2026年8月14日更新

『風の谷のナウシカ』テトのモデルは実在する?死亡・死因も解説!「怖くない」のセリフの意味とは?

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風の谷のナウシカ

宮崎駿監督自身が原作漫画を執筆し、1984年に映画化された『風の谷のナウシカ』。40年以上が経過した現在でも世代を超えて愛される本作は、登場するキャラクターも魅力にあふれています。 ナウシカの肩に乗ってともに旅する小さい動物テトもそのひとつでしょう。この記事ではキツネリスのテトについて徹底解説していきます! ※記事には『風の谷のナウシカ』の原作・映画の結末までのネタバレが含まれます。

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『風の谷のナウシカ』テトの概要!性別・名前の由来は?

『風の谷のナウシカ』
名前 テト
種族 キツネリス
性別 非公表
モデル フェネック?
声優 吉田理保子

テトはキツネリスという種族の動物です。モデルになったのは、キツネの仲間であるフェネックではないかと言われています。そんなテトの声優を務めたのは、吉田理保子。 テトの性別は不明ですが、ファンの間で長年考察が行われています。また名前の由来も不明ですが、ベトナムでは旧正月を「テト」と言い、大きなお祝いの日だとか。そのためベトナム戦争と関連があるのではないかとする考察もあります。 「ナウシカ」は戦争の話でもあるので、そういった考察がなされるのも納得できる部分がありますね。

テトはなんの動物?キツネリスのモデルとは

キツネリスってどんな生き物?

風の谷のナウシカ

キツネリスとは名前の通り、見た目にキツネとリス両方の特徴を持った小動物。とても小さく、懐に入れて持ち運べるほどの大きさです。 耳が縦に長く、太くて大きな尻尾を持ち、黄金色とこげ茶のしま模様の毛並みが特徴。瞳はエメラルドグリーンです。原作漫画では、チコの実を食べる様子が描かれています。 本来は「人間に心を開かない生き物」とされていて、気性は荒く警戒心も強い生き物。ナウシカとテトは特殊な関係のようですね。

テトのモデルはフェネックと言われている

フェネック

公式では発表されていませんが、キツネリスのモデルとなった動物はフェネックではないかという説があります。 画像を見るとわかるように、耳のあたりなどかなり似ているように思えますね。毛並みが短く、あまりリスっぽさはありません。 フェネックはネコ目イヌ科キツネ属に分類される食肉哺乳類で、主にアルジェリアやエジプトなど北アフリカ地方に生息する動物です。 日本全国の動物園で飼育されているようなので、実際に目にしたことがある人も多いのではないでしょうか。 一方で毛並みや目の色から、カラカルがモデルではないかという説もあります。カラカルはネコ科カラカル属の肉食動物で、フェネックやリスよりもかなり体が大きい動物です。 日本で飼育されているのはわずか3頭で、三重県のごかつら池どうぶつパークにオスとメスが1頭ずつ、兵庫県の姫路市立動物園にメスが1頭います。

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名セリフ「ほら怖くない」を解説!ナウシカとの出会いとは

『風の谷のナウシカ』(1984年)

キツネリスのテトは、大王ヤンマに襲われているところをユパにたまたま救出されました。そして救出の際の発砲によって腐海の王蟲を怒らせてしまい、逃げていたところをナウシカに助け出されます。 それ以来テトと彼女は良きパートナーとなり、物語の最終盤まで行動をともにすることになるのです。

ナウシカがテトにかけた言葉「ほら怖くない」

風の谷のナウシカ

ユパからナウシカの手にわたった時、身の危険を感じて威嚇するためだったのか、ナウシカの指を噛んだテト。そんな状況にもかかわらず、表情ひとつ変えずにナウシカが囁いた言葉は「ほら こわくない」でした。 ナウシカの“生物を分け隔てなく平等に愛する姿勢”を象徴した名シーンです。 そんなリアクションが意外だったのかテトは一瞬で彼女に懐き、それ以来ナウシカの肩と胸の中が居場所になりました。

ナウシカがテトを胸元に入れる理由

『風の谷のナウシカ』(1984年)

ナウシカはよくテトを胸元に入れて行動しています。 これは彼女が腐海に行くこともあり、テトのサイズに合うマスクがないため、テトが瘴気を吸わないように胸元に入れているのです。 テトを大切にしているナウシカの思いがここからわかりますね。

原作で描かれたテトの最期と死因

テトの死因は巨神兵の「毒の光」

風の谷のナウシカ

映画でのテトは、ナウシカが言い伝えの人物を体現するラストシーンまで旅路をともにします。その後も一緒に暮らすハッピーエンドが描かれました。 しかし原作漫画では、最終巻(第7巻)終盤で絶命してしまいます。 原作でナウシカは、巨神兵の末裔オーマを連れて旅をします。しかしオーマは常に体から「毒の光」を放っていました。テトの死因は、オーマの「毒の光」を浴び続けてしまったためです。テトはもちろん喋れませんが、最期の2人のコミュニケーションには胸が締め付けられます。 ナウシカはテトの遺体を墓所の一部である「庭園」に埋葬しました。そしてテトの死が、物語を大きく動かしていくことになります。 原作漫画でのナウシカはひたすら孤独で厳しい旅を続けていますが、テトがそばにいたからこそ前に進むことができたのかもしれません。

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テトの死に対するナウシカの名言

『風の谷のナウシカ』(1984年)

テトが亡くなったとき、ナウシカとテトの関係を知らない人たちは、ひどく嘆くナウシカを見て疑問に思います。 ナウシカはこのとき「あなたは親しい友人の死を、体の大きさで量るのですか」という名言を残しています。テトはナウシカにとって“親しい友人”であり、とても大切な存在だったことがこのセリフからよくわかりますね。

キツネリスはラピュタにも登場する

天空の城ラピュタ

実は『風の谷のナウシカ』だけでなく、後年に公開された『天空の城ラピュタ』にもキツネリスは登場するのです。 パズーとシータが古代文明の遺産「浮遊城ラピュタ」に到着したとき、2人の目の前に現れた庭師風のロボット兵。その肩の上で数匹のキツネリスが戯れているシーンがあります。

テトは『風の谷のナウシカ』に欠かせない存在!

『風の谷のナウシカ』

この記事では、ナウシカの相棒・テトについて詳しく解説してきました。テトは感情を見せることこそ少ないものの、ナウシカを助けたり必死でついていったりという描写は何度も登場します。 ナウシカとテトは生物の種を超えたかけがえのないパートナーであり、『風の谷のナウシカ』の大きなテーマのひとつである「共生」を象徴する関係なのです。