2020年4月13日更新

『鬼滅の刃』継国縁壱(よりいち)は歴代最強の剣士!日の呼吸の謎や、晩年まで解説

継国緑壱 サムネイル

継国縁壱(つぎくによりいち)は『鬼滅の刃』において、全キャラクターのなかでも最強とされる鬼殺隊の剣士です。その圧倒的な強さには、鬼の始祖である無惨でさえも恐れを抱きます。今回はそんな継国縁壱の幼少期から晩年まで、余すことなく紹介!

目次

『鬼滅の刃』最強の男、継国緑壱(つぎくによりいち)を完全解説!【ネタバレ注意】

継国縁壱(つぎくによりいち)は『鬼滅の刃』本編より400年ほど前の戦国時代に生きた人物で、主人公の炭治郎が見る先祖の記憶や、鬼舞辻無惨(きぶつじむざん)の回想などに登場します。 額に炭治郎と似た痣があり、同じような花札の耳飾りをつけていますが、血縁関係があるわけではありません。作中で「耳飾りの剣士」や、「始まりの呼吸の剣士」とも呼ばれており、千年以上の歴史をもつ鬼殺隊のなかでも歴代最強の剣士です。 無惨が長い生の中で唯一追い詰められた人物であり、初めて炭治郎と遭遇したときには、同じ耳飾りをつけているのを見て縁壱のことを思い出していました。 無惨に「本物の化け物はあの男だ」と言わしめるほどの強さを誇った継国縁壱。今回はそんな鬼殺隊最強の男の強さの秘密やルーツを探っていきましょう! ※この記事では2020年4月現在までの『鬼滅の刃』ネタバレ情報に触れています。読み進める際はご注意ください。

継国縁壱の初登場は?細胞レベルでトラウマを負った無惨

継国縁壱が初めて物語に登場したのは、炭治郎が上弦の陸・堕姫と戦っているときでした。周りの人にも危害を加え、悪びれもしない堕姫に対し、炭治郎が「なぜ命を踏みつけにする?」と問い詰めると、彼女は知らない人物の幻影を見ます。 堕姫がそのとき見たのは、無惨の細胞にこびりついている記憶だったのです。鬼は無惨の血を分け与えられた存在ですが、実際には見たこともない者の幻覚が見えるほど、縁壱という存在は彼の記憶へ強烈に刻まれていたのでしょう。 無惨自身も初めて炭治郎に会った際にはその耳飾りを見て、縁壱に殺されそうになった場面を思い出します。炭治郎が縁壱の関係者だと思った無惨は、執拗に「耳に花札のような飾りをつけた鬼狩りを殺せ」と部下の鬼に命じていました。 緑壱の強さは、鬼の始祖すら数百年にわたって恐怖し続けるほど、圧倒的なものだったようです。

呼吸法の生みの親!日の呼吸の使い手

鬼殺隊は鬼との戦闘に「全集中の呼吸」という特殊な呼吸を使いますが、最初にそれを編み出し、鬼殺隊に教えた人物こそ縁壱なのです。彼は日の呼吸の使い手で、他の全ての呼吸はここから派生したとされています。 縁壱は鬼殺隊の剣士たちに日の呼吸を教えようとしますが、誰も習得することは叶わず、元々彼らが使っていた炎・水・雷・岩・風の剣術の型に合わせて教えることで、現在の基本の呼吸が出来上がりました。 縁壱が使った日の呼吸を恐れた無惨は、彼が亡くなった後も型を知りうる者や、適性の有りそうな剣士を全員抹殺して、二度とその使い手が現れないように対策しています。しかし、日の呼吸の型は「ヒノカミ神楽」として竃門家に代々伝わっており、炭治郎が継承していたのでした。

生まれつき痣を持ち、透き通る世界を見ていた縁壱

身体能力が飛躍的に高まったときにあらわれる「痣」、相手の内臓や筋肉の動きすら見通せる「透き通る世界」。炭治郎や柱たちは、厳しい鍛錬に加え、何度も死線をくぐり抜けることで「痣」を発現させ、「透き通る世界」に到達しました。 ところが、縁壱は人間の限界を超えるそれらの能力を生まれながらに有していたのです。その才能と身体能力は常人を遥かに凌駕しており、自らを「鬼舞辻無惨を倒すために特別強く造られて生まれて来たのだと思う」と語っています。 縁壱の日輪刀は、普段は黒曜石のような黒色でしたが、戦闘時には赤く染まり「赫刀(かくとう)」となっています。これは死の淵になってやっと発現するとされており、異常なほどに強く握りしめた拳の熱が刀に伝わるというもの。 無惨や上弦の鬼に対しても有効な攻撃が可能になる「赫刀」ですが、痣を発現させた柱たちでも、刀同士をぶつけ合うなどしてやっと一時的に赤くできるという高い難易度でした。 しかし縁壱の場合は、労せず常時刀身を赤く染めた状態で戦っていました。その威力は段違いであり、どんな傷も一瞬で再生させる無惨の体に、400年経った今なお癒えずに傷痕が残っています。

幼少期の縁壱は?いつも母親にべったり?

縁壱は生まれつき額に痣があり、また、双子は不吉とされていたこともあって父親から殺されそうになりますが、それを聞いた母親が怒り、猛反対したことで何とか生き永らたのです。 母親は、縁壱が7歳になるまで言葉を発しなかったため、耳が聞こえないのだと心配し、花札の耳飾りをお守りとして作ります。彼女は病で左半身が不自由になっており、人間の体が透けて見えていた縁壱はそれを見抜き、常に母親の左側に寄り添って支えていました。 また、縁壱はいつも優しく自分を気にかけてくれる双子の兄・巌勝(みちかつ/後の黒死牟)を慕っており、彼が剣術の稽古をしていると、自分にも教えてほしいと言い出します。そのとき初めて竹刀を握ったにもかかわらず、巌勝が1本も取れなかった指南役に一瞬で4発入れて失神させてしまいました。 それから巌勝は、縁壱には人間の体が透けて見えていることを知り、その才能と超人的な身体能力に嫉妬し、憎むようになっていきます。

愛する人を殺され、鬼殺隊に入隊

縁壱はその剣術の才能を買われ、継国家の後継ぎに据えられそうになりますが、兄にその立場を譲るために、母親の死をきっかけに家を出ます。 昼夜走り続けた縁壱は、山の中で家族を亡くした少女・うたと出会いました。お互い1人ぼっちとなっていた2人は一緒に暮らすことになり、縁壱は自分以外の人には体が透けて見えていないことなどを初めて知ります。 やがて2人は夫婦となり、うたは子どもを授かりましたが、幸せな日々は長く続きません。彼女の臨月が近づき、縁壱が産婆を呼ぶため家を離れていたときに、うたはお腹にいた子ども諸共鬼に殺されてしまったのです。 その後、鬼を追っていた剣士が現れ、鬼とそれを狩る者たちの存在を知った縁壱は、自らも鬼殺隊に入隊し鬼狩りの道を歩みます。しばらくして、鬼に襲われていたところを助ける形で兄・巌勝と再会を果たました。そして彼も鬼殺隊に入隊することになり、兄弟で切磋琢磨しながら鬼を追うようになったのです。

無惨を追い詰めるも……

縁壱はついに鬼の始祖である鬼舞辻無惨と出会い、一目見た瞬間に「私はこの男を倒すために生まれて来た」と悟ります。 無惨は「呼吸を使う剣士にはもう興味がない」と告げて攻撃を仕掛けますが、縁壱は掠り傷でも死に至ると感じ、全て避けてみせます。さらに縁壱は、無惨には心臓が7つ、脳が5つあることを見抜き、その瞬間、日の呼吸の型を完成させると同時に12個全ての弱点を斬りつけました。 斬られた傷が再生する気配もなく、絶体絶命のピンチとなった無惨は、自らの肉体を1800個の肉片にして弾け飛ばし逃亡しようとしたのです。縁壱は1500個の肉片をその場で斬りますが、残りは逃がしてしまいます。 その後、兄・巌勝が鬼になったこと、無惨を取り逃がしたことをあわせて責任を取るかたちで、鬼殺隊を追放されてしまいました。

鬼になった兄と、老いて再び対面

巌勝は鬼殺隊に入って程なくして痣が発現するも、縁壱と同じ日の呼吸を使えるようにはなりませんでした。さらに痣を発現させた者は寿命が縮み、25歳前後になると死んでしまうことが分かり、絶望します。 そこに無惨がやってきて、「鬼になれば無限の刻を生きられ、技を極められる」と言い、鬼になることを唆します。誘惑に落ち鬼になった巌勝は黒死牟(こくしぼう)と名乗り、上弦の壱にまで上り詰めました。 それから60年後、弟と再会する巌勝。80歳を超え、老いた姿となった縁壱ですが、その剣技は全盛期と変わらず、巌勝はなす術もなく追い詰められます。しかし最後の一撃が放たれることはなく、縁壱は直立したまま寿命が尽きて死んでいました。 遺体となった縁壱を斬り捨てると、懐からは幼いころに贈った笛が出てきます。縁壱の兄を想う気持ちがずっと変わっていないことを知り、巌勝は涙を流すのでした。 そして時は流れ、無限城編。柱たちに敗れ、灰となり消えていく黒死牟の懐には、かつて縁壱が大切に持っていた笛がありました……。

ヒノカミ神楽と日の呼吸の関係は?

炭治郎は先祖の記憶を見ることで、竃門家が代々継承してきたヒノカミ神楽と、縁壱が使う日の呼吸が同じものだと知ります。 縁壱は、炭治郎の祖先である炭吉(すみよし)と妻すやこの命の恩人であり、友人でもありました。 鬼殺隊を追放された後に竃門家を訪れた縁壱は、自分の人生について話し、後悔や喪失感を吐露します。落ち込む縁壱ですが、炭吉の娘すみれにせがまれて抱っこしたとき、彼女が見せた無垢な笑顔に思わず涙を流しました。 その後、しばらく竃門家に滞在した縁壱は、すやこにお願いされて日の呼吸の型を披露しています。それをひとつも取りこぼさず瞳に焼き付ける炭吉。彼は縁壱と別れる際に耳飾りを渡されると、「この耳飾りと日の呼吸を後世に必ず伝える」と約束したのでした。 こうして、400年経っても驚くほど正確に、日の呼吸はヒノカミ神楽として竃門家で代々受け継がれてきたのでした。

『鬼滅の刃』継国縁壱の強さは異次元だった!アニメでもその強さを見たい

今回は、『鬼滅の刃』で最強のキャラクター継国縁壱について紹介しました。常人離れした強さを生まれ持っているのにも関わらず、自分で「何の価値もない男」と卑下してしまうほど苦難の多い人生を送った縁壱。 鬼がいなくなり平和な世界となることで、彼の心が晴れることを願わずにはいられませんね。そして、縁壱の耳飾りと技を受け継いだ炭治郎がこれからどうなっていくのか、最後まで見逃せません。 またアニメの続編が製作される場合、縁壱はどんな声で、どんな動きを見せてくれるのかも非常に楽しみです!