2023年6月10日更新

『呪術廻戦』黒閃(こくせん)とは?発動条件や使えるキャラを紹介

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呪術廻戦
©芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会

『呪術廻戦』で虎杖悠仁や東堂葵が発動していた黒閃(こくせん)。威力が強いだけでなく、ゾーンに入るトリガーにもなるこの技について、この記事で詳しく解説していきます。 ※この記事は『呪術廻戦』に関するネタバレを含みますので、読み進める際は注意してください。またciatr以外の外部サイトでこの記事を開くと、画像や表などが表示されないことがあります。

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『呪術廻戦』黒閃(こくせん)とは?

呪術廻戦 釘崎野薔薇 虎杖悠仁
©︎芥見下々/集英社

“黒閃”とは呪力を用いた打撃において、稀に起こる現象です。黒閃が決まった瞬間、空間は歪み、呪力は黒く光ります。作中では「黒閃を経験した者とそうでない者とでは、呪力の核心との距離に天と地ほどの差が生じる」ともいわれていました。

黒閃の発動条件は?

黒閃の発動条件は“打撃との誤差0.000001秒以内に呪力が衝突”することです。ちなみにこれは1マイクロ秒という単位なのですが、1マイクロ秒で光はおよそ300m進むことができます。まさに光の速さで呪力を発動しないとなせない技ということですね!

黒閃の威力は?

黒閃による打撃威力の向上は通常時の平均2.5乗だと言われています。尚、単行本6巻のコラム内にて作者の芥見下々に対し「1って何乗しても1ですよね」というツッコミがありました。結論は「呪力は2(?)から!!」だそうです。

黒閃は意図的に出せるものではない

黒閃を意図的に出せる術師は存在しません。しかし黒閃の連続発生記録保持者の七海建人いわく、「黒閃を一度決めることができれば、連続で出すことは難しくない」とのことです。黒閃はその威力はもちろん、術師のその後のパフォーマンスにも強く影響を引き起こします。

逕庭拳(けんていけん)とは何が違うの?

呪術廻戦 虎杖悠仁
©︎芥見下々/集英社

虎杖悠仁が使用する“逕庭拳”は、言ってしまえば黒閃とは真逆の技です。虎杖の人間離れした瞬発力に呪力の流れが追い付けず、時間差で呪力の衝撃がぶつかってしまう。打撃そのものの威力は大きく落ちますが、虎杖自身のフィジカルの高さがそれを補っています。 別作品ではありますが『るろうに剣心』に登場するキャラクター「相楽左之助(さがら さのすけ)」が使用する奥義“二重の極み”に近い技です。黒閃は作中の術師ならば誰でも放つ可能性のある現象ですが、逕庭拳を使えるのは虎杖だけだと考えられています。

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黒閃を発動したキャラクターを紹介

本項では作中で黒閃を使用したキャラクターたちを紹介します。なお今回書いている黒閃の使用回数は“黒閃の連続発生記録回数”です。作中で発生した黒閃の総回数ではないこと、その日のうちに発生した黒閃の回数ではないことをあらかじめ押さえておいてください。

七海健人:4回

呪術廻戦
©芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会

一級術師である七海建人が、作中における黒閃の連続発生記録保持者である、というのは前述した通りです。残念ながら彼が黒閃を実際に決めている瞬間が描かれることはありませんでした。

虎杖悠仁:4回

呪術廻戦 虎杖悠仁
©芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会

虎杖悠仁の黒閃連続発生記録は、最多の七海に並んでいます。加えて、作中でもっとも黒閃を撃つ姿が描かれているのも虎杖です。花御との戦闘時、東堂に促されながら黒閃を決めることに成功した虎杖は、同戦闘中に連続で4回の黒閃を発生させます。 また、その後も壊相・血塗戦、真人戦(2回目)でも黒閃を使用。「黒い火花に愛されている」とまで称されました。

釘崎野薔薇:1回

呪術廻戦 釘崎野薔薇
©芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会

釘崎野薔薇の黒閃使用回数は1回だけです。虎杖とともに挑んだ壊相・血塗戦にて放たれた黒閃は、背後からの攻撃にも気づかないほどに研ぎ澄まされた意識下で放たれました。

東堂葵:1回

呪術廻戦 東堂葵
©芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会

東堂葵の黒閃使用の描写は真人戦での1回のみです。しかし花御戦での虎杖との共闘の際、虎杖に黒閃の発動を促していたことから、既にそれまでの期間で黒閃を発生させていたと考えられます。連続記録に関しては語られていませんので、今回は1回と書かせていただきました。

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真人:1回

呪術廻戦 真人
©芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会

虎杖との再戦時、釘崎が倒れたことに動揺した彼を襲ったのが真人の黒閃です。黒閃の発動により呪力の核心に迫った真人はその後の虎杖・藤堂戦でも何度か黒閃を使用。果てには“魂の本質、本当の形を掴んだ”と悟り、彼の術式“無為転変”で自らを“遍殺即霊体(へんせつそくれいたい)”に変化させました。

五条悟:不明

呪術廻戦 五条悟
©芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会

五条悟の黒閃使用は作中では描かれていません。ですが黒閃経験者のイメージの中で、七海建人と同じく黒閃経験者側の人間として描かれていることから五条もまた黒閃を経験していると思われます。連続発生に関しては、そもそも五条の黒閃に一発でも耐えられる存在がいるのかという問題があるため、もしかしたら1回だけかもしれませんね。

黒閃は呪術師を段違いにレベルアップさせる!今後発動するキャラはいるのか

今回は黒閃について、概要を踏まえながら発生させた術師たちを紹介してきました。黒閃は呪力の核心に迫るために重要な要素です。術師のみならず、呪霊もまた黒閃を発生させることが確認されています。 今後の展開において黒閃がさらに増えていくのか、あるいは更なる要素が追加されてくるのか。これからの『呪術廻戦』も非常に楽しみですね!

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