「ワンピース」ロックス海賊団 メンバー一覧!懸賞金・悪魔の実・覇気など伝説の海賊団が強すぎる
かつて存在した最悪の海賊たちの集まり・ロックス海賊団。そこには若き日の白ひげやカイドウ、ビッグ・マムなどのとんでもないメンバーが在籍していました。 本記事では、そんなロックス海賊団の現在判明しているメンバーと、メンバーと予想されるキャラクターたちを一挙に解説します。 ※この記事は「ワンピース」の重要なネタバレを含みます。 ※ciatr以外の外部サイトでこの記事を開くと、画像や表などが表示されないことがあります。
タップできる目次
- 「ワンピース」ロックス海賊団のメンバー一覧【全15名】
- 【時系列】ロックス海賊団の歴史年表まとめ
- 【船長】ロックス・D・ジーベック
- ②エドワード・ニューゲート
- ③カイドウ
- ④シャーロット・リンリン
- ⑤シキ
- ⑥キャプテン・ジョン
- ⑦グロリオーサ
- ⑧バッキンガム・ステューシー
- ⑨王直
- ⑩凶
- ⑪ギル・バスター
- ⑫首領・マーロン
- ⑬バーベル
- ⑭ガンズイ
- ⑮シュトロイゼン
- 【目的】ロックス海賊団とは?史上最恐の海賊団について解説
- 【その他】ロックス海賊団に所属していた・関連のありそうなキャラ
- 【考察①】ロックス海賊団は全員クローン化されている?
- 【考察②】イム様や黒ひげ、レイリーとの関わりは?
- 【強すぎ】ロックス海賊団メンバーの強さ・能力は?
- ロックス海賊団メンバーは猛者ばかり!今後の展開に注目しよう
「ワンピース」ロックス海賊団のメンバー一覧【全15名】
- ロックス・D・ジーベックロックス海賊団の船長。「世界の王」を目標に掲げ、政府と対立する大海賊。
- エドワード・ニューゲート初期メンバーのひとり。ロックスの攻撃を受け切るなど、No.2レベルの実力を誇っている。
- カイドウ白ひげの推薦で加入した海賊見習い。入団当初は未能力者だった。
- シャーロット・リンリン単独で実力をつけたのち海賊団に加入。当時からゼウスやプロメテウスを従え暴れ回っていた。
- シキ初期メンバーのひとり。2本の刀とフワフワの実の能力で戦う猛者。
- キャプテン・ジョン常に酒瓶を片手に持っている細身の男。ジキジキの実の能力者で覚醒者説もある。
- グロリオーサ九蛇海賊団元船長。加入経緯は不明だが、ロジャーへの恋煩いが原因のひとつと思われる。
- バッキンガム・ステューシー初期メンバーのひとり。「科学強盗」という異名を持つ自称・科学者で、白ひげに惚れている。
- 王直初期メンバーのひとり。「海賊教祖」と呼ばれる怪しい雰囲気の人物。
- 凶×印のサングラスをかけた極道の大男。シキのライバル。
- ギル・バスター凄腕のガンマン。尾田栄一郎の短編漫画『WANTED!』の主人公と同一人物。
- 首領・マーロン初期メンバーのひとり。西の海で活躍していたギャング。
- バーベルナマズの魚人。かなりの巨漢だが、戦闘力などは不明。
- ガンズイ初期メンバーのひとり。「密輸海賊」という異名で呼ばれる、ボムボムの実の能力者。
- シュトロイゼンリンリンの相棒。彼女と共にロックス海賊団入り。
【時系列】ロックス海賊団の歴史年表まとめ
| 56年前 | ・ロックスがマリージョアを襲撃 ・大将殺害、5人の王の誘拐、花の部屋への侵入など大罪を犯す |
|---|---|
| ↓ | ・ロックスが賞金首になる |
| ↓ | ・ロックスが天上金を乗せた船を襲撃する ・正義の門の破壊に成功する ・手に入れた金と船を使い海賊稼業をスタート |
| ↓ | ・デービーバックファイトで初期メンバーを集める (ニューゲートやシキなどが随時加入) |
| 48年前 | ・ロックスが仲間と共に巨人族の王ハラルドを勧誘 |
| ↓ | ・キャプテン・ジョン、バーベルが加入 |
| ↓ | ・リンリン、シュトロイゼンが加入 |
| ↓ | ・カイドウが加入 |
| 44年前 | ・海賊島を奪いロックス海賊団を正式に旗揚げ ・凶、グロリオーサが加入する |
| 42年前 | ・シャクヤクが海賊島にBarを開く |
| 40年前 | ・ロックスの息子(ティーチ)が生まれる |
| 38年前 | ・ゴッドバレー事件勃発 ・ロックスがロジャーとガープに倒される ・ロックス海賊団が壊滅する |
【船長】ロックス・D・ジーベック
| 年齢 | 不明 |
|---|---|
| 身長 | 不明 |
| 初登場話 | 原作95巻957話 |
| 悪魔の実 | なし |
| 懸賞金 | 不明 |
| 覇気 | 覇王色 , 武装色 |
| 声優 | 藤真秀 |
ロックスはロックス海賊団を率いていた大海賊です。未能力者でありながら当時の海賊では最強クラスで、ガープが「ロジャーの前は間違いなく奴らの時代」と語るほどの強さを誇っていました。 957話でセンゴクの口から「ロックス・D・ジーベック」という名が語られ、ルフィと同じDの一族と判明。そして「ロックスの過去編」において本名が「デービー・D・ジーベック」と発覚し、政府と因縁が深いデービー一族の末裔、さらに黒ひげの父ということも判明しました。 ロックスは世界政府を相手取り戦い続けましたが、38年前のゴッドバレー事件にてロジャー&ガープに敗北を喫することに。ここでロックスの生涯に終止符が打たれ、ロックス海賊団は壊滅してしまうのでした。
②エドワード・ニューゲート

| 年齢 | 当時34歳 |
|---|---|
| 身長 | 666cm |
| 初登場話 | 原作25巻234話 |
| 悪魔の実 | グラグラの実 |
| 懸賞金 | 50億4600万ベリー |
| 覇気 | 覇王色 , 武装色 , 見聞色 |
| 声優 | 有本欽隆 |
白ひげはかつて四皇の一角を担い、“世界最強の海賊”と恐れられていた人物です。957話でロックス海賊団に所属していたとわかり、「ロックスの過去編」においてデービーバックファイトで集められた初期メンバーだったと発覚しました。 ロックスの仲間になったあと、白ひげはゴッドバレー事件に参戦。ロックスが敗北して事件が終結したのち、彼はマルコの父と思しきポーロという男と出会うことに。これが白ひげ海賊団結成のきっかけになったと示唆されています。 独立後は四皇に上り詰めるほど大活躍しますが、白ひげは頂上戦争で命を落としてしまいました。死に際に「ワンピースは実在する」と言い残したため、「ロックスやロジャーから重大な秘密を聞かされているのでは?」と噂されています。
③カイドウ

| 年齢 | 当時21歳 |
|---|---|
| 身長 | 710cm |
| 初登場話 | 原作79巻795話 |
| 悪魔の実 | ウオウオの実 モデル"青龍" |
| 懸賞金 | 46億1110万ベリー |
| 覇気 | 覇王色 , 武装色 , 見聞色 |
| 声優 | 玄田哲章 |
カイドウはワノ国を拠点に、四皇として君臨していた人物です。白ひげと同じく957話でロックス海賊団の一員と判明しました。そして「ロックスの過去編」において、白ひげの推薦を受けてロックス海賊団に加入していたことが発覚します。 彼はその後ゴッドバレー事件に参戦。そこでビッグ・マムが手に入れたウオウオの実を強奪し、悪魔の実の能力に目覚めました。事件終結後、カイドウが失踪してしまい、ビッグ・マムは大激怒!カイドウは実を奪った罰を避けるため、彼女の前から姿を消したのかもしれません。 失踪後の詳しい動向は不明ですが、遠くない未来で百獣海賊団を結成して独立したものと思われます。
④シャーロット・リンリン

| 年齢 | 当時30歳 |
|---|---|
| 身長 | 880cm |
| 初登場話 | 原作66巻651話 |
| 悪魔の実 | ソルソルの実 |
| 懸賞金 | 43億8800万ベリー |
| 覇気 | 覇王色 , 武装色 , 見聞色 |
| 声優 | 小山茉美 |
ビッグ・マムことシャーロット・リンリンは、ホールケーキアイランドを拠点に四皇として活躍していた女海賊です。カイドウらと同様、957話でロックス海賊団の一員だったと判明しました。 若かりし頃の彼女は相棒のシュトロイゼンと共に実力をつけていき、そののちロックスたちと合流。後から入ってきた見習いのカイドウを弟分として可愛がります。しかし、ゴッドバレー事件当日、リンリンはカイドウに悪魔の実を奪われてしまいました。 彼女はこの裏切りを根に持ち続け、カイドウに「恩は一生」「でかい借りがある」と小言を言い続けています。
⑤シキ
| 年齢 | 不明 |
|---|---|
| 身長 | 不明 |
| 初登場話 | 劇場版アニメ『ONE PIECE FILM STRONG WORLD』 |
| 悪魔の実 | フワフワの実 |
| 懸賞金 | 不明 |
| 覇気 | 不明 |
| 声優 | 竹中直人 |
ロジャーや白ひげと同世代の海賊・金獅子のシキ。センゴクがロックス海賊団について語るなかで名前が登場し、海賊団の一員だったと判明しました。 彼はデービーバックファイトで集められた初期メンバーのひとりで、一味の中核として活躍していたようです。ゴッドバレー事件にも参戦しており、ロックス海賊団が壊滅した際に仲間から宝を強奪。そのまま独立して「金獅子海賊団」を結成します。 シキはそれ以降、大海賊として名を馳せることに。27年前には海賊艦隊を結成してロジャーと引き分け、ロジャーの死刑後には単独で海軍本部へ突入。そこでセンゴクとガープに敗北を喫し、インペルダウンに投獄されました。 そののちシキは脱獄を成功させるも、麦わらの一味と対立してルフィに敗北。それ以降の動きが不明のため、一部ファンのあいだで「再登場してロックスに関する重要情報を語るのでは?」と噂されています。
⑥キャプテン・ジョン
| 年齢 | 不明 |
|---|---|
| 身長 | 不明 |
| 初登場話 | 原作47巻450話 |
| 悪魔の実 | ジキジキの実 |
| 懸賞金 | 不明 |
| 覇気 | 不明 |
| 声優 | 岡本寛志 |
キャプテン・ジョンはロックス海賊団主要メンバーのひとりです。すでに命を落としているものの、「スリラーバーグ編」にてゲッコー・モリアの能力で蘇り、ゾンビとして初登場しました。 生前の彼は仲間と共にゴッドバレー事件へ参戦し、騒動の終盤で「ジキジキの実」の能力を解放。財宝を引き寄せ強奪しようとするも、ガンズイの攻撃を受け失敗してしまいました。事件内で死ぬことはありませんでしたが、のちに部下に刺されて殺されたことがわかっています。 ちなみに、ストーリー上にはキャプテン・ジョンにまつわる重要な伏線が存在。ルフィたちがモリアを倒した後に見つけたお宝のなかに、キャプテン・ジョンの財宝の在り処を示すという“トレジャーマーク”が残されていました。 トレジャーマークは現在、ルフィの手からバギーの元へ渡っているため、バギーがキャプテン・ジョンの財宝を見つける可能性があります。もしかしたらそのなかに、ロックス海賊団に関わる重要アイテムが眠っているかもしれません。
⑦グロリオーサ
| 年齢 | 不明(当時は30代あたり?) |
|---|---|
| 身長 | 不明 |
| 初登場話 | 原作53巻514話 |
| 悪魔の実 | 不明 |
| 懸賞金 | 不明 |
| 覇気 | 武装色 , 見聞色 |
| 声優 | 真山亜子 , 木下紗華(若年期) |
ハンコックたちが住むアマゾン・リリーのご意見番として登場したニョン婆こと、グロリオーサ。のちの展開で彼女が九蛇海賊団の船長を務めていたこと、さらにロックス海賊団の一員だったことも明らかになりました。 当時のグロリオーサはその美貌で他の海賊たちから絶大な人気を獲得。ただ、彼女はロジャーに惚れていたのに、ロジャーは九蛇海賊団の副船長・シャクヤクに惚れていたという、何とも不遇な立場にいました。 ちなみに、海賊引退後はシャクヤクやレイリーと共にシャボンディ諸島で生活。その後、マリージョアから逃げてきたハンコックらと出会い、共に故郷へ戻ることになります。
⑧バッキンガム・ステューシー
| 年齢 | 当時38歳 |
|---|---|
| 身長 | 68cm |
| 初登場話 | 原作80巻802話 |
| 悪魔の実 | 不明 |
| 懸賞金 | 不明 |
| 覇気 | 不明 |
| 声優 | 鈴木れい子 , 金月真美(若年期) |
バッキンガム・ステューシーはロックス海賊団の一員で、「白ひげの愛人」を自称しています。現在は「ミス・バッキン」と名乗り、白ひげとのあいだにもうけたと主張する息子・ウィーブルと共に行動。海軍と激戦を繰り広げるなど、様々な悪行を繰り返しています。 ステューシーの現役時代の役割は「科学者」とされていますが、それはあくまでも自称。どのような立ち位置で、どんな仕事を任されていたのかは現状はっきりしていません。また、ロックス海賊団壊滅後は有能な科学者が集まるMADSの「居候」だったことがわかっています。
⑨王直
| 年齢 | 不明 |
|---|---|
| 身長 | 不明 |
| 初登場話 | 原作95巻957話 |
| 悪魔の実 | 不明 |
| 覇気 | 不明 |
| 懸賞金 | 不明 |
王直はロックス海賊団初期メンバーのひとりです。95巻で名前が出て以降、詳細は長らく不明のままでしたが、1155話でついにその姿が判明。王直はかなり恰幅の良い体型をしており、その顔はかなりの悪人ヅラ。当時は「海賊教祖」という異名で恐れられていました。 彼は海賊団の主要メンバーとして活躍していましたが、「ロックスの過去編」で裏切りが匂わされることに。どうやら王直は政府側につき、ロックス海賊団から慕われる絶世の美女・シャクヤクの拉致を手伝ったようなのです。 海賊団の面々はシャクヤクを奪還するため、彼女がさらわれたゴッドバレーへ突入しました。そのため、王直はゴッドバレー事件勃発の要因となった重要人物と言われています。その後、王直自身はゴッドバレー事件に参加せずに生存。 のちに海賊島の提督となり長年その座を守り続けるも、ロッキーポート事件で黒ひげ海賊団に敗北を喫しました。 ちなみに、王直の舌は2つに割れており、見た目がカリブーとコリブーにそっくり。一部で「彼らの父親ではないか?」と噂されています。
⑩凶
| 年齢 | 不明 |
|---|---|
| 身長 | 不明 |
| 初登場話 | 原作95巻957話 |
| 悪魔の実 | 不明 |
| 懸賞金 | 不明 |
| 覇気 | 不明 |
極道・凶はのちに「銀斧(ぎんぷ)」という異名で恐れられることになる、ロックス海賊団主要メンバーのひとりです。王直と同じタイミングで異名のみ判明し、その詳細は長らく不明のままでした。しかし1156話において、ついにその姿が描かれることに。 凶は×印のサングラスをかけた筋骨隆々の男で、その背には「銀斧」の由来になったであろう巨大な斧を背負っていました。詳しいプロフィールは不明のままですが、和風な名前をしているためワノ国の出身という可能性もありそうです。 凶はロックスたちが海賊島を占拠したあとに海賊団に加入し、そののちゴッドバレー事件に参戦。事件終結後にロックス海賊団の船を奪って島から離脱したことが匂わされています。
⑪ギル・バスター
| 年齢 | 不明 |
|---|---|
| 身長 | 不明 |
| 初登場話 | 原作47巻450話 |
| 悪魔の実 | ホロホロの実 |
| 懸賞金 | 不明(『WANTED!』内では9億7000万) |
| 覇気 | 不明 |
キャプテン・ジョンたちと共に、ゾンビ兵として初登場を果たしたギル・バスター。4本の腕を持つ異形のゾンビとして描かれていましたが、ゴッドバレー事件のワンシーンで生前から4本腕だったことが判明しました。 また、事件終結後に彼がお宝を持ち去ろうとする場面があり、その横にはホロホロの実の能力で出現する幽霊の姿が。これにより、ギルがホロホロの実の能力者だったことがほぼ確定。「4本腕は幽霊の腕を利用したものだったのでは?」という説も浮上しています。 ちなみに、112巻の質問コーナーにおいて、ギルが尾田栄一郎の短編漫画『WANTED!』の主人公と同一人物だと発覚。『WANTED!』のギルは超凄腕のガンマンだったので、ロックス海賊団在籍時も銃撃戦や狙撃で活躍していたと思われます。
⑫首領・マーロン
| 年齢 | 不明 |
|---|---|
| 身長 | 不明 |
| 初登場話 | 113巻1155話 |
| 悪魔の実 | 不明 |
| 懸賞金 | 不明 |
| 覇気 | 不明 |
白ひげらと同じく、初期メンバーに含まれていた首領・マーロン。西の海で活躍していたギャングで、黒いハットとスーツがトレードマークです。 彼はシャクヤクの護衛を任されていましたが、王直の裏切りが原因で殺されてしまいます。戦闘力はどれほどのものだったのか、詳細不明のまま退場となりました。 ちなみに、彼の素性もほぼわかっていないのですが、「西の海」と「ギャング」という共通点から、一部読者のあいだで「カポネ・“ギャング”ベッジの親ではないか?」と噂されています。
⑬バーベル
| 年齢 | 不明 |
|---|---|
| 身長 | 不明 |
| 初登場話 | 原作1156話(単行本未収録) |
| 悪魔の実 | 不明 |
| 懸賞金 | 不明 |
| 覇気 | 不明 |
ロックス海賊団の一員として登場したナマズの魚人・バーベル。海賊団のなかでも随一の巨体の持ち主で、逆立った髪と口もとのヒゲがトレードマークです。詳細な能力などは不明ですが、その体格の良さからパワーに特化した近接戦闘タイプと推測できます。
⑭ガンズイ
| 年齢 | 不明 |
|---|---|
| 身長 | 不明 |
| 初登場話 | 原作47巻450話 |
| 悪魔の実 | ボムボムの実 |
| 懸賞金 | 不明 |
| 覇気 | 不明 |
キャプテン・ジョンやギル・バスターと同様、ゾンビ兵として初登場したロックス海賊団の一員・ガンズイ。長く伸びたあごヒゲがトレードマークの大柄な男性です。「密輸海賊」という異名で呼ばれているため、商売や金儲けを得意としている人物だったのかもしれません。 彼はゴッドバレー事件において、事件終盤に起きた海賊団内の宝の奪い合いに参加。ボムボムの実の能力でキャプテン・ジョンに攻撃を加えました。その後の動向ははっきりしていませんが、ゴッドバレーで手にした財宝を元手に独立したものと思われます。
⑮シュトロイゼン
| 年齢 | 当時54歳 |
|---|---|
| 身長 | 140cm |
| 初登場話 | 原作86巻862話 |
| 悪魔の実 | ククククの実 |
| 懸賞金 | 不明 |
| 覇気 | 不明 |
| 声優 | 壤晴彦 |
ロックス海賊団の一員として活躍していたシュトロイゼン。あらゆるものを食材にしてしまうククククの実の能力者で、「美食騎士」という異名で呼ばれています。 もともとは海賊崩れの料理人でしたが、幼き頃のビッグ・マムに興味を抱き、彼女と共に海賊業を再開。ビッグ・マム海賊団の最古参メンバーとなり、現在は同海賊団の総料理長を務めています。マムと共に一時的にロックス海賊団へ所属していましたが、詳しい入団経緯は明らかになっていません。
【目的】ロックス海賊団とは?史上最恐の海賊団について解説
結成の理由
ロックス海賊団は「海賊島ハチノスに関する儲け話」がきっかけで結成されました。凶悪犯たちが収監される流刑地だったハチノス。ここに大規模な金鉱脈があるとわかり、とある組織が罪人たちと手を組み島を占拠してしまいます。 政府は島の奪還を考えるも、敵はひと癖もふた癖もある危険人物ばかり。戦いを挑めば大きな損害をこうむることが確実なため、なかなか動き出せずにいました。 それを知ったロックスは「ハチノスを奪還する」と立候補し、そこにある財宝をメンバーたちと山分けにしようと考えたのです。その話に乗った悪人たちが集まっていき、ロックス海賊団の原型になったのでした。
ロックス海賊団の目的は「聖地」の陥落

「ハチノスの奪還」及び「財宝の山分け」を目指して動いていたロックスですが、その裏には別の目的がありました。なんと彼はハチノスを拠点にして、聖地マリージョアの陥落及び海軍の殲滅を実行し、「世界の王」になろうと考えていたのです。 その計画通り、ロックスは海賊島の占拠に成功し、仲間を増やしながら着々と準備を進めていきます。戦力を充実させたロックス海賊団は次のフェーズへと移り、「とある2つの悪魔の実の入手」及び「巨人族の船大工集団・大槌船団(ガレイラ)の発見」を目指して動き始めるのでした。
海賊団崩壊のきっかけとなった「ゴッドバレー事件」とは?
「世界最強の海賊団」の異名を欲しいままにしてきたロックス海賊団ですが、彼らはある1つの事件によって壊滅します。 世界政府自体を狙っていたロックス海賊団は、ゴットバレーにて天竜人を襲撃します。その際に、後の海賊王であるゴール・D・ロジャーと海軍中将、モンキー・D・ガープが迎え撃ちました。 海賊と海軍、垣根を越えタッグを組んだ彼らは、天竜人と奴隷達を守るために戦います。そして名だたる猛者が集まったロックス海賊団に見事勝利し、海賊団を壊滅させてしまうのでした。 この「ゴットバレー事件」こそが、ガープが「海軍の英雄」と呼ばれるきっかけとなっています。
【その他】ロックス海賊団に所属していた・関連のありそうなキャラ
ハッキリとは明言されていないものの、作中の描写からロックス海賊団に所属していたのではないかと思われるキャラクターも存在します。ここでは、ロックス海賊団の船員だったと予想されているキャラクターを紹介しましょう。
黒炭ひぐらし
過去のマネマネの実の能力者で、オロチの野望を目覚めさせた重要人物でもある黒炭ひぐらし。老人と言える風体で登場したひぐらしですが、読者の間で彼女はロックス海賊団の元メンバーだったのではないかと囁かれています。 この考察が広まった最大の理由は原作第965話にて、ひぐらしがマネた人間の中に金獅子のシキのような男が混じっていたためです。その姿は若い頃のようで現在のシキと雰囲気は異なりましたが、独特な眉毛の形や眼などはそのままでした。 センゴクの口から、シキは元ロックス海賊団のメンバーであると語られています。ひぐらしは同じ海賊団に所属していた頃に、シキの顔に触れたのではないでしょうか。 また、作中ではひぐらしがオロチに、「武器工場を作れば強力な後ろ盾が得られる」と話しています。ワノ国の惨状も、既にカイドウとも知り合いだったひぐらしの頭の中で描かれていた未来だったのかもしれません。
黒炭せみ丸
ひぐらしと共に登場した黒炭せみ丸。バリバリの実の能力を操る老父で、ひぐらし同様、元ロックス海賊団のメンバーと噂されています。
【考察①】ロックス海賊団は全員クローン化されている?
| ウィーブルの 初登場 | 75巻752話 |
|---|
ロックス海賊団に所属していたとされるバッキンが、ステューシーとしてクローン化されているのはすでに述べた通りです。彼女は違法な研究をおこなっていた科学者チーム・MADSによって生み出され、正体を隠してCP-0に潜伏していました。 一方、彼女の息子であるエドワード・ウィーブルが実は白ひげのクローンなのではないかという説も浮上しています。 ウィーブルはバッキンによって「白ひげの血を引いた実の息子」と主張されていますが、その話については疑う者も多いとのこと。しかしその一方で、黄猿が“本当に白ひげの若い頃の様に”圧倒的な強さを持っていると評す場面もありました。 白ひげの性格を考えれば、本当にバッキンと関係があり彼女とのあいだに息子がいるのなら、放置しておくとは考えられません。それを踏まえても、彼が白ひげの知らないところで勝手に生み出されたクローンという可能性はありえるのではないでしょうか。 ロックス海賊団のうち2名がクローン化されているとすれば、他のメンバーについても同じことがいえるかもしれません。かつてのメンバーのクローンで構成されたロックス海賊団が登場、などという展開も期待してしまいます……!
【考察②】イム様や黒ひげ、レイリーとの関わりは?
イム様
世界政府の最高権力者「五老星」の上に立つ、謎多き存在として登場したイム様。なんとロックスの過去編において、ロックスがイム様と出会っていたことが判明しました。 ロックスはマリージョアへ侵入した際にイム様と遭遇し、そこで「おれは戻って来るぜ」と発言。2人の因縁がこれ以降も長く続いていくことが匂わされました。 その因縁の先にあると思われるのがゴッドバレー事件です。ロックス海賊団が壊滅した地・ゴッドバレーは跡形もなくなり、現在は地図にさえ載っていないことがわかっています。 この状況は1060話で消し飛んだ「ルルシア王国」と酷似。ルルシアはイム様の命により消されたことがわかっているため、ゴッドバレーも同様の流れで消されたと推測できます。もしかしたらイム様は因縁深いロックスを殺すために、ゴッドバレーを吹き飛ばしたのかもしれません。
黒ひげ

- どちらもDの一族である
- 両者ともにハチノスを拠点としている
- 黒ひげの船の名前にロックスの名前の一部「ジーベック」が入れられている
- 「仲間殺し」を辞さない姿勢
黒ひげはロックス海賊団の長・ロックスと複数の共通点があります。まずふたりとも「Dの一族」であることや、ハチノスを拠点としている/していたことは、比較的わかりやすいでしょう。 そのほかロックスのフルネームは「ロックス・D・ジーベック」ですが、黒ひげの船は「サーベル オブ ジーベック号」。偶然の一致とも思えないので、ここからは黒ひげがロックスとの何らかのつながりを持っている、もしくは何かの機会でその存在を知って憧れを抱いているらしいことがうかがえます。 このように、長らく考察されてきた黒ひげとロックスの繋がりですが、1154話において「黒ひげがロックスの子供だった」と判明。黒ひげは彼の息子として、その意志を継いでいるものと思われます。
レイリー

ロジャー海賊団のNo.2として活躍していたレイリー。彼はロジャーと出会う前の経歴が不明だったため、一部で「もともとロックス海賊団に在籍していたのでは」と噂されていました。 しかし、ロックスの過去編やゴッドバレー事件を描いたエピソードにも、レイリーが仲間だったと匂わせるようなシーンはなし。「レイリー=元ロックス海賊団の船員説」はほぼ否定されたかたちとなりました。 ただ、彼と親密な関係にあるシャッキーが、ロックス海賊団の一員であるグロリオーサの仲間だったと発覚。もしかしたらレイリーとシャッキーは、ロジャー海賊団とロックス海賊団の衝突などをきっかけに出会ったのかもしれません。
【強すぎ】ロックス海賊団メンバーの強さ・能力は?
ロックス:ロジャーと互角!?作中最強クラスか
ロックスは剣をメイン武器にしているようですが、それ以外の能力などは不明です。ただ、センゴクが「ロジャーの最初にして最強のライバル」と語り、カイドウが「自分と対等に戦える相手」と捉えている点から作中最強クラスの強さを誇ると推測できます。 それを証明するかのように、ロックスは過去編で海軍大将に致命傷を与えたほか、巨人族の王・ハラルドと互角の力を見せていました。悪魔の実の能力の有無や覇気のレベルがわかれば、その強さの詳細がはっきりするはず。今後の展開に要注目です!
エドワード・ニューゲート:世界最強の名は伊達じゃない!
| 名戦闘 | ロジャーとの戦闘 |
|---|---|
| 巻数話数 | 96巻966話 |
ロジャーと互角の実力を誇り、彼の死後は「世界最強」と称えられるまでになった白ひげ。彼が持つ振動を起こす力は「世界を滅ぼす力」とまで評されており、老いと病で衰えてなお、海軍本部三大将と戦える強さを誇っていました。 そんな彼の名戦闘シーンといえば、やはりワノ国編で描かれたロジャーとの激突!このときはお互いに覇気をぶつけ合っただけですさまじい衝撃派が発生し、周りが巻き込まれていました。戦闘の描写はほんの一瞬でしたが、ライバル同士の戦いにはやはり胸がアツくなりますね……!
カイドウ:誰にも殺せない「最強の生物」
「最強の生物」という称号からもわかる通り、カイドウは化け物じみた身体能力とずば抜けた戦闘センスを持っています。 ワノ国編にて新世代の海賊と対峙したときには、カイドウはルフィをたやすく撃破していました。攻撃の数々がほぼ通用せず、次々と強烈な技を繰り出してくる姿には、格の違いを思い知らされます。 カイドウは何度かルフィと激闘を繰り広げることになりますが、そのひとつひとつが見ごたえたっぷりで見逃せません!
シャーロット・リンリン:天変地異を起こすほど強大な力の持ち主
| 名戦闘 | カイドウとの戦闘 |
|---|---|
| 巻数話数 | 94巻951話 |
ビッグ・マムは四皇のひとりというだけあって、規格外の戦闘能力を誇っています。そもそも生まれつき怪力で、幼い頃に巨人族の村を半壊させたことも……。攻撃力も防御力もすぐれており、ルフィのギア4バウンドマンが通用しないほどでした。 3種類の覇気をすべて使えるうえ、いずれのレベルもケタ違い!それがよくわかるのが、カイドウとぶつかり合った場面です。それぞれ強大な力を持つふたりですが、たった一撃を交わしただけで空が割れ、島がバリバリと音を立てるほどの衝撃をもたらしました。 その後一時的に同盟を組み、決着はおあずけになりますが、戦い続けたとしたらどちらが勝つのでしょうか……。
シキ:マリンフォードを半壊状態に!?
| 名戦闘 | 海軍本部との戦闘 |
|---|---|
| 巻数話数 | 単行本零巻 第0話 『STRONG WORLD』(劇場版特典) |
シキはロジャーのライバルであり、彼のことを心から認めていました。そのためロジャーが捕まったときには、怒りのあまり単身で海軍本部に乗り込んでいます。 その際シキはセンゴクとガープと戦うことになりますが、全盛期の彼ら相手にまともにやり合い、最終的にはマリンフォードを半壊してしまいました!最終的には敗北し投獄されましたが、たったひとりで戦ったことを考えるとかなりの実力者といえるでしょう。
キャプテン・ジョン:もしかしてハッタリの名人だった?
キャプテン・ジョンの強さは現状不明です。伝説的な海賊なので相当な強さを誇ると推測できますが、作中に描かれているのは酒を飲むシーンばかり。 バギーが彼に執着している点も考慮すると、バギーのような「ハッタリや偶然でのし上がったタイプ」という可能性もありそうです。
グロリオーサ:ハンコックと同等レベル?
グロリオーサの戦闘力は現状不明です。ただ、凄腕の女戦士たちが集う九蛇海賊団の船長だった点、猛者揃いのロックス海賊団の主要メンバーになっていた点などから、相当高い戦闘力を誇っていたと推測できます。 同じ九蛇海賊団船長のハンコックと同等、王下七武海レベルの強さでもおかしくないでしょう。
バッキンガム・ステューシー:現役時はCP-0クラスだった?
ステューシーの詳細な能力はわかっていません。ただ、彼女のクローン体はCP-0に所属しており、特殊な戦闘技術「六式」を習得していることが判明済み。 その点を考慮すると、現役時のステューシーはCP-0と近い戦闘力、あるいはそのレベルに達しうるポテンシャルを秘めていたと推測できます。
王直:周囲を操る能力者?
王直の詳細な戦闘力はわかっていません。ただ、「海賊教祖」という異名やハチノスの「提督」だった点から、多くの部下を従える人物だったと推測できます。もしかしたら彼は周囲を洗脳・操作する悪魔の実の能力を持っていたのかもしれません。
凶:シキのライバル!同等レベルの強さだった?
凶の詳細な戦闘力は不明です。ただ、彼は「金獅子」の異名で恐れられたシキとライバル同士だったことがわかっています。そのため、戦闘力はシキと同等レベルの可能性が大。作中トップクラスの実力を誇ると思われます。
ロックス海賊団メンバーは猛者ばかり!今後の展開に注目しよう
今回の記事ではロックス海賊団のメンバーについて判明している情報を解説しました。シャンクスと黒ひげ以外の四皇が全員ロックス海賊団出身だったことを踏まえると、ロックス海賊団がいかに強かったかがわかります。 しかし、銀斧と王直という正体不明のメンバーがいるなど、謎は多いままです。新たなメンバーが発覚する可能性もあります。 船長ロックスが黒ひげと関わりがあるのか、ビッグ・マムやカイドウがロックス海賊団について言及するのか、今後の展開に注目が集まっています。


































