甘露寺蜜璃(かんろじみつり)は両腕を失い死亡した?伊黒小芭内との関係とは【鬼滅の刃】
2024年5月から「柱稽古編」が放送される『鬼滅の刃』。本作は原作の完結から月日が過ぎた今でも、熱が冷めることはありません! そこで本記事では「刀鍛冶の里編」で活躍する、甘露寺蜜璃のプロフィールや過去、死亡説、伊黒小芭内との関係などについて徹底解説していきます。 ※この記事は『鬼滅の刃』の重要なネタバレを含みます。 ※ciatr以外の外部サイトでこの記事を開くと、画像や表などが表示されないことがあります。
タップできる目次
- 『鬼滅の刃』甘露寺蜜璃(かんろじみつり)のプロフィール
- 甘露寺蜜璃は死亡した?無限城編での彼女の活躍を振り返る
- 甘露寺の死因は?両腕を失い失血死?
- 甘露寺と伊黒の最期が切ない
- 甘露寺と伊黒の死亡シーンには実は悲しい点が…
- 甘露寺と伊黒は転生後に結ばれた
- かっこいい?かわいい?甘露寺蜜璃の魅力を紹介!
- 【活躍】刀鍛冶の里編での戦闘シーン
- 【体質・過去】華奢なのに筋肉がすごい!?
- 【恋愛】伊黒小芭内との関係とは
- 【強さ】恋の呼吸・日輪刀
- 【関係】甘露寺蜜璃と他キャラクターの人間関係
- 【声優】甘露寺蜜璃役:花澤香菜
- 【人気】フィギュアやコスプレでも需要あり!
- 【史実】モデルが存在する!?
- 甘露寺蜜璃(かんろじみつり)は魅力たっぷりのかわいいキャラ
『鬼滅の刃』甘露寺蜜璃(かんろじみつり)のプロフィール
誕生日 | 6月1日 |
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年齢 | 19歳 |
身長 | 167cm |
体重 | 56kg |
階級 | 恋柱 |
出身 | 東京府 麻布區 飯倉 |
趣味 | 料理とメンコ |
好きな食べ物 | 桜餅 |
声優 | 花澤香菜 |
甘露寺の出身地は東京府 麻布區 飯倉で、現在の港区 麻布台にあたる場所です。趣味は料理とメンコで、メンコでは負け知らずとかなりの腕前。好きなものは桜餅というプロフィールが明かされています。 彼女の桜餅好きは幼い頃からで、大量に食べ続けるほどだったそうです。その量があまりにも多すぎたためか、元々黒色だった髪は……10歳頃には頭頂部から肩までは桜色、そこから先は草色という現在の髪色に変わってしまったとのこと。 髪型は三つ編みのツインテールと思われがちですが、実は後ろにも三つ編みがあるトライテールになっています。戦闘の邪魔にならないようにこの髪型になったそうです。
蜜璃の可愛さが限界突破しているおかげで、天然キャラなのに全然嫌味がない!
甘露寺蜜璃は死亡した?無限城編での彼女の活躍を振り返る
上弦の肆・鳴女との戦闘
無限城での戦いにて、甘露寺は伊黒とともに鳴女と交戦します。甘露寺は張り切るあまり空回りしており、伊黒から落ち着くようたしなめられていました。 しかしその後、炭治郎と義勇を相手にする無惨が、「縞(しま)の羽織の柱と女の柱は部下が殺した」と口にします。彼が共有する鳴女の視界には、血を流す甘露寺と伊黒の死体が……。と思いきや、すぐさま死んだはずの甘露寺と伊黒が炭治郎のピンチに駆け付けるのでした。 激昂した無惨は、鳴女に状況を問いただします。そんな鳴女の後ろには、彼女の頭に指を刺す愈史郎の姿がありました。無惨が見ていた甘露寺らの死体は、愈史郎が操り鳴女に見せていた幻だったのです……!
無惨との直接対決・負傷し戦線離脱
愈史郎の活躍で、無惨を地上に出すことに成功した鬼殺隊。しかし日の出まではまだ1時間半あり、柱である伊黒、義勇そして甘露寺の3人がその場に止めるために応戦しました。 しかし応戦している柱の中でも戦闘に追いつくことに必死の甘露寺は、メンバーたちの足手まといのような状態に。もちろん無惨の攻撃は彼女にはまったく見えておらず、なんとか勘で避け続けている状況です。 柱でも敵わない無惨に少しでもダメージを負わせるため、一般隊員は肉の壁となり柱を守ります。甘露寺は無惨に圧倒されるほかの柱たちと一般隊員たちの姿を見て、自身は捨て身で突っ込むことを決意。 彼女はほかの隊員たちのことを気遣いながらも無惨に突撃しますが、突如無惨の触手の軌道が変わり、左顎から左肩を削がれるという大ダメージを負ってしまうのでした。 彼女は一命を取り留めて一時は戦闘から退いたものの、その後自身の「役に立っていなさ」を痛感し、再び無惨の元へと最後の力を振り絞って向かいます。
再び復帰し身を挺して炭治郎を助けるも…
満身創痍の状態で、柱や炭治郎、善逸、伊之助が戦う戦場に駆け付けた甘露寺。彼女は無惨の触手を素手で掴むと、そのまま持ち前の怪力を駆使して引きちぎってみせます。「もういい加減にしてよぉ!!」「馬鹿ァ!!」と涙ながらに叫ぶ姿からは、強い怒りと悲しみがうかがえました。 こうして甘露寺は炭治郎のピンチを救いますが、直後に無惨の攻撃をまともに食らってしまいます。その後は地面にばったりと倒れ、仲間たちが無惨に追い打ちをかける間も身動きひとつとれていませんでした。彼女はただでさえボロボロだった身体で身を挺して仲間を守り、致命傷を負ったのです。
炭治郎を守るため自らの身体も投げ打つ姿は柱としてのプライドを感じました。でも無惨にやられる蜜璃を見るのはツラかった……。
甘露寺の死因は?両腕を失い失血死?
無惨に反撃されたとき両腕を失う重傷を負った甘露寺ですが、そもそもその前から、人間にとって毒と言っても過言ではない「無惨の血」を体内に流されていました。 この重傷と毒による衰弱で、甘露寺は無念の中戦っていた柱の中で1番早く戦線を離脱したのです。その後息を引き取ることになる彼女ですが、直接的な死因は作中で明かされていません。しかし最後のシーンで両腕を失っている姿が確認できるので、腕を失ったことによる失血死が直接的な死因であると考えられます。
甘露寺と伊黒の最期が切ない
負傷した甘露寺を安全な場所に連れ、1人で戦線に戻る伊黒
甘露寺ははじめに大ダメージを負ったとき、伊黒に抱きかかえられて安全な場所に移動させられました。甘露寺は痛みに息を荒げながらも「私まだ戦える」と言いますが、伊黒はその言葉には構わずひとりで戦場に戻ってしまいます。 「伊黒さん嫌だ 死なないで」という甘露寺の叫びを背に受けながら、振り返らず走る伊黒。彼はこのときすでに自分の死や甘露寺との別れを覚悟していたはずですが、彼女に自分の想いを告げることはありませんでした。
なぜ伊黒は想いを告げなかった?
伊黒が甘露寺に想いを告げなかったのは、自分のことを穢れた存在だととらえていたからです。 伊黒は「蛇鬼」に生贄を捧げて私腹を肥やす一族の生まれで、まともな環境で育ってはいませんでした。いつか蛇鬼に食わせる餌として座敷牢に閉じ込められ、太らせるために大量の食事を与えられる……。そんな日々は彼から根こそぎ尊厳を奪っていきました。 悪いのは一族の人間であり伊黒はただの被害者なのですが、彼は自分の中に流れる血を憎まずにはいられなかったのです。
「まず一度死んでから 汚い血が流れる肉体ごと取り替えなければ 君の傍らにいることすら憚られる」
「屑の一族に生まれた俺もまた屑だ」と考える伊黒は、鬼を倒すことで自身の汚い血が浄化されていくように感じていました。だからこそ彼は、多くの鬼を殺してから生まれ変わり「綺麗な存在」になってはじめて、甘露寺のそばにいる資格が得られると考えていたのです。 悲しい考え方ですが、甘露寺を何より大切に思っているからこそだということも伝わってきます。
伊黒の腕の中で最期の時間を過ごす
無惨との戦いが終わった後、伊黒はすぐさま甘露寺の元に向かいました。甘露寺は失血と毒により、息絶える寸前です。 甘露寺を抱き抱えた伊黒は、無惨に勝利したと報告します。それに喜びながら、あまり役に立てなかったと口にする甘露寺。伊黒はそれを否定し、これまでも甘露寺の優しさと明るさが自分や皆を支えてきたと口にしました。 それを聞いて甘露寺は思わず泣き出してしまい、最期に「伊黒さんが好き」とまっすぐな想いをぶつけます。
2人は最後にやっと想いを伝え合った
涙をぼろぼろと流しながら、「伊黒さんと食べるご飯が一番美味しいの」「だってすごく優しい目で見ててくれるんだもん」と打ち明ける甘露寺。伊黒は口にこそ出していませんでしたが、その想いはしっかり態度で伝わってしまっていたようです。 死の間際に甘露寺が「好き」とはっきり口にしたことで、ふたりはようやくお互いの気持ちを確かめあいました。静かに涙を流す伊黒の表情にも胸が締め付けられます……。
「伊黒さん 伊黒さん お願い 生まれ変われたら また人間に生まれ変われたら」
甘露寺は想いを告げただけでなく、「生まれ変われたら私のことお嫁さんにしてくれる?」とプロポーズのような言葉まで口にします。それを聞いた伊黒は「勿論」と返事をして、「絶対に君を幸せにする」という約束をするのでした。 鬼がいない世界でふたりが幸せに過ごす姿を願わずにはいられない、そんな美しくも悲しい場面でした。
甘露寺と伊黒の死亡シーンには実は悲しい点が…
失明した伊黒は甘露寺の顔を見ることができなかった
伊黒は無惨との戦いで両目に傷を負い、視力を失ってしまいます。そのため彼は最期に甘露寺のそばにいながらも、彼女の顔を見ることができていませんでした。 まるでその代わりとでも言うように、甘露寺の身体をしっかりと抱きしめ、頬を寄せ合うようにしていた伊黒。愛する人の存在を少しでも身近に感じるための動きに思えて、切なさと同時にあたたかさも感じられました。
両腕を失くした甘露寺は伊黒を抱きしめることができなかった
一方の甘露寺は、無惨の攻撃のせいで両腕を失ってしまいます。そのせいで、彼女は伊黒にしっかりと抱きしめられながらも、自分は彼の身体を抱きしめ返すことができませんでした。 大好きな相手がすぐそばにいるだけでなく、ようやく想いを伝え合えたというのに、彼を抱きしめる腕がない……。そんな状況に置かれた彼女の心のうちを思うと、胸が締め付けられます。伊黒がその分強く抱きしめてくれていたことが、せめてもの救いです。
甘露寺と伊黒は転生後に結ばれた
小説版によると甘露寺と伊黒は文通をするほど親密な関係で、実は彼女の履いている靴下は小芭内からの贈り物だそう。そんな関係でありながら、ふたりは最後の最後まで結ばれることはありませんでした。しかしそれはあくまでも今世での話です。 本作の最終巻では現代が描かれており、生き残った登場人物たちの子孫や輪廻転生後の死亡キャラたちなどが描かれています。そこで甘露寺と伊黒は無事に結婚しているようで、蛇の置物が置かれた定食屋を営んでいました。悲しい最期を迎えたふたりが結ばれたことに喜んだファンも多いのではないでしょうか。
かっこいい?かわいい?甘露寺蜜璃の魅力を紹介!
①人の良いところを見つけるのが上手!お姉さん気質
周囲の人物の一挙手一投足に魅力を感じ、常時キュンキュンしている乙女な点ですよね。裏を返せば「人の良いところを見つけるのが得意」とも言え、一緒にいるだけで自己肯定感がグングンと上がっていきそうです。 また5人姉弟の長女で非常に面倒見も良く、鬼である禰豆子のことも可愛がっていました。それもあって禰豆子も甘露寺に懐いており、炭治郎に甘露寺と同じ三つ編みにして貰っていたほどです。 面倒見が良くて、自分の行動でときめいてくれて、ナイスバディなお姉さんなんて、好きにならない方が無理だと思いませんか? 自身の惚れっぽさだけでなく、周囲を魅了するその姿は「恋柱」の名に恥じないと言って良いでしょう。
②その隊服はアリなのか?!豊満なボディにメロメロ
甘露寺といえばミニスカートに、大きく開いた胸元という、その豊満な乳房が溢れそうな隊服ですよね。 この胸元が大胆に開いた隊服を着ている理由は、鬼殺隊服・縫製係の前田まさおによる差金です。最初は甘露寺自身も「寸法があっていない」とは感じていましたが、前田の「それが完璧な状態」という言葉に押し切られる形で着用していました。 しかし柱合会議でしのぶと対面した際、彼女が普通の隊服を着ていたのを見て騙されていたと気付いたわけです。(前田ナイスぅ!) しかしその後もその隊服を着用し続けていたため、「意外と本人も乗り気なのでは?」という声もあります。
禁断の入浴シーン
刀鍛冶の里編でついに隊服を脱いだ入浴シーンが……。大事な部分は三つ編みと太ももで隠しているものの下半身まで露わにした豊満ボディに読者大歓喜のシーンとなりました。アニメでカットされるのでは、と心配の声もありましたが余すことなく放送されています。
③圧倒的パワー!柱としての実力も十分
勿論女性として魅力的なだけでなく、柱としての実力の高さは疑いの余地がありません。 甘露寺は筋肉の密度が常人の8倍もある特異体質と、女性故の筋肉の柔さや、関節の可動域の広さを持ちます。それらを活かした技の速度は、柱最速の宇髄をも上回るのです。 勿論その圧倒的な筋密度を活かし、筋肉を硬直させることで敵の攻撃を受け切るという、非常に脳筋な闘い方も可能です。 セーラームーンやプリキュアのような「戦うヒロイン」として、カッコよさ、可愛さ、強さを兼ね備えた鬼殺隊最強の女性隊員と言えるでしょう。
【活躍】刀鍛冶の里編での戦闘シーン
炭治郎の成長のきっかけに
刀鍛冶の里に訪れた炭治郎が、最初に出会った鬼殺隊員が甘露寺でした。食事も共にし、鬼である禰豆子とも親しくした3人。 しかし刀が打ち上がり、甘露寺は先に里から立つことになります。その去り際に「また生きてあえるか分からないけど、頑張りましょうね」と、炭治郎へ上弦の鬼と戦い生き残ったことへの労いの言葉をかけます。 ですが甘露寺の言葉に対し炭治郎は、「宇髄さんに勝たせて貰っただけ」と謙虚な姿勢を見せました。
強くなるための秘密
謙虚な炭治郎に乙女な部分が出た甘露寺は、「強くなるための秘密の武器がある」と耳元でアドバイスを残します。 この甘露寺からの助言をきっかけに、炭治郎は縁壱零式との修行が始まり、「動作予知能力」を手に入れることになるのです。
炭治郎達のピンチに颯爽登場
一度は里を離れ任務に戻った甘露寺でしたが、里を上弦の鬼が襲撃したことで急遽応援として駆けつけることになります。 里に放たれた化物を片付けた後、上弦の肆・半天狗との戦いで押し潰されかけた炭治郎を、間一髪のところで救出しました。 その後一旦炭治郎達を引かせ、1人上弦の鬼に立ち向かいます。後輩を背にして鬼に立ち向かう姿は、師匠である煉獄の姿とも重なりますね。
甘露寺蜜璃の実力
柔軟な体を活かした柱最速の斬撃で半天狗の攻撃を次々いなし、その実力の高さを見せつける甘露寺。 一瞬のうちに鬼の頸に刃を届かせますが、ただ頸を着るだけでは死亡しないという、半天狗の特徴を知らなかったため、逆に窮地に立たされることになってしまいます。
痣の出現
とどめを刺されそうになった一瞬、彼女の脳裏には走馬灯がよぎります。かつてはその特異体質から、お見合い相手に「君と結婚できるのは熊か猪か牛くらい」と拒絶されてしまいました。 その経験から一時は、自身の力も髪の色も隠し生きようとしましたが、「私のままの私がいられる場所、好きになってくれる人」を求め、鬼殺隊に入隊したのです。 そんな走馬灯から意識を戻すと、甘露寺を「希望の光」と必死に守る後輩達の姿がありました。
甘露寺蜜璃の覚醒
今ありのままの自分を必要としてくれる鬼殺隊の仲間を守るため、「また拒絶されるかもしれない」と抑えていた力を解き放つことを決めます。 心拍数を上げ、更に攻撃速度を上げる甘露寺の首元には、「始まりの呼吸の剣士達」と同じ痣が浮かび上がっていました。
クールな柱メンバーの中でも笑顔を振りまく甘露寺にそんな辛い過去があったなんて……。
【体質・過去】華奢なのに筋肉がすごい!?
原作101話の食事シーンで大量の夕食が描かれていたように、蜜璃の食事量は常人のレベルを遥かに超えたものです。彼女がそれだけの量を食べていながら普通の体型である理由は、筋肉密度が高いという異常体質によるもの。 彼女の筋肉は常人の8倍の密度があり怪力を発揮できるという体質で、1歳2ヶ月で15kgの漬物石を持ち上げたことで明らかになりました。普通に生活するだけでも通常の8倍の筋肉を動かすために必要なカロリーが多くなり、彼女の食事量は常人の域を超えたものになってしまうのです。
鬼殺隊入隊のきっかけは失恋?
そんな体質を持ちながらも元々は鬼と無縁の生活を送っており、17歳のときにはお見合いをしました。しかし、お見合いの相手は蜜璃の変わった髪色と体質を嫌い、散々な言葉をかけたうえ破談になってしまったのです。 そのことで1度は深く傷つきましたが、「ありのままの自分ができる、人の役に立つことがしたい」と思い立って鬼殺隊へ入隊したのでした。
【恋愛】伊黒小芭内との関係とは
甘露寺蜜璃といえば、蛇柱の伊黒小芭内をセットで連想する人も多いのではないでしょうか? 伊黒は甘露寺のことが好きで、気にかけている様子がよく描かれています。伊黒が甘露寺を好きになった経緯は、一目惚れ。炭治郎と甘露寺の交流を好んでいなかったのは、伊黒の嫉妬心からなのです。 対する甘露寺も惚れやすいとはいえ、伊黒のことが特に気になっていました。ですが伊黒には深い理由があり、甘露寺に気持ちを伝える気がありません。ただし行動にはあらわれていて、2人はとても親密な関係なのです。
【強さ】恋の呼吸・日輪刀
壱ノ型 初恋のわななき | 刃をしならせ、超高速の斬撃を繰り出す技 初登場:漫画13巻112話・アニメ第4期5話 |
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弐ノ型 懊悩巡る恋 | 刃をくねらせて、螺旋状に敵を切り刻んでいく斬撃技 初登場:漫画14巻123話・アニメ第4期10話 |
参ノ型 恋猫しぐれ | 攻撃、防御ともに使える技で、まるで猫が飛び回るように敵の攻撃を切りながら三日月状の斬撃を出す技 初登場:漫画14巻122話・アニメ第4期10話 |
伍ノ型 揺らめく恋情・乱れ爪 | 後方宙返りをしながら敵に攻撃を繰り出す技 初登場:漫画14巻123話・アニメ第4期10話 |
陸ノ型 猫足恋風 | 奇襲にも使用でき、竜巻のように攻撃を繰り出す技 初登場:漫画14巻123話・アニメ第4期10話 |
甘露寺が使う呼吸は「恋の呼吸」で、炎の呼吸から派生したものです。彼女は炎柱・煉獄杏寿郎のもとで継子として修業したものの、オリジナリティーある独自の呼吸法を生み出しました。 新体操のリボンのように刀身が薄く、自在にはためく日輪刀を使います。この刀は刀鍛冶の里長・鉄地河原鉄珍(てっちかわはらてっちん)が制作した特別な刀で、極端に薄いものの、達人が扱えば折れることはないという傑作品。
恋の呼吸
恋の呼吸の技は壱~陸ノ型が登場しており、全て恋や猫に関する名前がついています。彼女ならではのしなやかな筋肉を活かした体の柔軟な動き・高い筋力を活かした素早い斬撃が特徴の技になっています。その斬撃の速さは、元忍の宇髄をも超えて目に見えない域に達しています。
【関係】甘露寺蜜璃と他キャラクターの人間関係
煉獄杏寿郎が大成のきっかけに
炎柱である煉獄と、甘露寺は「元・継子」の関係にあたります。そのため甘露寺は「炎の呼吸」を学んでいましたが、彼女の動きは独創性が高かったため、独立し「恋の呼吸」を開発したという経緯があるのです。 かつて『週刊少年ジャンプ』45,46号に掲載された「煉獄杏寿郎外伝」では、師弟だった頃の2人の関係が描かれています。 その頃の甘露寺はまだ呼吸も上手く扱えず、剣術も下手でした。鬼殺隊にいても良いのかと悩んでいた甘露寺に、煉獄は彼女の持つ力に最大限の賛辞を送ります。 そして「奇抜な髪色も鬼の気を引き、人を明るくする立派な才能」、「君の育てになれて俺は幸せ者」とありのままの甘露寺を煉獄が受けいれたことは、その後彼女が鬼狩りとして大成するきっかけになったのです。
炭治郎とは自然と気が合う!?
炭治郎は基本的に優しい性格の少年であるものの、かなり頑固であり度々柱のメンバーに従わない様子が観られます。しかし甘露寺に対しては最初から従順であり、素直に言うことを聞いていた炭治郎。 その理由には甘露寺の優しさや親しみやすさもあるかもしれませんが、2人とも煉獄に成長させてもらったところや性格が似ていることから自然と気が合うのかもしれません。
禰豆子を妹のように可愛がる
甘露寺は炭治郎の妹である禰豆子のことを、まるで妹のように可愛がっています。もともと甘露寺にも兄弟がいるため、自然に接することができるのでしょう。 そんな優しい甘露寺に対し、禰豆子もかなり懐いている様子が見られます。
胡蝶しのぶは鬼殺隊・柱で一番の仲良し
甘露寺が柱の中でも一番仲良しなのが、同じく女剣士である胡蝶しのぶ。甘露寺は胡蝶のことを「しのぶちゃん」と呼んでおり、お気に入りのハイカラな洋食レシピを教えるなど、普段から仲睦まじく会話する姿が見られます。
時透無一郎とは共通点も
甘露寺と時透無一郎はともに、柱の中でも「天賦の才」を持つ存在。甘露寺は肉体の強さ、そして無一郎は剣技の才能をそれぞれ持っています。 しかし2人は才能がありながらも、欠点を抱えているという共通点もあります。
産屋敷耀哉を心から慕っていた
甘露寺はほかの柱たちと同様に、自身の力を見出してくれただけでなく「鬼殺隊」という居場所まで作ってくれたお館様こと産屋敷耀哉のことを心から慕っています。 産屋敷は彼女の「ありのまま」を認め、彼女の力をさらに引き出しました。
父親・母親からは愛情深く育てられた
甘露寺の両親は彼女に対して愛情深く接しており、将来に悩む彼女に対して「ずっと家にいればいい」と優しい言葉をかけています。原作では父親が登場したのは1コマのみだったものの、アニメ版ではEDや甘露寺の回想シーンなどでより具体的に彼の人となりが描かれました。 両親は家を出る甘露寺を快く送り出すものの、おそらく行き先が鬼殺隊なのは知らないのではないかとファンたちの間で考察されています。
甘露寺蜜璃は5人兄弟の長女!
甘露寺家の長女である彼女には、なんと5人もの兄弟がいます!甘露寺の天真爛漫な性格から予想すると、おそらくかなり兄弟仲はよかったのでしょう。
【声優】甘露寺蜜璃役:花澤香菜
天然で可愛らしい彼女を演じるのは花澤香菜。幼少期は子役としてドラマなどに出演し、2003年にアニメ『LAST EXILE』ホリー・マドセイン役で初めて声優として起用されます。 その後、2006年に『ゼーガペイン』カミナギ・リョーコ役を担当したことがきっかけで本格的に声優を志すようになりました。2007年より声優としての活動を本格的に始め、2010年には「アニメグランプリ2010」最優秀女性声優賞を受賞。 可憐かつ澄んだ声で人気を博し、多くのメインキャラクターを担当するとともに歌手活動・ナレーター・ラジオなど多彩な活躍をしています。 代表作は「物語」シリーズ 千石撫子役、『PSYCHO-PASS』常守朱音役、『青の祓魔師』杜山しえみ役など。可憐さはもちろん、危うさや芯の強さを秘めた女性も見事に演じていますね。
かわいらしいのに柱としての芯もある、創造通りの蜜璃の声でさすが花澤香菜!
父親役の声優は野島健児
甘露寺の父を演じるのはベテラン声優の野島健児です。 1996年の声優デビュー以降コンスタントに活躍を続け、『弱虫ペダル』シリーズの黒田雪成や『BANANA FISH』の奥村英二など数多くの人気キャラを担当。またアニメやゲームの声優以外にも、舞台・朗読劇など幅広い分野で活躍しています。
母親役の声優は皆川純子
甘露寺の母を演じるのは人気声優の皆川純子です。 デビュー間もない2001年に『テニスの王子様』の主人公である越前リョーマ役に大抜擢され、それ以降数々のアニメやゲームに出演。昨今も『ドリフターズ』のジャンヌ・ダルクや『宝石の国』のイエローダイヤモンドなど、人気作品の主要キャラを演じています。
【人気】フィギュアやコスプレでも需要あり!
『鬼滅の刃』の中でも群を抜いたプロポーションと可愛らしい姿から、甘露寺蜜璃フィギュアはファンの間でも需要の高い商品です。 また憧れの女の子としてコスプレイヤーからも人気を博しています。桜餅カラーのウィッグや露出度の高い和服など、衣装を作る過程で自分なりのアレンジができて楽しいと言った声もありました。
【史実】モデルが存在する!?
実は現実に「甘露寺家」が過去に存在していました。しかも甘露寺家は藤原北家高藤流の嫡流(本家の家筋)であり、公家や明治以降は華族といった裕福な家柄であったとされています。 公式からモデルとは明言されていませんが、甘露寺蜜璃もお見合いシーンでは美しい着物や豪勢な食事を前にしている描写がありモデルの可能性は十分に考えられます。
甘露寺蜜璃(かんろじみつり)は魅力たっぷりのかわいいキャラ
漫画が完結した現在でも、その人気がとどまるところを知らない『鬼滅の刃』。この記事ではそんな本作に登場する可愛らしい女剣士・甘露寺蜜璃について、徹底解説しました! まだまだ続くアニメでは彼女のさらなる活躍が期待できるので、目が離せません!