コニーが最後に巨人化?母親の結末や死亡説・裏切り行為などまるっと解説!【進撃の巨人】
コニー・スプリンガー、通称・コニーは諫山創による作品『進撃の巨人』に出てくるキャラクターで、主人公エレンの訓練生時代の同期です。おバカキャラとして読者からも愛されているコニーですが、持ち前の運動神経を活かして巨人に果敢に立ち向かう一面も見せています。 この記事ではそんなコニー・スプリンガーの魅力を徹底解説し、彼の身に起こった悲劇や謎についても考察していきます。 ※この記事はネタバレを含みますので、読み進める際は注意してください。
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『進撃の巨人』コニー・スプリンガーとは?【ネタバレ注意】
身長 | 158cm |
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体重 | 58kg |
出身 | ウォール・ローゼ南区ラガコ村 |
誕生日 | 5月2日 |
所属 | 訓練兵団104期生→調査兵団 |
声優(CV) | 下野紘 |
特徴や性格
コニー・スプリンガーは身長158cm体重58kgと小柄な体格ながらも運動能力に長けた兵士で、調査兵団に所属しています。出身はウォールローゼ南区のラガコ村で、本作の主人公であるエレン・イェーガーと同期の第104期として訓練兵団に入団しました。 訓練兵時代は小柄な体格を活かした素早さと天性の運動能力から高い評価を得ていましたが、座学は壊滅的。勉強のみならず、作戦の誤認が多いなど頭の回転の鈍さを随所に見せており“おバカキャラ”を定着させました。 訓練兵団入団当初に通過儀礼の最中に芋を食うという驚愕の理由で罰を与えられたサシャ・ブラウスとは、おバカコンビと認識されています。 自身を天才と称するコニーですが調査兵団入団後の壮絶な経験から己を鼓舞し巨人と戦う決意を固めるなど、努力を惜しまずに成長していくシーンも描かれました。
コニーはなぜ兵士になったのか
ラガコ村出身のコニーは、自分を馬鹿にしていた村人を見返し、憲兵になって家族に楽をさせるために兵士になっています。
おバカで真っ直ぐなコニーの魅力とは?【愛嬌溢れるキャラクター】
人を食べる巨人に抗うダークな世界を描く『進撃の巨人』。コニーはそのような残酷な世界で笑いを生み出す「ギャグ担当」です。 訓練兵が最初に受ける通過儀礼では、“公に心臓を捧げる”という意味の敬礼を逆にしたことで教官に頭を掴んで持ち上げられるというとんでもない怒られ方をしました。 また格闘訓練で同じく通過儀礼で教官に目をつけられたサシャと真剣な顔でふざけ合っている描写もあり、コニーには読者も思わず笑ってしまうような登場シーンが数多くあります。 『進撃の巨人』がシリアスな作品だからこそ、彼の天然で愛嬌のある性格は大きな魅力となっています。
コニーを襲った悲劇!母親の巨人化……
原作35話にてウォールローゼが突破され、南方から巨人が接近中と知らせを受けたコニーは「南方……から?」と顔を歪ませます。巨人が通ってきたとみられる南方には彼の出身村であるラガコ村があったためです。 付近の村の安否確認を進めながら、コニーはライナー、ベルトルトと共にラガコ村に向かいます。彼の目に飛び込んできた故郷は変わり果てていました。 家屋は全て破壊され、村人の気配をどこにも感じなかったのです。そして彼の家には巨人が横たわっており、巨人が村に訪れていたことは明らかでした。 村の崩壊に絶望するコニーですが調査兵から死体と血痕が村から一切出て来なかったと聞き、村人は襲われたのではなく全員逃げたのだと明るさを取り戻します。 しかしその時家に横たわる巨人の口から「オ……アエリ……」と発せられます。それを聞いて何かを察したコニー。実は村人は逃げたのではなく、1人残らず巨人にされており、この家に横たわる巨人は彼の母親だったのです。
【巨人化の謎】巨人化したコニーの母はなぜ人間の言葉を喋ったのか?
コニーの母親が巨人化した謎は未だに作中屈指の伏線として語られています。 彼の母親は発見時、手足が痩せ細った歩けない状態で発見されました。それに加え人間の言葉を話した点からみても、巨人化が不十分だったのではないかと考えられます。 彼の母がなぜ巨人化したのかについては後に明かされました。それは獣の巨人・ジークの力によるもの。エレンの持つ巨人の力を奪還すべくラガコ村を襲った際に村人全員を巨人にしてしまいます。 この事件は、巨人の正体が実は人間なのではないかと、人類が気付くきっかけにもなりました。
コニーがファルコを連れ去った理由とは【母への真っ直ぐな愛情】
コニー、ジャン・ミカサ・アルミンの4人は、敵兵である“顎の巨人”ファルコの扱いについて話し合います。ジャンは「野放しにしておくわけにはいかないし、巨人化した誰かに食べさせれば1人救える」と話し、巨人化したピクシス司令を人間に戻すことを提案します。 それに対してアルミンは「敵の戦士候補生を殺せばライナーや車力の巨人と新しい争いを生む」と慎重になるように諭しました。そこでコニーは「ラガコ村の母ちゃんに食わせる」と発言し、巨人化した母を人間に戻そうとします。 しかしコニーは巨人を人間に戻せる切り札を、正攻法で母に与えられないとわかっていたのでしょう。仲間を欺き、ファルコを誘拐することにしたのです。 そして彼は母を人間に戻すために、ファルコをラガコ村に連れ去りました。
計画は失敗……母親の巨人化を経て成長したコニー
ラガコ村に到着し、コニーは母にファルコを食べさせようしました。しかし追ってきたアルミンに静止され彼は戸惑いを見せながらもファルコに刃を向けアルミンを脅します。 それを見たアルミンは、コニーの母の真上の柱に登り自らがファルコの代わりに犠牲になろうとしたのです。コニーはファルコを手放しアルミンを助けます。アルミンの命を賭けた説得に彼は自分の行動を考え直しました。 そして彼は母親を助けるために動くのではなく「母に誇れる兵士」になると決意を固めます。「困ってる人を助けに行こう」と世界のために立ち上がるのでした。 訓練兵時代は巨人を見たこともなく、エレンのように明確な目的があったわけでもないコニー。母の巨人化という悲惨な事件を通し、兵士として大成長を遂げました。
コニーは裏切り者!?128話での発言を考察!
コニー達はイェーガー派のフリをしながら、エレンの地ならしによる虐殺を止めるためにハンジと共に動いていました。 しかしフロックとの対立により、104期生の面々がイェーガー派からみた「裏切り者」であることがバレてしまいます。そしてコニーとアルミンはかつての同期であったダズとサムエルとの殺し合いを余儀なくされてしまいました。 サムエルに銃を突きつけるコニー。サムエルから「裏切り者!!俺たちは仲間じゃないのかよ!?」と問い掛けられた彼は「お前達は仲間だよ!!でも……俺はーーー」と言い放ちサムエルとダズを射殺しました。 「俺はーーー」で言葉を濁らせたコニー。仲間を天秤にかけてでも戦ったのは、母に立てた誓いのためでしょう。「俺は」の後には「世界を救うんだ」という言葉が続くのかもしれません。
サシャとの関係は?両思いとの噂も
おバカコンビとして紹介したサシャとコニーですが、2人の微笑ましい関係から友人以上の深い仲なのではという噂がありました。 しかしそんな中、第105話にて衝撃的な展開が……。連載当初から登場していた人気キャラクター・サシャ・ブラウスの死です。 サシャは飛行船に乗っていたところを復讐に燃えるガビに射殺されたのでした。そしてその場にいたジャンとコニーに「肉」という言葉を残してこの世を去ったのです。 2人の気持ちは明らかにならないままとなってしまいましたが、おそらく彼らに恋愛感情は無かったのではないかと考えられます。 理由はサシャには別の人物との恋愛模様が色濃く描かれているからです。相手の名前はニコロ。エルディア人と敵対するマーレ人の料理人です。サシャ死亡後もニコロからサシャに向けての愛情が描かれているシーンもありました。 そのためコニーとサシャは、あくまで仲の良い親友のような関係であったと思われます。
TVアニメ『進撃の巨人』コニー役の声優は下野紘(しものひろ)
TVアニメ『進撃の巨人』のコニー役は、歌手活動など声優のみならずマルチに活躍する下野紘(しものひろ)が担当。 下野紘は『バカとテストと召喚獣』の吉井明久(よしいあきひさ)役や『うたの☆プリンスさまっ♪マジLOVEシリーズ』の来栖翔(くるすしょう)役なども演じています。 また2020年10月に劇場版が放映開始され、歴史的大ヒットを記録した『鬼滅の刃』の我妻善逸(あがつまぜんいつ)役を演じたことでも大きな話題となりました。
『進撃の巨人』コニーはおバカで愛されキャラ!強く成長する姿は必見
母の巨人化、親友の死、そして同期との死闘。明るく場を和ませるのが得意なコニーですが、訓練兵時代から過酷な体験を幾度となく経験してきました。 最初は少し自信過剰で楽観的な部分も見受けられましたが、現在では修羅場を潜り抜けた立派な兵士としての姿を読者に見せています。 重要人物でも次々と死亡していく『進撃の巨人』の過酷な世界。アニメ『進撃の巨人』ではクライマックスを迎えています。コニーは今後も待ち受けるであろう受難を乗り越えることができるのか。母との絆に生きる彼の成長と行く末を見守りましょう!