2020年12月14日更新

ジブリ『アーヤと魔女』がNHKで放送決定!キャストやあらすじ、原作情報を徹底解説

アーヤと魔女

スタジオジブリの最新作『アーヤと魔女』についてネタバレを含めて解説していきます。フル3DCG、長編ながらテレビ放送のみと、これまでにない展開を見せると話題の本作。そんな本作はいったいどんな物語なのか放送前に確認しておきましょう!

目次

ジブリ長編アニメ『アーヤと魔女』の放送&放送日が決定!【ジブリ映画っぽくない?】

『アーヤと魔女』は、ダイアナ・ウィン・ジョーンズの小説を原作としたアニメ作品。企画・宮崎駿(はやお)、監督・宮崎吾朗でスタジオジブリが制作を手掛けました。なお、原作者は同じくジブリが手掛けた『ハウルの動く城』の作者でもあります。 本作の放送日時は、2020年12月30日の予定です。1本の長編アニメーションですが、テレビ放送のみで劇場公開の予定はありません。 本作はカンヌ国際映画祭が発表する「オフィシャルセレクション」の1作に選出されました。また、主題歌はインドネシアのアーティスト、シェリナ・ムナフが担当しています。 そんな『アーヤと魔女』については、ジブリらしくない作品だという意見も。「ジブリ感」の抜けた本作に早くも注目が集まっています。 この記事では『アーヤと魔女』の制作秘話やキャラ、原作について徹底解説していきます! ※ciatr以外の外部サイトでこの記事を開くと、画像や表などが表示されないことがあります。

ジブリ初の3DCGアニメ!反応は賛否両論

『アーヤと魔女』はいわゆる「ジブリ感」のない作品であると述べました。その大きな理由の1つとして挙げられるのが本作に用いられた制作手法にあります。 本作はスタジオジブリ初の完全3DCGアニメーション作品。現代的な3DCGアニメのビジュアルが「ジブリ感」を薄めているのです。 3DCGアニメについては、セルアニメーション風に作られるものも多く存在します。監督が過去に手掛けた作品ではそのようなセルルックの3DCG方式がとられていました。 しかし、今回の『アーヤと魔女』はセルルックでは作られていません。海外のアニメ作品のような、良くも悪くもCG感を強く押し出したものとなっています。 なお、今回の3DCGアニメ化に関するファンの反応は賛否両論。内容に期待したいという一方で日本的な2Dアニメがよかったという意見もあります。

ジブリ『アーヤと魔女』のあらすじ解説!【憎たらしくてかわいい女の子が主人公】

1990年代のイギリス、「聖モーウォード子どもの家」の前に赤ん坊が置かれていました。園長はこの子にアーヤ・ツールという名前を付けて孤児として育てることにします。 アーヤはここでの生活をたいへん気に入っていました。親友をはじめ、ここでは誰もが自分の思い通りに動いてくれるからです。しかしあるとき、不気味な夫婦が現れ彼女を引き取ると言ってきました。彼女は夫婦に連れられ、孤児院での何不自由ない生活は終わりを迎えることに。 アーヤを引き取った2人は、ベラ・ヤーガという魔女とマンドレークという男でした。手伝いが欲しかったベラは彼女をいろいろとこき使い始めます。 一方、かつての生活に戻りたい彼女は、魔女に仕返ししようと計画し始めました。そして、魔女の飼いネコの助けを借りながら魔法を覚え始めます。

『アーヤと魔女』の気になる声優をキャラと一緒に紹介!

アーヤ/平澤宏々路(ひらさわこころ)

アーヤは本作の主人公となる10歳の少女。魔女から追われる者の手によって「聖モーウォード子どもの家」の前に置き去りにされていました。人を操ることが得意で、生意気なもののポジティブ思考の憎めない性格。 アニメでは、アーヤ役を女優の平澤宏々路が演じています。2020年時点でまだ13歳ながら、子役として様々な作品に出演してきました。声優活動は本作が初めてとなります。

ベラ・ヤーガ/寺島しのぶ

ベラ・ヤーガはアーヤを引き取った2人のうちの1人で、魔女。アーヤに魔女の手伝いを行わせており、ミスをすれば声を荒げて怒ります。マンドレークとは同居していながらなぜか彼のことをひどく恐れている様子。 アニメでベラ・ヤーガ役を演じているのは女優の寺島しのぶです。日本を代表する大女優の1人で、映画賞での受賞実績も多数。歌舞伎役者と女優の両親を持つ役者界のサラブレッドでもあります。

マンドレーク/豊川悦司(とよかわえつし)

マンドレークはアーヤを引き取った2人のうちの1人である男。いつも不機嫌そうで、底なし穴のように深く黒い目をしています。魔女ベラからも恐れられている謎の多い人物。 アニメではマンドレーク役を俳優の豊川悦司が務めています。1990年代より第一線で活躍し続ける名優で、代表作は数知れず。長いキャリアながら本格的に声優を行ったのは本作が初めてです。

トーマス/濱田岳

トーマスはベラ・ヤーガが飼っている黒猫。言葉を話すことができる猫で、ベラへの仕返しを考えるアーヤにアドバイスしています。その他にもいろいろと彼女に手を差し伸べるサポート役的存在です。 トーマス役は俳優の濱田岳が声を担当しています。多くの作品やテレビに出演する若手俳優の筆頭格の1人で、どんな役でも演じられる実力派。「金八先生」や「釣りバカ」、auのCM(金太郎)などで視聴者に強い印象を与えています。

原作『アーヤと魔女』の結末や謎を解説!アニメではどうなる?【ネタバレ注意】

児童文学作品である原作は、作者の遺作となっています。そのため未だ謎のままの秘密や伏線が多く残されたまま。 ここからは原作『アーヤと魔女』の結末と残された謎についてネタバレを含めて紹介していきます。

原作『アーヤと魔女』の結末は??【全てはアーヤの思い通り】

ベラにお手伝いとして使われていたアーヤはベラへの反撃を目論みます。ベラのペット・トーマスの助言によってベラの魔法書を読んだアーヤは、次々と魔法を習得。そしてついにアーヤはベラでも分からないような魔法を使ってベラを反撃します。 それからマンドレークの理解を得たアーヤは、2人をコントロールすることに成功し、彼女はこの家でも自由で幸せな生活を送るようになりました。 ただ、親友のカスタードは気味悪がってアーヤの家に近づきません。しかし彼女は魔女の家でできたように、親友のことも操れると考えていました。全ては、彼女の望むがままになったのです。

いまだ謎のままの秘密が気になる!

本作は、登場人物に関する詳しい背景がありません。例えば、赤ん坊のアーヤを置いていった人物は誰だったのでしょうか。 それは母親だったのか、母親であればなぜ魔女に追われているのかも不明です。アーヤが魔法を使える理由も母親が魔女であるからなのか、未だに謎は残されたまま。 またベラやマンドレークに関する情報も少なく、2人の関係性や彼女が彼を恐れる理由などもわかっていません。 こうした謎や秘密がアニメ内でどう示されるのか、アニメ放送に期待しましょう!

奮闘するアーヤの姿が元気を与えてくれる!宮崎吾朗の力作アニメに期待大

2020年12月に放送予定の『アーヤと魔女』は、スタジオジブリの意欲作といえます。海外アニメさながらの3DCGアニメーションはジブリアニメに新しい風をもたらすことでしょう。 本作は先端技術を駆使しての制作が行われています。ですが『アーヤと魔女』の物語はあくまで、正統派のファンタジーもの。 その世界観は従来のジブリアニメにも通ずるものがあり、“らしさ”が存分に発揮されることでしょう。原作をアニメでどのように表現してくれるのか、今から胸が高鳴ります。 そして原作で語られなかった登場人物たちの秘密についても要注目です。アニメがこの点をどう補完してくれるのか、是非その目で見届けてみてはいかがでしょうか。