「ワンピース」ロキの悪魔の実・能力は?呪いの王子の強さ・正体を考察
ファン待望のエルバフ編へ突入し、過去最高潮の盛り上がりを見せている「ワンピース」。 この記事ではエルバフの王子として名を馳せる、ロキについて徹底解説!基本的なプロフィールや現時点でわかっている情報を紹介しながら、彼が食べた悪魔の実やその強さなどについて考察していきます。 ※この記事は「ワンピース」の重要なネタバレを含みます。 ※ciatr以外の外部サイトでこの記事を開くと、画像や表などが表示されないことがあります。
【最新】「ワンピース」呪いの王子・ロキはどんなキャラクター?
本名 | ロキ |
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異名 | 呪いの王子 |
肩書き | 元ウォーランド王国王子 |
懸賞金 | 26億ベリー(世界政府特別懸賞金) |
種族 | 巨人族 |
武器 | ハンマー型の武器「鉄雷(ラグニル)」 |
悪魔の実 | 不明(幻獣種か森や大地の神にまつわる伝説の実?) |
覇気 | 不明(ルフィたちがビリビリと覇気を感じるような場面あり) |
初登場 | 111巻1130話 |
「呪いの王子」という異名で恐れられる、巨人族のロキ。初登場は111巻収録1130話となりますが、85巻収録858話時点で名前が登場しています。ここではずんぐりむっくりしたシルエットで描かれていたものの、実際のロキはイケメンでスマートな姿をしていました。 現在、ロキは過去の悪行が原因で冥界に拘束されています。そこに現れたルフィと「解放してくれればシャンクスに関する情報を教える」という密約を交わし、一時的な協力関係になりました。実はロキを捕縛したのは他ならぬシャンクス。何か理由があり、最近もロキのもとを訪れたようなのです。 さらに、ロキはシャンクスの双子の兄フィガーランド・シャムロックから神の騎士団への勧誘を受けることに。その誘いを断ったものの、それがきっかけでシャムロックや騎士団メンバーの軍子から一方的に痛めつけられてしまいました。
ロキはエルバフの恥?一途で優しい?

ロキは「呪いの王子」「エルバフの恥」と称され、巨人族からひどく嫌われています。それもそのはず、彼は過去に「王家に伝わる幸運の馬を殺害」したうえ、「放火や破壊行為」を繰り返し、さらに「父・ハラルド王を殺し、伝説の悪魔の実を奪って食べた」という超極悪人なのです。 これらの悪行により、ロキは目に包帯、体に海楼石の鎖を巻かれ冥界へ拘束されることに。彼について語る巨人は、「ロキを解き放てば世界が壊れる」と恐怖していました。その強さや残虐性は、これまで登場したキャラの中でもトップクラスなのかもしれません。 その一方で、ビッグ・マムの娘であるローラに一目惚れして求婚し、それが破談となり激怒するなど一途な部分も見せています。作中には彼が「優しい」と言われ激昂する場面が描かれているのですが、もしかしたら「優しい自分を押し殺し残虐な自分を演じている」部分があるのかもしれません。
【能力】ロキが食べた伝説の悪魔の実とは?
ロキが食べたとされる「伝説の悪魔の実」ですが、現時点ではその名称などの詳細は明らかになっていません。ただ、王家が管理していたことから、この実は非常に危険な能力を持っていると推測できます。また、「ロキ」という名前が北欧神話と縁が深い点もヒントになりそうです。 これらの情報を考慮すると、ロキが食べたのは北欧神話のモンスターに由来する幻獣種、「ヘビヘビの実 モデル・ヨルムンガンド」や「イヌイヌの実 モデル・フェンリル」ではないかと考えられます。 北欧神話におけるヨルムンガンドやフェンリルはロキの子供であり、のちに神々を窮地へ追い詰めていく恐ろしい化け物です。「呪いの王子」と称されるロキが手にするには、ぴったりの能力ではないでしょうか。 また、ロキは作中で「世界を終わらせる“太陽の神”」と自称しています。このことから、ロキの悪魔の実は太陽に関するもの、あるいは太陽の神ニカに関するものという可能性も浮上中。ニカの能力に類する実であれば、ルフィと同等レベルの「神の力」を持っていると考えられます。 さらに、「ロキとハラルド王の戦闘現場にツタがあった」ことから、「植物や大地に関わる悪魔の実では?」という推論も存在。ロキは約6年間拘束されたまま餓死もせずに生きていますが、過去に登場したモリモリの実の能力者・緑牛は食事をせずに生きていることが判明済み。 ロキが植物関連の能力者という考察を後押しする要素となります。さらに、ロキの目が隠されている点も大きなヒントになりそうです。もしかしたら彼は太陽を見ることでパワーアップする、光合成のような能力を持っているのかもしれません。 太陽で強化されるのであれば、彼が「太陽の神」を自称するのも納得がいきます。これらの情報を考慮すると、ロキは「森の神」あるいは「大地の神」の能力者と考えることもできそうです。
【強さ】ロキの戦闘力はどのくらい?
現時点ではロキの詳細な強さはわかっていません。ただ、彼は巨人族の中でも特に大きな体を持っており、エルバフの戦士が総出でやっと取り押さえられたと語られています。ドリーやブロギーをはじめとするエルバフの戦士たちは、ひとりひとりが恐ろしいレベルの戦闘力を誇るはず。 そんな彼らが協力しないと抑えられないのであれば、ロキの強さはドリーたちと同等以上になりそうな予感。前述したように悪魔の実の能力も強力なものと思われるため、ルフィをはじめとする四皇に匹敵する力を発揮する可能性もありそうです。 また、作中では神の騎士団団長のシャムロック、騎士団メンバーの軍子から一方的に攻撃されても死なないタフさも披露。体力や防御力が非常に高いことが伺えます。さらに、ルフィが「ビリビリくる」と感じるほどの覇気も放っており、作中でもトップクラスの強い覇気を持っていることが示唆されました。 加えて、1141話において彼がハンマー型の武器「鉄雷(ラグニル)」を愛用していることが判明。こちらがどんな武器なのかは明言されていませんが、名前から推測するに「雷にまつわる力」を宿していると思われます。
【今後】ロキは麦わらの仲間になる?

結論から言うと、ロキがルフィの仲間になる可能性は0ではないと思われます。ロキは「自身を解放してくれたらシャンクスの情報を教える」という内容でルフィと取引きをしており、一時的な協力関係を構築。 さらに、今後ルフィと対峙するであろう神の騎士団に敵意をむき出しにしています。神の騎士団打倒のため、ロキとルフィが手を組む可能性は十分にありそうです。 ただ、ロキは作中でも屈指の残忍性を持つ人物。エルバフ編のボスキャラも明確になっていないため、ロキがボスとなりルフィと対決する展開もあり得るでしょう。仲間になるかどうかは五分五分というところ。今後の展開に要注目です!
【考察】ロキは世界を終わらせる”太陽の神”?
ロキは初登場シーンで「おれは世界を終わらせる“太陽の神”」と宣言していました。前述したように、彼が太陽から力を得る「森や大地の神」の力を持っているのであれば、「太陽の神」という発言にも納得がいきます。 そして「世界を終わらせる」という言葉については、巨人たちの国・ウォーランド王国の土台となっている宝樹アダムが大きなヒントになりそうです。もしもロキが植物や大地に関わる力を持っているのならば、「樹木の一種であるアダムを操作できる」可能性があります。 さらに、アダムの弱点に「雷」が含まれている点も重要です。ロキの武器「鉄雷(ラグニル)」が雷に関する能力を宿していれば、アダムの破壊も容易でしょう。「世界を終わらせる」という発言には、「宝樹アダム、ひいては巨人たちの国を壊せる」という意味が含まれていると推測できます。
【モデル】ロキは北欧神話がルーツ?
ロキのモデルは北欧神話に登場する同名の神だと思われます。神話におけるロキは知略に優れたイタズラ好きな神で、「神々と人間の恥」という痛烈な批判を受けることもあるトラブルメーカーです。 彼はのちのち地底へと拘束され、最終的に神々の敵となり光の神・ヘイムダルと相打ちになります。この顛末は「ワンピース」の今後の展開に関する、大きなヒントになるかもしれません。 また、彼が使用する武器「鉄雷(ラグニル)」は、北欧神話に登場する雷神トールの武器「ミョルニル」がベースになっていると考えられます。もしかしたら、ロキはトールの要素も含めて作り上げられたキャラなのかもしれません。 ちなみに、彼に関する要素以外にもエルバフ関連のキャラや技には北欧神話をベースにした名称が多数存在。新巨兵海賊団の船医ゲルズは神話に登場する女巨人の名前、ドリーとブロギーの技「太陽の盾(スヴァリン)」は神話に登場する盾の名前が由来です。 このことから、ロキだけでなくエルバフ全体が北欧神話をモデルに構築されていると推測できます。
作中最強レベル!?「ワンピース」ロキの活躍に要注目
巨人族の王子であると同時に、「伝説の悪魔の実」の能力者でもあるロキ。 その詳細はまだ明らかになっていませんが、作中でもトップクラスの強さを誇るのは間違いないはず。今後ルフィと敵対するのか、あるいは協力関係に落ち着くのか。その動向に注目しながら、ワンピース最新話をチェックしていきましょう!