2020年3月27日更新

『魔女の宅急便』はキキとトンボのその後を知るともっと面白い!原作のあらすじから2人が将来どうなるのか紹介

魔女の宅急便
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長年愛され続ける、スタジオジブリの映画『魔女の宅急便』。原作の絵本では、キキとトンボのその後まで描かれているのを知っていましたか?この記事では、そんな2人について紹介します。

目次

『魔女の宅急便』で描かれるキキとトンボの恋にはその後があった!

スタジオジブリが製作し、宮崎駿が監督を務めたアニメーション映画『魔女の宅急便』。1989年に公開され、今なお愛される作品です。 魔女の少女であるキキの成長をテーマにしており、中でもトンボとの気になる関係は見どころのひとつ。実は映画は角野栄子による原作絵本1・2巻を元としており、その後の物語が6巻まで描かれています。 この記事では、あらすじやキキとトンボについておさらいし、原作での2人のその後を紹介します。 ※原作のネタバレが含まれるので、ご注意ください。

2020年3月27日に映画『魔女の宅急便』が地上波放送!

2020年3月27日より2週連続ジブリ祭りと称して、金曜ロードショーで『魔女の宅急便』と『思い出のマーニー』が放送されます。ぜひ春休みはテレビでジブリ作品を楽しみましょう。

映画『魔女の宅急便』のあらすじをおさらい!

主人公は13歳の少女、キキ。魔女の一族には「13歳になった時、生涯を魔女として生きていく者は旅立ち、魔女のいない街に住んで修行を積まなければならない」という掟がありました。 故郷を離れた彼女がたどり着いたのは、海の見える街コリコ。この街でキキは「魔女の宅急便」を始め、トンボやおソノさんとの交流を通して成長していきます。

キキというキャラクター、トレードマークは頭のリボン

基本プロフィールを紹介、お母さんは魔女

『魔女の宅急便』
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普通の人間である父・オキノと、古い血筋の魔女である母・コキリの間に生まれた少女がキキです。10歳を過ぎたあたりから魔女として生きることを決意し、しきたりに従い13歳で相棒の黒猫ジジと共に旅立ちました。 コリコの町で初めての経験に戸惑いつつも、定住を決めたグーチョキパン屋の粉置き場(映画ではすでに空き部屋が用意されています)を改装し、そこで「魔女の宅急便」を開業。 そして魔女として仕事をしながら、たくさんの人と触れ合うことになります。

キキにはモデルがいた?

原作の『魔女の宅急便』作者の角野栄子によると、キキのモデルは、娘が中学2年生の時に描いた絵だったそうです。魔女が乗ったほうきの柄にラジオが下がっていて、そこから音符がいくつも飛び出しているというもの。 また、スタジオジブリの映画『魔女の宅急便』のモデルになったのは、当時13歳だった鈴木敏夫の娘だそうです。

リボンは思春期の象徴

魔女の宅急便
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映画『魔女の宅急便』では、頭につけている大きな赤いリボンがキキの特徴のひとつとなっています。2016年に本作が日本テレビ系『金曜ロードSHOW!』で放送されるのに際し、プロデューサーの鈴木敏夫が談話を寄せました。 宮崎は「『魔女の宅急便』をやろう」と言い出したものの作品の方向性が掴めず、「何作ったらいいの?」と鈴木に尋ねました。鈴木は「思春期。だって宮さん、思春期の人扱ったことないでしょう。」と言い、思春期の女の子キキが誕生したのです。 その時話し込んでいた喫茶店の紙ナプキンを取り出し、自らのマジックペンで大きなリボンを描き、「これだね!このでかいリボンがこの娘を守ってるんだ。それが思春期じゃない?」と答えたそうです。 宮崎の思う「思春期の象徴」が大きなリボンとして作品に表れたというわけです。

トンボというキャラクター、町の誰からも慕われる少年

基本プロフィールを紹介、本名は「トンボ」じゃない?

空に憧れて人力飛行機まで作ってしまった、丸メガネでお馴染みの少年がトンボです。キキのひとつ年上の彼、実は「トンボ」は愛称で本名は「コポリ」と言います。 空に憧れており、「飛行クラブ」に所属しています。キキが空を飛んでいるところを偶然見かけて、興味津々で近づくものの、最初は煙たがられてしまったトンボ。 しかしその後も自分の研究を見せたり、パーティーに誘ってお迎えに行ったりと、素直で健気なのが彼のいいところです。

キキとトンボのその後を、原作絵本のあらすじからネタバレ紹介

スタジオジブリの映画『魔女の宅急便』は、全6巻の売り上げが累計150万部を超える角野栄子の絵本『魔女の宅急便』が原作となっています。 原作はキキの13歳から35歳までを描いたストーリー。ここからは2人のその後を、原作を元に紹介します。 原作3巻でトンボはコリコの街を離れてしまい、キキとの遠距離恋愛がスタート。昆虫に夢中なトンボと、キキの間にすれ違いが生まれてしまいます。 第5巻でキキは10代を終え20代に突入。トンボのはっきりしない態度にモヤモヤし始めた頃、町の女の子たちが憧れるサヤオというドレスデザイナーの青年に出会います。 魔女であるキキに興味を持ち近づいてくるサヤオに、初めは冷たい態度をするキキですが、彼の作るドレスに感動してしまいます。 最終的にキキはサヤオに、「自分の結婚式にはドレスを作ってね」と頼みました。トンボが好きだと再確認したキキは、彼を待ち続けることを選んだのです。 5巻の最終章では20歳の誕生日を迎え、ついにトンボはキキとの愛を確かめます。その2年後、2人はようやく結婚するのでした。

そして最終巻となる6巻では、13年後が舞台となります。主人公は2人の間に生まれた双子のニニとトト。魔女になる決心のつかないニニと魔女になりたくてもなれないトトの葛藤が描かれます。

『魔女の宅急便』のキキとトンボのその後には、嬉しい未来が待っていた!

『魔女の宅急便』の主人公・キキは思春期真っ盛りの魔女の女の子。一方トンボは空に憧れを持つ、明るい男の子。最初はトンボを煙たがっていたキキですが、次第に仲を深めていきます。 そして2人のその後が描かれている原作小説では、最後には結婚を果たし、子供が生まれるまでになりました。その後の原作を知ることで、映画を新たな視点から楽しるかもしれませんね!