2019年6月7日更新

四皇の女海賊ビッグ・マムを紹介!ワノ国編でも登場、嵐の予感【ワンピース】

20年以上にわたって愛され続ける少年漫画「ワンピース」。本作にはかっこよくて強く、魅力的なキャラクターたちが多数登場します。今回は、作中でも指折りの強さを誇るビッグ・マムの能力や、彼女の過去について、最新の情報を踏まえて考察していきます。

ビッグ・マムは四皇唯一の女海賊!能力や強さ、カイドウとの関係を考察【ネタバレ注意】

尾田栄一郎による大人気少年漫画『ONE PIECE(ワンピース)』。1997年から20年以上にわたって少年ジャンプで連載されており、幅広い世代にから支持を集めています。 そんな「ワンピース」人気の理由の一つは、独特な個性と強さを併せ持つ、魅力的な登場キャラクターたちです。中でも四皇と呼ばれる4人の海賊は、「ワンピース」登場キャラクターのなかでも屈指の戦闘力を誇ります。 今回は、四皇の中で唯一の女海賊、ビッグ・マム(シャーロット・リンリン)について紹介していきます。彼女の過去や人物像に注目です。 ※この記事では、2019年6月時点での「ワンピース」最新の内容に触れています。まだ最新話まで読んでいない人やアニメ版のみ視聴している人は、十分に気を付けて読み進めてください。

ビッグ・マム(シャーロット・リンリン)のプロフィール

ビッグ・マム(本名シャーロット・リンリン)は四皇の中で唯一の女海賊です。彼女が率いるビッグ・マム海賊団は、全員が実の家族を中心に構成され、彼女の夫は43人、息子は46人、娘は39人と、まさに大家族の母親。 ビッグ・マムは6歳から海賊行為を行うようになり、初の懸賞額は5000万ベリー、その後一気に5億ベリーまで上がっています。彼女の子息のなかで最も強いと思われるカタクリの懸賞金が10億ベリー越えであること、また新しく四皇に数えられた黒ひげの懸賞金が22億ベリー以上だったことから、ビッグ・マムの懸賞金はそれ以上だと推察されます。 彼女の身長は8メートル越え。巨人族との噂もありますが、巨人にしては小さいような......。彼女の正体は未だ謎に包まれています。

ビッグ・マムの能力や強さを紹介

「ソルソルの実」を食べた、魂を自在に操る能力者

彼女は「ソルソルの実」を食べた悪魔の実の能力者です。魂(ソウル)を自在に操ることが可能で、木々や本など、本当なら意思を持たないものにまで魂を吹き込み、人格を与えることができます。 ソルソルの能力の真骨頂は、他人の寿命も操ることが可能なこと。彼女が治める万国(トットランド)に住む住人は、半年に1回、1ヶ月分の寿命を支払う義務があるのです。ビッグ・マムは住人から集めた寿命によって、万物に命を与えています。 また、ビッグ・マムの傘下にいたジンベエが脱退を申し出た際は、その落とし前を付けさせようとしました。体のパーツや数字が描かれたルーレットを取り出して、「お前が失うものは何か」というセリフを吐いています。ソルソルの力は、何らかの契約に近い効果があるのかもしれません。 彼女自身は巨大な刀を使った戦闘スタイルです。そして彼女の両隣には、雷雲であるゼウスと、炎の塊であるプロメテウスが常に固めています。刀も雷雲も炎も、そして彼女が身につけている帽子までも、みんな人格を持っていて、大きな戦力になる存在です。

彼女の身体にまつわる謎 人間をも食べてしまう?

彼女の正体は謎に包まれています。過去編では、巨人族の国エルバフに住んでいたビッグ・マムと、マザー・カルメルという人物との関係が描かれたのですが......。

過去編では、ビッグ・マムの幼少期が描かれました。 彼女が暮らしていたのは、巨人族の住むエルバフという国。その外れにある孤児院「羊の家」で、マザー・カルメルと呼ばれる里親のもと、数人の孤児たちと寝食を共にしていました。ビッグ・マムは幼少期から強大すぎる力を持て余し、彼女の破壊活動に手が付けられなくなった両親が、マザー・カルメルの元に預けたのです。 マザー・カルメルは「種族間差別のない世界」を目指して活動しており、その様子からは聖母とも呼ばれていました。しかし実は裏で海軍や世界政府と繋がっているブローカーだったのです。彼女は「ソルソルの実」の能力者で天候を操ることができ、彼女の言葉が天のお告げであるかのようにみせるために、力を使っていました。 そんなことは知る由もない子どもたちは、カルメルと共に平穏な暮らしを送ります。しかし、ビッグ・マムの6歳の誕生日会で、ある事件が。 「羊の家」の家族たちは、ビッグ・マムに大量のクロカンブッシュというお菓子をプレゼントしました。それに感激し、ビッグ・マムは無我夢中で食い進めていくのです。そして彼女が全てを平らげて正気に戻ると、カルメルや他の子どもたちは姿を消していたのです......。 ハッキリとは描かれなかったものの、カルメルや子どもたちは、ビッグ・マムに食べられてしまったと考えられます。そして、彼女はなぜかカルメルの「ソルソル」の能力が使えるようになっていたのです。ここには、まだ明かされていない「悪魔の実」の秘密が隠れている予感。黒ひげがどうやって他者の能力を奪うことが出来たのかにも関わっているかもしれません。

ビッグ・マムは、エルバフに住んでいて小さい頃から巨大な体だったことから、巨人族の可能性が高いです。とはいえ、巨人族にしては小さいような気もします。 そして、彼女が空腹の限界を迎えたときに起こる「食いわずらい」。周囲のものを見境なく食べつくしてしまうのは、仮に彼女が巨人族だったとしても、普通ではない特徴です。 これらが単に彼女の個性なのか、それとも彼女の正体には秘められた謎があるのか、明らかになる日を期待して待ちましょう。

ワノ国編にビッグ・マム参加で嵐の予感

2019年現在、漫画「ワンピース」はワノ国編が進行中です。ワノ国はもともと、侍の国として知られた島国で、絵柄や作風などから日本がモチーフになっていると思われます。現在は四皇の一人、百獣のカイドウが支配下に治めている国です。 ワノ国を取り戻そうとするモモの助を手助けすることと、四皇の一人カイドウを落とすことを目的に、トラファルガー・ローや麦わらのルフィたちが活劇を繰り広げるワノ国編。最悪の世代と呼ばれる海賊たちも集結し、物語は盛り上がりを見せています。そしてそこには、なぜかビッグ・マムの姿が......?

ルフィやローがワノ国に潜入して程なく、ビッグ・マムはルフィを追ってワノ国まで到達しました。カイドウは彼女を入国させまいと部下をけしかけ、キングの攻撃によって彼女は海に沈んでいきました。 「悪魔の実」能力者でカナヅチのビッグ・マムは死んでしまったのだろうか、と思われていましたが、なんとワノ国の海岸に漂着していたのです。海岸沿いを歩いていたチョッパーたちが彼女と出くわし、一触即発のピンチ!しかし、目を覚ましたビッグ・マムが放った一言は「おれは、だれだ?」という衝撃的なセリフでした。 海流に呑まれ意識を失った彼女は、記憶喪失になっていたのです。チョッパーは何とか事を荒立てないように、監視の意味も込めて行動を共にすることに。一行は「おしるこ」を求めて移動します。 一方その頃、ルフィはカイドウに負けたうえ投獄されていました。彼は海楼石(かいろうせき)の手錠をかけられ能力が使えない状態でしたが、余興としてカイドウの部下たちとの戦いをさせられることに。その戦いを修行と捉え、ポジティブに取り組んでいたルフィですが、そこにビッグ・マムの姿が......。 ビッグ・マムは、「おしるこ」と呟きながら鬼の形相をのぞかせます。「食いわずらい」は発症していなかったものの、「リュウリュウの実」の能力を解放したクイーンに重い一撃を喰らわせます。ワノ国編でもビッグ・マム大暴れの予感です。

カイドウとの過去とは?謎に包まれた2人の関係

ワノ国編では、ルフィたちがカイドウを倒すことを目的に、物語が進んでいます。カイドウは、物語中盤から名前だけは登場していた、四皇のうちの一人。ドレスローザ編が終わるとやっとその姿があらわになりました。 鬼のような風貌は見掛け倒しではなく、はるか上空にある空島からダイブしても「頭が痛い」で済んでいるという、嘘のような打たれ強さを見せています。 そんなカイドウとビッグ・マムは、どうやら過去に何らかのつながりがあったようです。

ビッグ・マムは、ホールケーキアイランド編でルフィがお茶会を台無しにしたことに相当おかんむりでした。四皇としての面子を傷つけられた彼女は、ルフィの次の目的地がワノ国だと知ると、カイドウに連絡します。 その通話の中で彼女は、カイドウに「お前はおれに借りがある」と告げるのです。それはかなり昔の事らしいのですが、なんでも「一生の恩」なんだとか。その言葉から推察できる可能性としては、カイドウが命を救われた、もしくはそれに準ずる大きな出来事が二人の間に起こったということ。 また違う場面では、彼女はカイドウに対して「仲良くいこうぜ、昔みたいに」とも発言しています。このセリフから、少なくとも2人は敵同士ではなかったとの推測もできます。そこで噂になっているのが、2人はともにロックス海賊団のクルーだったのでは、という内容のものです。 ロックス海賊団とは海賊王ゴール・D・ロジャー以前に一世を風靡した海賊団です。ルフィの祖父であるガープが「海軍の英雄」と称されるようになったのは、ロックス海賊団に関連する事件がきっかけとなったそう。ビッグ・マムやカイドウが、年齢や強さから見ても、ロックス海賊団にいた可能性はなくはないですね。 また、2人が夫婦だったという可能性もあります。ビッグ・マムは43人の夫がいるので、その中にカイドウも含まれていたのでは、ということです。カイドウはビッグ・マムのことを「リンリン」と本名で呼んでおり、昔はかなり親密だったのではないかと思われるため、この説も有力です。 もし2人が夫婦だったとしたら、子供はいるのでしょうか。ビッグ・マムの子どもの中ではカタクリが最も強いとされていますが、彼はカイドウとの間にできた子なのでしょうか。それにしてはカイドウに似ている部分はほとんどないですね......。

四皇ビッグ・マム参入でワノ国編も盛り上がる!彼女は記憶を取り戻すのか、「ワンピース」今後の展開に期待大

ONE PIECE ワンピース
©︎尾田栄一郎/集英社・フジテレビ・東映アニメーション

今回は、ビッグ・マム(シャーロット・リンリン)について、彼女の過去や人物像について紹介してきました。彼女は未だ謎が多い人物で、そのすべてが明らかになるのはまだ少し先のことになりそうです。 しかし、ホールケーキアイランド編での大暴れも束の間、ワノ国編にも登場しているビッグ・マム。彼女が物語に絡んでいくとしたら、これまでにない規模の大戦乱が巻き起こるかも......? 2019年現在、ワノ国編が佳境を迎えています。ビッグ・マムの大暴れにも期待しつつ、大規模に展開されていく「ワンピース」の世界を楽しみましょう。