2021年11月25日更新

【感涙】恋愛を描いたおすすめ洋画ランキングTOP50を紹介!笑って泣いて胸キュンしよう

このページにはプロモーションが含まれています

AD

【1位〜10位】

1位『タイタニック』(1997年)

『タイタニック』
©Paramount Pictures/Allstar Picture Library/Zeta Image

悲劇の大惨事の中で密かに燃え上がる一大ロマンス

ジャンルヒューマンドラマ , 恋愛
キャストレオナルド・ディカプリオ , ケイト・ウィンスレット

貧しい画家の青年ジャックは、運良くポーカーに勝利して豪華客船タイタニック号のチケットを入手。故郷のアメリカに帰れると喜んだ彼はそのタイタニックの船内で、政略結婚をさせられようとしている令嬢ローズと出会い激しい恋に落ちます。

しかし愛し合う2人の前に、あの歴史的大事故が立ちはだかり……。
『ターミネーター』や『アバター』のジェームズ・キャメロンが監督・脚本を手がけ、アカデミー賞では11部門を受賞した名作。1997年に公開されるや世界中で異例の大ヒットを記録した、映画史に残る恋愛映画です。

ここがおすすめ!

実際に起きた「タイタニック号沈没事件」をもとに描かれる、壮大なスケールの純愛物語。レオナルド・ディカプリオとケイト・ウィンスレット主演による世紀の大ロマンスに、涙すること間違いなしです。

2位『美女と野獣』(2017年)

美女と野獣
© Walt Disney Studios Motion Pictures

心優しい野獣と変わり者の娘に訪れる愛の魔法

ジャンルファミリー , ファンタジー , 恋愛
キャストエマ・ワトソン , ダン・スティーヴンス , ルーク・エヴァンス

城の庭からバラを1輪盗もうとしたとして捕らえられた父・モーリスの代わりに、野獣の住む城に囚われの身になったベル。最初は野獣の恐ろしい姿に怯えるものの、一緒に暮らすうちに彼の優しさを知っていきます。そんな彼はある呪いによって、野獣の姿に変えられていたのでした……。

主人公のベル役にエマ・ワトソン、野獣役にダン・スティーブンスを起用。魔法によって家具や調度品になってしまった城の使用人たちの声にも、ユアン・マクレガーやイアン・マッケランなど豪華キャストが集結しています。

ここがおすすめ!

長年愛されているディズニーのアニメーション映画を実写化した作品。愛し愛されることの素晴らしさや、人は外見ではないといったテーマを描いた名作です。

AD

3位『ゴースト/ニューヨークの幻』(1990年)

『ゴースト ニューヨークの幻』
© Paramount Pictures/Photofest/zetaimage

暴漢に殺された男が、ゴーストとなって愛する人を守ろうとする

ジャンルファンタジー , ヒューマンドラマ , 恋愛
キャストパトリック・スウェイジ , デミ・ムーア , ウーピー・ゴールドバーグ

恋人同士のサムとモリーは、幸せな毎日を送っていました。しかしプロポーズの晩、2人は暴漢に襲われサムが命を落とします。死んでしまったサムは幽霊として、この世に残っていました。やがて自分を殺した暴漢がモリーの命を狙っていることを知ったサムは、霊媒師の力を借りて彼女を守ろうとしますが……。

ゴーストとなるサムを『ダーティ・ダンシング』のパトリック・スウェイジが、モリーを『ディスクロージャー』のデミ・ムーアが演じました。また霊媒師の役を「天使にラブ・ソングを…」シリーズのウーピー・ゴールドバーグが演じ、アカデミー助演女優賞を受賞しています。

ここがおすすめ!

ゴースト×人間という異色カップルの愛を描いた、映画史に残る恋愛映画の名作。この作品のヒットにより、「幽霊との恋愛」を描く映画や小説がたくさん誕生したともいわれています。

4位『ローマの休日』(1953年)

ローマの休日
© Paramount Pictures/zetaimage

半世紀を超えて愛され続ける格差ラブ・ロマンス映画

ジャンルコメディ , ヒューマンドラマ , 恋愛
キャストグレゴリー・ペック , オードリー・ヘプバーン

とある国の王女アンは、自由のない生活に日々不満を募らせていました。ローマを訪問中、ほとほと嫌気がさしたアンはついに滞在先のホテルを飛び出し、1人街中へ。そこで出会った新聞記者の青年ジョーとデートを楽しむうちに、2人は惹かれあっていきます。

『ベン・ハー』や『我等の生涯の最良の年』などで知られる、ハリウッドを代表する巨匠ウィリアム・ワイラー監督作。当時新人だったオードリー・ヘプバーンはアカデミー賞最優秀主演女優賞を受賞し、一躍スター女優になりました。

ここがおすすめ!

普通の女の子の1日を楽しむアン王女の笑顔が魅力的。ローマの街の美しい風景と1日だけの恋を満喫する2人の姿が微笑ましく、オードリー・ヘプバーンの愛らしさにも圧倒されます。

AD

5位『シザーハンズ』 (1991年)

シザーハンズ
©T.C.D / VISUAL Press Agency

愛する人を傷つけてしまう、ハサミの手をもつ男の恋

ジャンルファンタジー , ヒューマンドラマ , 恋愛
キャストジョニー・デップ , ウィノナ・ライダー

『チャーリーとチョコレート工場』や『アリス・イン・ワンダーランド』などで知られるファンタジーの名匠ティム・バートンが原案・監督を務めた作品です。

昔々、山の上で孤独に暮らす発明家が1人の人造人間を生み出します。発明家は彼をエドワードと名付けますが、両手はハサミという未完成なエドワードを残したままこの世を去ってしまいました。

そんな彼のもとへ心優しいペグという女性が偶然やってきて、彼を街へつれて帰ることに。エドワードはペグの娘キムに恋をし、キムもまた彼に惹かれ始めるのですが……。

ここがおすすめ!

触るものを傷つけてしまう手とピュアな心を持った人造人間の悲しみが胸を締め付ける、あまりにも切ない傑作ラブストーリーです。主演ジョニー・デップの出世作でもあります。

6位『きみに読む物語』(2004年)

きみに読む物語
© New Line Cinema

身分違いの一途な恋を描く

ジャンルヒューマンドラマ , 恋愛
キャストライアン・ゴズリング , レイチェル・マクアダムス

17歳のアリーは家族とともに夏を過ごす為にやってきたノースカロライナで、地元の青年ノアに出会います。惹かれ合う2人でしたが、それを邪魔するかのようにアリーの両親は猛反対。2人を引き裂いたのは身分の差でした。

夏の終わりとともに2人は離ればなれになり、やがて違う道を歩み、アリーは裕福なロンと恋に落ち結婚式の準備も順調に進みます。一方で、どんなに時間が経ってもアリーを忘れないノア。再会を果たした2人が選ぶのは、どんな結末なのでしょうか。

ここがおすすめ!

ニコラス・スパークス著のベストセラー小説をもとに製作された純愛ラブストーリー。思いっきり泣きたいときにおすすめしたい感動の名作です。

AD

7位『ラ・ラ・ランド』(2017年)

ラ・ラ・ランド
© Summit Entertainment"

それぞれの夢を追う男女の恋

ジャンルヒューマンドラマ , 音楽・ライブ , 恋愛
キャストライアン・ゴズリング , エマ・ストーン , J・K・シモンズ

ジャズ・ミュージシャンとして、自分の店を持つことを目指すセブ。女優としての成功を夢見るミア。夢追い人の街・ロサンゼルスで出会った2人はいつしか恋に落ち、お互いの夢を応援しあうようになります。しかしセブが生活のためにしぶしぶ入ったバンドが成功したことから、2人はすれ違っていき……。

2014年に『セッション』で衝撃的なデビューを果たした、デイミアン・チャゼルの監督2作目。胸が踊るような音楽を散りばめたミュージカルであるにも関わらず、ミアとセブの恋の展開はほろ苦い展開へと進んでいきます。

ここがおすすめ!

往年のミュージカル映画を彷彿とさせる色鮮やかな映像、情感豊かな音楽など、完成度の高い作品です。ミアを演じたエマ・ストーンは、本作でアカデミー賞主演女優賞を受賞しました。

8位『プリティ・ウーマン』(1990年)

『プリティ・ウーマン』リチャード・ギア、ジュリア・ロバーツ
© TOUCHSTONE PICTURES/zetaimage

ジュリア・ロバーツ主演でおくるシンデレラ・ラブストーリー

ジャンルコメディ , 恋愛
キャストリチャード・ギア , ジュリア・ロバーツ

ハリウッドで偶然出会った、実業家のエドワードと売春婦のビビアン。彼女を気に入ったエドワードは、ロサンゼルスにいるあいだの1週間をともに過ごす契約をしました。最初は大金が手に入ることを単純に喜んでいたビビアンですが、エドワードと過ごすうちに次第に変わっていき……。

テーブル・マナーを身に付け、上品なドレスでオペラ鑑賞をするビビアン。エドワードに合わせて、ビビアンがどんどん洗練された素敵なレディになっていく様子がチャーミングな世界的大ヒット作です。

ここがおすすめ!

ヒロインのビビアンを演じたジュリア・ロバーツはこの映画で、一躍世界的人気女優となりました。ダンディなエドにはリチャード・ギアが扮しています。

AD

9位『風と共に去りぬ』(1939年)

『風と共に去りぬ』クラーク・ゲーブル、ヴィヴィアン・リー
© MGM/zetaimage

南北戦争時代をたくましく生き抜くスカーレットの波乱の生涯

ジャンルヒューマンドラマ , 恋愛 , 戦争
キャストヴィヴィアン・リー , クラーク・ゲイブル

夫チャールズが南北戦争で戦死してしまい、若くして未亡人となったスカーレット・オハラ。彼女のもとに近づいてきたのは、かつて夫の姉メラニーの婚約発表会で出会ったレット・バドラーという男でした。

スカーレットは周囲からの評判も悪く不敵な笑みを浮かべるレットに嫌悪感を抱きながらも、妙に惹かれてしまったことを思い出します。

スカーレットがチャールズと結婚したのは、メラニーの婚約者であったアシュレーに振られたためでした。そんなスカーレットの胸の内を見透かしたように、レットは未亡人となったスカーレットに大胆なアプローチを始めるのです。

アカデミー賞で作品賞・監督賞をはじめとした9部門を受賞した世界的ヒット作。人生のベスト映画に選ぶ人も多い傑作です。

ここがおすすめ!

原作はマーガレット・ミッチェルの長編小説。『欲望という名の電車』のヴィヴィアン・リーがヒロインを演じました。壮大なスケールで描いたラブストーリーでありながら、1人の強い女の半生でもあります。

10位『ノッティングヒルの恋人』(1999年)

『ノッティングヒルの恋人』
© POLYGRAM FILMED ENTERTAINMENT/zetaimage

大女優が手にした恋愛のかたちとは

ジャンルコメディ , ヒューマンドラマ , 恋愛
キャストジュリア・ロバーツ , ヒュー・グラント

ロンドン西部にあるごく普通の町ノッティングヒル。バツイチのウィリアムが営んでいる書店に、ハリウッドの大女優アナが現れます。ウィリアムが町へ出ると、そこでまたアナにばったり遭遇。彼はひょんなことからオレンジジュースでアナの服を汚してしまいます。

自分のアパートで彼女の服を乾かそうと必死のウィリアム。そんな、どこか純粋な彼にいつしか惹かれていくアナでしたが、大女優と小さな街角の書店の店主は住む世界が違っていました。アナの恋の行方は一体どうなるのでしょうか……?

『ラブ・アクチュアリー』のリチャード・カーティスが脚本・製作総指揮を手がけた名作恋愛映画です。

ここがおすすめ!

ヒュー・グラント演じる冴えないウィリアムの実直さが素敵。大女優でありながら、奔放な性格のアナを演じるジュリア・ロバーツの魅力も満載です。

AD

【11位〜30位】

11位『50回目のファースト・キス』(2005年)

『50回目のファーストキス』(2004年)
©︎Columbia Pictures/Photofest/Zeta Image

記憶障害を持つ女性との、毎日のファースト・キス

ジャンルコメディ , 恋愛
キャストアダム・サンドラー , ドリュー・バリモア

プレイボーイのヘンリーは、カフェで出会ったルーシーと意気投合。しかし翌日、彼女は自分のことを忘れていました。ルーシーは交通事故の後遺症で、一晩で記憶がリセットされる「短期記憶喪失障害」を患っていたのです。ルーシーの家族は、彼女が自分の記憶障害に気付かないように務めていました。

ヘンリーは毎日初対面として彼女に接し、2人は毎日恋に落ち、毎日ルーシーにとってのファーストキスをします。しかしルーシーはひょんなことから、自分の記憶を疑い始め……。

全米初登場第1位の大ヒットを記録したロマンチック・コメディです。2018年には山田孝之&長澤まさみ主演により日本でリメイクされています。

ここがおすすめ!

ハワイを舞台にした、切なくて可愛い純愛映画。プレイボーイから一途な男に変わる主人公ヘンリーを、『パンチドランク・ラブ』のアダム・サンドラーが好演しています!

12位『魔法にかけられて』(2007年)

魔法にかけられて
© Walt Disney Pictures/zetaimage

実写とアニメが交差する、ディズニーでは異色の恋愛映画

ジャンルファミリー , ファンタジー , 恋愛
キャストエイミー・アダムス , パトリック・デンプシー

アニメの世界で暮らしていた魔法の王国のプリンセス・ジゼル。白馬に乗った王子様と幸せな結婚式を迎えるはずだった日に、魔女に騙され現実世界のニューヨークへと追放されてしまいます。

着るものも言葉も人も町並みも、なにもかもが違う世界で必死に生き抜くなかで、ジゼルはプリンセスとして決まった道を歩むだけの生き方とは違った人生の楽しみ方を見いだしていきます。

そんな主人公を演じるのは、のちに『ビッグ・アイズ』などに出演することになるエイミー・アダムス。2Dアニメーションと実写を織り交ぜた、ディズニーのミュージカル映画です。

ここがおすすめ!

ディズニーのアニメーションの中で暮らしていたプリンセスが、突如現代のニューヨークに迷いこんだことで起きる大騒動をコミカルに描いています。実写で再現されるディズニーの名場面にも注目!

AD

13位『あと1センチの恋』(2014年)

もしも「好き」って言えてたら?もどかしくて可愛い2人の恋

ジャンルコメディ , 恋愛
キャストリリー・コリンズ , サム・クラフリン

ロージーとアレックスは6歳からの幼馴染で、友達以上に大切な恋人未満の関係です。2人の夢は、アメリカの大学に一緒に進学すること。

しかし他の男の子と一夜をともにしたロージーが妊娠してしまいます。アレックスはアメリカへの進学が決まりますが、ロージーはアレックスに妊娠を打ち明けられないままイギリスに残ることになり……。

ヒロインのロージーを映画『シャドウハンター』のリリー・コリンズが、アレックスを『スノーホワイト/氷の王国』のサム・クラフリンが演じています。

ここがおすすめ!

タイトルの通り、あと1センチ届かないもどかしい恋を、切なくも可愛らしく描いた名作。たくましく生きるロージーや、彼女を支える周りの人々の姿が元気をくれます。

14位『ロミオ + ジュリエット』(1996年)

『ロミオ+ジュリエット』(ロミオ&ジュリエット)クレア・デインズ、レオナルド・ディカプリオ
© 20TH CENTURY FOX/zetaimage

シェイクスピア原作の純愛物語をレオとクレアが現代に再現

ジャンルヒューマンドラマ , 恋愛
キャストレオナルド・ディカプリオ , クレア・デインズ

純愛物語の古典と言えば、やはり『ロミオとジュリエット』。シェイクスピア原作のこの作品は、長年の確執を抱える両家に引き裂かれた若い男女の悲恋をドラマティックに描いた古典です。

映画『ロミオ+ジュリエット』は、シェイクスピアの美しいセリフはそのままに、設定を現代に置き換えマフィアの家に生まれた2人の悲恋を描いています。

抗争の絶えないマフィアのモンタギュー家とキャピュレット家。モンタギュー家の1人息子ロミオとキャピュレット家の1人娘ジュリエットは、あるパーティーで出会い……。

ここがおすすめ!

主役2人の若さゆえの無謀さと、愛を信じて突き進む純粋さが美しくも悲しい作品。レオナルド・ディカプリオとクレア・デーンズのみずみずしく繊細な演技が、ストーリーの切なさをさらに引き立たせています。

AD

15位『アメリ』(2001年)

『アメリ』オドレイ・トトゥ
© Miramax Films/zetaimage

他人を幸せにすることが好きなアメリは、自分が幸せになる方法は知らなかった

ジャンルコメディ , 恋愛
キャストオドレイ・トトゥ , マチュー・カソヴィッツ

父親の勘違いから学校にも行けず、母親も亡くし、孤独に暮らしていた主人公アメリ。彼女は空想に浸り、いつしか想像力の豊かな、それでいて対人関係を築くのが苦手な少女に育っていました。

22歳になり、カフェで働きながらアパートで1人暮らしを始めたアメリはある日、気になる男性ニノに出会います。今まで恋愛はもってのほか、人とのコミュニケーションの仕方も知らないアメリでしたが、どうにかしてニノに近づこうと奮闘することに……。

『デリカテッセン』のジャン=ピエール・ジュネ監督が、可愛い映像の中に彼らしいブラック・ユーモアを織り交ぜて描いた作品。フランスで大ヒットを記録し、日本でも話題になりました。

ここがおすすめ!

フランス映画の代表作といえばこれ。独特な世界観の中で繰り広げられるアメリの頑張りが愛おしく、ついのめり込んで応援してしまう作品です。

16位『ラスト・クリスマス』(2019年)

『ラスト・クリスマス』
© Universal Pictures

聖夜に起きた奇跡、いつも側にいてくれる彼の正体は?

ジャンルコメディ , ヒューマンドラマ , 恋愛
キャストエミリア・クラーク , ヘンリー・ゴールディング

イギリスの音楽グループ「ワム!」の同名曲をもとに作られた映画です。日本でもクリスマスの定番曲として親しまれている名曲ですが、歌詞の内容はどんなものか知っていますか?

ロンドンのクリスマスショップで働くケイトは、街や店が煌びやかに飾り付けられているのとは対照的に、気分が落ち込む日々を過ごしていました。不運続きで生活も荒れているケイトの前に、トムという青年が現れます。

不思議な魅力を持つトムはケイトの抱える問題を見抜き、ケイトのことならなんでも分かってしまうのです。そんな彼には、ある秘密があり……。

ここがおすすめ!

名曲「ラスト・クリスマス」の歌詞を、斬新な解釈で1つのストーリーにした本作。ケイトとトムが秘めている真実に注目です。

AD

17位『メリーに首ったけ』(1999年)

『メリーに首ったけ』キャメロン・ディアス、ベン・スティラー
© 20th Century Fox/Photofest/Zeta Image

キャメロン・ディアス演じるメリーにみんなが首ったけ!

ジャンルコメディ , 恋愛
キャストキャメロン・ディアス , マット・ディロン , ベン・スティラー

学園の人気者メリーとデートする幸運をつかんだ内気な高校生テッド。しかし、恥ずかしい失敗をしてデートは中止になってしまいます。

それから13年が経ってもメリーへの未練タラタラなテッドは、探偵パットを雇ってマイアミに住んでいるはずのメリーを調査してもらうことに。ところがパットもメリーに首ったけになってしまい、メリー争奪戦が巻き起こります!

馬鹿馬鹿しくも愛おしいコメディ映画を得意とするファレリー兄弟監督作品です。

ここがおすすめ!

キャメロン・ディアスの代表作となったラブコメ。主人公メリーは可愛いですが、映画の中身はお下品なドタバタコメディです。笑って元気を出したいときにおすすめ!

18位『ティファニーで朝食を』(1961年)

『ティファニーで朝食を』オードリー・ヘプバーン、ジョージ・ペパード
©PARAMOUNT PICTURES/zetaimage

ニューヨークの街並みをバックに。おしゃれでエレガントなラブストーリー

ジャンルコメディ , 恋愛
キャストオードリー・ヘプバーン , ジョージ・ペパード

ニューヨーク。朝の宝石店ティファニーの前でデニッシュを食べる娼婦のホリーは、華やかな世界に憧れていました。同じアパートに引っ越してきた作家ポールは、無邪気なホリーに惹かれていきます。

しかしアパートの前で怪しい男を見かけたポールは、彼がホリーの夫であり、彼女が不幸な生い立ちから14歳で結婚していたことを知り……。

トルーマン・カポーティの小説を、ホリーとポールの恋愛を中心として映画化した作品です。監督は映画「ピンク・パンサー」シリーズのブレイク・エドワーズ。

ここがおすすめ!

『ローマの休日』で知られるオードリー・ヘプバーンの、気品あふれる美しさに目を奪われる作品。彼女が劇中で歌う「ムーン・リバー」は大ヒットし、アカデミー賞で主題歌賞と作曲賞を受賞しています。

AD

19位『ラブソングができるまで』(2007年)

『ラブソングができるまで』
©︎ WARNER BROS/zetaimage

共同作業から生まれる恋

ジャンルコメディ , 音楽・ライブ , 恋愛
キャストヒュー・グラント , ドリュー・バリモア

80年代に一世を風靡したバンドの元ボーカル・アレックス。落ち目の彼の元へ、人気歌手から新曲提供の依頼がきます。このチャンスをモノにしたいアレックスですが、曲作りは難航。そんな中、偶然出会ったソフィーに作詞の才能を感じ、彼女に一緒に曲を作ることを提案して……。

『ノッティングヒルの恋人』などに出演し「ロマンティック・コメディの帝王」と呼ばれたヒュー・グラントが、『50回目のファースト・キス』のドリュー・バリモアと共演したラブコメ映画です。

ここがおすすめ!

仲良くなったかと思えば、決別してしまう2人。山あり谷ありな男女の関係を、共同作業から生まれた曲が繋いでくれます。キュートな王道ラブコメです。

20位『(500)日のサマー』(2009年)

(500)日のサマー
© Fox Searchlight/Photofest/zetaimage

平凡な男トムと予想外を愛する女サマー。2人は気楽な関係のはずが……。

ジャンルコメディ , ヒューマンドラマ , 恋愛
キャストジョセフ・ゴードン=レヴィット , ズーイー・デシャネル

恋愛をする上で「運命」を信じているピュアな青年トムは、ある日サマーという女の子に出会います。パーティーで意気投合した2人でしたが、サマーは恋愛において「運命」など信じないという、トムとは正反対な意見の持ち主。それでもトムは、サマーに惹かれていきます。

恋愛に対してまったく正反対な男女が繰り広げる恋愛は、まさにリアルそのものです。監督は「アメイジング・スパイダーマン」シリーズのマーク・ウェブ。脚本はスコット・ノイスタッター&マイケル・H・ウェバーのコンビで、スコットの実話にもとづいた物語です。

ここがおすすめ!

ハッピーなときはキラキラとなんでも輝いて見えますが、一方でどん底に落ちることも……。そんな、恋愛をしたことのある人なら誰もが感じたことのある苦悩をうまく描いており、サマーの可愛さに翻弄されてしまうこと間違いなしの作品です。

AD

21位『バッファロー’66』(1998年)

『バッファロー’66』ヴィンセント・ギャロ、クリスティーナ・リッチ
© MUSE/zetaimege

逃げ続け、迷い続けた男にできた帰る場所とは?

ジャンルコメディ , ヒューマンドラマ , 恋愛
キャストヴィンセント・ギャロ , クリスティナ・リッチ

喘息持ちで癇癪持ち、しかも前科まで持っているどうしようもない男ビリーは、刑期を終えて晴れて自由の身になりました。

しかし実家の両親には適当な嘘をつき、そのうえ婚約者がいるとまで豪語してしまう始末。実家に帰ることになったビリーは何とかして両親をごまかす方法を考えねばなりません。

帰路の途中、たまたま立ち寄った建物の中で見つけたレイラを脅し、婚約者のふりをさせることに成功。これまでの寂しく辛い経験から頑なに凝り固まっていたビリーの心は、レイラの優しさとあたたかさで少しずつ溶かされていきます。

監督・脚本・音楽・主演を務めたヴィンセント・ギャロを一躍スターの座に押し上げた話題作です。

ここがおすすめ!

ヴィンセント・ギャロとクリスティーナ・リッチの個性のぶつかり合いが見どころ。今もカルト的人気を誇る、オフビートなラブストーリーです。

22位『ラブ・アクチュアリー』(2004年)

ラブ・アクチュアリー
©T.C.D / VISUAL Press Agency

クリスマスに訪れるさまざまな愛を描く群像劇

ジャンルコメディ , ヒューマンドラマ , 恋愛
キャストヒュー・グラント , リーアム・ニーソン , エマ・トンプソン

英国の新首相デヴィッドは、秘書のナタリーに一目ぼれ。弟に恋人を取られた作家ジェイミーは、言葉が通じないポルトガル人のメイドに片思いをしています。

妻を失ったダニエルは義理の息子から片思いの悩みを打ち明けられ、一方、家庭を持つハリーは、部下と不倫を。そんなハリーの会社に勤めるサラは、ある同僚に片思い中。そして今年もクリスマスが近付いてきて……。

総勢19人9組の恋愛模様を描いたこの作品は、プリンセスストーリーから恋に臆病なOLの恋愛や三角関係まで、ありとあらゆる恋愛や人々の間で芽生える愛を描いていきます。『ブリジット・ジョーンズの日記』の脚本を手がけたリチャード・カティスの初監督作品です。

ここがおすすめ!

ラブコメ映画の王道といえばこの作品。この世に存在する、さまざまな愛のかたちに共感する人も多いのではないでしょうか。

23位『アバウト・タイム〜愛おしい時間について〜』(2014年)

『アバウト・タイム〜愛おしい時間について〜』
©UNIVERSAL PICTURES/zetaimage

タイムトラベルが教えてくれる、愛で溢れる時間のこと

ジャンルファンタジー , ヒューマンドラマ , 恋愛
キャストドーナル・グリーソン , レイチェル・マクアダムス

『ラブ・アクチュアリー』のリチャード・カーティス監督・脚本によるイギリス映画です。主人公の青年を、「ハリー・ポッター」シリーズのビル・ウィーズリー役などで知られるドーナル・グリーソンが演じました。

イギリスのコーンウォールで家族と暮らす青年ティムは、ある日一族の遺伝によってタイムトラベル能力があることを知らされます。恋人を作るために能力を使うティムでしたが、やがて重要なことに気がつき……。

思わぬ能力に悪戦苦闘する前半は、痛快な青春コメディ。後半になるにつれ、家族や恋人との関係のなかに喜びを見いだす感動のヒューマンドラマになっていきます。

ここがおすすめ!

タイムトラベルが気付かせてくれるのは、やり直す事はできないけど平凡な1日1日こそが、愛おしくかけがえのない時間であるということ。何度も観たくなる、心温まる作品です。

24位『小さな恋のメロディ』(1971年)

『小さな恋のメロディ』
©Levitt-Pickman/Photofest/zetaimage

11歳の初恋を描く、ピュアすぎるラブストーリー

ジャンルコメディ , ヒューマンドラマ , 恋愛
キャストマーク・レスター , トレイシー・ハイド

気が弱く引っ込み思案な11歳の少年ダニエルは、同じ学校に通う少女メロディに心を奪われます。やがて惹かれ合い心を許し合った2人は、結婚の約束までするのでした。しかし彼らが学校をサボってデートに行ったことで、大人たちに付き合いを猛反対され始め……。

『ミッドナイト・エクスプレス』の監督アラン・パーカーが脚本を務めた、イギリスの青春ラブストーリーです。少年少女の初々しい初恋を描き、公開当時日本を中心に大ヒットしました。ビージーズによるテーマ曲「メロディ・フェア」も日本で大ヒットとなり、長く愛されています。

ここがおすすめ!

あまりにもピュアであるが故に恐れを知らない子どもたちの恋を、子ども目線で描いた作品。そんな恋なんて忘れてしまった大人の心にもスッと溶け込む、ノスタルジックで可愛らしい映画です。

25位『君の名前で僕を呼んで』(2017年)

君の名前で僕を呼んで
©Sony Pictures Classics/ Zeta Image

儚くも美しい、忘れられない初恋

ジャンルヒューマンドラマ , 恋愛
キャストティモシー・シャラメ , アーミー・ハマー

1983年、夏の南イタリア。避暑地ですごす17歳のエリオは、大学教授の父の助手として住み込みで働くことになった24歳のオリバーと出会います。

はじめは自信満々のオリバーに反発を感じていたエリオでしたが、少しずつ惹かれ合うようになった2人は、いつしか激しい恋に落ちます。しかし夏の終わりが近づき、エリオとオリバーの別れも近づいてくるのでした……。

同性愛を描いた本作はアカデミー賞で4部門にノミネートされ、脚本賞を受賞。エリオを演じたティモシー・シャラメは、本作で一気にブレイクし、注目の若手俳優の1人となりました。

ここがおすすめ!

忘れられない初恋をみずみずしく描いた作品。その映像美と繊細な物語は、誰もが胸の内にひっそりと持ちつづけている恋の思い出を蘇らせてくれるはずです。

26位『ブリジット・ジョーンズの日記』(2001年)

『ブリジット・ジョーンズの日記』
©Miramax Films/Photofest/zetaimage

32歳のブリジットが理想の人生を手に入れるために奮闘!

ジャンルコメディ , ヒューマンドラマ , 恋愛
キャストレネー・ゼルウィガー , コリン・ファース , ヒュー・グラント

独身でヘビースモーカー、お酒も大好きで、ナイスバディとは言えない32歳のブリジット。そんな怠惰な自分を変えるため、日記をつけることを決意します。そんな矢先、憧れの上司ダニエルからメールが届いて……。

イギリス人作家ジェーン・オースティンの『高慢と偏見』からインスピレーションを受けて執筆された、ヘレン・フィールディングの小説を原作としているラブコメです。

ここがおすすめ!

アメリカ人のレネー・ゼルウィガーが本作のために激太りし、イギリス英語を話して主人公を演じました。等身大の独身女性を描き、今なお多くの女性たちの共感を呼んでいます。

27位『奥さまは魔女』(2005年)

『奥さまは魔女』(2005年)
©︎Columbia Pictures/Photofest/Zeta Image

魔女役の女優は本当に魔女!人気テレビドラマをもとにしたコメディ映画

ジャンルコメディ , ファンタジー , 恋愛
キャストニコール・キッドマン , ウィル・フェレル

かつて一世を風靡した人気俳優のジャックですが、現在はすっかり落ち目になってしまっていました。そんな折、リメイクドラマ『奥さまは魔女』への出演の話が舞い込みます。

これでなんとか人気と話題を取り戻したいと張り切るジャック。肝心の“奥さま”サマンサを演じる主演女優ですが、ジャックは自分のほうが目立ちたい一心で、サマンサ役に素人のイザベルを抜擢するという無謀な行動に出ました。しかしイザベルは、本当に魔女だったのです!

ここがおすすめ!

イザベルに扮したのはニコール・キッドマン。一世を風靡した人気テレビシリーズのリメイクで主演を務める俳優が、主人公という一風変わった設定で話題になりました。

28位『恋人たちの予感』(1989年)

『恋人たちの予感』
©Columbia Pictures/Photofest/zetaimage

友情が愛に変わるまでの長い年月を描くラブコメの傑作

ジャンルコメディ , ヒューマンドラマ , 恋愛
キャストビリー・クリスタル , メグ・ライアン

サリーは友人の彼氏であるハリーと最初に会った時、最悪の第一印象を持っていました。それから2人は何度か偶然の再会を果たすも、印象は変わらず。

数年後、お互いパートナーと別れ、傷心でいたときにまたしても再会。サリーはこの時初めて心を開き、2人は友情を育んでいきます。互いに本音を言い合える良い関係は続きますが、サリーの元カレが結婚することを知ったとき、2人のあいだの空気は再び急速に変わり始めます。

監督は『スタンド・バイ・ミー』のロブ・ライナー。ノーラ・エフロンが手がけた脚本は、アカデミー賞脚本賞にノミネートされました。

ここがおすすめ!

メグ・ライアンとビリー・クリスタルの名演技が見どころの、笑って切なくなるラブコメ。主人公2人が食事をするニューヨークの「カッツ・デリカテッセン」は観光名所になりました。

29位『カサブランカ』(1942年)

『カサブランカ』ハンフリー・ボガート、イングリット・バーグマン
©︎ WARNER BROS./zetaimage

ハンフリー・ボガートとイングリット・バーグマンによる不朽の名作

ジャンルヒューマンドラマ , 恋愛
キャストハンフリー・ボガート , イングリッド・バーグマン

第二次世界大戦中のカサブランカでバーを経営しているリックのもとに、かつて愛し合った女性イルザが来店します。彼女の横には夫のラズロ。リックと出会ったころにはすでにラズロと結婚していたイルザですが、夫は戦争で亡くなってしまったと聞かされていました。

リックとの愛に生きながらも、夫が無事だということが分かると別れを選ぶことしかできなかったイルザ。戦争と時代の前に2人の愛は引き裂かれてしまったのです。奇跡の再会が叶ったジャックとイルザが選ぶ道は?

40年代の仏領モロッコの都市カサブランカを舞台に、愛し合った2人の思いがけない再会を描いた名作恋愛映画です。

ここがおすすめ!

数々の名セリフと名シーンを生んだ不朽の名作です。アカデミー賞では作品賞・監督賞・脚色賞の3部門を受賞しました。

30位『雨に唄えば』(1953年)

『雨に唄えば』ジーン・ケリー
©︎ MGM/zetaimage

ハリウッドを舞台とした、これぞミュージカル映画の傑作!

ジャンルコメディ , 音楽・ライブ , 恋愛
キャストジーン・ケリー , ドナルド・オコナー , デビー・レイノルズ

多数の映画で共演し、関係が噂されている俳優のドンと大女優リナ。しかし実際は、リナが一方的にドンを好きなだけでした。むしろドンはわがままなリナに呆れ気味。

そんな中、ハリウッドにトーキー映画の波がやってきます。ドン&リナの新作サイレント映画もトーキーに変更することに。しかし声質の悪いリナの声を使うわけにはいかないと考えたドンは、知り合ったキャシーにリナの声の吹き替えを依頼して……。

ジーン・ケリーが監督&主演を務めた、ミュージカル映画の傑作です。

ここがおすすめ!

主人公ドンが雨の中、主題歌『雨に唄えば』を歌いながらタップダンスを踊る場面は、映画史に残る名シーン!楽しくて笑顔になって、元気がもらえる作品です。コミカルに描かれるハリウッドの裏側も見どころ。

【31位〜50位】

31位『初恋のきた道』(1999年)

文字を知らない少女が料理で伝える想い

ジャンルヒューマンドラマ , 恋愛
キャストチャン・ツィイー , チョン・ハオ

中国を舞台に繰り広げられる純愛ラブストーリーです。ビジネスマンとして都会で働くユーシェンは、父の訃報を聞きつけ帰郷しました。ユーシェンの父は、小さな農村でたった1人の教師。

母は村のしきたり通りの伝統的な葬式をあげたいと言い張りますが、人手も足りず困り果ててしまいます。どうしてそんなにも母がこだわるのか考えているうちに、父と母の恋愛が思い浮かんできたのでした。

母のチャオディが18歳の時、村に初めての小学校が建ちました。そこへ町から来た教師が、20歳の青年チャンユーでした。チャオディは手作りの料理に想いを込めますが、やがて2人は離れ離れに……。

ここがおすすめ!

小さな村で出会った、恋の仕方も知らない2人が、健気に探り合いながら近づこうとするピュアな恋愛に心打たれる作品です。

32位『勝手にしやがれ』(1959年)

『勝手にしやがれ』
©Impéria/Photofest/zetaimage

フランス・ヌーヴェルヴァーグの永遠の傑作

ジャンルヒューマンドラマ
キャストジーン・セバーグ , ジャン=ポール・ベルモンド

ハリウッド俳優のハンフリー・ボガートのようなダンディな男に憧れているミシェルですが、現実は自転車泥棒を繰り返すような無軌道な毎日を送っています。

ある日、いつものように自転車を盗もうとしたミシェルは、警官を射殺してしまいました。パリへ逃亡しますが、当然警察に追われる身。そんなミシェルにはパトリシアという大切な存在が。恋人のパトリシアは、最初はともに逃げようとしますが、ミシェルが置かれている状況を知り、心を変えることになります。

独創的なカメラワークや編集技法を生み出し、映画界に衝撃を与えた作品です。数々の名作映画にも影響を与えた、映画ファンは必見のマスターピース!

ここがおすすめ!

ジャン・リュック・ゴダール監督による長編デビュー作にして代表作。ジャン・ポール・ベルモンドとジーン・セバーグのみずみずしい魅力にあふれた映画史に残る傑作です。

33位『天使のくれた時間』(2000年)

『天使のくれた時間』(2000年)
©︎Universal/Photofest/Zeta Image

もしもあの時、違う選択肢をしていたら……?

ジャンルファンタジー , ヒューマンドラマ , 恋愛
キャストニコラス・ケイジ , ティア・レオーニ , ドン・チードル

13年前、ジャックは一流銀行の研修に参加するために、恋人のケイトをアメリカに残してロンドンへと旅立ちました。そして現在のジャックは、仕事で成功を収めたものの、クリスマスにも関わらず仕事に没頭する、そんな人生を送っています。

ふと立ち寄ったスーパーで不思議な黒人青年キャッシュに出会った彼は、翌朝目覚めると、なんとケイトと我が子2人に囲まれた“違う人生を歩んだジャック”になっていました……!

『ラッシュアワー』のブレット・ラトナー監督が、名作クリスマス映画『素晴らしき哉、人生!』をモチーフに製作した作品です。

ここがおすすめ!

ニコラス・ケイジ主演により、「あの時、違う選択をした場合の人生」を経験する男を描く大人のファンタジー。グッとくるセリフと名演技の詰まった、心温まるクリスマス映画です。

34位『マイ・ブルーベリー・ナイツ』(2008年)

『マイ・ブルーベリー・ナイツ』(2008年)
©︎The Weinstein Company/Photofest/Zeta Image

美しくて甘酸っぱい、遠回りの恋

ジャンルヒューマンドラマ , 恋愛
キャストジュード・ロウ , ノラ・ジョーンズ

ニューヨーク。恋人の心変わりで失恋したエリザベスを慰めてくれるのは、とあるカフェのオーナー、ジェレミーでした。毎晩ブルーベリー・パイを残して待っていてくれるジェレミーの優しさに、傷付いた心が癒されていくエリザベス。

しかし元恋人が新しい相手と一緒にいるところを目撃してしまい、旅に出てしまいます。さまざまな出会いを通して「愛とは何か」考えたエリザベスは、ジェレミーの元へ戻りたくなってきて……。

歌手のノラ・ジョーンズ主演による恋愛映画。木村拓哉出演の映画『2046』を手がけたことで日本でも有名な、香港の映画監督ウォン・カーウァイ初の英語作品です。

ここがおすすめ!

お洒落な映像と音楽、ロマンチックなセリフが魅力の、甘酸っぱい恋愛映画です。主演のノラ・ジョーンズもさることながら、ナタリー・ポートマンの可愛さにも射抜かれます。

35位『キャロル』(2015年)

キャロル、ケイト・ブランシェット、ルーニー・マーラ
©The Weinstein Company/Photofest/zetaimage

1950年代のニューヨークを舞台に、2人の女性の禁断の愛を描く

ジャンルヒューマンドラマ , 恋愛
キャストケイト・ブランシェット , ルーニー・マーラ

時は1952年のニューヨーク。デパートでアルバイトをするテレーズは、娘のプレゼントを探すキャロルに出会います。この上なく美しいキャロルに憧れるテレーズ。

しかし彼女が美しさの裏に、夫との結婚生活や娘の親権について苦しみを抱えている事を知り、テレーズの感情は思わぬ方向へ揺らいでいき……。

キャロルを『ブルージャスミン』のケイト・ブランシェット、テレーズを『ドラゴン・タトゥーの女』のルーニー・マーラが演じ、2人は揃ってアカデミー賞主演女優賞、助演女優賞にそれぞれノミネートされています。

ここがおすすめ!

エレガントな大人の女性と、若く可愛らしい女性の、思いもよらなかった恋。そんな美しく切ない女性同士のラブストーリーは高く評価され、今でもカルト的人気を誇っています。

36位『アデル、ブルーは熱い色』(2013年)

『アデル、ブルーは熱い色』アデル・エグザルホプロス、レア・セドゥ
© WILD BUNCH/zetaimage

人が人を愛するとはどういうことかを教えてくれる作品

ジャンルヒューマンドラマ , 恋愛
キャストレア・セドゥ , アデル・エグザルコプロス

どこにでもいるような平凡な女子高生のアデルは、横断歩道ですれ違った青い髪の少女に一瞬で心を奪われ忘れられなくなってしまいます。

ある日、アデルが訪れたバーにその青い髪の少女はいました。青い髪の少女、エマはレズビアンだったのです。同性愛にはなんの関心もなかったアデルですが、エマと出会ってからは、彼女がすべてに。

第66回カンヌ国際映画祭コンペティション部門で上映され、最高賞であるパルム・ドールを獲得したフランス映画。フランスの人気グラフィックノベルを原作としています。

ここがおすすめ!

人が人を愛するということ、そして愛することは生きることなのだ、と気付かされるような映画です。激しく切なく美しい2人の愛に思わず目を奪われてしまいます。

37位『シェイプ・オブ・ウォーター』(2017年)

シェイプ・オブ・ウォーター
©2017 Twentieth Century Fox Film Corporation

アウトサイダーたちへの賛歌

ジャンルファンタジー , ヒューマンドラマ , 恋愛
キャストサリー・ホーキンス , マイケル・シャノン

航空宇宙研究センターで掃除係として働くイライザは、声帯の異常で声が出せない発声障害を持っていました。ある日、彼女の職場に謎の生命体が運び込まれます。ふとしたことから彼と心を通わせはじめたイライザですが、あるとき彼が生体解剖されると聞きます。

同僚のゼルダや隣人のジャイルズと力を合わせて彼を救い出し、かくまうことにしたイライザ。しかし軍人のストリックランドは彼を探し、イライザたちを追い詰めていくのでした。

『パンズ・ラビリンス』や『パシフィック・リム』などで知られるギレルモ・デル・トロ監督による、ファンタジックな世界観をもつ作品です。

ここがおすすめ!

アカデミー賞で4つの賞を受賞した作品。強烈な描写もありますが、アメリカ社会で差別を受ける存在が中心となった寓話的ストーリーが魅力です。

38位『WALL・E/ウォーリー』(2008年)

『ウォーリー』
©Disney/Photofest/zetaimage

ゴミ処理ロボット・ウォーリーの恋

ジャンルファミリー , SF
キャストベン・バート , エリッサ・ナイト , ジェフ・ガーリン

ゴミに汚染された地球には、ウォーリーというロボットだけが残され、700年もの間ゴミ処理を続けていました。ある日突如地球に宇宙船が訪れ、白く美しいロボットのイヴがあらわれます。その日から、ゴミに埋もれた地球でウォーリーとイヴだけの日々が始まりました。

イヴとウォーリーの距離は日に日に縮まり、幸せな時間を過ごしたのも束の間、ある日突然イヴは動かなくなってしまいます。長年仲間のいない日々を過ごしていたウォーリーにとって、イヴの存在はとても大きなものでした。慌てるウォーリーの前にいつかの宇宙船が再びやってきて……。

ここがおすすめ!

ピクサー・アニメーション・スタジオ×ウォルト・ディズニー・ピクチャーズによるCGアニメーション映画。『2001年宇宙の旅』など古いSF映画へのオマージュもたっぷりで、大人も子どもも楽しめる作品です。

39位『トゥルー・ロマンス』(1993年)

『トゥルー・ロマンス』
©Warner Bros./Photofest/zetaimage

タランティーノ脚本、暴力と情熱に満ちた愛の逃避行

ジャンルアクション , ホラー , 恋愛
キャストクリスチャン・スレーター , パトリシア・アークエット

クラレンスとアラバマは出会ったその日から激しい恋に落ち愛し合います。しかしドラマティックな2人の愛は、皮肉な展開を見せ始めるのです。

クラレンスがコールガールであることを知ったアラバマは、動揺のあまり彼女の仕事関係者を殺害、そしてイタリアンマフィアの荷物を誤って盗んでしまいます。その荷物の中には大量のコカインが。当然マフィアに狙われ、結局2人そろって逃避行をすることになってしまうのです。

ここがおすすめ!

クエンティン・タランティーノが脚本を執筆し、主演はクリスチャン・スレーターとパトリシア・アークエット。脇役陣にも錚々たる顔ぶれを揃えた大ヒット作です。激しくて情熱的で、ちょっぴりおかしい純愛ストーリーになっています。

40位『俺たちに明日はない』(1967年)

『俺たちに明日はない』
©︎ WARNER BROS./zetaimage

未来なんていらないと思える恋だった!アメリカン・ニュー・シネマの傑作

ジャンルヒューマンドラマ
キャストウォーレン・ベイティ , フェイ・ダナウェイ

何もない田舎町での生活に退屈しきっているウエイトレスのボニーは、刑務所から出所してきたばかりのクライドが強盗をするところを目撃。刺激を求めていたボニーは、たちまち危険な魅力が漂うクライドに惹かれ、共に犯罪にのめりこんでいきます。

行動をともにするうちに、2人の悪事はエスカレート、そしてますますクライドに惹かれていくボニー。銀行強盗を繰り返し、行くあてもなく逃避行を続けながら、未来も明日も捨てた2人の愛は、いったいどこに向かうのでしょうか。

ここがおすすめ!

誰もが1度は耳にしたことがある「ボニーとクライド」の物語です。フェイ・ダナウェイとウォーレン・ベイティの魅力がたっぷりな、洋画史に燦然と輝くアメリカン・ニュー・シネマの傑作。

41位『すてきな片想い』(1985年)

『すてきな片想い』(1985年)
©︎Universal/Photofest/Zeta Image

最悪な16歳の誕生日、片想いが動き出す!?

ジャンルコメディ , 恋愛
キャストモリー・リングウォルド , アンソニー・マイケル・ホール , ポール・デューリー

人気者のジェイクに片想い中のサムことサマンサ。16歳のバースデーを迎えた彼女ですが、家族には誕生日を忘れられ、学校でも悪いことばかりな最悪な1日でした。その夜、学校でダンスパーティーがあるため、おめかしして出掛けるサムですが……。

『ブレックファスト・クラブ』のジョン・ヒューズ監督と、モリー・リングウォルド主演による青春映画です。原題の『Sixteen Candles』の通り、ラストシーンで灯るキャンドルにときめきます。

ここがおすすめ!

ある少女の16歳の誕生日を描いた、80年代青春映画の名作。ユニークなキャラクターや、レトロなファッション満載で、ハッピーな気分になります。片想いのワクワクを思い出させてくれるかも。

42位『世界一キライなあなたに』(2016年)

『世界一キライなあなたに』エミリア・クラーク、サム・クラフリン
© New Line Cinema/Photofest/Zeta Image

世界一大切な人が選んだ選択は……心に問いかける名作

ジャンルヒューマンドラマ , 恋愛
キャストサム・クラフリン , ヴァネッサ・カービー , エミリア・クラーク

イギリスの田舎町。お洒落が好きな26歳のルーことルイーザ・クラークはあるきっかけで、交通事故で車いす生活を余儀なくされ、生きる希望を失った青年ウィル・トレイナーの介護と話し相手になる期間限定の職に就きました。

最初は冷たい態度を取るウィルでしたが、ルーの明るさに溶かされるように徐々に心を開き、2人は惹かれあっていきます。ところが、ルーはウィルのある秘密を知ってしまい……。

その時、あなたならどうするでしょうか。イギリスの作家ジョジョ・モイーズのベストセラー小説を原作とした作品です。

ここがおすすめ!

彼らが選ぶラストに、深く考えさせられます。明るくてお洒落なヒロインをはじめ、魅力的な登場人物たちみんなが愛おしい1本。切なくて涙が溢れるけれど、前向きにさせてくれる作品です。

43位『バレンタインデー』(2010年)

『バレンタインデー』アン・ハサウェイ、トファー・グレイス
© WARNER BROS/zetaimage

バレンタインを舞台に様々な恋愛模様を描くオムニバス作品

ジャンルコメディ , 恋愛
キャストジェシカ・アルバ , キャシー・ベイツ

花屋を営む男リードにプロポーズされたモーリー。飛行機でたまたま隣り合わせて意気投合するホールデンとケイト。

一方で高校生カップルのグレースとアレックスはバレンタインデーに初体験を済ませようと計画し、ジェイソンと一夜を共にしたリズはある秘密を抱えています。そして小学生のエディソンは、初恋の相手である学校の先生に花束を渡そうとしていました。

ロサンゼルスのバレンタインデーを舞台に、10組の男女を描く群像劇。『プリティ・ウーマン』を手がけた、ゲイリー・マーシャルが監督を務めた作品です。

ここがおすすめ!

ハッピーエンドの恋もあれば、切ない結末の恋愛も。ジェシカ・アルバ、ジュリア・ロバーツ、アン・ハサウェイ、キャシー・ベイツ、日本でも人気の歌手テイラー・スウィフトなど豪華なキャストが登場することも魅力の1つです。

44位『ビッグ・シック ぼくたちの大いなる目ざめ』(2017年)

異文化、病気、ジェネレーションギャップ……問題山積みのカップルの実話

ジャンルコメディ , ヒューマンドラマ , 恋愛
キャストクメイル・ナンジアニ , ゾーイ・カザン , レイ・ロマノ

コメディアンを目指して、ウーバーの運転手をしながらコメディクラブのステージに立つ日々を送るパキスタン系移民のクメイル。あるとき彼はステージから見えた女性エミリーに声をかけ、すぐに意気投合します。

2人は徐々に距離を縮めていきますが、そこにはある大きな障害が。実は厳格なイスラム教徒であるクメイルの両親は、彼にパキスタン人女性との見合い結婚以外は認めていないのでした。

ある日クメイルの部屋で大量の見合い写真を見つけたエミリーは、激怒して別れを告げます。しかしその直後、彼女は病気で昏睡状態になってしまい……。

人気テレビシリーズ『シリコンバレー』への出演で知られるクメイル・ナンジアニが製作総指揮から脚本、主演まで担当した作品。彼と妻エミリーの実体験をもとに書かれた脚本は、アカデミー賞で脚本賞にノミネートされました。

ここがおすすめ!

異文化カップルや国際結婚、移民、病気、ジェネレーションギャップなど現実的な問題を盛り込みながら、笑いと感動のバランスが絶妙です。

45位『JUNO/ジュノ』(2007年)

16歳の妊娠から始まる恋?異色のラブ・コメディ

ジャンルコメディ , ヒューマンドラマ , 恋愛
キャストエリオット・ペイジ(エレン・ペイジ) , マイケル・セラ

16歳の女子高生ジュノは、自由で気ままだけれど、自分の意見をはっきりと持った女の子。ある日仲良しの男子生徒ポーリーとなんとなくセックスして、妊娠してしまいます。

仲の良い友達である2人だけど、恋人同士でもなければ、どちらかが片思いしていたわけでもありません。しかしクールでエキセントリックなジュノは、まったく後悔はナシ。赤ちゃんをきちんと育ててくれそうな素敵な夫婦を探し始めます。

ぶっ飛んでいるけど、芯の通った女性であるジュノを支えてくれる家族。そしてお腹の中の命や、その赤ちゃんを育ててくれるという夫妻との関係を通して、ジュノはたくましく美しく成長していきます。

ここがおすすめ!

愛とは、夫婦とは何かを知っていき、そして頼りないだけに見えるポーリーへの愛にも気付いていくジュノ。アカデミー脚本賞を受賞した、元気をくれる名作です。

46位『ラブ・アゲイン』(2011年)

『ラブ・アゲイン』3
(C)2011 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.

イケてる男になれば、愛は取り戻せる?

ジャンルコメディ , ヒューマンドラマ , 恋愛
キャストスティーヴ・カレル , ライアン・ゴズリング , ジュリアン・ムーア

人生を謳歌する中年男キャル・ウィーバーは、ある日突然、妻エミリーから離婚を切り出されます。ショックを受けるキャルでしたが、プレイボーイなジェイコブ・パルマーと偶然知り合い、彼の手ほどきで恋愛テクニックを取得していき……。

『40歳の童貞男』などで知られるコメディ俳優のスティーヴ・カレルが主演。『アリスのままで』のジュリアン・ムーア、『ラ・ラ・ランド』のライアン・ゴズリング&エマ・ストーンなど、豪華キャストが共演しています。

ここがおすすめ!

脚本は、スティーヴ・カレル主演であて書きされたもの。妻から突然に離婚を言い渡されてからはじまる騒動をハートウォーミングに描いた名作です。

47位『きっと、星のせいじゃない。』(2014年)

『きっと、星のせいじゃない』
© Twentieth Century Fox Film Corporation/Photofest/zetaimage

病を患った若い2人が落ちた、時間の限られた恋

ジャンルヒューマンドラマ , 恋愛
キャストシャイリーン・ウッドリー , アンセル・エルゴート

17歳のヘイゼルは、末期のガン患者。常に酸素ボンベが必要なため、学校に通えず友人もいません。ある日嫌々参加したガン患者の集会で、骨肉腫で足を失った18歳のオーガスタスと知り合いました。2人は親しくなり、やがて惹かれていきます。

オーガスタスは、ヘイゼルが大好きな小説『An Imperial Affliction』の作家と連絡を取り、直接会えることになります。大喜びのヘイゼルとオーガスタスはオランダへ向かいますが……。

主演を「ダイバージェント」シリーズのシェイリーン・ウッドリーが務め、その演技が高く評価されました。オーガスタスを演じたのは、『ベイビー・ドライバー』のアンセル・エルゴート。

ここがおすすめ!

ジョン・グリーンのベストセラー小説『さよならを待つふたりのために』を映画化。映画『(500)日のサマー』の脚本コンビが脚本を手がけました。切ないのに心はほっこりして、泣きながら笑ってしまう。そんな素敵な作品です。

48位『ブルーバレンタイン』(2010年)

『ブルーバレンタイン』ライアン・ゴズリング、ミシェル・ウィリアムズ
©︎ OPTIMUM RELEASING/zetaimage

2つの時間軸で1組の男女を描く、切なくもリアルな愛の形

ジャンルヒューマンドラマ , 恋愛
キャストライアン・ゴズリング , ミシェル・ウィリアムズ

結婚7年目の夫婦のディーンとシンディは、大恋愛の末に結婚し、1人の娘を設けた夫婦。現在は日々の生活と子育てに追われて、倦怠期の真っ只中です。

看護師の資格を取得し、毎日キビキビと働く妻シンディと自分を比べてしまう収入が不安定な夫ディーン。結婚生活を続けていくなかで2人の間にさまざまな問題がリアルに立ちはだかります。

『プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ/宿命』のデレク・シアンフランスが監督・脚本を手がけた作品。10年以上かけて脚本を仕上げ、自然な演技を追求しながら撮影された、ドキュメンタリー出身の監督ならではのこだわりの詰まったロマンス映画です。

ここがおすすめ!

夫婦2人を演じるのは、ライアン・ゴズリングとミシェル・ウィリアムズ。出会いから破局までを2つの時間軸で描くという大胆な構成で、世界をあっといわせたラブストーリーの傑作です。エンドロールの美しさにも注目。

49位『エターナル・サンシャイン』(2004年)

エターナル・サンシャイン
© Focus Features

記憶が失われると愛はどうなるのか?

ジャンルヒューマンドラマ , 恋愛 , SF
キャストジム・キャリー , ケイト・ウィンスレット

ジョエルはケンカ中の恋人・クレメンタインに自分のことを知らないような態度をとられ、大きなショックを受けます。しかし後に、彼女が記憶を消し去る手術を受けていたと知ることに。

クレメンタインがほかの男性を恋人と思い込んでいることに耐えられなくなったジョエルは、自分も同じ手術を受けることを決意。しかし彼女と過ごした思い出はかけがえのないもの。ジョエルの潜在意識は必死で抵抗しようとします。

映画『マルコヴィッチの穴』などで知られ、2020年にはNetflix映画『もう終わりにしよう。』が注目を集めたチャーリー・カウフマンが脚本を手がけた作品です。アカデミー賞では脚本賞を受賞しました。

ここがおすすめ!

コメディアンとして知られるジム・キャリーが内気なジョエルを、『タイタニック』のケイト・ウィンスレットが破天荒な性格のクレメンタインを演じています。ジョエルが抱くクレムへの思いが切なく、愛と記憶について考えさせられる作品です。

50位『アニー・ホール』(1977年)

『アニー・ホール』
©︎ FUNITED ARTISTS/zetaimage

マンハッタンを舞台にした大人の愛の物語

ジャンルコメディ , ヒューマンドラマ , 恋愛
キャストウディ・アレン , ダイアン・キートン

ニューヨークでコメディアンをしているアルビーは、40代のバツイチ男。性格も変わり者で癖があるのに、職業柄か女の子には不自由しません。

そんなアルビーのもとにあらわれた天真爛漫かつ知的で、不思議な魅力の女性アニー。アルビーのまわりにいた女の子の誰とも違っているアニーとの出会いによって、アルビーの人生は大きく変化します。

アカデミー賞作品賞をはじめとする多数の賞を受賞した不朽の名作。監督および主演を務めたのは、『マンハッタン』や『ミッドナイト・イン・パリ』のウディ・アレンです。

ここがおすすめ!

ひねくれもので不器用なアルビーが、アニーとの関係を維持しようと奮闘する姿が、コミカルでもあり同時に切なくもあります。アニーを演じたダイアン・キートンの独特のスタイルは社会現象にもなりました。

恋愛を描いた洋画がステキな恋のきっかけになるかも?

ロマンティックコメディから純愛、不倫ものまで、さまざまなタイプの洋画の恋愛映画を紹介しました。あなたのお気に入りの映画は見つかりましたか?また、観たいと思った作品はあったでしょうか? 恋愛映画で感性を高めたら、現実でもステキな恋ができそうな気がしますね。