2021年2月9日更新

【ワンピース】ウソップ徹底解剖!嘘が伏線になっている?【出会いから最新の活躍まで】

ウソップ

20年以上愛され続ける人気漫画「ワンピース」。主人公ルフィの仲間で、臆病な性格と卑怯な戦法で知られるウソップ。しかし、2年の修行を経て彼は本当に強くなりました。今回はウソップの戦い方やこれまでのエピソード、名言などを紹介していきます。

目次

ウソップは麦わらの一味の愛されキャラ!真の強さや過去に迫る【ネタバレ注意】

1997年に連載を開始し、少年漫画の金字塔的漫画になっている尾田栄一郎による『ONE PIECE(ワンピース)』。主人公モンキー・D・ルフィが海賊王になることを目指し、偉大なる航路(グランドライン)を冒険していく物語です。 麦わらの一味は、個性的なキャラばかり。その中でも、ウソップは特に濃ゆいキャラです。長い鼻に、言い過ぎな嘘、そして誰よりも臆病な性格と一見悪いところばかりが目立ちます。しかし、たまに見せる男気や、親しみやすいキャラクター性でファンから愛されているのも事実です。 今回はそんなウソップについて、彼のこれまでの活躍や、強さ、人物像などを掘り下げていきたいと思います。 ※この記事は2021年1月現在までのネタバレを含みますので、読み進める際は注意してください。またciatr以外の外部サイトでこの記事を開くと、画像や表などが表示されないことがあります。

ウソップのプロフィールを紹介!【狙撃の王様そげキング】

麦わらの一味の狙撃手である、ウソップのプロフィールを一覧で紹介します。

誕生日 4月1日
年齢 17歳→19歳
身長 174cm→176cm
所属 ウソップ海賊団船長→麦わらの一味狙撃手
出身地 シロップ村(東の海)
懸賞金 3000万ベリー→2億ベリー
異名 そげキング、ゴッド・ウソップ
好きな食べ物 秋島のサンマ、旬の魚
嫌いな食べ物 嫌いな食べ物:キノコ類(当たったことがある)

ウソップは強くなった?自分の発明した武器で大活躍

ウソップは、父から受け継がれた狙撃の才能が最大限に発揮される戦い方をします。愛用しているパチンコは百発百中の腕前で、大砲による狙撃で船同士の戦いに一躍買うことも。 そんな彼は、新世界編で新たな武器「黒カブト」を開発し、ボーイン列島で得たポップグリーンを発射して戦います。 「緑星」という技が、ポップグリーンを使った技。他にも「ドクロ爆発草」という大爆発を起こすものや、「竹ジャベ林」という竹を何本も生やす植物などを駆使し、多様な戦法で戦うことができるのです。 武器の威力もさることながら、こんな戦い方ができるのはウソップの射撃の腕前と、多様な植物を使い分けることのできる器用さがあってのこと。痛みには弱いものの、これまでの冒険で打たれ強い体も仕上がっており、麦わらの一味の戦力として立派に活躍をしています。

ウソップの初登場から最新ワノ国編までの活躍を振り返る!

ウソップの初登場は、原作第3巻。イーストブルーのシロップ村で生まれ育ち、ウソップ海賊団を結成してにんじん、ピーマン、たまねぎの悪ガキトリオを率いて「ウソップ海賊団」を結成していました。そこにルフィとゾロ、ナミが村に立ち寄り出会います。 ウソップは、村中の人たちに「海賊が来た」とうそぶくのが日課で、村人からは嫌われていました。しかし彼には、病弱で外へ出られないお嬢様・カヤのもとへ毎日のように通い、嘘の冒険話を聞かせて励ましているという優しい一面が。 ある日ウソップは、カヤの執事であるクラハドールが凶悪な海賊「キャプテン・クロ」であることを知ります。それをカヤに伝えますが信じてもらえず、一人でクラハドール率いるクロネコ海賊団に対抗することを決めたのです。 ルフィたちがウソップに加勢し、見事にクロネコ海賊団を撃破。その後海へ出ることを「ウソップ海賊団」に告げ、麦わらの一味の仲間に加わりました。その際にウソップの親友で資産家の娘のカヤからゴーイングメリー号を譲り受け、ウォーターセブン編まで大事に乗り続けます。 大げさな嘘をつくのが癖のウソップですが、人を傷つけるような嘘は決して言いません。そして病弱なカヤを励まし続ける優しさや、臆病ながらも勇気を振り絞って敵に立ち向かう勇敢さもあって、憎めないキャラクターです。

【ウォーターセブン編】ルフィと決闘で麦わらの一味脱退!?

ウソップはウォーターセブン編で、一度麦わらの一味を脱退しています。 それは、ゴーイングメリー号をウォーターセブンの船大工に見せ、修復不可能なまでに傷んでいるため船を乗り換えるしかないと言われたときのことです。修理に携わり人一倍船に愛着があったウソップは、船長として泣く泣く船と別れる決断をしたルフィに腹を立て、決闘を申し込みました。 ウソップは、ルフィとは気心の知れた仲です。これまでルフィと過ごした経験から、彼を倒すために有効で隙のない作戦を考え出し、序盤はウソップのペースに持っていきます。 連続して繰り出される卵星やタバスコ星、まきびしの攻撃にルフィもたじたじ。あたりに煙を充満させ、火炎星で大爆発を起こします。しかし、ウソップはもともと大怪我を負っていた事もあり、決闘はルフィの勝利となりました。 この決闘がキッカケで、麦わらの一味を脱退。しかし結局ウソップは、ロビン救出のために仮面を被って変装し狙撃の王様「そげキング」としてルフィたちと一緒に行動することに。エニエス・ロビーで騒ぎを起こした後、そげキング名義で彼に3000万ベリーの懸賞金がかけられました。 ルフィたちがウォーターセブンを去る際に、ウソップが自分の非を認めて謝ったことで一味のメンバーに復帰します。そのエピソードのサブタイトルには「3人目と7人目」とつけられ、7人目の仲間フランキーと共に、ウソップが本当の意味で麦わらの一味の仲間に加わった瞬間とも取れます。

【新世界編】鍛錬を重ねてたくましくなったウソップ

麦わらの一味は、シャボンディ諸島で王下七武海バーソロミュー・くまによってバラバラの地に飛ばされ、その後2年間は各々が修行をする期間になります。 ウソップがたどり着いたのはボーイン列島。そこは動植物が独自の進化を遂げてきた島です。ウソップは「ポップグリーン」という武器を使うヘラクレスンに出会い、彼と共に新武器の発明と肉体の鍛錬に明け暮れるのでした。 2年後に再び麦わらの一味が集合した時には、これまでからは想像できないほどたくましい体に仕上がっていました。ウソップはナミに対し、「ナミとチョッパーとの弱小トリオは卒業だ」と豪語するほど。 しかし、巨大な炎を上げて燃え盛る島に上陸するときには「島に入ってはいけない病」が再発。臆病なところは、変わっていない様子に少しホッとした読者も少なくないはず。それでこそウソップ、という感じがしますよね。

【ドレスローザ編】ウソップの覇気覚醒?【ゴッド・ウソップ】

ドレスローザ編では、ウソップは「ホビホビの実」の能力者・ドンキホーテ・ファミリーのシュガーと戦うことに。遥か遠くにいる敵のシュガーを気絶させるために、超長距離狙撃に挑んだウソップ。攻撃の瞬間、本来遠すぎて見えないはずのシュガーやルフィ、ローの人影を捉え、自身も驚いている描写があります。 結果、ウソップの放った攻撃は寸分の狂いもなくシュガーのもとへと到達。無事シュガーを気絶させ、おもちゃに変えられていた人々を、元の姿に戻しました。 他の強者が使う見聞色の覇気は、相手の攻撃の気配を感じ取り、身をかわすことに多用されます。そんな中ウソップは、広範囲の中で人の気配を視覚的に捉えるという、少し変わった能力を開花させました。 シュガーに放った攻撃は、ウソップのとんでもない変顔を再現するというギャグのようなものでした。麦わらの一味のムードメーカーらしい決着の付け方でしたが、ウソップの急成長が感じられるシーンです。 今後は、武装色の覇気も身につけてさらに強くなるかもしれませんね。

【ワノ国編】都に潜伏して決戦準備!【ウソ八】

ゾウを出航した麦わらの一味は、二手に別れることになります。ルフィ達はサンジ奪還のため、ビッグ・マムが待ち構えるホールケーキアイランドへ。そしてウソップは錦えもんらと共に、一足先にワノ国へ向いました。 ワノ国に到着したウソップ達は秘密裏に同志を集めるため、正体を隠してワノ国に潜伏します。ウソップはと言うとガマの油売り“ウソ八”として都で活動し、得意の話術でガマの油を売り捌いていたのでした。 そして鬼ヶ島への討ち入りも終盤に差し掛かった現在、ウソップはうるティの必殺技「ウル頭銃」によって、瀕死の重傷を負ってしまいます。喋ることもままならないウソップですが、ここから形勢逆転の活躍劇が見られるのか、鬼ヶ島討ち入り後半のウソップに期待です!

ウソップが嘘をつくのはなぜ?父や母との過去とは

ウソップの特徴である長い鼻は、母親であるバンキーナゆずり。実はウソップが嘘つきになったのは母・パンキーナと、父・ヤソップに関わるある理由がありました。 父親のヤソップは狙撃の腕を買われて、四皇の一人、赤髪のシャンクスにスカウトされ、赤髪海賊団に入ります。ヤソップが村を出た直後、バンキーナは病に倒れてしまうのです。 ウソップは病気の母・パンキーナを励ますために、面白い作り話を話して聞かせました。また「海賊がきたぞ(ヤソップが帰ってきたぞ)」と母親のために毎日叫んでいたことが日課となったのです。その結果、バンキーナが亡くなったあとも習慣が残り、大ボラ話をするのも癖になってしまいました。 ウソップは、赤髪海賊団の狙撃手となった父親をとても尊敬していて、夢は「勇敢なる海の戦士になること」。父の影を追い、自身も海賊になることを夢見ていたのです。 当初はひどく臆病な性格のウソップでしたが、ルフィ達との航海を通じて、物怖じしない性格に成長していきます。

【考察】ウソップの嘘は全て伏線だった?実現してしまうのか……

名前や長い鼻からも見て取れるように、生粋の嘘つきキャラであるウソップ。しかし本編が進むにつれて、ウソップのついた嘘が徐々に実現してしまっていることを知っているでしょうか。 そこでここでは、実際に実現した嘘をいくつか紹介します。

「海賊が攻めてきたぞーっ!」

ウソップの父・ヤソップは海賊です。そしてウソップは病気を患う母を励ますために、毎朝海賊が攻めてきたと叫びながら村中を走るのが日課となっていました。 最初は慌てていたものの、次第に相手にしなくなる村人達。しかし実際にキャプテン・クロ率いるクロネコ海賊団が、シロップ村に襲来してしまったのです。

「おれの後頭部」

アーロンパークを攻め落としたルフィに、3000万ベリーの懸賞金がかけられました。その手配書の写真に小さく自分の後頭部が写っていたウソップは、「手配書の3000万ベリーは俺の後頭部にかかってんじゃねえかって噂でもちきりだ」とうそぶきます。 そしてウォーターセブン編にて賞金首となったウソップには、実際に3000万ベリーの懸賞金がかけられました。

「今の揺れこそがおれの“覇気”だ」

グリーンビットにて、藤虎が落とした隕石による揺れを、自分の覇気だと虚勢を張るウソップ 。 しかしその後ドレスローザ編の最中に、ウソップは見聞色の覇気の覚醒に成功します。

今後もウソップの嘘は実現してしまうのか……?

他にも「巨大な金魚の糞」や「ドラゴン」など、数多くの嘘を現実のものにしてきたウソップ。しかし未だ実現していない嘘も多くあり、その中でも1番気になるのが「ワンピースについて知ったら死ぬ病」でしょう。 これは物語終盤でのウソップの危険を示唆しているのか、今後の本編も実現するかもしれないウソップの嘘に注意して読み進めましょう。

ウソップの熱すぎる名言・名シーンを振り返る

「男にゃあ、どうしても戦いを避けちゃならねぇ時がある。 仲間の夢を笑われた時だ」

これは、アラバスタ編でのウソップの名言です。 「イヌイヌの実」を食べた大砲を連れ、発射される球を野球のように打ち返し攻撃するMr.4、そして「モグモグの実」を食べたモグラ人間のミス・メリークリスマスに苦戦するウソップ。 さらにMr.4たちは、ルフィが海賊王になるという夢を侮辱します。するとウソップは、いいかチョッパー、と語り始め、「男にゃあ、どうしても戦いを避けちゃならねぇ時がある。 仲間の夢を笑われた時だ」と言うのでした。 その後チョッパーと共に、見事敵を撃破。ボロボロになりながらも自身の信条を掲げたウソップのかっこいい名言です。

「ルフィを信じろ」

こちらはウォーターセブン編での名シーン。 ゴーイングメリー号の処分を巡り、ルフィとケンカして一味を飛び出したウソップ。しかしロビンのピンチを放っておけず、そげキングとして彼女を救出するために動きます。 エニエス・ロビーへと向かう列車に追いついたウソップは、ロビンを発見。一緒に帰ろうと促しましたが、ロビンはてこでも動こうとしません。そんな彼女にウソップは「ルフィを信じろ」と一言告げるのです。 意地を張って一味を脱退したものの、仲間を信頼する気持ちは忘れないウソップの名言です。

「辛ぇ時に一緒にいてやんなきゃ、 仲間じゃねぇだろ」

マリンフォード頂上戦争編での名シーンです。 ウソップはマリンフォードから遠く離れたボーイン列島で、暴飲暴食によってまん丸と太っていました。彼がそんなことをしている一方で、ルフィは兄エースを救うために奮闘。しかしエースが死んでしまったことをニュースで知り、ウソップは島を出ようとします。 「辛ぇ時に一緒にいてやんなきゃ、 仲間じゃねぇだろ」と、ルフィの気持ちを鑑みて涙するウソップ。彼の仲間思いな性格が伝わる名言です。

「今やそれができちまう」

魚人島編でのウソップの名言です。 ウソップの戦法の一つは、「ほら吹き」でした。3000人の部下がいると言って脅したり、とてつもない重さに見せかけたハンマーで殴るふりをして、少しカッコ悪い勝利を納めたことも。 しかし、2年間の修行を経て強くなったウソップは魚人島での戦いで、こう言うのです。「まいった、おれも衰えたな。昔はもっとウソをブチかましたもんなのに……、今やそれができちまう」。 彼が、自身の実力によって勝利を納めることが出来るようになったという、成長を感じさせる名言です。

声優・山口勝平(やまぐちかっぺい)がウソップを演じる

臆病だけれど仲間思いで、お調子者のウソップの声を演じているのは、声優の山口勝平(やまぐちかっぺい)です。 1965年5月23日生まれで福岡県出身の彼は、劇団21世紀FOXに所属し舞台俳優としても活動しています。1989年アニメ『らんま1/2』早乙女乱馬役をはじめ、「名探偵コナン」シリーズの工藤新一、1989年『魔女の宅急便』でトンボ役を演じているベテランです。 少しかすれた声が印象的な声優。独特の抑揚の付け方で、キャラクターの個性を表現します。これまで長い間ウソップを演じてきた山口は、近所の子供たちから「ウソップが住んでいる」と言われているそうです。

ウソップが本物の「勇敢なる海の戦士」になる日も近い?今後の展開に注目

今回は、麦わらの一味の狙撃手・ウソップを紹介してきました。 彼は、初めこそ臆病で情けない一面がありましたが、それでもその人間臭さは親しみやすく、何より仲間思いで優しい性格から人気のキャラクターでした。 しかし新世界編では成長し、本当に強くなった彼の姿が。ドレスローザ編で麦わらの一味大船団が結成されたのは、彼の活躍あっての事です。たくましく、強くなったウソップが本物の「勇敢なる海の戦士」になる日も近いのかもしれません。 2021年1月現在、「ワンピース」はワノ国編が大盛り上がりです。最新エピソードでのウソップの活躍に期待しつつ、「ワンピース」の壮大な世界観を楽しみましょう。