2019年6月21日更新

ウソップはもう弱くない!愛されキャラの強さや名言を紹介【ワンピース】

ウソップ

20年以上愛され続ける人気漫画「ワンピース」。主人公ルフィの仲間で、臆病な性格、卑怯な戦法で知られるウソップ。しかし2年の修行を経て、彼は本当に強くなりました。今回は、ウソップの戦い方や、これまでのエピソード、名言などを紹介していきます。

目次

ウソップは麦わらの一味の愛されキャラ!その強さや名言を解説

1997年に連載を開始し、少年漫画の金字塔的漫画になっている尾田栄一郎による『ONE PIECE(ワンピース)』。主人公モンキー・D・ルフィが海賊王になることを目指し、偉大なる航路(グランドライン)を冒険していく物語です。 麦わらの一味は、個性的なキャラばかり。その中でも、ウソップは特に濃ゆいキャラです。長い鼻に、言い過ぎな嘘、そして誰よりも臆病な性格、と一見悪いところばかりが目立ちます。しかし、たまに見せる男気や、親しみやすいキャラクター性でファンから愛されているのも事実です。 今回はそんなウソップについて、彼のこれまでの活躍や、強さ、人物像などを掘り下げていきたいと思います。 ※この記事では、2019年6月現在までの「ワンピース」の内容に触れています。ネタバレには十分に気を付けて読み進めてください。

ウソップのこれまで へっぽこだけど憎めない男

誰よりも熱く、優しい男

ウソップの初登場は、第3巻。イーストブルーのシロップ村で生まれ育ち、ウソップ海賊団を結成してにんじん、ピーマン、たまねぎの悪ガキトリオを率いて「ウソップ海賊団」を結成していました。ルフィとゾロ、ナミが村に立ち寄り出会います。 ウソップは、村中の人たちに「海賊が来た」とうそぶくのが日課で、村人からは嫌われていました。しかし彼には、病弱で外へ出れないお嬢様・カヤのもとへ毎日のように通い、嘘の冒険話を聞かせて励ましているという優しい一面が。 ある日ウソップは、カヤの執事であるクラハドールが凶悪な海賊「キャプテン・クロ」であることを知ります。それをカヤに伝えますが信じてもらえず、一人でクラハドール率いるクロネコ海賊団に対抗することを決めたのです。 ルフィたちがウソップに加勢し、見事にクロネコ海賊団を撃破。その後海へ出ることを「ウソップ海賊団」に告げ、麦わらの一味の仲間に加わりました。その際にウソップの親友で資産家の娘のカヤからゴーイングメリー号を譲り受け、ウォーターセブン編まで大事に乗り続けます。 大げさな嘘をつくのが癖のウソップですが、人を傷つけるような嘘は決して言いません。そして病弱なカヤを励まし続ける優しさや、臆病ながらも勇気を振り絞って敵に立ち向かう勇敢さもあって、憎めないキャラクターです。

「勇敢な海の戦士」を目指す

ウソップの特徴である長い鼻は、母親であるバンキーナゆずり。実はウソップが嘘つきになったのは母バンキーナと、父ヤソップに関わるある理由がありました。 父親のヤソップは狙撃の腕を買われて、四皇の一人、赤髪のシャンクスにスカウトされ、赤髪海賊団に入ります。ヤソップが村を出た直後、バンキーナは病に倒れてしまうのです。 ウソップは病気の母を励ますために、面白い作り話を話して聞かせました。また「海賊がきたぞ(ヤソップが帰ってきたぞ)」と母親のために毎日叫んでいたことが日課となったのです。その結果、バンキーナが亡くなったあとも習慣が残り、大ボラ話をするのも癖になってしまいました。 ウソップは、赤髪海賊団の狙撃手となった父親をとても尊敬していて、夢は「勇敢なる海の戦士になること」。父の影を追い、自身も海賊になることを夢見ていたのです。 当初はひどく臆病な性格でしたが、ルフィ達との航海を通じて、物怖じしない性格に成長していきます。

ルフィとの決闘

ウソップはウォーターセブン編で、一度麦わらの一味を脱退しています。 ゴーイングメリー号をウォーターセブンの船大工に見せたところ、修復不可能なまでに傷んでいるため船を乗り換えるしかないと言われます。修理に携わり人一倍船に愛着があったウソップは、船長として泣く泣く船と別れる決断をしたルフィに腹を立て、決闘を申し込みました。 ウソップは、ルフィとは気心の知れた仲です。これまでルフィと過ごした経験から、彼を倒すために有効で隙のない作戦を考え出し、序盤はウソップのペースに持っていきます。 連続して繰り出される卵星やタバスコ星、まきびしの攻撃にルフィもたじたじ。あたりに煙を充満させ、火炎星で大爆発を起こします。しかし、ウソップはもともと大怪我を負っていた事もあり、決闘はルフィの勝利となりました。 この決闘がキッカケで、麦わらの一味を脱退。しかし結局ウソップは、ロビン救出のために仮面を被って変装し狙撃の王様「そげキング」としてルフィたちと一緒に行動することに。エニエス・ロビーで騒ぎを起こした後、そげキング名義で彼に3000万ベリーの懸賞金がかけられました。 ルフィたちがウォーターセブンを去る際に、ウソップが自分の非を認めて謝ったことで一味のメンバーに復帰します。そのエピソードのサブタイトルには「3人目と7人目」とつけられ、7人目の仲間フランキーと共に、ウソップが本当の意味で麦わらの一味の仲間に加わった瞬間とも取れます。

新世界編では

麦わらの一味は、シャボンディ諸島で王下七武海バーソロミュー・くまによってバラバラの地に飛ばされ、その後2年間は各々が修行をする期間になりました。 ウソップがたどり着いたのはボーイン列島。そこは動植物が独自の進化を遂げてきた島です。ウソップは「ポップグリーン」という武器を使うヘラクレスンに出会い、彼と共に新武器の発明と肉体の鍛錬に明け暮れるのでした。 2年後に再び麦わらの一味が集合した時には、これまでからは想像できないほどたくましい体に仕上がっていました。ウソップはナミに対し、「ナミとチョッパーとの弱小トリオは卒業だ」と豪語するほど。 しかし、巨大な炎を上げて燃え盛る島に上陸するときには、「島に入ってはいけない病」が再発。臆病なところは、変わっていない様子に少しホッとした読者も少なくないはず。それでこそウソップ、という感じがしますよね。

もう弱虫とは言わせない、ウソップの強さとは?嘘じゃない実力

自身が発明した武器で戦う

ウソップは、父から受け継がれた狙撃の才能が最大限に発揮される戦い方をします。愛用しているパチンコは百発百中の腕前で、大砲による狙撃で船同士の戦いに一躍買うこともあります。 そんな彼は、新世界編で新たな武器「黒カブト」を開発し、ボーイン列島で得たポップグリーンを発射して戦います。 「緑星」という技が、ポップグリーンを使った技です。「ドクロ爆発草」という大爆発を起こすものや、「竹ジャベ林」という竹を何本も生やす植物を駆使し、多様な戦法で戦うことが出来ます。 武器の威力もさることながら、こんな戦い方ができるのはウソップの射撃の腕前と、多様な植物を使い分けることのできる器用さがあっての事です。痛みには弱いものの、これまでの冒険で打たれ強い体も仕上がっており、麦わらの一味の戦力として立派に活躍をしています。

覇気が使えるようになった?

ドレスローザ編では、ウソップは「ホビホビの実」の能力者・ドンキホーテ・ファミリーのシュガーと戦います。遥か遠くにいる敵のシュガーを気絶させるために、超長距離狙撃に挑んだウソップ。攻撃の瞬間、本来遠すぎて見えないはずのシュガーやルフィ、ローの人影を捉え、自身も驚いている描写があります。 結果、ウソップの放った攻撃は寸分の狂いもなくシュガーのもとへと到達。無事シュガーを気絶させ、おもちゃに変えられていた人々を、元の姿に戻しました。 他の強者が使う見聞色の覇気は、相手の攻撃の気配を感じ取り、身をかわすことに多用されます。そんな中ウソップは、広範囲の中で人の気配を視覚的に捉えるという、少し変わった能力を開花させました。 シュガーに放った攻撃は、ウソップのとんでもない変顔を再現するという、ギャグっぽいものでした。麦わらの一味のムードメーカーらしい決着の付け方でしたが、ウソップの急成長が感じられる、カッコいいシーンです。 今後さらに、武装色の覇気も身につけてもっと強くなるかもしれませんね。

ウソップ(そげキング)の名言・名シーン

男にゃあ、どうしても戦いを避けちゃならねぇ時がある。 仲間の夢を笑われた時だ

アラバスタ編でのウソップの名言。 ウソップは、「イヌイヌの実」を食べた大砲を連れ、発射される球を野球のように打ち返し攻撃するMr.4、そして「モグモグの実」を食べたモグラ人間のミス・メリークリスマスに苦戦します。 Mr.4たちは、ルフィが海賊王になるという夢を侮辱。すると、ウソップは勇み立ちます。いいかチョッパー、と語り始め、「男にゃあ、どうしても戦いを避けちゃならねぇ時がある。 仲間の夢を笑われた時だ」と言うのです。 その後チョッパーと共に、見事敵を撃破。ボロボロになりながらも自身の信条を掲げたウソップのカッコいい名言です。

ルフィを信じろ

こちらはウォーターセブン編での名シーン。 ゴーイングメリー号の処分を巡り、ルフィとケンカして一味を飛び出したウソップ。しかしロビンのピンチを放っておけず、そげキングとして彼女を救出するために動きます。 エニエス・ロビーへと向かう列車に追いついたウソップは、ロビンを発見。一緒に帰ろうと促しましたが、ロビンはてこでも動こうとしません。そんな彼女にウソップは「ルフィを信じろ」と一言告げるのです。 意地を張って一味を脱退したものの、仲間を信頼する気持ちは忘れないウソップの名言です。

辛ぇ時に一緒にいてやんなきゃ、 仲間じゃねぇだろ

マリンフォード頂上戦争編での名シーンです。 ウソップはマリンフォードから遠く離れたボーイン列島で、暴飲暴食によってまん丸と太っていました。彼がそんなことをしている一方で、ルフィは兄エースを救うために奮闘。しかしエースが死んでしまったことをニュースで知り、ウソップは島を出ようとします。 「辛ぇ時に一緒にいてやんなきゃ、 仲間じゃねぇだろ」と、ルフィの気持ちを鑑みて涙するウソップ。彼の仲間思いな性格が伝わる、名言です。

今やそれができちまう

魚人島編でのウソップの名言です。 ウソップの戦法の一つは、「ほら吹き」でした。3000人の部下がいると言って脅したり、とてつもない重さに見せかけたハンマーで殴るふりをして、少しカッコ悪い勝利を納めたことも。 しかし、2年間の修行を経て強くなったウソップは魚人島での戦いで、こう言うのです。「まいった、おれも衰えたな。昔はもっとウソをブチかましたもんなのに......、今やそれができちまう」。 彼が、自身の実力によって勝利を納めることが出来るようになったという、成長を感じさせる名言です。

ゴッド・ウソップ

こちらは、ドレスローザ編での名シーン。 見聞色の覇気の能力が覚醒し、見事ドンキホーテ・ファミリーの幹部シュガーを気絶させたウソップ。彼女の「ホビホビの実」の能力でおもちゃに変えられていた人々は元の姿に戻りますが、ドフラミンゴの逆鱗に触れてしまい、絶望します。 しかし解放された人々はウソップを救世主扱いします。ボロボロになりながら意気消沈するウソップの体を巨人族のハイルディンが高く掲げ、「ゴッド・ウソップ」と崇めるのです。 ウソップが「勇敢なる海の戦士」に一歩近づいた(?)名シーンです。

声優・山口勝平がウソップを演じる

臆病だけれど仲間思いで、お調子者のウソップの声を演じているのは、声優の山口勝平です。 山口は1965年5月23日生まれの福岡県出身。劇団21世紀FOXに所属し舞台俳優としても活動しています。1989年アニメ『らんま1/2』早乙女乱馬役をはじめ、「名探偵コナン」シリーズの工藤新一、1989年『魔女の宅急便』でトンボ役を演じているベテランです。 少しかすれた声が印象的な声優。独特の抑揚の付け方で、キャラクターの個性を表現します。これまで長い間ウソップを演じてきた山口は、近所の子供たちから「ウソップが住んでいる」と言われているそうです。

ウソップが本物の「勇敢なる海の戦士」になる日も近いかも?「ワンピース」今後の展開に注目

今回は、麦わらの一味の狙撃手・ウソップを紹介してきました。 彼は、初めこそ臆病で情けない一面がありましたが、それでもその人間臭さは親しみやすく、何より仲間思いで優しい性格から人気のキャラクターでした。 しかし新世界編では成長し、本当に強くなった彼の姿が。ドレスローザ編で麦わらの一味大船団が結成されたのは、彼の活躍あっての事です。たくましく、強くなったウソップが本物の「勇敢なる海の戦士」になる日も近いのかもしれません。 2019年現在、「ワンピース」はワノ国編が大盛り上がりです。最新エピソードでのウソップの活躍に期待しつつ、「ワンピース」の壮大な世界観を楽しみましょう。