【呪術廻戦ネタバレ】最新話226話の内容解説＆感想！やっぱり最強ってすごいね……

五条と宿儺、ふたりの最強の戦いが激しさを増す『呪術廻戦』。225話は五条が傷を負わされるシーンで終わりましたが、果たしてどうなってしまうのか……。 本記事では『呪術廻戦』225話の内容をおさらいしたうえで、226話の展開をネタバレしていきます！

高専メンバーにくわえ、日車、鹿紫雲といった面々は五条と宿儺の戦いをモニターで観戦中。彼らがあれこれ議論を交わすなか、ついに最強ふたりが領域を展開するに至ります！ 両者の領域は拮抗しており、これからおこなわれる戦闘でどちらの領域が場を制するか決まる……本来であればそのはずでした。しかし宿儺が五条の領域の外側に自身の領域の効果範囲を広げたことで、五条の領域は崩れ去ります。 直後、宿儺の必中術式が炸裂し、なんとあの五条がまともに傷をつけられることに……！

宿儺の攻撃で首に傷を負った五条ですが、すぐさま反転術式を使って回復してみせます。こうして改めて見てみると、そこそこ深い傷を負わされていたようす……とはいえとりあえず治せたので一安心ですね。 しかし宿儺の領域にいる限り必中効果は続くので、このままでいれば傷を負い続けるということです。 宿儺の領域は閉じられていないため、五条のスピードがあれば逃げ切ることは簡単。ただしそれはあくまでも、無下限呪術を使って瞬間移動ができる状態での話です。 領域を破壊されてからしばらくは術式が使えなくなるため、今の五条に宿儺の領域から逃げることはできません。観戦しているメンバーたちも、彼がかつてないピンチに追い詰められていることを肌で感じ始めます。

次々と傷を負わされながらも、五条は「術式の性能では僕の方が圧倒的に上だ」と心の中で呟きます。しかしこの場面、傷ひとつ負っていない宿儺に対し、五条はシャレにならないくらい血まみれ。本人はまだ余裕があるようですが、見ているだけのこちらが怖くなってきました。 その後も五条は、回復のための反転術式を全開にしながらも、宿儺と普通に肉弾戦を繰り広げます。これには宿儺も「よく動く」と感心……。 さらに五条はシン・陰流「簡易領域」を披露し、必中効果を打ち消してみせました。これを見た虎杖は思わず「できないって言ってたじゃん！」と突っ込みますが、教えられないだけでできないわけではなかったようです。さすが五条悟。 これと同時に反転術式も回し続けており、傷はみるみるうちにふさがっていきます。改めて五条のバケモノっぷりを思い知らされました……。とはいえこのままだと、単なる時間稼ぎにすぎません。

再び宿儺の斬撃に襲いかかられ、あっという間に傷だらけになってしまった五条。おまけに反転術式での治癒をやめてしまい、観戦しているメンバーを戸惑わせます。 五条に本来呪力切れはありえないはずですが、規格外同士の戦いでは何が起こるかわかりません。しかも五条は領域展開＋反転術式で莫大な呪力を消費しているはず。まさか本当に呪力が切れていて、とうとう負けてしまうのか……？そんな空気が流れた瞬間のことでした。 五条は術式なしではありえないスピードで宿儺に組み付き、術式反転「赫」の構えをしてみせます。そう、彼が反転術式で「肉体」を治すのをやめたのは、破壊された「術式」を治していたからだったのです。 こうして放たれた「赫」を至近距離から喰らい、宿儺は思いきり吹っ飛ばされました。「あー しんど」と言いつつすでに傷を治している五条の顔には、笑顔が浮かんでいます。

五条なら死ぬことはないだろうと思っていたとはいえ、予想以上に立て直すのが早くて驚かされました。それでも前半で斬撃を喰らいまくって血まみれになっていく姿は、なかなか痛々しかったです……。 無事に術式を取り戻して宿儺に傷を負わせた五条ですが、宿儺にも反転術式があるわけですし、その領域は未だに続いています。劣勢を跳ね返しはしたものの、現時点では有利とはいえない状況です。 ただし五条は自分の術式が宿儺に勝っていると確信していたので、次回からいきなり逆転してみせる可能性もあります。どっちに転ぶかわからないからこそハラハラさせられますね……！

最強同士の規格外っぷりに戦慄させられる五条vs宿儺戦。223話では五条がフルパワーで宿儺の腕を吹き飛ばし、224話ではすぐさま腕を戻した宿儺と五条がお互い余裕の戦いぶりを見せ……と、両者の実力は拮抗、もしくは五条が若干優勢であるかに見える状況が続いていました。 しかしここに来て、領域の押し合いで宿儺が五条に勝ち、彼に必中術式を当てるという展開が！五条は首に攻撃を喰らっているのですが、頸動脈を切られたようにもまともに首ごと飛ばされたようにも見える、なんともいえない描写がされています。 いずれにせよ、五条が絶対不可侵の無下限呪術を破られたことは確か。完全に宿儺に形勢逆転されてしまったというわけです。奥の手などで対抗してほしいところですが、果たしてどうなるでしょうか。

しかしいくら宿儺が規格外だといって、現代最強と名高い五条がこんなに簡単にやられてしまうとは、あまり考えたくないところです。 少しメタ的な話をすると、作者のコメントによって“五条は伏黒に対し甚爾殺害の事実を直接伝える予定”だということが明かされています。予定なので変更される可能性はあるわけですが、希望を抱く理由のひとつくらいにはなるでしょう。 また親友・夏油傑を弔うことにこだわりを見せている五条が、こんなところで敗北して退場してしまうのはあまりにも救いがなさすぎます。そこの決着をつけずに死ぬのは彼自身にとっても本意ではないはずです。 いろいろな事情を踏まえると五条が死亡する可能性は低そうですが、弱体化ぐらいのことはありえるかもしれません。

五条と宿儺が戦っているあいだ、高専メンバー＋αは裏で動いているのかと思いきや、なんとふたりの勝負を観戦していました。 あれだけ宿儺と戦いたがっていた鹿紫雲が、大人しく皆とモニターを観ているのはなんだかシュール。余計なお世話かもしれませんが、早いうちに乱入しなくていいのだろうかと思ってしまいます。 羂索も動いているというのにそちらは完全放置されており、裏でプレイヤーが次々と殺害されていると考えると恐ろしいです……。 ただしあれだけの人数が無意味に観戦をしているとは思えないので、水面下で準備をしていたり実は策を講じていたりするのでしょうか。次回以降でそのあたりの思惑も明かされるかもしれませんね。

大ピンチかと思いきや、見事に流れを変えてみせた五条。とはいえまだ安心できるような状況ではなく、どちらが勝つのかまったく流れが読めません！次週は休載……と焦らされている感が半端ではないですが、今後の展開がますます楽しみですね。