2022年3月29日更新

「ワンピース」ゾロはワノ国編で覇王色の覇気を使えるように?過去や正体も考察

1997年に連載開始となってから多くの読者に愛され続けている、尾田栄一郎による少年漫画『ONE PIECE(ワンピース)』。主人公のモンキー・D・ルフィが海賊王を目指し、海へ出るところから壮大な世界を巡る冒険が幕を開けました。 そして、麦わらの一味で最も古参の仲間がロロノア・ゾロ。その男気溢れるキャラクター像や強さから、「ワンピース」の中でも人気が高い人物です。 今回はそんなゾロについて、その強さはもちろん出自についても考察。ワノ国編での死闘も含め、覇王色の覚醒や新たな刀・閻魔についても紹介します。 ※この記事では、2022年3月現在までの「ワンピース」の内容に触れています。ネタバレには十分気を付けて読み進めてください。

ゾロのプロフィールを紹介

本名ロロノア・ゾロ
誕生日11月11日
出身東の海シモツキ村
所属麦わらの一味
懸賞金6000万ベリー→1億2000万ベリー→3億2000万ベリー
年齢21歳
声優中井和哉

ロロノア・ゾロはどんな人物?

ゾロはルフィが最初に誘った船員で、もとは名の知れた賞金稼ぎをしていた剣士です。一味の中では戦闘員という立ち位置。ルフィに全幅の信頼を寄せており、冷静な判断力や戦闘センスもあわさって、ときに副船長のような働きも見せています。 普段は何事にもどっしり構え、頼りになる存在のゾロ。しかし彼には、「方向音痴」という弱点があります。本人は全然自覚していませんが、ナミチョッパーからも呆れられてしまうことも。珍しい魚を追いかけて迷子になるなど、かなり天然なところがあるキャラクターです。 またサンジとは犬猿の仲で、たびたびケンカを始めてしまうような子供っぽい一面も。ゾロは、硬派で頼りになる印象なので、ギャップの大きさが笑いを誘ってくれます。

ゾロは覇王色の覇気を習得する?

ついにゾロが“覇王色”を纏う?

作中で度々覇王色の覇気の出現を匂わせていたゾロ。そして遂に原作1010話「覇王色」にて、ゾロが覇王色の覇気を扱っていると思われる描写が描かれました。 鬼ヶ島にてルフィを討ったカイドウは、ルフィのどこから潰すか考えています。そんな船長の危機に駆けつけ、ゾロはローに「これからやるのが俺の限界、通じねえ時は死ぬ時だろう」と話しました。 ゾロは異様な殺気を放ちながら、カイドウに向け渾身の大技「鬼気九刀流阿修羅抜剣亡者戯」を放ちます。そしてその攻撃を受けたカイドウがゾロに、「まさかお前も、覇王色を!?」と言い放ったのです。 ゾロは無自覚な様子でそのまま倒れてしまいましたが、このシーンは間違い無くゾロが海賊王の右腕に一歩近づいた瞬間でした。 さらに1033話の対キング戦で妖刀閻魔を使いこなそうと苦戦する中、覇王色を放つゾロ。下っ端海賊が次々と倒れ、さらに刀に覇王色を纏わせた攻撃も繰り出していました。どの程度意識的にやっているかは分かりませんが、ゾロが覇王色を扱えるようになったのは間違いありません。

ゾロが習得すると考えられていた理由を紹介

パンクハザード編のモネ戦では......

「ワンピース」ファンの間では、元からゾロが覇王色の覇気を習得するのではという噂がありました。その1つの理由が、パンクハザード編でモネと戦った時のエピソードです。 ゾロと対峙したのは、自然系(ロギア)「ユキユキの実」を食べたモネという女戦闘員。武装色の覇気をすでに使うことのできるゾロは、その気になれば、彼女にダメージを与えることが出来ました。しかし、できれば女は斬りたくないというゾロは、ある技を繰り出します。 その技は「大辰撼(だいしんかん)」。一刀流の技で、前方に斬撃を放つとともに敵を両断します。この攻撃には武装色の覇気をまとわせていなかったにも関わらず、モネは再起不能に。その理由は、覇気を使われていたら確実に死んでいたという事実と、圧倒的な強者への恐怖ゆえでした。 この技を繰り出す前から、ゾロの気迫によってモネは身動きが取れなくなっていました。これは「覇王色の覇気」と同じく、相手を威圧する力を使ったのではないでしょうか?彼が覇王色の覇気を扱う才能があるかもしれない、と思わせるシーンでした。

レイリーは覇王色を使える

ゾロが覇王色の覇気を習得する可能性が示唆されている描写は、もう1つあります。それは、レイリーが覇王色の覇気を扱えるということ。 シルバーズ・レイリーは、伝説の海賊王ゴール・D・ロジャーの右腕として、ロジャー海賊団の全盛期を支えていた人物です。そして彼は副船長ながら、覇王色の覇気をその身に宿しています。また、レイリーはシャボンディ諸島編の黄猿戦で、刀を使用して戦っています。 海賊王を目指すルフィとゴール・D・ロジャーの共通点もたびたび取り沙汰されますが、「未来の海賊王」の右腕であるゾロとレイリーの共通点にも、大きな意味があるのではないでしょうか。

ゾロの左目は開眼したのか考察

ゾロに関する噂として、多くの読者が気にしているのが「左眼の開眼」でしょう。ゾロは2年の修行期間で負傷したのか、新世界編からは左眼が傷で塞がっている状態で登場しました。それでは今後この謎に包まれた左眼が、開眼する可能性はあるのでしょうか。 この長年の疑問ですが、実は読者の間ではワノ国編も佳境に差し迫る現在、すでに開眼済みなのではないかと言われています。なぜならカイドウとの戦いが描かれ始めてから、ゾロの左眼が意識的に隠されているような構図になっているためです。 カイドウとの戦いでは、覇王色の出現すら感じさせたゾロ。もしかしたらワノ国編決着の際、ハッキリと覇王色の出現を自覚すると共に、彼の開眼した左眼が描かれるのかもしれません。

ワノ国編で判明?ゾロの正体を考察

ゾロの父親は誰?

ゾロのルーツと関係が深いであろうワノ国編では、ヒョウ五郎や河松がゾロと瓜二つな人物として霜月牛マルの名が挙がりました。しかし101巻SBSにて作者が「ゾロの父ではない」と断言してこれを否定しています。 年齢的にもたしかにゾロと牛マルが親子というのは無理がありますが、血縁関係がある可能性はまだ残っているのではないでしょうか。 これまでギン説や海軍大将・緑牛説などが囁かれてきましたが、ワノ国編終盤でもその出自はいまだ明らかとなっていません。

ゾロの血筋はワノ国と関係がある?

ゾロの故郷・シモツキ村がワノ国出身者が作った村という縁を考えても、ゾロの血筋はワノ国と関係あるはずです。上述した霜月一族は古来から屈強で名高い一族であり、伝説的剣豪のリューマもその血筋の者。 特にリューマとゾロの共通点は多く、隻眼の剣士である点や大勝負で決着をつける際の構図もそっくりに描かれています。ゾロの父親が霜月一族の者かは判明していませんが、ゾロとリューマの間には何かしらの血縁関係があるのではないでしょうか。

ゾロの出身地・シモツキ村の意味とは?

1033話の対キング戦の中でゾロは故郷・シモツキ村でのことを思い出していました。愛刀の和道一文字と閻魔の数奇な縁や「スナッチ」という言葉から、当時ゾロが「村のジジー」と呼んでいた人物こそが、くいなの祖父である霜月コウ三郎だと判明します。 霜月コウ三郎はワノ国出身の剣豪にして、和道一文字や閻魔を打った刀鍛冶。彼は55年前にワノ国を違法出国し、冒険の末に東の海にたどり着きます。そこで作った村がシモツキ村だったのです。

【2022年3月最新】ゾロが死神と対決?ゾロは死亡してしまうのか

火災のキングの死闘を経て、親友ルフィとの約束を果たすため「地獄の王」になることを決意したまま戦闘不能となったゾロ。1039話では超回復薬の効果が切れて副作用のダメージを受けている彼の前に、大鎌を持った死神が現れます。 直前の戦いで閻魔=地獄の王に実力を試された経緯を考えると、この死神は閻魔に宿る意識のようなものだと考えるのが自然でしょう。この閻魔の化身は好意的とは言えない態度だったので、今後さらにゾロの決意を試すための試練を課す可能性もあります。 それを乗り越えることでゾロは閻魔の力を最大限に引き出せるようになる、といった展開も有り得そう。 ゾロは覇王色に覚醒したばかりなので、ここで退場するというよりも、死神はさらなる覚醒フラグなのではないでしょうか。

ゾロの強さと活躍を振り返る

ゾロとルフィの出会い

ゾロの初登場は、第1巻。海に出たルフィは、さっそく仲間を探していました。その時に、海軍に捕らえられ、手足を縛りつけられた「海賊狩りのゾロ」と出会います。 ゾロは少女を助けようとして、海軍大佐モーガンの息子・ヘルメッポの狼を斬ったため、海軍に捕らえられていたのでした。飲まず食わずで1ヵ月耐え抜いたら開放してやると言われ了承しましたが、実は海軍にその気はなかったのです。 はじめから約束を守る気がなかった海軍に怒ったルフィは、ゾロを助けようと動きます。そして「縄をほどいてやるから仲間になれ」と一言。こうしてゾロは、麦わらの一味の最初の仲間になったのです。

厳しくも仲間想いなゾロ【ウォーターセブン編】

麦わらの一味には、副船長というポジションがハッキリとは存在しません。しかし、ゾロはルフィと最も付き合いが長く、一味がピンチの時には冷静な判断を下せる副船長的なポジションを担うことがあります。 ウォーターセブン編で、これまで麦わらの一味が乗っていた船ゴーイングメリー号が、すでにボロボロであることが判明します。ルフィは船長として船を処分する決断を下すのですが、ウソップはそれに従えず、一味を出ていってしまいます。 エニエスロビーでの戦いを終え、一味はウォーターセブンを出港することに。ウソップが一味に戻ろうとしていることを知ったルフィたちは、彼を迎えに行こうとします。そこで、ゾロが待ったをかけるのです。 ゾロは、理由はどうあれ一味を出ていったウソップが、なんのケジメもつけずうやむやにするのは許さないと言い放ちます。それは、「船長が威厳を失った一味は必ず崩壊する」という的確で冷静な判断からの言動でした。 仲間をただ大事にするのではなく、チームとしてどうあるべきかということを伝え、ルフィに代わってリーダーシップを取ったゾロ。副船長という肩書はついていなくても、彼が一味を大きく支えている存在です。

麦わらの一味の大黒柱【新世界編】

新世界編に入ってからも、ゾロのサブリーダーっぷりが発揮されたシーンがありました。

パンクハザード編

パンクハザード編でルフィとトラファルガー・ローは、四皇の1人カイドウを倒す同盟を結びます。そのためにまずは、パンクハザードをつぶすことになるのです。「ガスガスの実」を食べたシーザー・クラウンによって、ルフィは1度倒されてしまいます。 そこで、ゾロがルフィに発破をかけるのです。「しっかりしやがれ!これからだぞ、新世界は!」と一言。これは、ルフィへのメッセージであるとともに、ゾロ自身にもプレッシャーをかける言葉でした。 周りに対しても自分に対しても厳しい言葉で律するも、それは一味を思っての事。ゾロが、麦わらの一味の大黒柱であることが分かるエピソードです。

ドレスローザ編

ドレスローザ編では対ピーカ戦を繰り広げました。ゾロは船長命令を受け、人というよりももはや建造物のピーカの相手を引き受けることに。岩に潜み実体を捉えにくいピーカに苦戦しながらも、ゾロは冷静さを失いません。 今の状況でできる策を5つ挙げ、そこから空中に飛んで叩き斬る方法を選択。「一大・三千・大千・世界」と「千八十煩悩鳳」でピーカを一刀両断し勝利しました。「俺はいずれ世界一の“大剣豪”になる男だ」と宣言し、格の違いを見せつけます。 ドフラミンゴの迫りくる鳥カゴに対しても、ゾロは斬れないと決めつけずに先陣を切って食い止めようと奮闘。逃げ惑う人々に発破をかけ、その背中で諦めない心を伝えるゾロらしい活躍を見せました。

ミホークに弟子入りした過去?ゾロの技や刀を紹介

師匠はミホーク?新世界編で力をつける

ゾロは両手と口にくわえた剣を合わせ、3本の剣を操る三刀流の使い手で、懸賞金は3億2000万ベリーです。夢は「世界一の剣豪」になること。幼い頃ライバルとして戦った少女くいなの突然の死をきっかけに、「天国にいるくいなに名前が届くような世界一の剣豪」を目指すことを決めました。 ゾロが世界一の剣豪になるためには、世界最強の剣士で「鷹の目」の異名を持つ男、ジュラキュール・ミホークを倒さなくてはなりません。ゾロとミホークが初めて会った時、ミホーク小刀のみで対峙したにもかかわらず、ゾロは圧倒されます。 しかし、ゾロの剣士としての心意気を評価したミホークは、世界最高の黒刀「夜」を抜きました。ゾロは奥義「三・千・世・界」を繰り出しますが、一太刀で敗北を喫します。 ゾロはそんな因縁の相手ミホークと、シッケアール王国跡地で再会します。仲間を守れる強さを得るために、プライドをかなぐり捨て土下座してきたゾロの熱意を認め、ミホークは2年間だけ剣術を教えることを約束しました。 2年間の修行を終えたゾロは、武装色の覇気を扱えるようになり、ますます強いキャラクターになっています。片目に刻まれた傷が、その修行の過酷さを物語っていますね。しかしミホークによれば、「刃こぼれすら恥と思え」とのこと。ゾロは剣士としての更なる高みを目指します。

ゾロの強力な剣技を紹介

ゾロは基本的に三刀流で戦います。しかし場合によっては、一刀流の居合斬りや、刀を持たない無刀流を披露することも。普段から三本の刀を扱える彼だからこそ、刀が何本だろうと多様な技を繰り出すことが出来るのでしょう。ここでは、三刀流の技を紹介します。 彼の最も多用する技は「鬼斬り(おにぎり)」。三本の刀で上下左右の逃げ道をつぶし、相手に突進します。 刀が燃えた状態で繰り出す「焼鬼斬り(やきおにぎり)」など、様々なバリエーションがある技です。元ネタになっているのはおにぎり。中には、エビマヨネーズおにぎりが由来である「艶美魔夜不眠鬼斬り(えんびまよねずおにぎり)」という技もあります。 ドレスローザ編では、彼の奥義「三・千・世・界(さんぜんせかい)」の強化版、「一大・三千・大千・世界(いちだいさんぜんだいせんせかい)」を披露しています。「イシイシの実」の能力で、巨大な姿になったピーカを一刀両断しました。 さらに彼は飛ぶ斬撃を繰り出す「煩悩砲(ポンドほう)」という技を使います。三百六十煩悩砲や百八煩悩砲など、その威力に応じて前につく数字が上がっていきます。今のところの最大技は、千八十煩悩砲です。

ワノ国編までに所持していた刀は計4本

ワンピースの世界では刀は位によって分けられており、最高級のものから、最上大業物12工・大業物21工・良業物50工・業物、という風に分かれています。まずは、現段階でゾロが常備している刀を紹介します。 まずは「和道一文字(わどういちもんじ)」。幼馴染の少女・くいなの形見の刀で、大業物21工の1つです。そして「三代鬼徹(さんだいきてつ)」という良業物50工の1つ。身につけた者は呪われて悲惨な死を遂げると言われている、いわゆる妖刀です。 さらに「秋水(しゅうすい)」という、大業物21工の1つでワノ国の国宝と言われている刀。スリラーバーク編で剣豪リューマのゾンビに勝利し、彼から受け取ったものです。ワノ国編ではこれをゾロが持っていたため、泥棒として尋問されることになりました。 過去にゾロは、1本の刀をダメにしてしまっています。エニエス・ロビーで麦わらの一味と海軍とが混戦を繰り広げた際、海兵の「悪魔の実」の能力によって、「雪走(ゆばしり)」がボロボロになってしまいました。 雪走は、ローグタウンで出会った刀店の店主がゾロを気に入って、無料で授けた良業物50工の1つです。このように見ていくと、ゾロはいい刀ばかり使っていることが分かりますね。

ワノ国で新たな刀と出会う!

秋水はもともとワノ国から盗まれたものだったため、それは元の持ち主のリューマの墓へ返されることに。代わりにゾロが光月日和から受け取ったのが、彼女の父・光月おでんの愛刀だった「閻魔(えんま)」です。 この刀も大業物21工の1つにして、刀鍛冶も和道一文字と同じ霜月コウ三郎による一品。妖刀といわれる刀で、おでんがかつてカイドウの身体に唯一傷をつけた伝説の刀でもあります。ゾロは閻魔をきっかけに覇王色を本格的に覚醒させるに至りました。

声優・中井和哉がロロノア・ゾロを演じる

アニメ版「ワンピース」では、中井和哉がゾロを演じています。中井は1967年11月25日生まれの男性声優です。剣士や侍を演じることが多く、2006年アニメ『銀魂』の土方十四郎役や、2009年アニメ『戦国BASARA』の伊達政宗役などが代表的な作品に挙げられます。 他にも人気作のメインキャラクターを演じる機会が多い中井。低くて少し喉にかかったような声が特徴的で、武骨で硬派な剣士ロロノア・ゾロを、原作のイメージ通りに再現してくれています。

「ワンピース」ゾロは麦わらの一味の要!覇王色の覇気と閻魔でさらに強力な剣士に

ONE PIECE ワンピース
©︎尾田栄一郎/集英社・フジテレビ・東映アニメーション

今回は、麦わらの一味の副船長的存在であるロロノア・ゾロについて紹介してきました。 ルフィが海賊王を目指すとともに、麦わらの一味のメンバーはそれぞれの夢を叶えようとしています。ゾロの夢は「世界一の剣豪」になること。彼らの旅が終わる時、ゾロはその夢を叶えているのでしょうか。 ワノ国編ではゾロのルーツにつながるヒントも増え、さらに覇王色も覚醒させました。この地での戦いを経て、さらに強くなるであろうゾロの今後の活躍が楽しみです。 今後も武骨で男気溢れるキャラクター、ロロノア・ゾロの活躍に注目しつつ、「ワンピース」の壮大な世界観を楽しんでいきましょう。