2022年8月24日更新

『魔女の宅急便』はトンボとのその後を知るともっと面白い!原作のあらすじから2人が将来どうなるのか紹介

魔女の宅急便
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『魔女の宅急便』で描かれるキキとトンボの恋にはその後があった!

スタジオジブリが製作し、宮崎駿が監督を務めたアニメーション映画『魔女の宅急便』。1989年に公開され、今なお愛される作品です。 魔女の少女であるキキの成長をテーマにしており、中でもトンボとの気になる関係は見どころのひとつ。実は映画は角野栄子による原作絵本1・2巻を元としており、その後の物語が6巻まで描かれています。 この記事では、あらすじやキキとトンボについておさらいし、原作での2人のその後を紹介します。 ※原作のネタバレが含まれるので、ご注意ください。

映画『魔女の宅急便』のあらすじをおさらい!

主人公は13歳の少女、キキ。魔女の一族には「13歳になった時、生涯を魔女として生きていく者は旅立ち、魔女のいない街に住んで修行を積まなければならない」という掟がありました。 故郷を離れた彼女がたどり着いたのは、海の見える街コリコ。この街でキキは「魔女の宅急便」を始め、トンボやおソノさんとの交流を通して成長していきます。

13歳、キキの旅立ち

魔女の宅急便

魔女の一族に生まれ13歳になったキキは、一族の掟にしたがって魔女のいない街に移り住み、修行を積む決意をします。 相棒の黒猫ジジとともに旅立ち、彼女がたどり着いたのは、海の見える街コリコ。魔女を見慣れていない都会の人々はキキを見て戸惑い、キキも彼らの態度に戸惑います。自転車を接触事故を起こしかけ、警官から職務質問を受けていたキキは、通りすがりの少年トンボの機転で難を逃れました。 トンボはキキに興味津々でしたが、キキは彼のなれなれしい態度に腹を立て、飛び去ってしまいます。 その後、彼女はパン屋のおかみ・おソノさんに気に入られ、住み込みで働くことに。そして唯一の取り柄である空を飛ぶ力を生かして、配達を請け負うことにしました。

絵描きのウルスラとの出会い

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ある日キキは、パン屋のお得意さんの女性から甥に誕生日プレゼントを届けてほしいと依頼を受けます。そのプレゼントは、ジジにそっくりな猫のぬいぐるみでした。しかし途中でトラブルが起き、彼女はプレゼントをなくしてしまいます。 仕方なくジジにぬいぐるみのふりをしてもらい、時間を稼いでプレゼントを探しに行ったキキ。彼女は森のなかでぬいぐるみを拾った絵描きのウルスラと知りあい、無事にジジを迎えに行きました。 その後トンボがパン屋を訪れ、キキに飛行クラブのパーティの招待状を渡していきます。その日キキは複数の配達をこなし、最後の依頼先へ。しかし依頼者の老婦人は「オーブンの調子が悪く、孫娘に届けるパイが焼けない」とキャンセルを申し出ます。そこでキキは彼女と協力してパイを焼き、孫娘に届けることに。 しかし配達へ飛び立つと、急な大雨でキキはずぶ濡れになってしまいます。しかも老婦人からの届け物を受け取った孫娘は冷たい態度。すっかり気力をなくしたキキは、パーティには行かずに家に帰り、濡れた服のままベッドに潜り込んだのでした。

飛べなくなってしまったキキ

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雨に濡れたせいで風邪を引いてしまったキキ。彼女の体調が戻ると、おソノさんはキキにコポリという人物への配達を依頼します。実はコポリはトンボの本名で、おソノさんは2人が仲良くなれるようにはからってくれたのです。 トンボは自転車に大きなプロペラがついた人力飛行機の機関部をキキに見せ、これに乗って停泊中の飛行船を見に行こうと誘います。途中で事故にあい自転車は大破してしまいましたが、2人は無事で、これをきっかけに仲良くなりました。 しかしそこへ、トンボの友人たちが声をかけてきます。キキはそのなかにあの老婦人の孫娘がいるのを見て、不機嫌になって帰ってしまいました。 家に帰った彼女は、ジジの言葉がわからなくなっていることに気づきます。さらにホウキで飛ぶこともできなくなっていました。落ち込むキキをウルスラは自分の小屋に誘います。そして自分も過去にスランプに陥ったことを語り、キキをなぐさめました。

飛行船の事故からトンボを救出!

魔女の宅急便

街に戻ったキキは、仕事の依頼で再びあの老婦人のもとを訪れます。彼女はキキに感謝してケーキを焼いてくれたのでした。そんなとき、テレビから飛行船の事故のニュースが流れてきます。画面には飛行船から垂れたロープに掴まるトンボの姿が。キキは慌てて老婦人の家を飛び出しました。 現場に着いたものの、今の彼女は飛ぶことができません。それでも近くにいた男性からデッキブラシを借り受け、それで飛ぼうと力を振り絞ります。するとキキはデッキブラシで空に舞い上がることに成功。不安定で言うことを聞かないデッキブラシをなんとか制しながら、トンボの救出に向かいます。 キキは何度も手を伸ばしてトンボを助けようとしますが、彼はついにロープから手を離してしまいます。しかしキキは間一髪で彼の手を握り、救出に成功。地面に降りた彼女は拍手喝采で迎えられました。 魔法の力を取り戻したキキは街の人達とも打ち解け、元気に配達業を再開したのでした。

キキというキャラクター、トレードマークは頭のリボン

基本プロフィールを紹介、お母さんは魔女

『魔女の宅急便』
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普通の人間である父・オキノと、古い血筋の魔女である母・コキリの間に生まれた少女がキキです。10歳を過ぎたあたりから魔女として生きることを決意し、しきたりに従い13歳で相棒の黒猫ジジと共に旅立ちました。 コリコの町で初めての経験に戸惑いつつも、定住を決めたグーチョキパン屋の粉置き場(映画ではすでに空き部屋が用意されています)を改装し、そこで「魔女の宅急便」を開業。 そして魔女として仕事をしながら、たくさんの人と触れ合うことになります。

トンボというキャラクター、町の誰からも慕われる少年

基本プロフィールを紹介、本名は「トンボ」じゃない?

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空に憧れて人力飛行機まで作ってしまった、メガネでお馴染みの少年がトンボです。キキのひとつ年上の14歳で、実は「トンボ」は愛称で本名は「コポリ」と言います。 空に憧れており、「飛行クラブ」に所属しています。キキが空を飛んでいるところを偶然見かけて、興味津々で近づくものの、最初は煙たがられてしまったトンボ。 しかしその後も自分の研究を見せたり、パーティーに誘ってお迎えに行ったりと、素直で健気なのが彼のいいところです。

キキとトンボのその後を、原作絵本のあらすじからネタバレ紹介

スタジオジブリの映画『魔女の宅急便』は、全6巻の売り上げが累計150万部を超える角野栄子の児童文学「魔女の宅急便」シリーズが原作となっています。原作はキキの13歳から35歳までを描いたストーリー。2人のその後を、原作を元に紹介しましょう。

キキとトンボは結婚する?

コリコの街で宅急便の仕事をつづけるキキ。一方でトンボは遠くの学校へ通うため街を離れ、2人は文通をはじめました。17歳のころ彼への恋心に気づいたキキは、夏休みにも帰ってこないトンボに会いに行きます。 20歳になったキキは、トンボのはっきりしない態度にモヤモヤしていました。そんなとき彼女はドレスデザイナーのサヤオに出会います。最初は冷たい態度をとりますが、彼の作るドレスに感動したキキは「自分の結婚式にはドレスを作ってね」と頼み、トンボへの気持ちを再確認しました。 そしてキキが22歳になったとき、ようやく2人は結婚します。

キキはその後、双子のお母さんに

最終巻となる6巻では、キキとトンボが結婚してから13年後が描かれています。 キキは男女の双子を出産し、お母さんになっていました。双子の姉ニニは、魔女の一族の「魔女として生きるなら13歳の満月の夜に独り立ちする」という掟を前に、どうするか決められずにいました。一方で弟のトトは、男の子だから魔女になれないということに不満を抱きます。 キキは2人にむかしの自分の姿を重ねつつ、彼らのそれぞれの決断を見守ります。

『魔女の宅急便』のキキとトンボのその後には、嬉しい未来が待っていた!

『魔女の宅急便』の主人公・キキは思春期真っ盛りの魔女の女の子。一方トンボは空に憧れを持つ、明るい男の子。最初はトンボを煙たがっていたキキですが、次第に仲を深めていきます。 そして2人のその後が描かれている原作小説では、最後には結婚を果たし、子供が生まれるまでになりました。その後の原作を知ることで、映画を新たな視点から楽しるかもしれませんね!