2020年3月11日更新

【ワンピース】天竜人を徹底解説!世界政府を作った王の末裔はヤな奴ばかり?

天竜人 サムネイル

「ワンピース」の世界の各所で悪逆な振る舞いを繰り返す天竜人。なぜ彼らはそのような振る舞いを許されているのか。天竜人のなかにもまともな人間はいるのか。隠された謎の考察も踏まえて徹底解説します。

目次

天竜人(世界貴族)とは?【ネタバレ注意】

天竜人(世界貴族)とは「ワンピース」世界における特権階級と言っても過言ではない複数の一族を指します。今回は天竜人と海軍や世界政府の関係、これまでどのような天竜人が登場してきたかについて紹介します。 ※本記事では『ONE PIECE』のネタバレ情報を扱っています。読み進める際はご注意下さい。

天竜人は“創造主”の末裔!聖地マリージョアに住む特権階級

天竜人は800年前に世界政府を作った20人の王の末裔。その血こそが彼らを世界貴族たらしめています。このとき世界貴族となった王たちは自国の王の座からは離れたため、それぞれの国では新たな一族がその座に就いています。ドレスローザのリク王家などがそのうちの1つですね。 20人の王のなかでもビビやコブラの先祖である当時のネフェルタリ王だけは天竜人の地位になることを疎んでアラバスタ王の地位に残りました。 ですから天竜人というのは実際には19人の王の末裔から構成されているということになります。 作中で天竜人は人をいきなり奴隷にしたり、いきなり発砲したりと無法な行いをしていますが誰も彼らを止めることができません。後述するようにミョスガルド聖は奴隷を1人も持たないことから天竜人の間で変人扱いされているらしいので、ここから一般的な天竜人の姿が推し量れますね。 天竜人たちを武力を用いて止めたりすれば、むしろその人物のほうが海軍や世界政府に追われることになってしまいます。

聖地マリージョア

彼らは普段は赤い土の大陸(レッドライン)上にある聖地マリージョアに居住しており、マリージョアには世界政府の本部も位置します。そのため海賊がレッドラインを行き来するためには海底を通過する必要があるのです。 また天竜人はマリージョアの外ではシャボン玉のようなマスクで顔全体を覆っています。これは世界貴族に属さない民衆と同じ空気を吸いたくないがためのものだと発言していました。

天竜人と世界政府との現在の関係は?

先に述べたように世界政府を作ったのは現在の天竜人たちの先祖です。そして世界政府のトップである五老星もまた天竜人が務めています。 世界政府の加盟国は天上金という天竜人への莫大な貢ぎ金を支払わなければいけません。 また全軍総帥指揮下に諜報機関サイファーポールがありますが、このサイファーポールのうちCP0だけは天竜人直属の諜報機関であるようです。かつてCP9であったロブ・ルッチやカク、スパンダムも現在はこのCP0に所属しています。 世界政府に属する加盟国が天竜人たちが世界貴族であることをよしとする理由は、彼らの先祖が世界政府を作ったからというだけではなさそうです。ドフラミンゴいわく、天竜人は秘密裏に存在自体が世界をひっくり返してしまうほどの国宝を持っているのだとか……。

天竜人と海軍は主従関係!?圧倒的な権力で正義をも従える

天竜人は要請すれば海軍の大将を呼びつけるほどの権限を持っています。シャボンディ諸島編でもロズワード聖によって黄猿が呼びつけられました。またある海兵によると、世界貴族を守ることは海兵の義務であると言います。 ガープに限ってはそういう風には考えていないようで、ステリー王との会話のなかで天竜人をゴミクズと呼んでいます。センゴクによればガープが大将にならない理由の1つが、大将になれば天竜人の直属の部下になってしまうことだと言います。

五老星は世界政府の頂点!全員が天竜人の最高権力者

五老星は世界政府のトップを務める5人の人物です。彼らもまた天竜人で、天竜人のなかでも最高位にあたると言います。 天竜人は傲慢そうですが、どうやって天竜人内での権威の序列を決めているのかは明かされていません。文字通り年齢なのでしょうか。実際五老星以外で最も高齢の天竜人はロズワード聖で、シャボンディ諸島での一件から2年後の時点で55歳です。五老星たちはもう少し年を重ねているように見えます。 ウォーターセブン編にてさかのぼること10年前の回想で五老星が登場していました。このときの五老星と現在の五老星を比較しても、ほとんど外見が変わっていないということがわかります。 天竜人は世界政府を作った王の末裔とされていますが、五老星は何らかの手段で不老不死を得ていて、00年前から生き続けている、ということがもしかしたらあるかも……?

ロズワード家を紹介!

ロズワード聖

ロズワード家の家長。息子のチャルロスに比べれば理性的な面もありますが、海賊の船長を奴隷としてコレクションするなど残忍な一面がやはり目立ちます。レヴェリー編ではバーソロミュー・くまに乗って現れました。どうやらくまは世界貴族のなかで順番にレンタルされているようです。

チャルロス聖

ロズワード聖の息子にあたる人物です。 重症患者を運ぶ人間が自分の前を横切ると、今楽にしてやると言って蹴飛ばす。気に入った女性がいれば、それが人間屋のオークションではなく路傍で見かけた女性でも無理やりマリージョアに連れて行き、飽きれば捨てる。その女性の夫や恋人がそれを拒めば発砲してでも連れて行く。といった風に、天竜人のなかでも人を人とも思わぬような振る舞いが特に目立つ人物です。 人間屋のオークションでケイミーを5億ベリーで買おうとし、さらには魚人族への差別からハチに発砲。そのためにルフィに殴られ、黄猿をシャボンディ諸島に呼び寄せる原因となりました。 レヴェリー編では、魚人島のしらほし姫すら奴隷にしようとしており、世界政府加盟国の王の一族ですら取るに足らない存在と考えていることがわかります。

シャルリア宮

ロズワード聖の娘で、チャルロス聖の妹にあたる人物です。 首輪の爆弾が爆発し、動けなかったデビル・ディアスにさらに銃弾を撃ち込んでおり、兄や父親同様に残忍な一面があります。 チャルロスが殴られた一件で腹いせにケイミーを射殺しようとしますが、レイリーに覇王色の覇気で気絶させられてしまいました。

ドンキホーテ一族の一員・ミョスガルド聖を紹介!

10年前

ドンキホーテ一族の一員。10年前にフィッシャー・タイガーによって解放された自らの奴隷を取り戻すために魚人島へ向かうも途中で事故があり、命からがら魚人島へたどり着きます。 そこでかつて自らの奴隷であった魚人たちに殺されそうになりますが、オトヒメにかばわれ命を助けられました。その後も反省の色は見せていませんでしたが、オトヒメの説得に心を動かされたのか、最後には魚人族が地上へ住うことを後押しする旨の署名を書いています。

現在

ミョスガルド(画像左下)はレヴェリー編にて再登場しました。 チャルロスがしらほしを奴隷にしようとし、CP0やネプチューンが一触即発の雰囲気になりますが、そこでミョスガルドがチャルロスを殴り飛ばします。 ミョスガルド曰く自分は10年前にオトヒメに「人間」にしてもらった、その恩を返せる日を待っていたと言います。 現在は奴隷も1人ももっておらず、ロズワードからは変人扱いされているようです。 7日間のレヴェリーの間、しらほしの傍に付きほかの天竜人が手を出せないようにしていました。結果ネプチューンやしらほしは無事リュウグウ王国へ帰国しています。

ドンキホーテ家を紹介!

先に紹介したミョスガルド聖も属している一族。どうやら800年以上前はドレスローザを治めていたようです。

ドンキホーテ・ホーミング聖

33年前に人間らしい暮らしがしたいと考え、妻や2人の息子とともに天竜人の地位を手放しました。ただの人間に成り下がるのか、と天竜人でなくなるという彼の選択を止めようとしたほかの天竜人に「元々人間ですよ」と返したことが天竜人たちのプライドを傷つけたと言います。 その後は世界政府非加盟国で家族と暮らし始めますが、天竜人であることが露見し、天竜人に恨みを持っている人たちから壮絶な迫害を受けることに。 妻と息子2人だけでももう一度天竜人にできないかと、ほかの天竜人にかけ合いますが、自分たちから出て行ったのだからと取り合えってもらえませんでした。

ホーミング聖の夫人

ホーミングの考えに共感し、ともに天竜人の地位を手放しました。その後、民衆によって家が焼き討ちに遭い、家族と一緒に逃亡生活をすることに。最終的には逃亡生活の影響で病気になってしまい、死亡してしまいます。

ドンキホーテ・ドフラミンゴ

ホーミング聖の息子。自身が天竜人であるという意識が捨てられず、父に対して反感を抱いていました。壮絶な迫害のきっかけとなった父を恨み10歳のころに彼を殺害してしまいます。その後海賊として王下七武海に所属。何やら天竜人に関する重要な秘密を握っているようです。

ドンキホーテ・ロシナンテ

ホーミング聖の息子で、ドフラミンゴの弟にあたる人物です。 ホーミングの死後、センゴクに保護され海兵として情報を探るためにドフラミンゴの元に送り込まれていました。 ですが策略が露見し、ドフラミンゴに殺害されてしまいます。

その他で登場した天竜人を紹介

ジャルマック聖

12年前にゴア王国を視察した際、ジャルマック聖の乗る艦の前をサボの乗る船が横切ったので、砲撃させ沈めます。 自分の目の前を横切ったというのが、砲撃した理由でした。

カマエル聖

映画『ONE PIECE FILM GOLD』に登場した世界貴族です。 ギルド・デゾーロから天上金を受け取りに来たところを、服を盗まれナミたちの潜入のために利用されてしまいます。

「ワンピース」天竜人にはまだまだ隠された謎が!今後の展開に注目

「ワンピース」世界にはDの一族と呼ばれる者たちがいます。ロシナンテによると聖地マリージョアでは行儀の悪い子はディーに食われてしまうぞ、というしつけがあったといいます。さらにロシナンテはDの一族を神の敵と呼ぶ地域があり、神とは天竜人のことではないかと推測していました。 このことからDの一族と天竜人にはなんらかの因縁があると見て間違いないでしょう。現状ファンの間では、20人の王が滅ぼした一族というのがDの一族ではないかという予想が濃厚です。 だとすればなぜ末裔がいるのか。Dの一族と呼ばれる人間は個人主義のように見える人間が多く、先祖のための復讐に必死になるようには思えませんが、現在進行形で脅威と考えられているのはなぜか。など現時点では説明が着かないことも少なくありません。 今後クライマックスに近づくにつれ、天竜人、Dの一族ともに次々と謎が明かされていく予感がしますね。