2022年12月29日更新

戦争の悪魔(ヨル)の正体とは?能力と強さ・チェンソーマンとの関係を徹底考察!【2部ラスボス?】

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『チェンソーマン』2部のラスボス?戦争の悪魔(ヨル)のプロフィール

戦争の悪魔(ヨル)は、悪魔らしく残忍な性格をしています。強力な武器を作るためならどんな行動にも躊躇いがなく、作中ではアサに唯一の友達を殺させようとしていました。 しかし合理的に自分の目的を第一としているだけで、取り乱すアサをなだめたりアドバイスを送る友好的な一面もあります。アサに名前が呼びづらいと言われ、ヨルと名付けたのも戦争の悪魔自身です。

三鷹アサはどんな少女?

三鷹アサはチェンソーマンがデビルハンターをしている街で暮らす学生。「この街は腐ってる」「友達はいらない……いても意味ないから……」など街や学校の人々に懐疑的な発言が多い少女です。 悪魔に両親を食べられているため、悪魔に嫌悪感を抱いています。鶏の悪魔であるコケピーに対しても初めは「死ね!」と思っていました。 最終的に、戦争の悪魔と契約します。第2部のラスボスでは?と囁かれている超重要人物です。

年齢 不明(おそらく高校生なので15~18歳?)
生年月日 不明
家族 両親(悪魔に食べられて死亡)
契約 戦争の悪魔
声優 なし

【ネタバレ】三鷹アサが戦争の悪魔(ヨル)になるまでの経緯

友達がおらず同級生に憧れを抱く日々

アサは友達ができず、1人ぼっちで学生生活を送る女子学生。すれ違う同級生にはいつも不満が止まらず、「邪魔」「死ね」などの感情を抱いていました。喋る相手はアサを気にかけてくれる委員長と担任の田中先生のみです。 そんなある日、彼女の教室で鶏の悪魔「コケピー」を飼うことになります。田中先生曰く「3ヶ月後にコケピーを食べてもらう!」「命の大切さを知ってほしい」とのこと。 両親を悪魔に食べられた彼女はコケピーに対して「早く死ねばいい」と嫌悪感を抱いていました

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コケピーを殺してしまう

3ヶ月が経ち、コケピーを殺す日がやってきました。しかし日委員長が「コケピーは殺さない」と宣言。クラスのみんなも委員長に賛同し、コケピーはクラスの一員として生活することになります。 お祝いムードでサッカーに行く一同。そのとき、コケピーはサッカーに参加していなかったアサに「三鷹アサちゃん!」と声をかけます。コケピーが名前を覚えてくれていたことに感動したアサは、自分がこれまでみんなを羨ましく思っていたことに気づきます。 サッカーに参加しようとみんなに駆け寄るアサ。しかし彼女はコケてしまい、コケピーを圧死させてしまったのです

委員長の正体は「正義の悪魔」

コケピーを殺してしまい、落ち込むアサの家に委員長と先生が訪ねてきます。3人でコケピーのお墓参りに行く道中、突然委員長がアサに怒りをぶつけながら異形の姿に!なんと彼女は「正義の悪魔」と契約していたのです。 彼女曰く、田中先生は委員長と男女の関係にありながらアサのことが好きで、彼女にアサと友達になれと言っていたとのこと。アサを殺せば田中先生とハッピーエンドを迎えられると考えた彼女はアサの顔を切り裂きました。 そのとき、フクロウのような鳥の姿をした「戦争の悪魔」が登場し「生きたいなら体をもらうぞ」とアサに話しかけます。その瞬間、アサは田中先生の脊髄を引っこ抜き、田中脊髄剣で委員長(正義の悪魔)を殺してしまうのでした。

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【能力】戦争の悪魔は「自分のものを武器に変える」

戦争の悪魔(ヨル)の能力は「自分のものを武器に変える」能力です。 作中では「私は私のものを武器に変える力がある」「できるだけたくさんの人間を武器にしたいんだ チェンソーマンと戦争するためにな」と発言していました。 「自分のもの」の定義は広く、「自分に好意を持つ者」「自分が殺した死体」も武器化できます。そのため戦争の悪魔は吉田ヒロフミを口説き、アサはものすごく焦っていました。 実際に、戦争の悪魔は1話にて田中先生の脊髄を武器「田中脊髄剣」に変えていました。また正義の悪魔の手を手榴弾に変化させる描写もありました。

罪悪感によって武器の強さが変わる!

ちなみに、戦争の悪魔によると「武器にするものの罪悪感が高ければ高いほどより強い武器になる」そう。悲運続きのアサにできた、唯一の友達がユウコです。心を開き放課後を楽しく過ごす2人。戦争の悪魔はユウコがいなくなったとき、当たり前のようにユウコを殺して武器にするよう打診しました。 反対にアサが死んでもいいと思っているような犯罪者を殺しても、使える武器は作れません。アサにとっては殺したくない相手ほど殺さなければ強くなれない、厄介な能力なのです。ただし戦争の悪魔は物も武器にでき、母から貰った強い想いがある制服は強強剣になっていました。 他の能力について詳しいことはまだわかりませんが、明らかになり次第紹介していきます。

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【強さ】戦争の悪魔は弱いのか?

非常に強さそうな名前である戦争の悪魔(ヨル)ですが、作中ではコウモリの悪魔も倒せないほど弱体化しています。すべての理由は、戦争の悪魔が過去チェンソーマンに負けたためです。 チェンソーマンに負けた戦争の悪魔は、体を食べられ弱体化します。そしてチェンソーマンの能力で、「核兵器」や「第二次世界大戦」の存在自体が消滅してしまいました。 悪魔の強さはどれだけ人間に恐れられているかに比例します。戦争は起こりもせず人間から忘れられたので、恐怖心が無くなり悪魔もさらに弱くなってしまったのです。

戦争の悪魔の目的はチェンソーマンを倒すこと?

正義の悪魔を倒したアサ(戦争の悪魔)はチェンソーマンのポスターを見て「待ってろチェンソーマン…!」「核兵器を吐き出させてやる…!」と発言していました。戦争の悪魔の目的は、チェンソーマンを倒すことです。 チェンソーマンに食べられた核兵器の悪魔は、核兵器の存在ごとこの世から消滅しています。核兵器と戦争が密接に関係しているのは、簡単に想像できますよね。戦争の悪魔は核兵器の悪魔を復活させ、核兵器の存在を人々に思い出させたいのです。人々が核兵器を思い出せば、戦争への恐怖が増し戦争の悪魔は元の強さを取り戻すのでしょう。

核兵器の悪魔を救う可能性も?

司る事象が関係していれば悪魔同士も関わりを持つ可能性が高く、四騎士の元ネタがあるとはいえ飢餓の悪魔は戦争の悪魔(ヨル)を知り妹と呼んでいました。その為、もしかしたら戦争の悪魔は、単純に仲間である核兵器の悪魔を救いたいのかもしれません。 しかし、マキマは「それらの名前を思い出せるのはもう私しかいません」とも発言していたことから、なぜ戦争の悪魔が消えた概念である核兵器について覚えているのかについては謎が深まるばかりです。 いずれにせよ、1部のラスボスであった「支配の悪魔」に代わって、2部では「戦争の悪魔」がラスボスとなり、チェンソーマンに敵対すると考えられます。今後の展開に期待しましょう!

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【考察①】戦争の悪魔(ヨル)の元ネタは?

チェンソーマンには「4人の騎士」が存在し、この概念は『ヨハネの黙示録の四騎士』の「死」「戦争」「飢餓」「支配」の概念と合致するとファンの間で考察されてきました。 理由は、マキマが「死、戦争、飢餓などこの世にはなくなったほうが幸せになれるものがたくさんある」と発言していたからです。この発言から、4人の騎士とは「死」「戦争」「飢餓」「支配」の悪魔のことで、支配の悪魔であるマキマは他3つの悪魔の存在を消したがっていたと考えられています。

ヨハネの黙示録の四騎士とは?

ヨハネの黙示録の四騎士は、新約聖書に登場する4人の騎士です。キリストが7つある封印のうち4つを解くと現れ、それぞれが「人間が恐れるものをもたらす役割」を与えられています。 役割の詳細は第一の騎士が「勝利の上の勝利(支配)を得る役目」、第二の騎士が「地上の人間に戦争を起こさせる役目」、第三の騎士が「地上に飢餓をもたらす役目」、第四の騎士が「地上の人間を死に至らしめる役目」です。 「第一の騎士」がマキマで、今回登場した三鷹アサこと戦争の悪魔は間違いなく「第二の騎士」であると考察できますね。今後、支配の悪魔の生まれ変わりであるナユタとどのように関わっていくのでしょうか。

「4人の騎士」の飢餓の悪魔が妹?

『チェンソーマン』では飢餓の悪魔が登場し、自らを戦争の悪魔の姉だと話していました。戦争と飢餓の関連や戦争の悪魔は自分の妹だと発言していることからも、ヨハネの黙示録の四騎士が元ネタである可能性がますます高くなりましたね。 飢餓の悪魔はアサと戦争の悪魔に何度か接触しており、デンジについても言及しています。彼女の存在が今後物語にどのような影響を与えるのか、目が離せません!!

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【考察②】戦争の悪魔(ヨル)とアサの関係とは?

「戦争の悪魔」発言内容まとめ

  1. 戦争の悪魔=アサの脳が見ている幻
  2. アサは死んでいるので戦争の悪魔が体をもらった
  3. が、脳の半分はアサに残しておいた
  4. 戦争の悪魔に従わなければアサの脳は全て奪われる
    (脳のすべてを奪うとアサは本当に死ぬ)
  5. アサは自分の考えを戦争の悪魔に隠せない
  6. アサがひどく恐怖している時、戦争の悪魔はアサを乗っ取れない

上記は、作中での戦争の悪魔(ヨル)の発言をまとめたものです。 結論、戦争の悪魔は死んでいたアサの体を乗っ取った→自分は人間の社会について知らないのでアサの脳の半分は残しておいた→アサの自我も残っているということでしょう。 最終的に2人は「チェンソーマンに勝てたら体を返す⇄チェンソーマンに勝つために協力する」という契約を結んでいます。 戦争の悪魔とアサの関係は今までのキャラクターにはない関係性ですが、アサの存在に名前をつけるとしたら「魔人(仮)」がしっくりくるのではないでしょうか。

戦争の悪魔(ヨル)は吉田ヒロフミが好き?

第2部の2話では、吉田ヒロフミが再登場しました。戦争の悪魔(ヨル)の発言に落胆するアサに対し「大丈夫?」「保健室まで連れて行こうか?」と声をかけます。 すると戦争の悪魔はアサの体を乗っ取り、チェンソーマンについて質問した後「お前を私の彼氏にしてやろうか?」と衝撃の一言。 いきなりの告白に驚くアサに対し、戦争の悪魔は「自分は自分のものを武器にする力がある。自分に惚れた人は自分のものということだからヒロフミを武器にすることができる。」と説明します。 つまり、戦争の悪魔は単純に人間の武器を増やしたかっただけ。彼に一目惚れしたわけでも彼のことが好きなわけでもありませんでした。

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『チェンソーマン』2部1話を読んだファンの感想・考察

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チェンソーマン2部第1話、初っ端から情報飛ばしまくってる。個人的には正義が戦争に敗れる構図と「正義の悪魔」のイラストが、「複数の顔を持つ」、「地に足がついてない」ってのが尖ってて好き。

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ヨハネの黙示録の四騎士を題材にしているなら第1部は支配の悪魔 第2部は戦争の悪魔 第3部は飢餓の悪魔 第4部は死の悪魔ってコト…?!タツキ先生 まさかチェンソーマン4部までやるつもりなのか……???

『チェンソーマン』2部のラスボス!?戦争の悪魔(ヨル)の動向が気になる!

チェンソーマン
(C)藤本タツキ/集英社・MAPPA

この記事では新キャラクターの三鷹アサこと戦争の悪魔(ヨル)についてまとめました。『チェンソーマン』2部で彼女がどんな活躍を見せるのか楽しみですね。 まだまだ謎の多い戦争の悪魔。これから作品にどのように関与してくるのでしょうか。期待して待ちましょう!

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