2019年1月4日更新

【風の谷のナウシカ】テトって名前の小動物が可愛すぎて気になる

©Studio Ghibli/Walt Disney Pictures

『風の谷のナウシカ』のヒロイン・ナウシカの肩に乗っている小さい動物「テト」のことがもっと知りたい!そんなあなたのために「テト」についての情報をまるっと紹介します。漫画で描かれるテトの運命や、モデルになった?動物についても紹介します。

ナウシカの肩に乗っている可愛い動物「テト」のことが知りたい。

風の谷のナウシカ
©Studio Ghibli/Walt Disney Pictures

宮崎駿監督が自身で原作漫画を執筆し、1984年に劇場映画化もされた『風の谷のナウシカ』。30年以上が経過した現在でも世代を超えて愛される名作は、登場するキャラクターも気になる存在でいっぱいです。 ナウシカの肩に乗って共に旅する、あの小さい動物「テト」その一つでしょう。この記事ではテトに関するあらゆる情報をまとめています。

テトとナウシカの出会い

風の谷のナウシカ
©Studio Ghibli/Walt Disney Pictures

テトは、大王ヤンマ(腐海の蟲)に襲われているところを人間と間違えたユパがたまたま救出したキツネリスです。 救出の際の発砲によって腐海の王蟲を怒らせてしまい逃げていたところをナウシカに助け出され、以来テトと彼女は良きパートナーとなり、物語の最終盤まで行動を共にすることに。

「ホラ こわくない」

風の谷のナウシカ
©Studio Ghibli/Walt Disney Pictures

ユパからナウシカに手渡された際、身の危険を感じ威嚇するためだったのか、ナウシカの指を噛んだテト。そんな状況にもかかわらず、表情一つ変えずナウシカが囁いた言葉がこちらです。ナウシカの、生物を分け隔てなく平等に愛する姿勢を象徴した名シーンですね。 そんなリアクションが意外だったのか、テトは一瞬で彼女に懐き、以来、彼女の肩の上と胸の中がテトの居場所になりました。 「ペットと飼い主という関係性で描かれない」というところも、ナウシカの人間性を表すうえで重要なポイントですよね。

キツネリスとは

名前の通り、見た目にはキツネとリスの両方の特徴を持った小動物です。とても小さく、懐に入れて持ち運べるほどの大きさです。 耳が縦に長く、太くて大きな尻尾を持ち、黄金色とこげ茶の縞毛様の毛並みが特徴。瞳はエメラルドグリーンです。雑食性の様子。原作漫画ではチコの実を食べる描写が描かれています。 「本来は人間に心を開かない生き物」とされていて、気性は荒く警戒心も強い生き物です。ナウシカとテトは関係は特殊なんですね。

キツネリスはラピュタにも登場する?

実は『風の谷のナウシカ』だけでなく、後年に公開された映画『天空の城ラピュタ』にもキツネリスは登場するのです。 主人公のパズーとヒロインのシータが古代文明の遺産「浮遊城ラピュタ」に到着した際、ふたりの目の前に現れた庭師風のロボット「ラムダ」の肩の上で数匹のキツネリスが戯れているシーンがあります。

キツネリスは実在する動物「フェネック」がモデル

フェネック

公式には全く公表されていませんが、キツネリスのモデルになった動物はフェネックではないかという説があります。 もう画像をみていただければそれ以上特に説明することもないですが、耳のあたりなどかなり踏襲されているように思えます。毛並みが短くあまりリス感はないですね。「こんな可愛い生物が実在するのか!」という驚きと喜びが大きいです……!

フェネック

フェネック(フェネックギツネ)は、ネコ目イヌ科キツネ属に分類される食肉哺乳類で、主にアルジェリアやエジプトなど北アフリカ地方に生息する動物のようです。 日本全国の動物園で飼育されているようなので、実際に見たことがある人も多いのではないでしょうか。

【原作ネタバレあり】映画版には描かれなかったテトの最期

映画版では最期までナウシカとの旅路を共にするテトですが、原作漫画では、最終巻(第7巻)終盤あたりで、絶命してしまいます……。 死因は、ナウシカとともに巨神兵の放つ有毒な光を直接浴び続けてしまい、力尽きるというものです。テトはもちろん喋れませんが、最期の二人のコミュニケーションのような描写はとても胸が締め付けられるものがあります。 漫画版でのナウシカはひたすら孤独で厳しい旅が続きますが、テトが傍にいたからこそ前に進むことができたのかもしれません。

テトは絶対に『風の谷のナウシカ』に欠かせない存在

風の谷のナウシカ
© Studio Ghibli/Walt Disney Pictures

以上テトの情報を色々まとめていきましたが、テトって見た目と違って全く愛嬌が無い動物なのです。でもナウシカを助ける、必死でついて行くといった描写は何度も登場します。 ナウシカとテトは、生物の種を超えたかけがえのないパートナーだったわけだし、『風の谷のナウシカ』の大きなテーマの一つである「共生」を象徴する関係だったのだなと改めて思いました。 でもやっぱり可愛い!