2020年12月25日更新

【ナウシカの相棒】テトの生態を徹底解説!原作のラストで描かれた最期が美しい

風の谷のナウシカ
©Studio Ghibli/Walt Disney Pictures

『風の谷のナウシカ』でナウシカの肩に乗っているキツネリスのテト。この記事では小さくて可愛らしいと話題のテトについて、原作漫画で描かれる最期やモデルとなった動物などを徹底解説していきます!

目次

『風の谷のナウシカ』キツネリス・テトについて徹底解説!

宮崎駿監督自身が原作漫画を執筆し、1984年に映画化された『風の谷のナウシカ』。30年以上が経過した現在でも世代を超えて愛される本作は、登場するキャラクターも魅力にあふれています。 ナウシカの肩に乗ってともに旅する小さい動物テトもそのひとつでしょう。この記事ではキツネリスのテトについて徹底解説していきます!

ナウシカとテトはどのようにして出会った?

風の谷のナウシカ
©Studio Ghibli/Walt Disney Pictures

キツネリスのテトは、大王ヤンマに襲われているところをユパにたまたま救出されました。そして救出の際の発砲によって腐海の王蟲を怒らせてしまい、逃げていたところをナウシカに助け出されます。 それ以来テトと彼女は良きパートナーとなり、物語の最終盤まで行動をともにすることになるのです。

ナウシカがテトにかけた言葉「ほら こわくない」

風の谷のナウシカ
©Studio Ghibli/Walt Disney Pictures

ユパからナウシカの手にわたった時、身の危険を感じて威嚇するためだったのか、ナウシカの指を噛んだテト。そんな状況にもかかわらず、表情ひとつ変えずにナウシカが囁いた言葉は「ほら こわくない」でした。 ナウシカの“生物を分け隔てなく平等に愛する姿勢”を象徴した名シーンです。 そんなリアクションが意外だったのかテトは一瞬で彼女に懐き、それ以来ナウシカの肩と胸の中が居場所になりました。

キツネリスってどんな生き物?

キツネリスとは名前の通り、見た目にキツネとリス両方の特徴を持った小動物。とても小さく、懐に入れて持ち運べるほどの大きさです。 耳が縦に長く、太くて大きな尻尾を持ち、黄金色とこげ茶のしま模様の毛並みが特徴。瞳はエメラルドグリーンです。原作漫画では、チコの実を食べる様子が描かれています。 本来は「人間に心を開かない生き物」とされていて、気性は荒く警戒心も強い生き物。ナウシカとテトは特殊な関係のようですね。

キツネリスはラピュタにも登場する

天空の城ラピュタ
© Studio Ghibli/Buena Vista Home Entertainment/zetaimage

実は『風の谷のナウシカ』だけでなく、後年に公開された『天空の城ラピュタ』にもキツネリスは登場するのです。 パズーとシータが古代文明の遺産「浮遊城ラピュタ」に到着したとき、2人の目の前に現れた庭師風のロボット「ラムダ」。その肩の上で数匹のキツネリスが戯れているシーンがあります。

キツネリスは実在する動物・フェネックがモデルになっている?

フェネック

公式では発表されていませんが、キツネリスのモデルとなった動物はフェネックではないかという説があります。 画像を見るとわかるように、耳のあたりなどかなり似ているように思えますね。毛並みが短く、あまりリスっぽさはありません。 フェネックはネコ目イヌ科キツネ属に分類される食肉哺乳類で、主にアルジェリアやエジプトなど北アフリカ地方に生息する動物です。 日本全国の動物園で飼育されているようなので、実際に目にしたことがある人も多いのではないでしょうか。

【ネタバレ】原作でのテトの最期は?映画では描かれなかったエピソード

『風の谷のナウシカ』
© 1984 Studio Ghibli・H

映画ではラストシーンまでナウシカと旅路をともにするテトですが、原作漫画では最終巻(第7巻)終盤で絶命してしまいます。

テトの死因

テトの死因は、ナウシカとともに巨神兵の放つ有毒な光を直接浴び続けてしまい、力尽きるというものでした。テトはもちろん喋れませんが、最期の2人のコミュニケーションには胸が締め付けられます。 原作漫画でのナウシカはひたすら孤独で厳しい旅を続けていますが、テトがそばにいたからこそ前に進むことができたのかもしれません。

テトは『風の谷のナウシカ』に欠かせない存在!

『風の谷のナウシカ』
© 1984 Studio Ghibli・H

この記事では、ナウシカの相棒・テトについて詳しく解説してきました。テトは感情を見せることこそ少ないものの、ナウシカを助けたり必死でついていったりという描写は何度も登場します。 ナウシカとテトは生物の種を超えたかけがえのないパートナーであり、『風の谷のナウシカ』の大きなテーマのひとつである「共生」を象徴する関係なのです。