『風の谷のナウシカ』アスベルはその後結婚?相手はケチャ?双子や復讐の背景を深掘り!
ジブリ不朽の名作『風の谷のナウシカ』に登場するアスベル。工房都市ベジテの市長の息子である彼は、自国や自身の妹をはじめとする人々を守るため、そしてそれらを傷つけるもの復讐を誓う少年です。 しかし物語中盤には改心し、ナウシカと協力することに。彼にいったいどんな心の変化があったのでしょうか。 この記事では、『風の谷のナウシカ』のネタバレありでアスベルの基本情報や劇中での変化、そして気になるその後まで紹介します!ナウシカと結婚したのか、ケチャや双子は何者なのか深掘りしていきます。
【基本概要】『風の谷のナウシカ』アスベルのプロフィール

| 名前 | アスベル |
|---|---|
| 出身 | ペジテ市 |
| 年齢 | 16歳 |
| 声優 | 松田洋治 |
アスベルは工業都市ベジテの市長の息子で、王子として人々に慕われています。気さくで明るい少年ですが、当初はトルメキアに故郷を荒らされたことで、恨みと憎しみを募らせていました。 しかしナウシカに出会い、腐海の真実を知ると、トルメキア軍を一掃するために風の谷やペジテの街さえも犠牲にようとする父に反発します。 一本筋の通った、強い信念を持つ少年です。
ペジテの王子アスベルの活躍を
【その後】アスベルとナウシカは結婚する?原作から考察

ナウシカとアスベルは、同い年で王子・姫と共通点が多い2人。2人がその後、結ばれるのか気になっている人も多いのではないでしょうか。 映画版では、すべての決着がついた後、アスベルがナウシカを見つめ、手を握るシーンで終わっています。エンドロールでは、ペジテの人々とともに風の谷で暮らしているところが描かれました。 その後もアスベルとナウシカが交流をつづけている様子がうかがえますが、2人の関係についてはっきりした言及や描写はなく、観客の想像をかき立てる演出となっています。
気になる2人のその後を
シネマコミックでチェック
それぞれ誰と結ばれる?アスベルの相手はケチャ

原作漫画でアスベルは、ナウシカと離れている間に親しくなった、ドルクという民族のケチャという女性と結ばれました。 一方ナウシカはどんどん人間離れした力を発揮するようになり、アスベルと会うことも少なくなっていきました。そんななか、ナウシカは「森の人」と呼ばれる腐海の住民の族長の息子・セルムと親しくなります。 映画でも原作でも、ナウシカとアスベルが結ばれることはありませんでした。 初期のプロットでは、2人が結ばれる展開もあったようですが、宮崎駿が「くっつきそうだからあえて離した」と語ったとも言われています。
原作漫画では誰とどうなるのか
原作でナウシカがアスベルに失恋するシーンがあるって本当?
原作漫画にナウシカがアスベルに「失恋する」という直接的なシーンはありません。ただし、読者の間で「あれは失恋を描いていたのではないか」と考察されている有名なシーンは存在します。 原作最終巻の7巻で、アスベルはマニ族の娘ケチャと行動を共にするようになり、ラストでは2人が親密に抱き合うシーンが描かれていました。その時のナウシカが切なそうな表情をしていることから、まるでアスベルに失恋しているように見えるといわれていたようです。 物語の終盤、ナウシカはアスベルを深く信頼し、彼を想う描写もあります。しかしアスベルは別の女性と結ばれ、神格化されたナウシカは恋愛とは違う次元へ行ってしまったという結末の構図が、読者に「切ない失恋」のような印象を与え、都市伝説的に語り継がれているのではないでしょうか。
【家族】双子の妹の名前はラステル
アスベルの双子の妹ラステルは、ペジテの王女です。物語の序盤でトルメキアの大型船(原作ではペジテの避難船)が風の谷に墜落した際、致命傷を負って命を落としました。彼女の最期は、原作漫画と映画版で展開や役割が少し異なります。 トルメキア軍に故郷ペジテ市を滅ぼされ、人質として連行される(原作では脱出する)途中で、船が蟲の襲撃を受けて風の谷の崖に墜落。瓦礫の中からナウシカによって救い出されますが、すでに瀕死の状態でした。 原作漫画では死の間際、ナウシカに巨神兵復活の鍵となる秘石を託し、「兄に渡して」と言い残して息を引き取りました。映画版では船に積まれていた巨神兵の存在を危惧し、ナウシカに「積荷を燃やして」と懇願します。ナウシカが「みんな燃えた」と言うと、ラステルは「よかった」と安堵の笑みを浮かべて亡くなりました。
【活躍】アスベルがナウシカに協力する理由や復讐の背景は?
アスベルとナウシカが協力しあう関係になった背景

アスベルは当初、腐海に対して悪いイメージを持っており、「腐海をこれ以上広げない方法が必要」と考えていました。 そんな彼が意見を変えたのは、ペジテの長である父がトルメキア軍を全滅させて、巨神兵を奪い返そうとしていたからでした。そのためには、王蟲に自国を襲わせてペジテを占領していたトルメキア兵を根絶やしにし、クシャナのいる風の谷に王蟲の群れが押しかけるよう画策していたのです。 アスベルは関係のない人まで巻き込むこの計画に反対し、王蟲の怒りをおさめ風の谷を救おうとするナウシカと行動をともにするようになります。
アスベルが復讐に燃えていた理由は双子をなくしたこと?

アスベルが復讐に燃えていた理由は、主に2つあります。 1つは、故郷がトルメキアから侵略受けたこと。アスベルの国ペジテは、あるとき偶然、地下から巨神兵の繭を掘り出しました。トルメキアはそれを狙ってペジテに攻撃を仕掛けてきたのです。そのせいで、多くの人が命を落としてしまったのです。 またトルメキアはペジテを侵略するとき、アスベルの双子の妹であるラステルをはじめとする女性と子どもたちを捕虜にしました。しかし彼女たちを乗せた飛行船は、蟲の襲撃を受けて腐海に墜落してしまいます。ラステルは船の下敷きになり、亡くなってしまいました。 彼にとっては、トルメキアと腐海が妹の命を奪ったもの。アスベルはこの2つをひどく憎んでいました。
【性格】アズベルがかっこいい理由とは
アスベルがファンから「かっこいい」と支持される理由は、王道のヒーロー像とともに、泥臭く人間味のある成長の両方を持ち合わせているからでしょう。 劇中では、ペジテのガンシップを駆ってトルメキアの大型船を単機で次々と撃沈するという、極めて高い空戦技術を見せます。故郷を滅ぼされた怒りがあるとはいえ、たった1人で大軍に立ち向かう命知らずな強さと凄まじい行動力は、純粋にキャラクターとしての格好良さが際立っています。 初めは「トルメキアを全滅させるためなら蟲を巻き添えにしても構わない」という、復讐心に囚われた利己的な一面がありました。しかしナウシカに命を救われ、彼女の「蟲とも共生する」という生き方に触れてからは、自分の過ちを率直に認めます。 過去の憎しみを乗り越え、ナウシカの良き理解者へと精神的に成長していく姿が、人間として非常に器が大きく魅力的です。
【関係】その他のキャラとのつながりは?
ユパ

映画のラストで、アスベルはユパとともに旅立っていきます。旅の目的は、腐海やその周辺の調査です。もともとユパはそのために旅をしていたので、それにアスベルが同行するかたちになったと言っていいでしょう。 腐海を憎んでいたアスベルでしたが、ナウシカたちとの出会いや出来事を経て、自然と共生していく道を探るのかもしれません。
クシャナ

トルメキアの侵略によって故郷をめちゃくちゃにされ、妹を亡くしたアスベルは、その将軍であるクシャナを強く憎み、たった1人で奇襲をかけるほどでした。 しかし不完全な巨神兵による王蟲への攻撃が失敗した後、ナウシカによって争いが集結。その後、アスベルと和解し、彼女率いるトルメキア軍は風の谷を去っていきました。
【声優】アスベル役キャストはアシタカと同じ!
アスベルの声優を務めたのは松田洋治です。 俳優としても数多くの作品に出演する松田は、ジブリ作品『もののけ姫』でアシタカの声も務めている人物。言われてみれば雰囲気が似ているかもしれませんね。 さらに吹き替え声優として、映画『タイタニック』のジャック・ドーソン(レオナルド・ディカプリオ)を演じたことでも知られています。
『風の谷のナウシカ』アスベルは信念のあるかっこいい男の子!
ペジテの王子であるアスベルは、厳しい世界を生き抜いてきただけあって、たくましい少年です。 たとえ父と対立することになっても、自国やその民、そして周辺の住民を守るという信念を持った彼は、まさに次代の長にふさわしい人物ではないでしょうか。





