2020年4月15日更新

【ワンピース】海軍の英雄モンキー・D・ガープを解説!ずっと中将なのはなぜ?

ガープ サムネイル

海軍本部の中将モンキー・D・ガープ、息子は革命家ドラゴン、孫は懸賞金15億のルフィというとんでも家族のお爺ちゃんです。今回はガープについて、「英雄」となったキッカケなど活躍エピソード、そして名言などを紹介していきます。

目次

『ONE PIECE』“英雄”モンキー・D・ガープの過去から今までを徹底解説【ネタバレ注意】

モンキー・D・ガープは四皇・七武海と並ぶ三大勢力の1つ、海軍本部に在籍する軍人です。大海賊時代より前、ロジャーや白ひげなど伝説級の海賊達を相手にとっており、海兵のみならず市民からも憧れの的となっています。 その功績は素晴らしく、何度か海軍大将の座を進められるものの、それらを全て一蹴りし現在は中将の席を維持しています。 かなり豪快な性格の持ち主で、若い頃は海軍本部でも問題を起こしていた模様。中将という役職ながら、部下はもちろん上司にまで気安く接しており、その無邪気かつ滅茶苦茶な言動には皆頭を抱えているようです。 今回はそんなガープの強さや活躍、凄すぎる血縁関係や「英雄」と呼ばれるに至ったエピソードなどを紹介します。 ※本記事では『ONE PIECE』のネタバレ情報を扱っています。読み進める際はご注意下さい。

ガープの初登場は扉絵!コビーとヘルメッポを部下に迎え、鍛え上げる

普段は自由奔放なガープですが、新兵を立派な軍人に育てあげるなど面倒見の良さも見せています。それを象徴したエピソードとなったのがコビーとヘルメッポとの出会いです。漫画の扉絵連載で部分的に描かれています。 コビーは、かつて海賊アルビダに無理やり働かされていた男の子。ヘルメッポは権力を後ろ盾にするような小悪党でした。 2人はルフィ達と出会った後、海軍に入隊することになります。初めは支部局で雑用の日々を過ごしますが、たまたま出会ったガープに弟子入りを志願。彼はコビーとヘルメッポを自分の元(本部)へ転任させました。 ガープによる地獄の訓練で鍛え上げられた結果、2年後にはコビーは大佐、ヘルメッポは少佐の地位へ昇格するまでに。彼等の成長度は凄まじくコビーは頂上戦争で覇気を覚醒させ、ヘルメッポも王族の護衛中、海賊に捕まったコマネ王女を単身で救出するなどの功績をあげました。

息子はドラゴン、孫はルフィ!?ガープの凄すぎる血縁関係とは

ガープはルフィの祖父であり、革命家ドラゴンの父にあたります。この衝撃的な事実が発覚したのはガープの本編初登時、ウォーターセブン編でのことでした。 突然海軍が現れたことで慌ただしくなる麦わらの一味。しかし、ルフィの口からは「あれはオレの爺ちゃんだ!」との言葉が。当時の読者同様、驚きを隠せない麦わらメンバーでしたが、考えも無しに壁を壊して現れるなど、その自由度の高さに2人の血の繋がりを深く納得していました。 その後、衝撃発言はガープの口からも飛び出します。ルフィの父親は革命軍総司令官、モンキー・D・ドラゴンだったのです。ドラゴンといえば「世界最悪の犯罪者」の悪名を馳せていた指名手配犯。これはルフィも知らない事実でした。 それにしても、海軍・革命家・海賊と恐るべしモンキーファミリー。今後3人が同時に登場する日は来るのでしょうか。是非見てみたいですね。

親族には“おじいちゃん”らしく、甘い一面を持つ?

ガープは基本、海賊に対し「同情の余地無し」といった方針を持っていますが、身内には甘いという一面も。 それはルフィだけでなく育ての親として面倒を見たエースに対しても同様で、頂上戦争では処刑の直前までエースの隣に腰を下ろし涙を浮かべていました。 また、エースを助けに来たルフィの前に海軍中将として立ちはだかるものの、2人の幼い頃を思い出し、彼に手を出せないまま突破を許してしまいます。 ガープの強さは、大将の座を打診される程のもの。当時のルフィでは彼に敵うはずがありません。ガープの2人に手を出したくないという本心がきっと出てしまったのでしょう。 その後、解放されたエースを殺しルフィにまで手を出そうとした大将・サカズキに対し、殺意を抱きセンゴクに止められる場面が。 例え海軍の英雄であろうが、ガープも人の子。ルフィの活躍を「流石はわしの孫じゃ」と自慢するような普通のお爺ちゃんなのです。

つる、センゴクとは旧知の仲

ガープは“大参謀”つるや、元海軍本部元帥のセンゴクと同期の仲。ロージャーや白ひげ程の海賊が全盛期だった時代を共に生き抜いて来た事もあり、3人は役職に関わらずフランクな関係を築いています。 それ故にガープのとばっちりを受けるのもこの2人で、特にセンゴクは彼の奔放さを叱責するも反省することのないガープを見て辟易する毎日を送っていました。 頂上戦争後は、つるは依然として中将、センゴクは元帥を引退し大目付役に。ガープも辞職しようとしますが全軍総帥に引き止められ、名前と肩書きのみ海軍に残し新兵教育を任されます。 しかし、その後も彼等はセットで描かれることが多く、何だかんだ仲の良い3人の関係性が垣間見えています。

嫌いになりきれなかった!ロジャーとの関係は?

ガープは「ロジャー」の名を聞くと任務を任されていようがいまいが勝手に出航し、彼の逮捕に何よりもその血を滾らせていました。 しかし、当の海賊王は偉大なる航路(グランドライン)制覇後、自らの意思で海軍に投降します。ガープが投獄されていたロージャーの元を訪ねると、彼から南の海(サウスブルー)にいる嫁が懐妊した事と共に、「妻と生まれてくる子供を頼む」という願いを聞かされるのでした。 本来は宿敵であるはずの2人ですが、ロジャーいわく「何度も殺し合いをした仲だろう!信頼出来る!」だそう。ガープ自身も前述した通り人情に厚い男です。渋りながらも戦いで生まれた奇妙な縁から、それを承諾します。 普通に考えれば海軍が海賊の身内を助けるなど犯罪行為そのもの。ひょっとしたら彼等の中には友情か何かが芽ばえていたのかもしれません。

伝説のロックス海賊団との戦い!ゴッドバレー事件の真相

そもそも何故ガープは「海軍の英雄」と呼ばれるようになり、これだけ問題行動を起こしても首にならず済んでいるか。それは彼が38年前に起きた「ゴッドバレー事件」のたて役者だったからです。 今や四皇に君臨する若い頃のビックマム、カイドウ、白ひげらをメンバーに従え、当時世界最強と言われていたロックス・D・ジーベック率いるロックス海賊団は世界中でその猛威を振っていました。そんなある日、彼等がゴッドバレーという島で壊滅したとのニュースが世界の海を駆け巡ります。 誰も止めることの出来なかったロックス達の悪の進撃を終わらせたのが、モンキー・D・ガープだったのです。この戦いの功績は政府によって瞬く間に広がり、彼が「英雄」と呼ばれるきっかけとなりました。 しかし、ガープ自身はあまりこの話をしたがりません。センゴクによれば、ガープとロックス海賊団との戦いで、彼はゴール・D・ロジャーと手を組んでいたのです。 立場的には敵対すべきにも関わらず、海賊と手を組んだために、彼にとってはあまり言いたくないことなのだそう。この事実は、ガープやセンゴクをはじめとするごく少数の人物しか知らない事実でした。

ガープが大将にならない本当の理由とは?

27年前、当時元帥だったコングから海軍大将への昇格を薦められますが、ガープはそれを辞退し、中将の席に座り続けています。 初めは本人が語ったように「自由にやるには、これ以上の立場はいらない」ため申し出を断ったかに思われました。しかし、そこにはもう1つの理由が隠されていたのです。 ガープが海軍大将にならない理由。それは「天竜人」の存在でした。どうやら大将の座につくと天竜人の直属の部下になってしまうようで、それを避けるべくガープは中将であり続けたのです。つまり彼は大の天竜人嫌い。世界会議ではゴア王国の王であるステリーに「天竜人になりたい」と言われ「あんなゴミクズにか」と返しています。 実際彼はその世界貴族嫌いを態度で示しているそうで、センゴクいわく「消されないのは実績と人望ゆえ」だそう。

ガープの強さは四皇レベル?鋼の肉体と、覇気

ガープは「悪魔の実」能力者ではありませんが、ロックス海賊団を壊滅させ、ロジャーとの死闘を繰り広げてきたことからその実力はかなりのものと分かります。 六式の高速移動術「剃(ソル)」を使っているような描写があったり、大砲の弾を手で掴み放り投げる「拳骨隕石(ゲンコツメテオ)」、前者の連続技「拳骨流星群(ゲンコツりゅうせいぐん)」など身体能力とそのパワーは抜群です。 更には相当な覇気の使い手でもあり、30年前に氷の大陸を砕く程の武装色を持つ海賊・チンジャオと対峙した際は、彼の覇気を上回って頭の形を変えてしまいました。 そもそも、強力な悪魔の実の能力者が集う海軍本部にて、その身体だけで幹部にまで成り上った時点で他の海兵とは一線を画していると考えられます。戦歴を考慮すると四皇相手に互角の戦いを展開してもおかしくはないでしょう。

頂上戦争でガープが放った名言3選!

「悪党に同情はねェが……家族は違う……!わしゃあどうすりゃええんじゃい……!」

エースが処刑される前に彼の元を訪れた際、センゴクに咎められこの発言をしました。ルフィやエースが海賊をやっているということに関しては、全く同情の余地はありません。しかし、軍人としてでなく、ただ1人の親として身内のことが心配だったのでしょう。 海軍と家族、2つの間で揺れ動いてるガープの心情はきっと辛く悲しいものだったと思われます。人情深い、ましてや家族思いの彼なら仕方の無いことかもしれません。

「エース貴様……!なぜわしの言う通り生きなんだ!」

処刑間近のエースの隣で戦場を見下ろしながらガープが放ったのがこの言葉。彼の目には溢れんばかりの涙が浮かんでいました。 ガープにはルフィとエースを強い海兵にしようというかねてからの願いが。しかし、そんな思いとは裏腹に海賊になってしまった2人をガープは悲しく思っていたのです。自分が示す生き方をしていたならば……、この時の彼は悔やんでも悔やみきれないそんな気持ちでいたのでしょう。

「ここを通りたくば わしを殺してでも通れ!“麦わらのルフィ”!」

ルフィがエースを助けようと処刑台に向かう際、道を阻むようにして彼に対し叫びました。実の孫を海軍の敵・海賊と見なし立ち塞がろうとしますが、身内への甘さ故に攻撃を躊躇した隙をつかれその場をルフィに突破されてしまいます。 海兵としての任務を全うするという決断をしたガープ。ルフィを「麦わらの」と呼んでいることからも、立場を分かつ決意が伝わって来ます。しかしながら、寸前のところで家族への情が勝ることとなりました。

アニメ版『ONE PIECE』でガープを演じる声優は中博史(なかひろし)

アニメ版『ONE PIECE』でガープを演じる声優は中博史(なかひろし)。1960年生まれの59歳で、賢プロダクションに所属しています。 主な代表作は、『ワールドトリガー』のウィザ役や『ハイキュー』の鵜飼一繋(うかいいっけい)役など。年配の男性に合った声質なため、実際の自分の年齢よりも上のキャラクターを演じることが多いようです。声優としてアプトプロ付属養成所の講師も務めています。

ガープの再登場に期待!3代の親子共演はあるのか?

今回は『ONE PIECE』に登場する“英雄”モンキー・D・ガープについて詳しく解説しました。 ルフィに引けを取らない奔放ぶりを見せるガープですが、その言動からは海軍としての立派な志と家族への愛情がひしひしと伝わってきましたね。 2020年4月現在、原作ではワノ国でついにルフィ達が四皇のカイドウに真っ向勝負を仕掛けようとしています。おそらくこの戦いではガープが関係することはありませんが、いずれ再登場を果たすでしょう。 果たしてガープ、ルフィ、ドラゴンの3人が共演する日は来るのでしょうか。もし実現したら、彼等の中でどんな会話が繰り広げられるのかも楽しみですね。