2020年3月16日更新

【ワンピース】カポネ・“ギャング”ベッジがかっこよすぎる!海のマフィアを率いる頭領

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ワンピース カポネ・ベッジ サムネイル

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「ワンピース」カポネ・“ギャング”ベッジは海のマフィア!【ネタバレ注意】

最悪の世代の1人、カポネ・ベッジ。ファイアタンク海賊団を率いており、船員からは頭目(ファーザー)と呼ばれています。マフィアが裏社会を牛耳る西の海出身。 見た目はまさに海外の映画に出てくるマフィアのボスそのもの、異名もギャングとそのままです。名前の由来は実在のギャング「アル・カポネ」と同じく実在の海賊「ウィリアム・レ・ソーベッジ」とされています。実際に海へ出るまではマフィアとして活動していたそうで、陸に飽きてしまい、活動の場を海に移したことで海賊となったそうです。 食べた悪魔の実はシロシロの実。トリッキーな使い方のできる超人系です。頭が切れ、信頼できる部下も多く持つベッジには打ってつけの能力と言えるでしょう。ゾウ編からはビッグ・マム海賊団の戦闘員“城(ルーク)”として活躍します。 今回はそんなベッジの言動や活躍、悪魔の実の能力から彼のキャラクターを掘り下げていきます。 ※本記事では『ONE PIECE』のネタバレ情報を扱っています。読み進める際はご注意下さい。

ベッジが食べた悪魔の実は「シロシロの実」!応用の幅が広いトリッキーな能力

カポネ・ベッジは超人系の悪魔の実、シロシロの実を食べた城人間。身体のなかには別の空間が広がっており、人間や武器などを収納することができます。この空間は壁や床、家具などすべてがベッジの支配下にあり、ベッジにとって絶対的に有利な場所だといいます。 ゾウ編では体内にいる味方を一気に外に出して数の優位を取って降伏させるという場面もありました。 体内に収めた人間は小型化するようですが、ベッジから一定の距離を取ると通常のサイズに戻るようです。それを利用して体内から味方に周りの敵を攻撃させる戦法も見せています。戦闘だけでなく密談の場にしたりと、何かと便利な能力です。 体内にどれぐらい収納できるのかはわかりませんが、ゾウ編では部下や麦わらの一味を合わせて30人以上収納してもまだ空間に余裕がありました。 また空間のなかに自分の分身を作ることができ、空間内で他人と会話しながら本体は別の動きを取ることもできるようです。

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自身が巨大な城となる!大頭目(ゴッド・ファーザー)

自分を巨大な移動要塞に変身させる技です。大砲程度ではビクともしない防御力があるそうですが、ビッグ・マムの攻撃には耐えられず血を流していました。この城は大砲を備えているためベッジのなかに入った人物にその大砲を使わせ相手を攻撃することもできます。

ゾウ編でビッグ・マム海賊団の一員、“城(ルーク)”として登場

ビッグ・マム海賊団の幹部に!子供が産まれていた

ゾウ編に登場した際はビッグ・マム海賊団の傘下となっていました。傘下となる際シャーロット家22女シャーロット・シフォンと結婚し、長男ペッツももうけています。 仲間になって1年程度ながらその研ぎ澄まされた警戒心とシロシロの実の防御力を買われ、茶会の警護の全権を任されています。懸賞金も2年前の時点では1億3800万ベリーだったのが3億ベリーとなっていました。

実はビッグ・マム暗殺を企てていた

ビッグ・マムの幹部にすら適わないことからビッグ・マムの傘下に下ったベッジ。しかし野心家の彼がそれで満足するはずはありませんでした。彼はビッグ・マムがジェルマを謀殺しようとしていた陰で、ビッグ・マムを暗殺しようと目論んでいたのです。 この暗殺計画にはビッグ・マムを一撃で殺すことができる兵器が必要不可欠。そこで毒ガスに精通しているシーザーに目をつけ、無理矢理仲間に加えます。さらにジンベエの仲介から、ルフィたちとも手を組むことになりました。

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やはり根はマフィア!残忍な性格の持ち主……だけど意外と神経質で子煩悩!?

残忍な一面

ジンベエによれば若いころは生物の頭を切り落とし、もがく様を苦しむような人間であったという噂があります。 また自分の目的の邪魔になりそうになったペコムズをゾウでは背後から銃撃、ホールケーキアイランドでは鎖で縛りつけ銃撃した上、海に突き落としました。 敵には冷酷なベッジですが、家族にしろ部下にしろ自分の身内はとても大切にしています。息子のペッツと話す際に常に赤ちゃん言葉なことからも、子煩悩な父親像がうかがえますね。名前の由来となったアル・カポネもギャングでありながら愛妻家であったと知られています。

意外に神経質

綺麗好きなのか、身だしなみの整っていないやつとは話すつもりが起きないといいます。そのためルフィたちと同盟に向けての会談をする際も、彼らを先に風呂に入れ自前の服を貸し与えていました。またシャボンディ諸島編ではジュエリー・ポニーの食事の様子にも不快感を示しています。

白ひげを尊敬

自分の信念に通じるものがあるからか、白ひげを非常に尊敬しているようです。 頂上決戦編で白ひげが自分の仲間を売ったという情報が流れたときには、「白ひげが仲間を売っただと!?バカバカしい!それをしないから奴は生ける伝説なんだ!」と怒りを露わにしました。

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ベッジの漢気がかっこいい!思わずついて行きたくなる名シーンを紹介!

「これがパパの生き様でちゅよ」

暗殺失敗後、ファイアタンク海賊団の面々は何とか逃げ切ります。 しかしシフォンだけはローラの恩人であるナミを救うため、プリンのサンジを助けたいという思いに心を打たれ、プリンとともにケーキ作りに向かってしまいました。 その後シフォンはオーブンに捕らえられ、オーブンはシフォンを人質にベッジたちに降伏するように言います。 シフォンは逃げるように言いますが、ベッジはその言葉に反し、オーブンの指示通り船を港に近づけます。しかしベッジはオーブンを離れたところから狙撃しました。オーブンが狙撃されたのは彼の視界にベッジの船がうっすら映った直後のことで、ベッジの狙撃技術の高さがわかります。 またこのときベッジが言った「目に焼きつけろペッツ。これがパパの生き様でちゅよ!」というのも印象的な台詞の1つです。

奥の手を隠す知略

オーブンを遠方から狙撃した後はサンジの連携と陸上を走行するノストラ・カステロ号による奇襲でシフォンや彼女がサンジたちと作ったケーキを奪い返します。 ファイアタンク海賊団の船であるノストラ・カステロ号はパドルがキャタピラとなることによって陸上でも走行可能なのですが、ベッジはそれをビッグ・マム海賊団の誰にも言っていなかったのです。 その後はシフォンの意を汲んで、麦わらの一味のためにビッグ・マムの元へケーキの運搬を果たします。 このときビッグ・マム海賊団に与えたダメージからか、ベッジの懸賞金が3億5000万ベリーに上がっていたことが966話の扉絵にて判明しました

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アニメ版「ワンピース」でカポネ・ベッジを演じる声優は龍田直樹(たつたなおき)

アニメ「ワンピース」にてカポネ・ベッジの声を担当しているのは龍田直樹(たつたなおき)です。1950年生まれの男性声優で青二プロダクションに所属しています。 「ドラゴンボール」でのウーロン役、「ダイの大冒険」での妖魔司教ザボエラ役などで知られています。「ゲゲゲの鬼太郎」では4期にはぬりかべ役と一反木綿役を、5期にはぬりかべ役と子泣き爺役を務めました。

「ワンピース」漢気あふれるカポネ・“ギャング”ベッジ!早期の再登場が待たれる

今回は「ワンピース」のカポネ・ベッジについてその強さや活躍を解説しました。 現在、ワンピースの物語はシャボンディ諸島で登場した“超新星”と麦わら海賊団が中心に展開されています。ドレスローザではロー、ワノ国編ではキッド、そしてベッジはホールケーキアイランド編でかなり見せ場をもらったので、当分出番はないのではないかと考察されています。 ですが一時的にとはいえ、ルフィと手を組み、なかなか良いコンビネーションを見せていたので、そう遠くない内に再登場するかもしれませんね。 「ワンピース」の最後は頂上決戦編のように超多人数での闘いになると考察する人も多いので、そのときはベッジが麦わらの一味の味方として活躍するのかもしれません。