2021年3月23日更新

『呪術廻戦』夏油傑(げとうすぐる)の正体は◯◯だった!過去や五条との関係を考察

呪術廻戦
©芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会

『週刊少年ジャンプ』の人気作『呪術廻戦』で、人に仇なす「呪い」の側にいる夏油傑(げとうすぐる)。彼の意外な過去や五条悟との関係、能力・強さなど、謎をまとめて解明していきます!夏油だと思っていた人物は実は……。

目次

『呪術廻戦』夏油傑(げとうすぐる)のプロフィール【ネタバレ注意】

享年 26歳
誕生日 2月3日
等級 特級呪詛師
高専入学方法 スカウト
術式 呪霊操術
趣味・特技 格闘技
好きな食べ物 蕎麦(ざる)
ストレス 呪霊を取り込むこと

夏油傑(げとうすぐる)は、呪殺を営む呪詛師(じゅそし)の中でも特級に位置し、普段から法衣(ほうえ)を身にまとった額には大きな縫い跡を持つ男です。 夏油は特級呪霊である漏瑚(しょうご)や花御(はなみ)たちと裏で手を組み、五条たちと敵対していますが、その目的は呪術師だけの世界を作ることでした。そのため呪術を扱えない非術師のことを「猿」と呼んでひどく差別し、彼らに対しては一切の情けをかけません。 また、呪霊と行動を共にしている夏油ですが、作中では「呪霊の分際で」と見下すような発言をしたりとその真意は不明です。 最強の呪術師である五条さえも「最悪の呪詛師」と呼ぶほどの危険人物ですが、その昔、夏油は五条と同じ元高専生であり、とある事件により学校を追放された過去を持ちます。 ※この記事では2021年3月時点での『呪術廻戦』最新情報に触れています。ネタバレに注意して読み進めてください。

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夏油の高校時代を振り返る!五条と親友だった学生時代

呪術廻戦 五条悟
©芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会

呪術高専時代、夏油は同級生の五条悟と親友の関係にありました。お互いに実力を認め合う2人は、「俺達は最強だ」と豪語してはばからないほど仲が良く、実際2人は最強コンビとして周囲に認められていたようです。 しかし性格が真正反対の2人には喧嘩が絶えず、考え方の違いから呪力を用いた争いに発展することもしばしばあった様子。また、派遣された任務では2人ともやり過ぎてしまうことが多く、当時彼らの担任教師だった夜蛾(やが)は2人を問題児コンビとも認識していました。 考え方で相容れない部分はあったとしても、夏油と五条はお互いの人柄を信用しており、どちらかが任務で無理をしたときも相手に背中を預けるほど信頼しあっていたようです。

非術師に対する嫌悪の正体は?

呪力を持たない人間を「猿」呼ばわりしひどく忌み嫌う夏油ですが、その嫌悪はどこからやってきたのでしょうか。それは遡ること10年以上前、『呪術廻戦』の過去編にてその正体が判明しました。 当時夏油は五条と同じ呪術高専の2年生。今とは正反対の理念を抱いており、「弱者生存」があるべき社会の姿であり、呪術師は非呪術師を守るためにあると考えていました。むしろ、弱者への気遣いを嫌う五条に対しそれを諫める場面もみられます。 彼が変わるキッカケとなったのは、五条とともに「少女護衛と抹殺」の任務を受けたこと。少女は呪術界の大物・天元(てんげん)に身を捧げるために生まれてきた人物でした。夏油は彼女を守り、自由にしてやることを決意しますが、突如現れた敵・禪院(伏黒恵の父)によって、少女は殺されてしまいます。 そこから、自らが誰のために戦っているのかが分からなくなってしまった夏油。自分の中に芽生えてしまった疑問がどうしても消えません。そんな彼の前に、特級呪術師の1人である九十九由紀基(つくもゆき)が現れ、彼女から「非術死を皆殺しにすれば呪霊の生まれない世界を作れる」という考えを得るのでした。 その後、夏油は単独任務を受けた農村で非呪術師の村人たちから悲惨な扱いを受けている呪力をもった少女2人に遭遇します。「非呪術師を見下す自分」「それを否定する自分」どちらを本音にするか決めかねていた夏油ですが、これがきっかけとなり、100を超える村人を呪殺。 その後、自身の両親をも手にかけ、呪術師の世界から追放されるのでした。

0巻では乙骨憂太(おっこつゆうた)に敗北して死んだのに……?

実はこの夏油、単行本0巻のいわゆる『呪術廻戦』前日譚において1度殺されているシーンが描かれていのです。ちなみにこの時点での夏油の額には大きな傷はまだありません。 五条たち、高専側と敵対する夏油は彼らに、新宿と京都にそれぞれ1000以上の呪霊をはなつテロ(百鬼夜行)を起こすと宣戦布告します。その狙いは呪術高専の生徒でありながら、特級呪術師の1人である乙骨憂太(おっこつゆうた)に取り憑いている特級怨霊・里香(りか)を手に入れることでした。 乙骨との死闘の末、夏油は敗北。重傷を負いながらも命からがら逃げようとしたところに、かつての仲間・五条が現れ、トドメを刺されるのでした。 亡き者となったはずの夏油。ではどうして彼は今も呪霊とともに五条たちの前に立ちはだかるのでしょうか。

夏油が五条悟と再会、正体が明らかに!

五条の前に現れたのは、自ら手を下したはずの夏油。突然の出現に五条は困惑します。「偽物」「変身の術式」すべての可能性を考えますが、それを五条が所有する術式・六眼(ろくがん)が否定。彼の眼に映る情報は目の前に立つ夏油を「本物」だと主張しているのです。 しかし、五条の「魂」自身がそれを否定します。五条が目前する男に「お前は誰だ!」と叫ぶと、ついにその正体が判明。 なんと夏油傑は「偽物」だったのです。目の前にいる夏油は夏油傑本人でなく、彼の肉体を奪った「何か」でした。偽夏油は、脳の入れ替えれで簡単に肉体を転移することができ、乗っ取った肉体が所有する術式も使用できる術式の持ち主。 偽夏油の詳しい目的はまだ明かされていませんが、彼曰く、夏油本人の「呪霊操術」が欲しかったもよう。そのため、五条が殺した夏油の遺体を手に入れ、自らの術式により夏油の肉体を乗っ取ったといいます。 こうして、「0巻で殺されたはずの夏油が何故復活しているのか」という謎がようやく明かされたのです。

偽夏油の正体は加茂憲倫!五条を獄門疆(ごくもんきょう)に封印

夏油の中にいた「何か」の正体とは、史上最悪の術師として歴史に名を残す存在「加茂憲倫(かものりとし)」でした。加茂は約150年前に生きていた人間ですが、その加茂すらも偽夏油によって脳をすり替えられた被害者の1人に過ぎないことが判明しています。 何らかの目的で活動している偽夏油は、最強の呪術師である五条に計画を邪魔されないために、渋谷事変を起こしました。そして死んだはずの夏油の姿で登場したことで五条の脳内時間を加速させ、獄門疆の発動条件である「対象を半径4m以内に(脳内時間で)1分間留めること」を満たしたのです。 獄門疆はしばらくの間封印した五条の情報処理に手間取っていたものの、最終的には完全に封印されて夏油の手に落ちてしまいました。

呪霊・真人(まひと)たちと組んで暗躍

呪術廻戦 真人
©芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会

夏油は特級呪霊である真人(まひと)をはじめとした呪霊や呪詛師と組んで数々の事件を起しています。 主人公の虎杖たちが出会った「少年院での特級呪霊との対峙」「漏瑚の来襲」「真人との戦闘」「交流戦における複数の呪霊・呪詛師による襲撃」これらすべてが裏で夏油が操っていたものでした。本人は決して前線に立たず、ほとんどを漏瑚や真人といった呪霊たちにまかせています。

真人から術式を抽出!?「うずまき」の本領発揮

呪術廻戦 真人
©芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会

呪霊操術の奥義である極ノ番「うずまき」は当初、取り込んだ呪霊を1つにまとめる技だと思われていましたが、渋谷事変にてその真価が明かされました。 主人公の虎杖らとの交戦で疲弊していた真人に対し、夏油は「うずまき」を使用。その身体を球体に変え、他の呪霊にしてきたのと同様に真人を飲み込みました。 驚く虎杖たちを前に、夏油は準1級以上の呪霊に「うずまき」を使用すると術式が抽出出来るのだと語ります。こうして夏油は真人の術式を自分のものとして使えるようになりました。

夏油傑は呪霊操術の使い手!強さを解説

夏油は降伏した呪霊を取り込み・操る術式「呪霊操術」を主に得意としています。夏油の能力を高専側は「主従制約のない自然発生した呪いのみを操れる」と認識していましたが、実際は、「主従制約の有無は関係なしに首を挿げ替えれば操れる」ということが判明します。 つまり、主従制約を持つ呪霊であっても、その主人である人間を殺してしまえば呪霊を奪うことができるというものです。

武器庫呪霊

伏黒恵の父・甚爾(とうじ)が生前使役していた武器庫呪霊は、彼の死後夏油に奪われています。武器庫呪霊に飲み込ませることで大量の武器や呪具を持ち運ぶことが可能です。呪霊自体の等級は3球程度ですが、希少な存在でもあります。

特級特定疾病呪霊「疱瘡神」

特級特定疾病呪霊「疱瘡神(ほうそうがみ)」は、「渋谷事変」にて登場した夏油の使役する特級呪霊です。領域展開では、敵を棺桶に閉じ込めて3カウントを数え、カウントが終わる前に脱出できなければ確実に相手を呪殺することが出来ます。

游雲(ゆううん)

游雲(ゆううん)は三節棍の形をした特級呪具。伏黒甚爾の死後、武器庫呪霊と共に夏油の手に渡ったようです。術式効果を持たない珍しい呪具ですが、扱う者の能力によっては凄まじい威力を放つ武器にもなります。

獄門疆(ごくもんきょう)

獄門疆は、渋谷事変にて五条悟の封印に用いられた特級呪具。生きた結界と呼ばれた「源信」のなれの果ての姿と言われており、大きさは手の平サイズながら、条件を満たせばどんなものでも封印出来る呪具です。

呪霊操術 極ノ番「うずまき」

呪霊操術の奥義である極ノ番(ごくのばん)「うずまき」は、0巻で描かれた「百鬼夜行」にて登場しました。当時夏油が使役していた4461体の呪霊を1つにしてまとめ、高密度に圧縮された呪力を相手にぶつけ、凄まじい威力で対象を破壊する技です。

夏油傑(げとうすぐる)の魂は報われないのか?『呪術廻戦』の今後にも注目

今回は『呪術廻戦』の登場キャラクターである夏油傑を紹介しました。 多くの謎を秘めてた夏油でしたが、ついにその正体が偽物であったことが判明します。しかし、死んだはずの夏油が今なお生きている理由は明らかになりましたが、偽物の正体はまだまだ不明。偽夏油の最終的な狙いとはいったい何なのでしょうか? また、肉体のみとなった夏油本人でしたが、五条の呼びかけに反応している様子が描かれました。自身の腕で首を絞めあげ、自分をのっとった呪霊に抵抗しているかのよう。彼の魂は無事に報われるのでしょうか? 今後の展開や夏油傑の動向にぜひ注目してください!

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