2021年5月14日更新

竈門炭十郎の正体は?日の呼吸の使い手として炭治郎を導く【声優や活躍も】

竈門炭十郎

大人気ジャンプ漫画『鬼滅の刃』の主人公・炭治郎の父である竈門炭十郎は日の呼吸の使い手として息子を助けます。彼の正体は一体何なのでしょうか?ジャンプ漫画には主人公の父親が登場する作品がありますが、本作が示した父親像を劇中の描写を追いながら解説します。

目次

竈門炭十郎のプロフィール【ネタバレ注意】

鬼滅の刃

竈門炭十郎は炭治郎禰豆子の父であり、物語開始時点で既に他界しています。劇中の活躍はなく過去回想という形での登場となりますが、息子と娘の人格形成に大きな影響を与えている人物です。 今回の記事では性格や強さ、声優といった基本的な情報から人間関係まで幅広く、そして細かく掘り下げて解説します。 ※この記事は『鬼滅の刃』のネタバレを含みますので、読み進める際は注意してください。またciatr以外の外部サイトでこの記事を開くと、画像や表などが表示されないことがあります。

「植物のよう」な竈門炭十郎の性格とは?

炭十郎は息子の炭治郎に形容させると「植物のような人」。猛々しさなどまるでなく、穏やかで怒りを表に出すことはほとんどありません。これはジャンプ漫画に出てくる父親像として考えると異例ではないでしょうか。 男らしさや力強さではなく、優しさや穏やかさを前面に出す新しい「父性」のあり方が炭十郎を通して示されています。

竈門炭十郎の痣とヒノカミ神楽との関係は?

炭十郎の額には赤い痣があり、また体格も男性としては小柄で痩せ細っています。体の細さは病弱によるものですが、額の赤い痣は「ヒノカミ神楽」の伝承者の証です。 ヒノカミ神楽は無病息災を祈ってヒノカミ様に奉納する神楽のことであり、別名「日の呼吸」という継国緑壱のみが使える呼吸法でした。原作では炭十郎を除いて継承できたものは他にいません。 病弱なはずなのに雪の中でヒノカミ神楽を舞うことができたのもこの能力によるものですが、どのように継承されたのかは不明です。竈門家が始まりの剣士の直系だった可能性も考えられますが、あくまで憶測の域を出ません。 しかし、無惨が憧れながらも忌み嫌っていた「日の光」の象徴として一家が惨殺される理由になったのではないでしょうか。

日の呼吸を使える?竈門炭十郎の真の強さとは【透き通る世界】

竈門炭十郎が継承した日の呼吸」はすべての呼吸法の原点です。炎・水・雷・岩・風の呼吸は日の呼吸から派生・細分化されてできたものであり、鬼狩りの剣士達が自分たちの才能・適性に応じて作り上げたものでしょう。 炭十郎の真の強さは亡くなる10日前に人を襲っていた大熊との対決で描かれており、病弱の身でありながら小さな手斧で瞬時に複数回切りつけただけで簡単に首を刎ねてしまった程です。 痩せ細った見た目とは裏腹のでたらめな強さが示されており、全盛期はそれこそチートじみた強さだったのかもしれません。しかも大熊との戦いを息子への日の呼吸の伝承としていたことも判明しています。 竈門炭十郎の真の強さは剣士としてだけではなく、「父」として、そして「師」としての完成された強さだったのです。

「透き通る世界」を見ることのできる竈門炭十郎

炭十郎は単なる日の呼吸の使い手というのみならず、その強さを極めた先にある「透き通る世界」を見ることができた人でした。いわゆる「無の境地」「明鏡止水」というような我欲や邪念から解き放たれた状態のことです。 透き通る世界に至るには「正しい呼吸と正しい動き」を身につけることが大事とされており、全神経を集中させて無駄な動きや感覚を削いで必要最小限のエッセンスのみを残す必要があります。

炭治郎が受け継いだ神楽と耳飾り

鬼滅の刃

炭治郎の神楽と耳飾りは父から譲り受けた者であり、忘れ形見であると同時に強さの原点にもなります。 彼は鬼と戦う中で、父がかつて辿り着いた境地へと近づいていくようになるのです。そして最終的には父親が果たせなかった悲願を果たす大物へ成長します。 親子の物語として見る場合、炭治郎が力の継承を通じて背負っていたテーマの1つは「父親超え」ではないでしょうか。

アニメ『鬼滅の刃』19話「ヒノカミ」で初登場の竈門炭十郎

炭十郎の初登場はアニメ19話「ヒノカミ」でした。ファンの間で神回と高く評価されていますが、累の糸によって日輪刀を折られてしまい絶体絶命のピンチに陥った炭治郎のシーンから描かれます。善逸にも毒が回ったり、禰豆子も体を張って兄を助けたりと大ピンチです。 水の呼吸による起死回生を狙っても無理な状況の中で初めて炭十郎が登場します。父が自分に残してくれたものを思い出した彼は神楽の力を会得して、水の呼吸から日の呼吸へと変化させたのです。 ピンチに陥った主人公が苦境の中で強さの原点を思い出して覚醒という王道の流れですが、ここで父親を強さの原点として持ってくるという過程の描き方、話の持っていき方がとてもよく出来ています。

竈門炭十郎の声優を務めるのは三木眞一郎

竈門炭十郎の声優は今やベテランの三木眞一郎が務めています。代表的なキャラは「ポケットモンスター」シリーズのコジロウや『戦国BASARA』の後藤又兵衛など。コミカルな3枚目のキャラから渋い大人のキャラまでオールマイティーな演技が特徴的です。 炭十郎ではとても静かながらも落ち着いた深い演技がいい味を出しており、キャラクターに更なる深みが生まれました。

竈門炭十郎は『鬼滅の刃』屈指の最強キャラかも……!

今回は竈門炭十郎について解説してきましたがいかがでしたか?見た目も性格も穏やかでありながら、その内側にはとんでもない強さを秘めているというギャップが魅力的です。まさに「能ある鷹は爪を隠す」を体現した人物だったのではないでしょうか。 ジャンプ漫画で描かれる父親の系譜としても斬新であり、外柔内剛という新しい父性を提示した名キャラクターといえます。