2020年4月3日更新

『鬼滅の刃』鬼舞辻無惨の強さや過去を徹底紹介!鬼の始祖、無限城での結末は?【ネタバレ】

鬼舞辻無惨 サムネイル

『鬼滅の刃』最強のラスボス鬼舞辻無惨。彼が自分の血を分け与え、鬼を増やし続ける理由とは?また、炭治郎と長きにわたる因縁が?無惨について明らかになっている情報を徹底解説していきます!隠された悲惨な過去とは?

目次

『鬼滅の刃』鬼舞辻無惨の強さや、隠された過去とは?無限城編まで徹底解説【ネタバレ注意】

1000年以上前に鬼になった鬼舞辻無惨(きぶつじむざん)は、すべての人喰い鬼をまとめる頭領です。彼が生み出した中でも上位の鬼たちは「十二鬼月」と呼ばれ、鬼殺隊の柱たちですら苦戦しますが、その頂点に立つのが無惨です。 当初は紳士風の男性の姿をして、人間に紛れて生活していました。しかし、ある出来事をきっかけに着物を着た女性の姿で登場。さらに紳士や女性以外にも、いくつかの姿を持っています。 無惨の能力や目的などは不明点も多く、当初はまったくの謎に包まれていました。しかし話が進むにつれ、過去や鬼殺隊との因縁などが少しずつ明かされていきます。今回は、明らかになっている情報のなかから、彼の人物像を解き明かしていきたい思います! ※この記事では2020年4月現在での『鬼滅の刃』最新情報にふれています。ネタバレには十分に気を付けて読み進めてください。

鬼舞辻無惨の性格は?まるでパワハラ上司

無惨は冷酷で残虐な性格で、部下の鬼を信頼しておらず一切の容赦がありません。すべての鬼には無惨の呪いがかかっており、彼の秘密を喋った鬼は握り潰されて死ぬようになっています。 失態を犯したり不快な発言をした鬼のことは、容赦なく痛めつけたり殺したりします。その一方で意外と感情的になりやすく、少々自己中心的な面もところどころ見られます。 時には、部下の鬼を理不尽な理由で責めたり痛めつけたりすることも。このような様子から無惨は、「まるでパワハラ上司のようだ」「ブラック企業の社長のようだ」などとファンからネタにされることがあります。

鬼舞辻無惨の能力は?血を分け与えることで鬼を増産

無惨は自らの血で人間を鬼に変えることができ、血を与えて他の鬼の力を増強することも可能。これはほかの鬼にはない、無惨だけが持つ特殊能力です。 さらに配下の鬼の居場所や、近くにいればほかの鬼の心の声を聞くこともできます。鬼の行動や本音は、ほとんどが無惨に筒抜けというわけです。この詳細は、無限城に十二鬼月を招集したエピソードで判明します。少しでも心の中で不満を抱いたり、不快な発言をした鬼は容赦なく惨殺していました。 無惨は戦闘時に、血液を変形・強化する「黒血 枳棘(こっけつ ききょく)」という技も使います。この技は岩柱・悲鳴嶼行冥 (ひめじまぎょうめい)との戦闘で初めて使われ、有刺鉄線のように変形したトゲの血で行冥を拘束しました。ただしこの技は、行冥の「岩軀の膚(がんくのはだえ)」で防御されます。

過去編で見せた圧倒的小物感が話題!

無惨は珠世から「いつも何かに怯えている」と言われるなど、最強の鬼である一方で「臆病」と評されることがありました。そんな無惨の過去からは、彼が意外と小物であったことが判明します。 無惨は平安時代に生まれた人間の男性でしたが、病に苦しんでいました。「20歳までに死ぬ」と宣告を受けながら、善良な医者の治療を受けていましたが、一向に良くならない状況に腹を立てた無惨はその医者を殺害。 しかし奇しくも、その医者が彼に与えていた効果が、殺害後に出始めます。無惨の病は回復していくばかりか、強靭な体に変わっていったのです。ですが同時に太陽の下に出られなくなり、人間の血肉を求めるようになります。これが、無惨が最初の鬼として生まれ変わった瞬間でした。

無惨の本当の目的と同族に厳しい理由

無惨が医者からもらった薬には「青い彼岸花」が関係していましたが、いくら探してもこの花を見つけることはできませんでした。このため、無惨は弱点である日光を克服するため鍵となる「青い彼岸花」を探し続けています。同時に、日光に負けないような強い鬼を生み出すのを目的に動いていたのです。 鬼を生み出すのも、この目的を達成するために嫌々やっていたことです。配下の鬼たちに対して冷酷で容赦がないのもこのような理由が関係しています。 そして、ついに禰豆子が太陽を克服。無惨は、躍起になって彼女を自分のものにしようとしています。

鬼舞辻無惨と産屋敷耀哉とは同じ一族?

無惨の最大の敵と言えば、鬼殺隊当主「産屋敷耀哉(うぶやしきかがや)」がいます。耀哉と無惨は何かと対照的で、まるで光と影のような存在。 実は無惨と耀哉の産屋敷一族は同じ一族であったことが、耀哉の口から語られています。同族の無惨が最強の鬼になってしまったことで、産屋敷一族は「病弱で短命の子供が生まれる」という呪いがかかっていたのです。 このため無惨と耀哉の間には、「敵の頭領同士」という以外にもとても深い因縁があります。産屋敷一族は数百年もの間、一族の呪いの元凶となった無惨を倒すことを悲願として動き続けてきたのです。 耀哉はこれ以上犠牲を出さないために、自分の代で戦いを終結させようと、あらゆる手段を使って無惨に対抗します。

無限城編①:産屋敷邸で追い詰められ、無限城へ逃げ込む

無惨は、新上弦の̪肆・鳴女(なきめ)の能力によって、仇敵である鬼殺隊の長・産屋敷耀哉(うぶやしきかがや)が住む産屋敷邸の場所を突き止めました。 耀哉を殺すため産屋敷邸に1人で訪れた無惨は、自身が産屋敷家の血を引いていることや、一族から無惨のような怪物を出したために、産屋敷家の者は呪われてしまい短命であることを知ります。 耀哉の言葉には耳を貸さず、今にも病で死にそうな耀哉に手をかける無惨。しかし耀哉は罠を張っており、妻や子供たちも巻き添えにして屋敷を大量の爆薬で爆破しました。 爆破により負った損傷が回復する前に、無惨の前に珠世が現れて「鬼を人間に戻す薬」を無惨に注入します。さらに、潜んでいた岩柱・悲鳴嶼行冥(ひめじまぎょうめい)も加わり、悲鳴嶼の日輪刀が無惨の頸を切り落としました。 ですが、頸を斬っても無惨は死なず、日光による消滅以外に倒す方法が無いことが判明します。とはいえ、無惨は珠世の毒もあって動くことはできず、ピンチなのは変わりありません。そこに他の柱や炭治郎も到着し、一斉攻撃しようとした瞬間、鳴女の血鬼術により全員が「無限城」へと落とされてしまいました。

無限城編②:珠代の毒を分解し、鬼殺隊を一掃!

珠世に入れられた毒を分解するため、肉の繭に籠っていた無惨。鬼殺隊士たちがその居場所を発見しますが、そのタイミングで無惨は復活してしまいます。 復活した無惨は、一瞬にして周りにいた隊士たちを皆殺しにしました。繭になる前、無惨は悲鳴嶼に対して血鬼術を使って応戦していましたが、このときは血鬼術を使っておらず、超常的な身体能力のみで数多くの隊士が惨殺されました。 復活した無惨は、今までとは違う異形の姿となっていました。髪は白く伸びており、腕や足には大量の口がついており、全身が赤黒い痣のようなものが覆われていました。 無惨は片手に珠世の頭をつかんでおり、「鬼を人間に戻す薬」も自分には効果がなかったと告げ、最後に「己が殺した身内の元へ行くがいい」と言い放ってから頭を握りつぶして殺しました。

無限城編③:ついに追い詰められる!?戦いの場は地上へ

無惨は珠世の「鬼を人間に戻す薬」を完全に分解したと思っていますが、実は珠世の薬は1種類だけではありませんでした。 珠世が無惨に投与した薬は「鬼を人間に戻す薬」の他に、1分で50年老いさせる「老化の薬」、無惨が分裂して逃げるのを阻止する「分裂阻害の薬」、そして3つの薬で弱ると効果がでる「細胞破壊の薬」の計4つでした。 復活した時点で無惨はそれに気づくことなく、到着した炭治郎と義勇と戦闘に入ります。無惨の伸縮自在かつ刃物のような腕による攻撃に、炭治郎と義勇は攻勢にでることができず、炭治郎の右目が潰されてしまいました。 絶体絶命の炭治郎でしたが、ここで死んだかと思われていた恋柱・甘露寺蜜璃(かんろじみつり)と蛇柱・伊黒小芭内(いぐろおばない)が助けに入りました。鳴女が殺したはずの2人の登場に、無惨は「何をしている鳴女!!」と激昂します。 鳴女は兪史郎(ゆしろう)によって操られていました。頸を斬っても死なない無惨を倒すには、日光で消滅させる他ないので、兪史郎は鳴女を操り無限城から無惨を外に出そうとします。 無惨も黙っておらず、鳴女を通して兪史郎の細胞を吸収しようとしますが、義勇や伊黒に邪魔されて失敗。すぐさま鳴女を殺して対応しますが、鳴女の細胞が消滅する前に、兪史郎がギリギリ無惨と炭治郎たちを地上に出すことに成功しました。

無限城編④:ようやく日の出をむかえる!無惨が赤子の姿に?

無限城を出てからの無惨の攻撃はさらに激しさを増し、集結した柱たちも徐々に傷を増やします。無惨の全身にある口が周囲の空気を吸い込むことで、甘露寺の体が引き寄せられ、まともに無惨の一撃を受けてしまいます。これで甘露寺は戦線離脱、炭治郎も無惨の血を取り込んだことで意識不明となっていました。 均衡が崩れかけましたが、善逸、伊之助、カナヲも参戦し、柱4名がそれぞれのやり方で日輪刀を赫刀(かくとう)としたことで盛り返し始めた鬼殺隊。しかし、無惨のありえないほど高速で広範囲の攻撃によって、カナヲ以外全員吹き飛ばされ戦闘不能にされます。 カナヲも動けず、無惨によってトドメを刺される寸前でしたが、炭治郎が兪史郎の治療により復活、カナヲを救出しました。ここから炭治郎1人を相手にする無惨でしたが、なかなか仕留められないことに疑問を感じ、珠世の薬のせいだと気づきます。 そして夜明けが近くなり、なりふり構わず逃亡する無惨。最終手段の分裂をしようとするも、「分裂阻害の薬」の効力により失敗し、いよいよ焦りだします。 伊黒に善逸、伊之助も戦線復帰し何とか時間を稼ぎ、炭治郎が最後の力を振り絞って無惨を日輪刀で壁に突き刺し、固定するのです。

とうとう完全に夜が明け、日光が無惨の元まで差し込みました。無惨は少しでも日に灼かれるのを遅らせるため、巨大化し赤子の姿となりました。 そのまま日の届かないところへ逃げようとする無惨でしたが、柱をはじめ、残っている鬼殺隊士たちが必死に足止めし、取り込まれた炭治郎による体内からの一撃で無惨の動きは止まり、日光に灼かれました。

炭治郎や、継国緑壱(つぎくによりいち)との因縁は?

竈門炭治郎にとって無惨は、家族を殺したうえに禰豆子を鬼に変えた仇敵。同時に無惨にとっても、炭治郎が鬼殺隊剣士であるという以外の、深い因縁があるのです。 無惨は浅草で炭治郎と初めて遭遇しますが、ここで彼との因縁がすでに見え隠れしています。ここでは、無惨が炭治郎と同じ「花札の耳飾り」を付けた剣士・継国縁壱(つぎくによりいち)を思い出す重要なシーンも登場。 縁壱という人物は過去に無惨を追い詰めた人物でもあり、彼にとってはトラウマ同然の存在です。

継国縁壱と出会い、逃亡していた!

無惨は炭治郎と初めて遭遇した際、炭治郎が身につけている耳飾りを見て、かつて自分を追い詰めた「日の呼吸」を使う鬼殺隊士・継国縁壱を思い出します。 無惨と縁壱の邂逅は、現在から400年ほど前の出来事でした。このとき、無惨は既に縁壱の兄・継国巌勝(つぎくにみちかつ/黒死牟)を鬼にしていたため、「呼吸を使う剣士にはもう興味がない」と言い放ち、縁壱を殺そうとしました。 しかし、無惨の攻撃は縁壱にかすりもせず、逆に一瞬のうちに7つの心臓と5つの脳全てを斬られてしまいました。本来ならすぐに再生するはずの体が、一向に再生する気配がなく困惑する無惨に「命を何だと思っている?」と問う縁壱ですが、無惨は怒りのあまり縁壱を睨みつけるだけでした。 縁壱が無惨に止めを刺そうとしたそのとき、無惨はなんと無数の肉片となって弾け飛んで逃亡を図ります。その肉片の数は1,800にものぼり、縁壱がその場で斬ることができた肉片の数は1,500。残り300程度、合わせて人間の頭ほどの大きさの肉片は、縁壱から逃がれることができ、無惨は生き延びました。

鬼舞辻無惨の名言を紹介

「違う違う違う違う 私は限りなく完璧に近い生物だ」

酔っ払いに「青白い顔」と言われた時の言葉。「青白い=顔色が悪い=死にそう」という連想から、青白いと言われるのを異様に嫌っているようです。

「たかが柱 それを始末したから何だと言うのか?鬼が人間に勝つのは当然のことだろう」

得意げに柱を倒したことを報告する猗窩座(あかざ)に対する言葉。配下に冷たい無惨ですが、この場面では猗窩座を褒めるどころか責め立てています。

「私が好きなものは“不変” 完璧な状態で永遠に変わらないこと」

ある情報を伝えようとした玉壺(ぎょっこ)に対する言葉です。113年ぶりに上弦を失った無惨は、かなり不機嫌な様子。しかし、「変化を嫌い、不変を好む」という無惨の性格がよく分かる重要なセリフでもあります。

「あれだけの殺意をあの若さで見事に隠し抜いたことは驚嘆に値する」

耀哉は無惨に攻撃するため、産屋敷邸を自身もろとも爆破させました。不意打ちで重症を負った無惨は、耀哉の智略と隠された狂気に驚くと同時に警戒を続けます。無惨が珍しく圧倒され、焦りを見せる貴重なシーンです。

アニメ版『鬼滅の刃』で鬼舞辻無惨を演じる声優は関俊彦

無惨の声優を務めるのは、人気声優の関俊彦。関俊彦といえば、新旧問わず多数のアニメで人気キャラを演じている大物声優です。『忍たま乱太郎』の土井半助や『NARUTO -ナルト-』のうみのイルカなどは、特に有名ですね。 ふだんは穏やかだけど時には威圧感や迫力を発する無惨の雰囲気や魅力が、アニメでの演技にしっかり込められています!

『鬼滅の刃』無限城編はどんな結末を迎える?無惨の動向からますます目が離せない!

重要なラスボスである最強の鬼・無惨。ただ強くてカリスマ性に溢れるのかというと、決してそうではないことが分かります。意外と人間臭くて小物っぽいところがあるのも、無惨が魅力的なラスボスとして人気が高い理由なのかもしれません。 2020年4月現在、週刊連載では無限城編がクライマックスを迎えています。無惨は本当に消滅したのか、そして炭治郎の生死は――? このまま終わりを迎えるのか、それとももっと波乱に満ちた続きが待っているのか、乞うご期待!