『魔女の宅急便』のキキとトンボはその後どうなるの?【映画・原作のあらすじを紹介!】

2017年7月6日更新

大ヒットスタジオジブリ作品『魔女の宅急便』に登場する主人公キキと、トンボの恋の行方について、映画のストーリーの続きをまとめました。映画だけでなく原作をもとにまた違った視点からあらすじをお楽しみください。

未だに根強い人気を誇るジブリアニメ『魔女の宅急便』

1989年に公開され、多くの人々に愛されるジブリ映画『魔女の宅急便』。のどかな町に住み、魔法の力をもつ少女・キキの冒険、そして出会いと成長を描いた作品です。今回はそんな人気映画『魔女の宅急便』の気になるストーリーのその先をご紹介します!

映画のあらすじをおさらい!【結末まで】

主人公は13歳、魔法使いの少女キキ。彼女のような魔女の一族には「13歳になった時、生涯を魔女として生きていく者は旅立ち、魔女のいない街に住んで修行を積まなければならない」という掟がありました。それに則り、キキも満月の夜、黒猫の相棒ジジと共に箒にまたがって故郷を離れます。 嵐に遭うなどのハプニングに見舞われながらも彼女がたどり着いたのは、海の見える街コリコでした。

コリコは、のどかな田舎であるキキの故郷と違い、大都会。彼女はそんな街の雰囲気に戸惑うだけでなく、街で騒動を起こしてしまって落ち込んでしまいます。警察官に捕まりそうになっていたキキを、地元の少年トンボが助けます。トンボは飛行クラブに所属する少年で、自分で人力飛行機を作るなど「空を飛ぶ事」に興味を持っていました。なので、箒に乗って悠々自適に空を飛んでいたキキの事が気になったのです。 一方キキとしては、突然自己紹介もしっかりせずに馴れ馴れしく話しかけて来たトンボに不快感を感じてその場を逃げてしまいます。その後、ひょんな事からグーチョキパン店で働くおソノさんという女性に出会い、彼女の行為でパン屋の離れに居候させてもらう事になるのでした。

その後、キキは「私は飛ぶしか才能がないから」と言って魔女の宅急便をはじめます。しばらく仕事を続けていたある日、彼女はトンボから飛行クラブが主催するパーティーの招待状を貰います。初めての異性から誘いに困惑しながらも胸を踊らせるキキ。しかし、その日は2件も配達が入っていただけでなく豪雨に見舞われたため、彼女はずぶ濡れになった事を理由にパーティーに行きませんでした。さらに翌日には高熱が出て寝込んでしまいます。 パーティーに来なかった彼女を心配したトンボが自分のお見舞いに来ていたことを知ったキキ。おソノさんはそんな彼女に気をきかせて、コポリという人物に届け物を頼みます。しかし、そのコポリとはトンボの事だったのです。トンボに出会って驚くキキに、彼は自分の作った人力飛行機を見せるなどして、彼らは徐々に打ち解けて行きます。

そんなある日、キキは突然魔法の力を失ってしまいます。ジジも人間の言葉を話さなくなり、唯一の取り柄だった空を飛ぶ事もできない。すっかり落ち込んでしまったキキは、初めての仕事の時に手助けをしてくれた絵描きの少女ウルスラのもとを訪れます。ウルスラに励まされ、その後一度仕事を受けた顧客のもとに向かったキキは、顧客のおばあさんからパイのプレゼントをされます。 多くの人に励まされ、支えられている事に気がついたキキはようやく元気を取り戻します。

しかしそんな時、暴風に飛ばされて、不時着していた飛行船「自由の冒険号」に民間人がしがみついたままになってしまったニュースの中継をキキは見ます。その民間人はなんと、トンボだったのです。彼を救うために、キキは微力に残った魔法を必死の思いで奮い立たせ、街角に立っていた清掃員のおじさん持つデッキブラシに乗って彼を助けに行きます。 そして彼女は無事トンボを救いだし、再び戻った魔法の力を以て配達業を続けていくのでした。

『魔女の宅急便』にはまだ続きがあった……?

スタジオジブリ作品『魔女の宅急便』は、1985年の第1巻から2009年の最新作にして完結巻である第6巻のシリーズ累計150万部を超える角野栄子の絵本『魔女の宅急便』が原作となっています。 ジブリ映画ではトンボがキキのことを「魔女子さん!」と呼んで追いかけまわしたり、クライマックスではキキが魔法の力を取り戻し、トンボのことを助けたり、2人の印象的なシーンが数多くありますが、映画では2人の恋の始まりの部分しか描かれていません。 ジブリの『魔女の宅急便』は1~2巻までが基盤となっていますが、原作はキキが13歳から35歳という半生を描いた壮大なストーリーなのです。今回はその2人の恋のその後を原作をもとに紹介します。

原作の大まかなストーリーをチェック!

原作では、キキが大人の女性へ成長していくまでの過程が描かれており、仕事や恋愛についても描かれています。 例えば、キキの住む街コリコに突如、変わった女の子・ケケがやってきたことでキキは振り回されます。行動の読めないケケにキキはやきもきしますが、共に時間を過ごすうちにお互いが分かり合えるようになっていきました。 気になるトンボとの恋愛については、3巻のラストあたりでトンボが遠い街への引っ越しが決まり、キキとの遠距離恋愛がはじまることに。 4巻では、キキは17歳となり、トンボは当然コリコの町に帰ってくるかとキキは思っていたのに、トンボから「この夏は山ごもりする」という嬉しそうな手紙が届いたため、キキにとってトンボのいない初めての夏休みを過ごすことになるのです。

大人になったキキの恋愛事情

第5巻でとうとうキキは、10代を終え20代に突入します。トンボのはっきりしない態度にモヤモヤし始めた頃、サヤオという町の女の子達が憧れるドレスデザイナーの青年に出会います。 魔女であるキキに興味をもち近づいてくるサヤオに、初めは冷たい態度をするキキですが、彼の作るドレスに感動してしまいます。

ついに結婚?気になるキキとトンボとの恋の行方は……?

最終的にキキはサヤオに、「自分の結婚式にはドレスを作ってね」と頼みます。キキはやっぱりトンボが好きなことを再確認し、彼を待ち続けることにしたのです! 5巻の最終章では20歳の誕生日を迎え、昆虫のことしか念頭にないトンボが、ついにキキとの愛を再確認、その2年後のキキが22歳の時に2人はようやく結婚するのでした。

その後の原作の物語とは……?

6巻では、13年後の2人の間に生まれた双子の男女トトとニニの話へ展開していき、キキがそうだったように、魔女になるための葛藤を抱えながら修行へと旅立って行きます。 原作では一人の少女が魔女になるために成長し、その少女が結婚、出産を経て、子供たちも母親と同じ道を歩んでいくという、一人の人間の半生を描いた大作になっております。映画とはまた違った視点からも楽しめるのではないでしょうか。

ジジはどうなったの?

母となったキキは双子のトトと二二を立派な魔法使いに育てます。そこで気になるのは魔女猫のジジ。実は彼女も白猫と結婚して18匹の子どもを設けて幸せにたくましく暮らしているのでした。こんなサイドストーリーがあったのですね。