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2018年日本アカデミー賞、最優秀賞作品は『三度目の殺人』で最多6部門!受賞作品一覧【第41回速報】

2018年3月5日更新

第41回日本アカデミー賞の優秀賞が発表されました!最優秀作品賞の有力候補は最多タイ10部門受賞の『三度目の殺人』と『関ヶ原』でしたが、どのような結果になったのでしょうか!?

2018年の日本アカデミー賞最優秀賞、受賞作品一覧!【速報】

最優秀作品賞は『三度目の殺人』が受賞!最多6部門

福山雅治、役所広司『三度目の殺人』
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2018年1月15日、第41回日本アカデミー賞の優秀賞発表記者会見が行われ、正賞15部門各優秀賞や新人俳優賞などが発表され、3月2日に各部門の最優秀賞が発表されました! 第41回の選考対象は、2016年12月16日~17年12月15日に東京の映画館で有料で初公開され、1日3回以上、2週間以上継続して上映された40分以上の作品。今回は『三度目の殺人』と『関ヶ原』が最多10部門、続いて『花戦さ』と『家族はつらいよ2』が8部門を受賞しました。 本記事では、各部門の優秀賞受賞作品と受賞者一覧、最優秀賞作品をご紹介します。

3月5日には米アカデミー賞も発表!

3月2日に放送される日本アカデミー賞の3日後、3月5日(日本時間)には第90回米アカデミー賞の授賞式も行われます!

【速報】2018年日本アカデミー賞 最優秀賞一覧【第41回】

最優秀作品賞

「三度目の殺人」

最優秀監督賞

是枝裕和「三度目の殺人」

最優秀アニメーション作品賞

「夜は短し歩けよ乙女」

最優秀主演男優賞

菅田将暉「あゝ、荒野 前篇」

最優秀主演女優賞

蒼井優「彼女がその名を知らない鳥たち」

最優秀助演男優賞

役所広司「三度目の殺人」

最優秀助演女優賞

広瀬すず「三度目の殺人」

第41回日本アカデミー賞 優秀作品賞一覧

福山雅治『三度目の殺人』
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■「君の膵臓をたべたい」 ■「三度目の殺人」 ■「関ヶ原」 ■「ナミヤ雑貨店の奇蹟」 ■「花戦さ」

最優秀作品賞受賞!最多6部門を受賞した『三度目の殺人』

最優秀作品賞をはじめ6部門で最優秀賞を獲得したのは、第74回ヴェネチア国際映画祭コンペティション部門に正式出品され、大きな注目を集めた『三度目の殺人』。カンヌを熱狂させた『そして父になる』から4年、是枝裕和監督と主演の福山雅治が再びタッグを組みました。 勝つために真実すら二の次と割り切る弁護士の視点から、供述を二転三転する容疑者の真意を考え、想像し、真実を追っていく法廷心理サスペンス。 弁護士や検事への取材、模擬裁判でのリアルな言動が反映された脚本が評価され、是枝監督は最優秀監督賞と脚本賞をW受賞しました!作品全体では音楽賞や撮影賞、照明賞などを含めた計10部門で優勝賞を受賞し、今回の最多受賞作品となりました。 福山雅治を始め、是枝組初参加の名優・役所広司、2度目の参加となる広瀬すず、脇を固める吉田鋼太郎や橋爪功といった豪華キャストの競演も話題でした。

第41回日本アカデミー賞 優秀監督賞一覧

福山雅治、役所広司『三度目の殺人』
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■黒沢清「散歩する侵略者」 ■是枝裕和「三度目の殺人」 ■篠原哲雄「花戦さ」 ■原田眞人「関ヶ原」 ■廣木隆一「ナミヤ雑貨店の奇蹟」

第41回の優秀監督賞受賞者は、最多タイ10門受賞の2作品から是枝裕和と原田眞人、黒沢清、篠原哲雄、廣木隆一の5名が名を連ねており、最優秀賞は『三度目の殺人』の是枝裕和監督が獲得。『海街diary』で第39回の最優秀監督賞に輝いているため、今回は2度目の受賞となりました!

海外の評価が高く、フランスで爆発的な人気を誇る黒沢清監督が、日本でも大きな賞を受賞するかにも注目が集まりました。

第41回日本アカデミー賞 優秀主演男優賞

菅田将暉、ヤン・イクチュン『あゝ、荒野』
©2017『あゝ、荒野』フィルムパートナーズ

■大泉洋「探偵はBARにいる3」 ■岡田准一「関ヶ原」 ■佐藤健「8年越しの花嫁 奇跡の実話」 ■菅田将暉「あゝ、荒野 前篇」 ■藤原竜也「22年目の告白 私が殺人犯です」

勢いに乗る若手実力派・菅田将暉が、新人賞を獲得した第37回以来、第41回にして最優秀主演男優賞を獲得しました!主演男優優秀賞を初受賞した佐藤健ほか、岡田准一、大泉洋、「バトル・ロワイアルⅡ」以来、3度目の受賞となった藤原竜也と実力者揃いの中。

第38回で最優秀主演男優賞と最優秀助演男優賞をW受賞し、前回も優秀主演男優賞に選ばれた岡田が、最優秀賞に返り咲くのかが期待されましたが、残念ながら最優秀賞は逃してしまいました。

第41回日本アカデミー賞 優秀主演女優賞

彼女がその名を知らない鳥たち」
(C)2017映画「彼女がその名を知らない鳥たち」製作委員会

蒼井優「彼女がその名を知らない鳥たち」 ■新垣結衣「ミックス。」 ■土屋太鳳「8年越しの花嫁 奇跡の実話」 ■長澤まさみ「散歩する侵略者」 ■吉高由里子「ユリゴコロ」

蒼井優はヨコハマ映画祭ほか、複数の国内映画賞で主演女優賞に輝いた今作で、3度目の日本アカデミー賞助演女優賞を獲得、最優秀賞へ輝きました。受賞スピーチでは「新学期、学校が嫌になったら映画界に飛び込んでほしい」という映画愛溢れるアドバイスを送り、話題になりました。

殺人者役に初挑戦した吉高由里子、難病で昏睡状態に陥ったヒロインを見後に演じ切った土屋太鳳の演技、さらに2016年の「逃げ恥」を始め、ドラマで大活躍中の新垣結衣が約10年ぶりに映画賞を受賞しています。新垣と同じくモデル出身の長澤まさみは、3度目の優秀主演女優賞受賞です。

第41回日本アカデミー賞 優秀助演男優

『三度目の殺人』
(C)2017フジテレビジョン アミューズ ギャガ

■西田敏行「ナミヤ雑貨店の奇蹟」 ■西村まさ彦「家族はつらいよ2」 ■松田龍平「探偵はBARにいる3」 ■村上虹郎「武曲 MUKOKU」 ■役所広司「三度目の殺人」 ■役所広司「関ヶ原」

最優秀助演男優賞の有力候補だった役所広司が見事『三度目の殺人』で受賞。受賞作品では謎多き容疑者を、『関ヶ原』で天下取りに燃える徳川家康を熱演し、その役の違いも話題になりました。過去に17回、優秀主演男優賞の受賞経験があった役所ですが最優秀助演男優賞は今回が初めてです。

その他にも、司会を務めた西田敏行や西村まさ彦、松田龍平、村上虹郎らバラエティ豊かな俳優陣が優秀賞を受賞しました。

第41回日本アカデミー賞 優秀助演女優賞

広瀬すず、斉藤由貴『三度目の殺人』
(C)2017フジテレビジョン アミューズ ギャガ

■尾野真千子「ナミヤ雑貨店の奇蹟」 ■北川景子「探偵はBARにいる3」 ■夏川結衣「家族はつらいよ2」 ■広瀬すず「三度目の殺人」 ■薬師丸ひろ子「8年越しの花嫁 奇跡の実話」

第40回は『ちはやふる-上の句-』で優秀主演女優賞、『怒り』で優秀助演女優賞に選ばれ、今回連続受賞の快挙を成し遂げた広瀬すず。見事最優秀助演女優賞を獲得し、スピーチでは驚きが隠せない様子でした。

その他に、妖艶な美女役で存在感を発揮した北川景子、特殊メイクなしで一人の女性の10代~50代を演じ分けた尾野真千子らが優秀賞を受賞。久々に大きな映画賞を受賞した夏川結衣と、難病に倒れたヒロインの母親を熱演した薬師丸ひろ子のベテラン2人にも注目が集まりました。

第41回日本アカデミー賞 新人俳優賞

君の膵臓をたべたい
(C)2017「君の膵臓をたべたい」製作委員会 (C)住野よる/双葉社

■中条あやみ「チア☆ダン 女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話」 ■浜辺美波「君の膵臓をたべたい」 ■北村匠海「君の膵臓をたべたい」 ■竹内涼真「帝一の國」

第40回と第39回は8人、第38回は6人……と、毎回5人以上が選出された新人俳優賞。今回の受賞者は例年より少なく、中条あやみ、浜辺美波、北村匠海、竹内涼真の4人でした。

優秀作品賞受賞作『君の膵臓をたべたい』からは、瑞々しい演技を披露し、底知れない将来性を感じさせた浜辺と北村が選出されました。苦手なダンスに挑み、完璧な優等生を演じた中条と、好青年役がハマっていると絶賛された竹内の今後にも期待ですね。

最多優秀賞を受賞した『関ケ原』

最多タイの10部門を受賞し、『三度目の殺人』と並ぶ最優秀賞候補に挙がっていたのが、岡田准一主演の『関ヶ原』。原田眞人の優秀監督賞ほか、原田と初タッグを組んだ岡田が主演男優賞、役所広司が助演男優賞に輝き、音楽賞、撮影賞などを受賞しました。 舞台は戦国史上最大の合戦、関ヶ原の戦い。悪として語られることの多い西軍の将・石田三成が自らの正義を信じ、愛と義を貫いた生き様が描かれます。 石田三成役に岡田准一、徳川家康を役所広司、伊賀のくノ一・初芽を有村架純が演じました。 原作は司馬遼太郎の不朽の名作にして、「戦国三部作」および「家康三部作」の一つに数えられる同名ベストセラー小説です。1999年公開の『梟の城』以来、18年ぶりの司馬作品の実写映画化として注目され、興行収入20億円を超えるヒットを記録しました。

アニメ映画化も決まっている『君の膵臓をたべたい』

アニメ映画化も決定し、2018年秋に公開を控える『君の膵臓をたべたい』。住野よるのデビュー作で代表作でもある小説が、月川翔監督により映画化されました。 膵臓の病を患い、余命少ない女子高生・山内桜良と、彼女の病気を知る唯一のクラスメイトとなった「僕」の交流が綴られた青春ドラマ。正反対の2人は桜良の"死ぬまでにやりたいこと"を実行する中で、お互いに憧れを抱き、成長していくのですが……。 映画オリジナルの12年後の描写が追加され、教師になった僕が学生時代を回想する過去と現在、2つの時間軸の視点から描かれます。新人の浜辺美波と北村匠海が主演を務め、成長した現在の「僕」を小栗旬、桜良の親友だった恭子を北川景子が演じました。 一見ホラー映画のようなタイトルですが、良い意味で裏切られる!と話題の感動作でした。