フィガーランド・シャムロックの能力・強さを徹底考察!ケルベロス化する剣とは?【ワンピース】

クライマックスが着々と近付き、盛り上がりがさらに加速している「ワンピース」。そんな本作終盤の強敵として登場したのが神の騎士団です。 この記事では神の騎士団団長、フィガーランド・シャムロックについて徹底解説!なぜシャンクスにそっくりな顔をしているのか、その裏に隠された過去とは何なのか。気になるポイントをしっかり紹介&考察していきます。 ※この記事は「ワンピース」の重要なネタバレを含みます。 ※ciatr以外の外部サイトでこの記事を開くと、画像や表などが表示されないことがあります。
「ワンピース」フィガーランド・シャムロックとは
1137話でその存在が明らかになった、フィガーランド・シャムロック。天竜人たちが住む聖地マリージョアの治安維持などを担う、神の騎士団の団長です。彼の父は騎士団の最高司令官として登場した、フィガーランド・ガーリング聖。 シャムロックは五老星に昇格したガーリング聖の跡を継ぎ、騎士団の長に任命されたものと思われます。そんな彼の容姿はなんとシャンクスと瓜二つ。ただ、シャムロックは「どいつもこいつも使えん奴らだ」と呟くなど、仲間たちを大切にするシャンクスとは正反対の性格をしているようです。 ちなみに、110巻収録の1121話に掲載された「ワンピース争奪戦参加者の集合絵」には、シャムロックらしき男が含まれています。彼は終盤の強敵として、ルフィやシャンクスとワンピースを巡る争いを起こすのかもしれません。
シャムロックとシャンクスの違い

前述したようにシャンクスそっくりな見た目をしているシャムロックですが、いくつか相違点があります。まず、シャンクスには左目の三本傷、左腕の欠損など歴戦の傷が存在。ですが、シャムロックの顔は綺麗なままで、腕の欠損も見られません。 また、シャンクスは赤髪を無造作に流していますが、シャムロックは編み込みを作るなど高貴さの漂う髪型をしています。後ろ髪が長く伸びている点も、シャムロックの大きな特徴のひとつです。 さらに、2人が剣を装備している場所にも違いがあります。シャンクスは腰の右側に剣を差していますが、シャムロックは左側に剣を差していました。 内面的な部分では、シャムロックはシャンクスに比べると冷酷さが感じられるような台詞が目立ち、一人称も「私」であることから2人は見た目は瓜二つでありながらも正反対の性格であることが分かるでしょう。 しかし、シャンクスに対する情はあるようで、関係性を問われた際にしっかりと「生き別れの弟」と発言しています。
【正体】シャムロックはシャンクスの双子の兄で確定
その正体について様々な憶測が飛び交っていたシャムロックですが、1138話において「シャンクスの双子の兄」だと判明しました!このエピソード内で、巨人族の王子・ロキが「お前そんだけ顔が似てて」「海賊赤髪と他人じゃねェよな」と、誰もが気になる質問を投げかけます。 それに対しシャムロックはそう思うのも当然と反応しつつ、「その海賊は生き別れた双子の弟だ」と返答したのです。これにより、彼らが双子の兄弟ということ、そしてシャンクスがガーリング聖の息子ということも確定しました。 108巻に収録されたゴッドバレーの戦いにおいて、シャムロックの父であるガーリング聖は「見ていろ子供達」と複数の子どもがいることを示唆していた伏線が、ここで明らかになりましたね。 また、シャムロックはシャンクスについて「一度は聖地に戻ったのだがこのウス汚れた下界が好きらしい」と発言。シャンクスの価値観や決断が理解できないという態度を示していました。双子の弟ではあるものの、シャムロックはシャンクスについて否定的な感情を抱いていると思われます。
【現在】シャムロックはエルバフを指揮下におこうとしている?
シャムロックは神の騎士団の1人である軍子とともに、五老星が使用するものと同じ魔方陣で巨人たちの住む島・エルバフを訪れそこで世界最強の王国と称されるウォーランド王国の王子・ロキを騎士団に勧誘しています。 エルバフの中でも一目置かれているロキを勧誘することで、エルバフの戦士達全員を世界政府の指揮下に置こうとしているのではないかということが、ファンたちの間で考察されています。 シャムロックはその後、五芒星(アビス)を使って援軍を呼び出しましたが、その際に2人呼び出された事に疑問を呈しています。 援軍の1人として訪れたキリンガム聖によって帰還命令が出されたことを知ると、シャムロックがソマーズ聖らに「お前たちの能力なら…ゲームにしろ」と不敵な笑みを浮かべているところも気がかりですね。
【能力】シャムロックの剣はケルベロス化する
1138話において、シャムロックの戦闘シーンが解禁されました。彼は反抗的なロキを前に「直接手を下すまでもない」と語り、「なァケルベロス」と自らの剣に声をかけます。そうすると、剣はたちまち三つ首の犬型巨獣「ケルベロス」に変身! シャムロックが「緊急発進(スクランブル)」と合図すると、体から首が分離しロキに向かって突進し始めたのです。その口からは剣の切っ先が出ており、ロキはそれに串刺しにされてしまいます。 この能力の詳細ははっきりとしていませんが、本作にはMr.4が使用していたイヌイヌの実を食べた銃、つまり「悪魔の実を食べた武器」が登場済み。シャムロックの武器も「イヌイヌの実モデル・ケルベロスを食べた剣」の可能性が高いと思われます。
【強さ】シャムロック自身の力は?

「神の騎士団」のリーダーとして圧倒的な存在感を放つシャムロックですが、ケルベロスに変身する剣を使用していることから、自身の剣術もかなり確かなものであることが考えられます。 騎士団メンバーの軍子(グンコ)は人間の数倍はあるであろう、巨大な狼を簡単に撃破するだけでなく、巨人族の王子・ロキにも大ダメージを与えていました。シャムロックの実力は恐らく彼以上で、ルフィをはじめとする四皇と互角に渡り合える実力を持っているでしょう。 さらに、1137話で発された「もっとスマートに行きたかったが」というセリフから、彼は効率を重視する性格であり、ゆえに彼が使用する剣術も少しの動きで最大の効果を発揮するものである可能性が高いです。 また、シャンクスと深い繋がりがあることを考えると、彼と同レベルの強烈な覇気も発揮できそうな予感。ちなみに、神の騎士団は過去の描写から「全員悪魔の実の能力者なのでは?」と噂されています。軍子が能力者だったことも加味すると、シャムロックも何らかの実を食べている可能性が高そうです。 魔法陣も五老星と同じようなものを使用していたことから、彼はかなりの実力者なのではないでしょうか。
【考察①】白ひげの「あの野郎」とはシャムロックのことなのか
45巻収録の434話において、シャンクスと白ひげが対峙しました。白ひげはそこで「てめェのツラァ見るとあの野郎から受けた傷が疼きやがる」と発言。当初は「あの野郎」が白ひげとライバル関係にあり、シャンクスとも縁が深いロジャーだと考察されていました。 そののち、シャンクスとガーリング聖の親子関係が匂わされ、「ガーリング聖が『あの野郎』なのでは?」という意見が増えていくことに。ただ、シャンクスそっくりなシャムロックが登場したことで、「あの野郎=シャムロック」説が急浮上! もしかしたら、白ひげとシャムロックは過去に戦っていたのかもしれません。しかしながら、白ひげとガーリング聖には、共にゴッドバレーの戦いに参戦していたという深い因縁が存在。現時点ではガーリング聖が有力候補と言えそうです。
【考察②】シャムロックは過去に登場していた?
世界会議(レヴェリー)の様子が描かれた90巻。ここに収録された907話に「シャムロックが登場していたのでは?」と噂になっています。問題のシーンは五老星たちが集う、とある一室を描いた場面。ここにシャンクスらしき男が登場し、五老星との会談を始めました。 当初は「なぜシャンクスが?」「政府のスパイだったのか?」など様々な考察が飛び交いましたが、現在は「シャンクスと思われていた男が、実はシャムロックだった」と推測する声が多くなっています。神の騎士団に属するシャムロックであれば、五老星と接触していても何ら不思議ではありません。 しかも、ここで描かれたのは横顔のみ。シャンクスの判断材料となる左目の傷をあえて隠した、顔の右側だけを描いていたのです。これらの情報を考慮すれば、90巻に登場したのはシャムロックでほぼ間違いないでしょう。
「ある海賊」とはシャンクスのこと?

90巻に登場したシャムロックと思しき男は、「ある海賊について話が…」と語っています。当初はビッグ・マムと一戦交え賞金額が跳ね上がったルフィ、もしくはシャンクスの左目に傷を残した黒ひげなど、シャンクスと縁の深い海賊を指していると考察されていました。 しかし、この人物がシャムロックだったとすれば、「ある海賊」がシャンクスを指している可能性もありそうな予感。もしかしたらシャムロックは自身の邪魔者となり得る赤髪海賊団を排除したいと考え、五老星に何かしらの相談・打診をおこなったのかもしれません。
【由来】シャムロックの名前のルーツを考察

シャムロックの由来については様々な考察が飛び交っています。 その中の一つに、シャムロックという言葉の「三つ葉のクローバー」という意味に着目する説も。シャムロックはアイルランドの守護聖人・聖パトリックがキリスト教を布教する際、「三位一体の教義」を説明するために用いたと言われています。 そのため、シャムロックは神聖さを示す象徴として扱われている様子。「神の騎士団」の団長を務める人物には、うってつけの名前と言えそうですね。もし、シャムロックが「三つ葉」に由来しているのであれば、「実は双子ではなく三つ子だった」という展開にも繋がりそうです。
シャンクス=シャムロックのクローン説も

また、前述したように兄弟であると確定した2人ですが、容姿が似すぎているため 「クローンではないか?」と噂する声もあがっています。確かに、本作にはバーソロミュー・くまやハンコックなどをベースに作られたセラフィムが登場しており、クローン生成に近いことができると確定済み。 場合によってはガーリング聖が跡継ぎ候補を増やすために、 シャムロックのクローンとして シャンクスを生み出したという可能性もありそうです。ただ、シャムロックの名前に含まれている「sham」には「模造品」という意味があります。それを考慮すると シャムロックがクローンの場合もありそうな予感。 シャムロックが「sham6」だとしたら、 他の兄弟がいる展開も考えられます。もしくはクローン作りに失敗し、6体目で成功したのがシャムロックという意味なのかもしれません。シャンクスとシャムロック。2人の関係については今後どんどん明らかになっていくはず。これからの展開に注目です!
【名前】シャムロックはロックスと関係がある?
かつて白ひげやビッグ・マム、さらにはカイドウまで所属していたというロックス海賊団。その長を務めていたのが、ロジャー最大の宿敵と言われるロックス・D・ジーベックです。その詳細がほとんど不明な謎多きキャラですが、「ロックスとシャムロックたちには深い因縁があるのでは」と噂されています。 シャムロックとシャンクス。彼らの名前を組み合わせると、「ロックス」という言葉が浮かび上がってきます。しかも、ロックスは仲間と共にゴッドバレーの戦いに参加しており、そこでロックス海賊団は壊滅。 このような縁があり、「シャムロックとシャンクスはロックスと何かしらの繋がりがある」と囁かれているのです。ガーリング聖が赤髪ではない点を考慮すると、実は「ロックスの子供たちだった」なんてこともありそうな予感……? ロックスの顔や見た目ははっきりとは分かっていないため、実は女性だったという可能性も。そうなると、母がロックスで父がガーリング聖という可能性も出てきますね。
神の騎士団団長のフィガーランド・シャムロック!今後の活躍に期待
神の騎士団の団長、そしてシャンクスと深い繋がりを持つ重要キャラ・シャムロック。 ワンピース争奪戦にも参加すると思われ、本作終盤での大活躍が予想されています。彼はルフィやシャンクスと激突するのか、その強さはいったいどれほどのものなのか。シャムロックの能力などを予想しながら、最新展開を楽しんでいきましょう!