゾロは両手と口にくわえた剣を合わせ、三本の剣を操る三刀流の使い手で、懸賞金は3億2000万ベリーです。夢は「世界一の剣豪」になること。幼い頃ライバルとして戦った少女くいなの突然の死をきっかけに、「天国にいるくいなに名前が届くような世界一の剣豪」を目指すことを決めました。 ゾロが世界一の剣豪になるためには、世界最強の剣士で「鷹の目」の異名を持つ男、ジュラキール・ミホークを倒さなくてはなりません。ゾロとミホークが初めて会った時、ミホーク小刀のみで対峙したにもかかわらず、ゾロは圧倒されます。 しかし、ゾロの剣士としての心意気を評価したミホークは、世界最高の黒刀「夜」を抜きました。ゾロは奥義「三・千・世・界」を繰り出しますが、一太刀で敗北を喫します。 ゾロはそんな因縁の相手ミホークと、シッケアール王国跡地で再会します。仲間を守れる強さを得るために、プライドをかなぐり捨て土下座してきたゾロの熱意を認め、ミホークは2年間だけ剣術を教えることを約束しました。 2年間の修行を終えたゾロは、武装色の覇気を扱えるようになり、ますます強いキャラクターになっています。片目に刻まれた傷が、その修行の過酷さを物語っていますね。しかしミホークによれば、「刃こぼれすら恥と思え」とのこと。ゾロは剣士としての更なる高みを目指します。

ゾロの強力な剣技を紹介

ゾロは基本的に三刀流で戦います。しかし場合によっては、一刀流の居合斬りや、刀を持たない無刀流を披露することも。普段から三本の刀を扱える彼だからこそ、刀が何本だろうと多様な技を繰り出すことが出来るのでしょう。ここでは、三刀流の技を紹介します。 彼の最も多用する技は「鬼斬り(おにぎり)」。三本の刀で上下左右の逃げ道をつぶし、相手に突進します。刀が燃えた状態で繰り出す「焼鬼斬り(やきおにぎり)」など、様々なバリエーションがある技です。元ネタになっているのはおにぎり。中には、「艶美魔夜不眠鬼斬り(えんびまよねずおにぎり)」という技があり、これはエビマヨネーズおにぎりが由来になっています。 ドレスローザ編では、彼の奥義「三・千・世・界(さんぜんせかい)」の強化版、「一大・三千・大千・世界(いちだいさんぜんだいせんせかい)」を披露しています。「イシイシの実」の能力で、巨大な姿になったピーカを一刀両断しました。 さらに彼は飛ぶ斬撃を繰り出す「煩悩砲(ポンドほう)」という技を使います。三百六十煩悩砲や百八煩悩砲など、その威力に応じて前につく数字が上がっていきます。今のところの最大技は、千八十煩悩砲です。

ゾロがこれまで使ってきた刀を紹介

これまで所持していた刀は計4本

ワンピースの世界では刀は位によって分けられており、最高級のものから、最上大業物12工・大業物21工・良業物50工・業物、という風に分かれています。まずは、現段階でゾロが常備している刀を紹介します。 まずは「和道一文字(わどういちもんじ)」。幼馴染の少女・くいなの形見の刀で、大業物21工の1つです。そして「三代鬼徹(さんだいきてつ)」という良業物50工の1つ。身につけた者は呪われて悲惨な死を遂げると言われている、いわゆる妖刀です。 さらに「秋水(しゅうすい)」という、大業物21工の1つでワノ国の国宝と言われている刀。スリラーバーク編で剣豪リューマのゾンビに勝利し、彼から受け取ったものです。ワノ国編ではこれをゾロが持っていたため、泥棒として尋問されることになりました。 過去にゾロは、1本の刀をダメにしてしまっています。エニエス・ロビーで麦わらの一味と海軍とが混戦を繰り広げた際、海兵の「悪魔の実」の能力によって、「雪走(ゆばしり)」がボロボロになってしまいました。雪走は、ローグタウンで出会った刀店の店主がゾロを気に入って、無料で授けた良業物50工の1つです。 このように見ていくと、ゾロはいい刀ばかり使っていることが分かりますね。

ワノ国編で妖刀に巡り合う?

四皇の一人・百獣のカイドウを倒すため、同盟を組んだ麦わらの一味とハートの海賊団はワノ国に潜入します。海外から来たことを悟られないため、みんな和装をしているのですが......。

ワノ国でルフィたちは海外から来たことを悟られないため、みんな和装をしています。そんな中、ルフィの腰には1本の刀が。 敵と乱闘騒ぎになったときルフィが刀を抜くと、「どこで手に入れた?」と尋ねるゾロ。ルフィは嬉しそうに「名刀でござるだろ?」と返します。ルフィがまた適当なことを言っているのかと思いきや、ゾロは「本当に名刀の気配がする」と言うのです。 果たしてルフィの刀の正体とは?もしかしたらゾロは、新たな名刀を手に入れることになるかもしれません。そしてゾロが刀の気配を感じたのは、ローグタウンで妖刀「三代鬼徹」に巡り合って以来です。この刀も妖刀なのでしょうか?

ゾロは覇王色の覇気を習得するのか

パンクハザード編のモネ戦では......

「ワンピース」ファンの間では、ゾロが覇王色の覇気を習得するのではないか、という噂があります。その一つの理由となるのが、パンクハザード編でモネと戦った時のエピソードです。 ゾロと対峙したのは、自然系(ロギア)「ユキユキの実」を食べたモネという女戦闘員。武装色の覇気をすでに使うことのできるゾロは、その気になれば、彼女にダメージを与えることが出来ました。しかし、できれば女は斬りたくないというゾロは、ある技を繰り出します。 その技は「大辰撼(だいしんかん)」。一刀流の技で、前方に斬撃を放つとともに敵を両断します。この攻撃には武装色の覇気をまとわせていなかったにも関わらず、モネは再起不能に。その理由は、覇気を使われていたら確実に死んでいたという事実と、圧倒的な強者への恐怖ゆえでした。 この技を繰り出す前から、ゾロの気迫によってモネは身動きが取れなくなっていました。これは「覇王色の覇気」と同じく、相手を威圧する力を使ったのではないでしょうか?彼が覇王色の覇気を扱う才能があるかもしれない、と思わせるシーンでした。

レイリーは覇王色を使える

ゾロが覇王色の覇気を習得する可能性が示唆されている描写は、もう一つあります。それは、レイリーが覇王色の覇気を扱えるということ。 シルバーズ・レイリーは、伝説の海賊王ゴール・D・ロジャーの右腕として、ロジャー海賊団の全盛期を支えていた人物です。そして彼は副船長ながら、覇王色の覇気をその身に宿しています。また、レイリーはシャボンディ諸島編の黄猿戦で、刀を使用して戦っています。 海賊王を目指すルフィとゴール・D・ロジャーの共通点もたびたび取り沙汰されますが、「未来の海賊王」の右腕であるゾロとレイリーの共通点にも、大きな意味があるのではないでしょうか。

声優・中井和哉がロロノア・ゾロを演じる

アニメ版「ワンピース」では、中井和哉がゾロを演じています。中井は1967年11月25日生まれの男性声優です。剣士や侍を演じることが多く、2006年アニメ『銀魂』の土方十四郎役や、2009年アニメ『戦国BASARA』の伊達政宗役などが代表的な作品に挙げられます。 他にも人気作のメインキャラクターを演じる機会が多い中井。低くて少し喉にかかったような声が特徴的で、武骨で硬派な剣士ロロノア・ゾロを、原作のイメージ通りに再現してくれています。

ロロノア・ゾロは世界一の剣豪になるのか 麦わらの一味を支える強力なキャラクター

ONE PIECE ワンピース
©︎尾田栄一郎/集英社・フジテレビ・東映アニメーション

今回は、麦わらの一味の副船長的存在であるロロノア・ゾロについて紹介してきました。 彼は新世界編に入ってから、ほとんどの戦いで苦戦する様子を見せていません。その実力が相当底上げされていることが伺えます。 ルフィが海賊王を目指すとともに、麦わらの一味のメンバーはそれぞれの夢を叶えようとしています。ゾロの夢は「世界一の剣豪」になること。彼らの旅が終わる時、ゾロはその夢を叶えているのでしょうか。 今後も武骨で男気溢れるキャラクター、ロロノア・ゾロの活躍に注目しつつ、「ワンピース」の壮大な世界観を楽しんでいきましょう。