『鬼滅の刃』柱の死亡順一覧!死亡シーンも徹底解説
主人公の炭治郎が所属する鬼殺隊と、彼らの敵である鬼たちの激しい戦いが繰り広げられる『鬼滅の刃』。本作ではキャラが命を落とす展開も多く、鬼殺隊の頂点に立つ「柱」でさえ最終的には9人中6人が死亡しています。 本記事では、そんな柱の死亡順やそれぞれの死亡シーンについて徹底解説!最後まで命を燃やして戦い抜いた彼らの活躍を改めてチェックしてみてください。 ※この記事は『鬼滅の刃』の重大なネタバレを含みます。 ※ciatr以外の外部サイトでこの記事を開くと、画像や表などが表示されないことがあります。
『鬼滅の刃』柱メンバーの死亡順一覧
1 | 炎柱・煉獄杏寿郎 上弦の参・猗窩座の戦いに敗れ死亡 [原作8巻] |
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2 | 蟲柱・胡蝶しのぶ 弦の弍・童磨との戦いの末、全身の骨を折られた後吸収され死亡該 [原作17巻] |
3 | 霞柱・時透無一郎 上弦の壱・黒死牟との戦いで胴体と両腕を切断され死亡 [原作21巻] |
4 | 岩柱・悲鳴嶼行冥 無惨との戦いで負った深傷と、痣を出現させた影響で死亡 [原作23巻] |
5 | 恋柱・甘露寺蜜璃 無惨との戦いで炭治郎を庇い致命傷を負い、伊黒の腕の中で死亡 [原作23巻] |
6 | 蛇柱・伊黒小芭内 無惨との戦いで蓄積した傷が元で死亡。最後の時まで腕の中に甘露寺を抱いていた [原作23巻] |
0 | 水柱・富岡義勇 生存 |
0 | 風柱・不死川実弥 生存 |
0 | 元音柱・宇髄天元 生存 |
【死亡シーン】死亡した柱メンバーの最後の戦いを振り返ろう
死亡した6人の柱メンバーたちはいずれも最後まで懸命に戦い抜き、その身が滅ぼうとも仲間たちに想いをつないでいきました。その悲しくも気高い姿からは、胸が締め付けられながらも目が離せません。 以下ではそれぞれが最後にどんな相手と戦ったのか、どんな活躍を見せたのかを振り返っていきます。
炎柱・煉獄杏寿郎
享年 | 20歳 |
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死因 | 上弦の参・猗窩座に胸を突かれ死亡 |
死亡シーン | 原作7巻66話 , 劇場版「鬼滅の刃」無限列車編 |
声優 | 日野聡 |
上弦の参・猗窩座(あかざ)とたったひとりで戦う
無限列車での任務にて、煉獄は炭治郎と善逸、伊之助の3人と共闘し、下弦の壱・魘夢を倒すことに成功しました。しかしその直後、煉獄とボロボロの炭治郎が会話をしている最中、上弦の参・猗窩座が突如として姿を現します。 とても戦える状態ではない炭治郎を守るため、たったひとりで猗窩座と戦う煉獄。ふたりの戦いはすさまじく、途中でやってきた伊之助さえ見ているだけで一歩も動けずにいました。 煉獄は炎の呼吸を駆使して素晴らしい戦いぶりを見せますが、鬼の再生力に追いつけるはずもなく徐々に疲弊していきます。最終的には、猗窩座の右腕でみぞおちを貫かれてしまうのでした。
炭治郎たちに想いを託し穏やかに息を引き取る
煉獄は致命傷を負いながらも決して猗窩座を離そうとしませんでしたが、相手は太陽が昇りきる前に逃走してしまいました。 その後、自分の命がもう残りわずかだと悟った煉獄は、家族への遺言と炭治郎たちに対する激励の言葉を残します。「胸を張って生きろ」「(君たちを)俺は信じる」と穏やかな表情で語る彼の姿には、思わず涙してしまった人も多いことでしょう。 炭治郎と伊之助、善逸は、彼の亡骸を前にぼろぼろ涙をこぼし、もっと強くなることを誓うのでした。
煉獄さんの死亡シーンは思い出すだけで泣きそうになる……。
蟲柱・胡蝶しのぶ
享年 | 18歳 |
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死因 | 童魔を倒すため自分の体に強力な毒を仕込み、童魔に吸収されることで死亡 |
死亡シーン | 原作16巻143話 |
声優 | 早見沙織 |
姉の仇である上弦の弐・童磨と対峙
無限城で上弦の弐・童磨と対峙したしのぶ。彼女にとってこの鬼は、大好きな姉・カナエを殺した憎き存在です。しのぶは普段の穏やかな表情を捨て、怒りに顔を歪めながら彼をがむしゃらに攻撃し始めます。 しかし、しのぶの武器である毒はどれも彼には効かず、簡単に分解されてしまいました。さらに戦いの中で左の肺を切られるという致命傷を負いますが、目の前に現れた姉の幻影に叱咤激励され、最後の気力を振り絞って立ち上がります。 そうしてしのぶは「立っちゃうの?」と驚く童磨に最後の攻撃を仕掛け、その頸に毒を打ち込むのでした。
命を懸けて童磨を弱体化させることに成功する
童磨は頸に打たれた毒さえも瞬時に分解し、しのぶを抱きしめて「えらい!!頑張ったね!」「俺は感動したよ!!こんな弱い女の子がここまでやれるなんて」と感動してみせます。涙まで流して、最後までしのぶを馬鹿にしきった態度です。 その後しのぶは吸収されてしまいますが、これが童磨にとって運の尽き。しのぶは生前藤の花の毒を摂取し続けており、身体全体が大量の毒になっている状態でした。 そんな人間をまともに吸収したことで、童磨は一気に弱体化し、駆け付けたカナヲと伊之助に頸を斬られて死亡します。
童磨は心の底から腹立たしい存在。だからこそしのぶの「とっととくたばれ糞野郎」にはシビれたな……!
霞柱・時透無一郎
享年 | 14歳 |
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死因 | 黒死牟の拘束に成功するも、拘束を解こうとした黒死牟に胴を斬られ死亡 |
死亡シーン | 原作21巻179話 |
声優 | 河西健吾 |
上弦の壱・黒死牟と対峙し翻弄される
無一郎は無限城にて悲鳴嶼と行動していたところを分断され、たったひとりで上弦の壱・黒死牟と戦うことになってしまいます。 圧倒的なオーラに気圧され思わず震えてしまう無一郎でしたが、すぐに落ち着きを取り戻して技を発動。その並外れた精神力や剣技には、黒死牟でさえ感心していました。 しかし実力差は歴然としており、黒死牟は息ひとつ乱さないまま初手で無一郎の腕を斬り落とします。それでも瞬時に止血をして戦い続ける無一郎でしたが、黒死牟の刀で柱にはりつけにされてしまい、絶体絶命に……! そこに玄弥と実弥、悲鳴嶼が駆け付けたおかげでなんとか窮地は脱するも、すでにかなり危険な状態にあることは明らかでした。
身体を真っ二つにされ死亡……。
無一郎は自分の状況を「数時間で失血死する」と冷静に分析し、黒死牟を倒すために捨て身になることを決めます。そして相手に刀を突き刺し動きを止めることに成功しますが、そのとき反撃をまともに食らい胴を真っ二つに切断されてしまいます。 しかし無一郎は上半身だけになっても決して刀を離さなかったばかりか、「赫刀」を発現。その必死の活躍もあって、一同は黒死牟を倒すことに成功するのでした。戦いの最中に命を落とした無一郎は、死後の世界で双子の兄・有一郎と涙の再会を果たしています。
壮絶な最期だったけど、戦い続けた彼は超かっこいいよ。
岩柱・悲鳴嶼行冥
享年 | 27歳 |
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死因 | 無惨に左足を切断されるも、討伐に貢献しその後死亡 |
死亡シーン | 原作23巻200話 |
声優 | 杉田智和 |
無惨との戦いで活躍するも左足を失ってしまう
圧倒的な強さを誇る無惨との戦いで、鬼殺隊の隊士たちは次々と命を落としていきました。柱さえも苦戦する中、悲鳴嶼は実弥とともに駆け付け、ダメージを負いながらも必死で食らいついていきます。 やがて戦いの中で無惨が複数の脳と心臓を持っていることに気付き、仲間と協力してそれらの同時破壊に乗り出そうとした悲鳴嶼。しかしそのタイミングで無惨が大規模な攻撃を放ったことにより、左足を失ってしまうのでした。 しかしその状態でも悲鳴嶼は自身の日輪刀の鎖を使い、皆とともに無惨の動きを止めてみせます。結果として太陽がのぼるまで粘ることができ、日の光を浴びた無惨は消滅するのでした。
一緒に暮らしていた子どもたちと再会を果たす
悲鳴嶼は自身が手遅れであることに気付いており、「最後の願いだ」と言って治療を断ります。そして死を受け入れ目を閉じた彼のもとに、かつてお寺で一緒に暮らしていた子どもたちの幻が現れました。 「みんな先生が大好きだよ」「だからずっと待ってたの」と涙ながらに言う子どもたち。悲鳴嶼は彼らに「ありがとう…」「じゃあ行こう…皆で…」と言いながら涙を流し、穏やかな笑みを浮かべながら息を引き取ります。
優しくて強い悲鳴嶼さん、最後まで彼らしい生きざまを見せてくれた。
恋柱・甘露寺蜜璃
享年 | 19歳 |
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死因 | 無惨からの攻撃を受け瀕死となり、伊黒と心を通わせ死亡 |
死亡シーン | 原作23巻203話 |
声優 | 花澤香菜 |
無惨との戦いで重傷を負うも仲間のピンチを救う
甘露寺は無惨との戦いで重傷を負い、本人はそれでも戦い続けようとしたものの、彼女の身を案じた伊黒によって戦線離脱させられてしまいました。 その後手当てを受けていた彼女でしたが、仲間が戦っているのにじっとしてはいられなかったのか、戦場に再登場。持ち前の怪力で無惨の腕を引きちぎるという活躍をしてみせます。「もういい加減にしてよぉ!!馬鹿ァ!!」というセリフと表情から、彼女の怒りや悲しみが伝わってきました。 しかしその後、甘露寺は無惨の攻撃をまともに食らい、今度こそ致命傷を負ってしまいます。
伊黒の腕の中で息を引き取る
ボロボロになった甘露寺は無惨が消滅した後、同じく致命傷を負った伊黒に抱きかかえられていました。 彼から「俺は君に救われた」「底抜けに明るく優しい君はたくさんの人の心をも救済してる」とやさしい言葉をかけられ、思わず泣き始めてしまう甘露寺。彼女は伊黒に対する自分の想いを伝えると、来世はきっと結ばれようという約束をしました。 彼女の死亡シーンは明確には描かれませんでしたが、その後生き残りとして出てこず、間接的にその死が明らかに。しかし愛する人に抱きしめられながら亡くなったのであれば、彼女の最期は穏やかなものだったのでしょう。
ボロボロ泣く蜜璃ちゃんにつられてこっちまで号泣してしまったよ。
蛇柱・伊黒小芭内
享年 | 21歳 |
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死因 | 無惨の斬撃で瀕死となり、甘露寺を看取った後に死亡 |
死亡シーン | 原作23巻203話 |
声優 | 鈴村健一 |
深手を負いながらも最後まで戦い続けた
無惨との戦いで、伊黒は自身もひどい怪我を負いながらも、甘露寺を安全なところに逃がしました。さらに自分はすぐに戦場へと戻り、赫刀を発現させて無惨にダメージを与えることに成功します。続く無惨の大規模攻撃によって吹き飛ばされたときには、しばらくのあいだ意識を失うことに。 しかしその後ひとりで戦っていた炭治郎がピンチに陥ると、颯爽と現れ共闘するなどの活躍を見せます。ただこの時点で彼は、顔に大きな傷を負って目が見えておらず、身体もボロボロのひどい状態になっていました……。 それでも伊黒は決してあきらめずに剣を振るい続け、ずっと毛嫌いしていた炭治郎とも協力しながら無惨を追い詰めていきます。
最期に愛する甘露寺を抱きしめながら想いを伝える
やがて無惨が消滅すると、伊黒は愛する人である甘露寺のもとへ行き、彼女を膝の上に抱きかかえます。そして自身の想いをまっすぐ伝えて、「私伊黒さんが好き」という最高の返事をもらうのでした。 甘露寺から涙ながらに「生まれ変われたら私のことお嫁さんにしてくれる?」と言われた伊黒は、自分も涙を流し彼女を強く抱きしめます。伊黒も甘露寺と同じく死の瞬間ははっきりとは描かれておらず、後に生存組の中にいなかったことでその事実が明らかになった形です。
伊黒の穏やかな表情がめちゃくちゃ良かった……。
【その後】鬼舞辻無惨を倒して鬼殺隊はどうなった?
鬼殺隊は、無惨及びその手下である十二鬼月と度重なる死闘を繰り広げてきました。そして彼らは、ようやく無惨との直接対決を迎え、ついに宿敵を討ち果たします。 この最終決戦に至るまで、鬼殺隊は多大なる犠牲を払ってきました。9人いた柱でさえ半分以上が亡くなり、最後まで生き残ったのはたった3人です。何より当主であった耀哉もまた、志半ばで戦死しています。 鬼殺隊は、耀哉の長男・産屋敷輝利哉(きりや)を当主として新体制へと移行。まだ10歳であったにも関わらず、生き残った妹たちと共に、彼の代で無惨を滅ぼしました。 それから3か月後、輝利哉は最後の柱合会議で、鬼殺隊の解散を宣言。生き残った冨岡義勇と不死川実弥に向かって、深々と頭を下げました。
柱メンバーの死亡順を一覧で紹介しました!
本記事では『鬼滅の刃』の柱メンバーの死亡シーンについて、死亡順で詳しく紹介してきました。残念ながら命を落としてしまった者も、最後まで生き残った者も、鬼を滅ぼすために懸命に戦ったという意味では変わりありません。ぜひ彼らの活躍を、本編を観て味わってみてくださいね!