2021年5月7日更新

上弦の伍・玉壺(ぎょっこ)は残虐非道な芸術家!?人間だった過去や強さを解説

玉壺

玉壺(ぎょっこ)のプロフィール【ネタバレ注意】

階級十二鬼月 上弦の伍
身長150~170cm
(壺入り状態)
体重40~80kg
(壺入り状態)
趣味壺づくり
生き物改造
人間時代
の名前
益魚儀(まなぎ)

玉壺は、鬼舞辻無惨の直属の配下「十二鬼月 ‟上弦の伍”」の鬼です。数多の人体を繋ぎ合わせた異形の風貌をもち、常時は壺の中に身を隠しています。不意に現れる壺を媒介に瞬間移動のような動きが可能。探知能力にも長けていて、彼の手により刀鍛冶の里は発見されました。 ※この記事は『鬼滅の刃』のネタバレを含みますので、読み進める際は注意してください。またciatr以外の外部サイトでこの記事を開くと、画像や表などが表示されないことがあります。

玉壺の性格

丁寧な言葉の裏に、自分本位な欲望を内包する外道漢です。自称芸術家の玉壺は独自の感性にもとづき、あらゆる生き物を自身の作品として弄ぶ、鬼たちのなかでも屈指の異常性を秘めています。非常にポジティブな一面もあり、困惑する状況も独自の解釈で開き直るという厄介な性格です。 特に「芸術」というものには並々ならぬこだわりがあり、作中では鋼鐵塚が一心不乱に刀を研ぎ続ける姿、その集中力に嫉妬し、彼の妨害を行います。自分の芸術こそが至高でならないと気に入らない、玉壺の身勝手さを象徴するエピソードです。

玉壺(ぎょっこ)の初登場回

玉壺がはじめて読者にその姿を見せたのは、単行本12巻の冒頭です。作中の“遊郭編”において、「十二鬼月”上弦の陸”」であった「堕姫妓夫太郎」の両名が鬼殺隊に討伐されたことで、鬼舞辻無惨は異空間である無限城に上弦の鬼たちを招集します。 怒りを押し殺していた無惨の前で不確定な情報を口にしたことで、玉壺は首をちぎられてしまいました。しかしその扱いを受けてなお恍惚とした表情を浮かべ続けます。その後無惨の命令に従い、半天狗とともに刀鍛冶の里を強襲しました。

玉壺の過去

彼が鬼になる前の名前は「益魚儀(まなぎ)」といい、漁村の外れで暮らしていました。生前からその異常性は際立っており、両親の水死体を見て美しいと感動したり、自分をからかっていた村の子供たちを殺しています。それに気づいた子供の親の手にかかり、彼はめった刺しとなって死にかけてしまいます。 その後半日もの時間、命を永らえていた彼のもとに通りがかった無惨が現れました。こうして彼は玉壺という鬼となり、無惨のもとで人間を喰らい続けたのです。

玉壺の活躍と最期について

玉壺は無惨の命に従い、同じく上弦の鬼である半天狗とともに刀鍛冶の里を強襲します。彼は里の人間たちを殺し、彼らを自身の作品として弄びました。その後玉壺は、自身の刀を受け取るために山小屋を訪れた霞柱の時透無一郎と交戦します。 戦闘の最中、玉壺の血鬼術による毒針が放たれました。無一郎は近くにいた里の人間である「小鉄」と「鉄穴森(かなもり)」の両名を庇って、毒をもらってしまいます。毒によって動きが鈍った無一郎は続く玉壺の血鬼術によって粘性の液体に閉じ込められてしまいました。 無一郎を封じた玉壺は山小屋へと押し入ります。小屋中には鬼である玉壺が入ってきたことを気にも留めず、ただひたすらに刀を研ぎ続ける「鋼鐵塚」の姿がありました。その驚異的な集中力にひとりの芸術家として劣等感を抱いた玉壺は、鋼鐵塚をあえて殺さずに作業の妨害を開始します。

玉壺の最期

鋼鐵塚の目を潰した玉壺。それでもなお集中を乱さない鋼鐵塚を前に、玉壺は満身創痍の鉄穴森を人質にしようと目論見ます。そのとき、玉壺の血鬼術から脱出を果たした無一郎が駆けつけました。ふたたび無一郎と玉壺の死闘が幕を開けます。 戦いの最中には、彼らによる舌戦も繰り広げられました。みずからの芸術を愚弄する無一郎に対し激昂する玉壺。すでに毒を受けたはずの無一郎が見せる技の数々に圧倒された玉壺は、遂に奥の手である真の姿を無一郎の前に現します。 触れた生物・非生物を魚に変える“神の手”、体中の鱗を利用した変幻自在の移動方法“陣殺魚鱗”、2つの血鬼術を兼ね合わせ、正真正銘の本気で無一郎を襲う玉壺。しかし、玉壺のスピードをさらに上回る無一郎の前に、遂に玉壺は敗れ去ります。最期まで自分以外の存在を見下し罵りつづけながら、玉壺はこの世を去りました。

玉壺の強さ・血鬼術「壺」

玉壺の血鬼術は壺を媒介にさまざまな能力を発揮します。壺から多種多様な海洋生物を呼び出したり、壺から壺へと瞬時に移動することが可能です。以下は作中で使われた玉壺の主な血鬼術となります。

千本針 魚殺(せんぼんばり ぎょさつ)

壺の中から無数の金魚を飛ばし、金魚は無数の針を放つ術です。針には毒が仕込まれており、毒にはじわじわと敵の自由を奪う効果があります。作中では刀鍛冶2人を庇った際に、無一郎がこの毒を喰らってしまいました。

水獄鉢(すいごくばち)

壺から出した粘性の高い液体で敵を包み込む血鬼術です。液体の中では呼吸を行うことはできず、呼吸の使い手を封じるために適した術です。 作中では柱である無一郎が閉じ込められ、肺に残った空気を振り絞って技を繰り出しましたが、この技を破ることは叶いませんでした。彼の刀が刃毀れしていたことを加味しても、かなりの強度を誇っていることがわかります。

蛸壺地獄(たこつぼじごく)

壺の中から蛸の足のような触手を呼び出し、周囲を薙ぎ払い、敵を締めあげます。触手はかなり弾力があり、本来ならば刀で斬ることも困難です。

一万滑空粘魚(いちまんかっくうねんぎょ)

壺の中から鋭い牙を持つ一万匹もの魚の群れを放つ血鬼術です。魚の体液は経皮毒となっており、呼び出された魚を斬り捨ててもその体液を浴びた場合は毒におかされてしまいます。作中での使用の際はその体液のことごとくを無一郎が回避したため、毒の効果については未知数のままでした。

真の姿

無一郎との戦闘の際、脱皮を行った玉壺の真の姿です。その身体は金剛石よりも硬い魚鱗に覆われ、下半身は蛇さながら、魚人のような風貌へと変体を遂げました。これは神話におけるラミアの姿によく似ています。 この姿になった玉壺は、生物・非生物に関わらず触れるものをすべてを魚に変える“神の手”、魚鱗を利用した変幻自在の特殊移動方法“陣殺魚鱗”を使用できるようになりました。

玉壺(ぎょっこ)がアニメで登場するのはいつ?『鬼滅の刃』はまだまだこれから!

鬼滅の刃 遊郭編
(C)吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable

本記事では『鬼滅の刃』に登場する鬼、上弦の伍・玉壺について紹介してきました。鬼滅の刃はTVアニメ第2シリーズ遊郭編が2021年に放送が決定。玉壺が活躍するのはこの遊郭編の次のエピソードとなります。 次のアニメにて玉壺が登場するか否かはわかりませんが、鬼滅の刃は今日本でもっとも人気の漫画作品です。彼がアニメに登場するのも時間の問題でしょう。今後の鬼滅の刃の展開からも目が離せません!