2021年9月9日更新

時透無一郎(ときとうむいちろう)は配慮が欠けていて残酷?天才肌の霞柱に迫る【鬼滅の刃】

時透無一郎

鬼殺隊の若き天才剣士・時透無一郎(ときとうむいちろう)の強さの秘密、壮絶な過去に迫ります。「日の呼吸」を使う剣士の子孫ともいわれる無一郎の素顔とは?彼の活躍エピソードや他のキャラとの関係までたっぷり紹介します。

時透無一郎のプロフィール【ネタバレ注意】

誕生日 8月8日
年齢 14歳
身長 160cm
体重 56kg
階級 霞柱

時透無一郎(ときとうむいちろう)は鬼殺隊の柱の1人。「風の呼吸」から派生した呼吸である「霞の呼吸」を習得している霞柱です。年齢は14歳と鬼殺隊の中でも若く、小柄で隊服もややダボっとした印象があります。 腰まで届く長い髪は毛先に青いグラデーションがかかっていて、瞳の色も淡いブルー。中性的な印象の少年です。一人称は「僕」と「俺」が混在していて安定していません。 非常に合理的な性格で、ときには冷酷と思える判断もくだしますが、本人に悪意はなく無自覚で行っていることが多いようです。 ※この記事は『鬼滅の刃』最終巻までのネタバレを含みますので、読み進める際は注意してください。

無一郎の性格は「配慮が欠けていて残酷」?

炭治郎との関係から

無一郎と竈門炭治郎の関係は、最初は決してよいと呼べるものではありませんでした。鍛冶屋の里で再会したふたりは修行用のカラクリ人形「緑壱零式(よりいちぜろしき)」を巡って衝突してしまいます。 炭治郎いわく、無一郎は「配慮が欠けていて残酷」。柱と鍛冶屋という身分の違いを挙げ「人の命を救えない鍛冶屋にかける時間はない」というような発言をした無一郎に対し、炭治郎は激怒します。しかし無一郎に悪意の匂いがしないことに気づいた炭治郎は困惑するのでした。

敵にも味方にも毒舌すぎる無一郎

「邪魔になるからさっさと逃げてくれない?」

無一郎は刀鍛冶の里にいる際、炭治郎たちと共に上弦の肆・半天狗と上弦の伍・玉壺に遭遇します。その後半天狗に吹き飛ばされてしまい、急いで戦地へと戻る彼。しかし彼はその道中で鬼の血鬼術に襲われている小鉄を発見しました。 里全体を守るため1度は小鉄を見捨てた無一郎は、炭治郎の言葉を思い出します。そして彼はこのセリフを告げながら、小鉄を助けたのでした。 無一郎の変化がわかる名シーンですが、その中でも毒舌は健在です。

「気になっちゃって……なんかその壺形歪んでない?左右対称じゃないよ下っ手くそだなぁ」

無一郎は玉壺と罵り合いを開始します。彼が自身に悪口を言う玉壺に言い放ったのが、このセリフです。この言葉を聞いた玉壺は、作品を侮辱された事実に激昂し無一郎に襲いかかりました。 自分への悪口を冷静な顔でいなし、相手の1番痛い部分をピンポイントで突く。無一郎の冷静冷酷な性格がよくわかるセリフです。

「おい いい加減にしろよ クソ野郎が」

無一郎と対面した玉壺は挨拶代わりにと、刀鍛冶の里に住む人間の死体で作ったおぞましい作品を見せます。意気揚々と話す玉壺に、彼は怒気を込めてこのセリフを口にしました。 それまではのらりくらりとしていて感情を表に出さなかった無一郎の、ストレートな感情が伝わってくる貴重な言葉です。

天才剣士・時透無一郎の強さは?

史上最速で柱になった時透無一郎の才能

柱になるために通常ならば5年以上の時間を費やすところ、無一郎はなんと剣を握ってわずか2ヵ月で柱の座まで登りつめた天才肌。先輩の音柱である宇髄天元(うずいてんげん)にも天才剣士であることを認められています。 上弦の伍・玉壺(ぎょっこ)との戦いにおいて、発現すると戦闘能力が格段に上がるといわれている痣(あざ)が顔に浮かびあがりました。痣の発現により、ひとりで上弦の鬼を倒すことに成功しています。 その後の柱合会議で、痣の発現には体温と心拍数の上昇が必要であることを伝え、今後の鍛錬法の示唆をしました。

霞の呼吸

霞の呼吸は、無一郎が操る「全集中の呼吸」の流派の1つ。風の呼吸から派生した呼吸法ですが、日輪刀の刃の色の変化は緑ではなく白色です。攻撃の際に、霞がかった霧のようなものが表れるのが特徴的。 霞の呼吸は風の呼吸の派生形で、無一郎固有のものではありません。その型は6つあり、豪快な技からテクニカルな連撃まで多彩です。ただし、無一郎は独自の「漆(しち)ノ型」を編み出しており、合計7つの型を使います。

透き通る世界

透き通る世界とは、全集中の呼吸の極致に至った状態のこと。呼吸を極め、“痣(あざ)”を発現させた者の、さらに上位の境地を指します。この世界にたどり着くには、痣を発現させたうえで身体能力を向上させなければなりません。 この状態に至った者は、無駄な思考や動きが一切削がれ、自然体で鬼を殺すことが可能です。また他者の身体が透けて見え、相手の体の動きが手に取るように分かります。なお透き通る世界の高みに達した者は、無一郎のほかには数人しか存在しません。

時透無一郎の圧倒的な強さの秘密は?

お館様の御内儀(おないぎ)であるあまねからスカウトを受けた際、無一郎は自身が始まりの呼吸とよばれる「日の呼吸」の使い手の子孫であることを聞かされます。 無一郎の父親は、炭治郎の父親と同じく赤い瞳をもつことから、ふたりは親戚関係なのではないかとも推察されました。 そして上弦の壱・黒死牟(こくしぼう)との戦いで、無一郎は人間時代の黒死牟の末裔、つまり子孫であることが明かされます。黒死牟の人間時代の名前は継国厳勝(つぎくにみちかつ)。そして彼には緑壱(よりいち)という弟がいたのです。 緑壱は絡繰人形のモデルにもなった人物で、彼こそが日の呼吸の剣士。無一郎が天才的な剣技の才能を発揮するのは、この日の呼吸の血統が由来しているのかもしれません。

時透無一郎の凄惨な過去に迫る!記憶を失った理由は?

時透無一郎が記憶を失った原因は、彼の壮絶な過去にありました。10歳のときに両親を亡くした無一郎は、双子の兄の有一朗(ゆういちろう)と2人暮らしに。有一朗は言葉がきつく、いつも無一郎につらく当たります。 無一郎が鬼殺隊の勧誘を受けたときも、有一朗は「お前には何もできない」と一蹴し、以降口を利かなくなりました。そこへ突然鬼がやってきて2人を襲います。彼らは瀕死の重傷を負いますが、鬼の一言に激怒した無一郎は激変して鬼を撃退。 かろうじて生きていた有一朗は、うわごとのように神に祈ります。弟だけは助けてほしい、弟は心の優しい人間だと。そして「無一郎の無は無限の無なんだ」と。その言葉を残し、有一朗は死んでしまいます。兄の死のショックから、彼は記憶を失ってしまうのでした。

記憶を取り戻してキャラがブレブレに?性格が劇的に変化

上弦の伍・玉壺(ぎょっこ)との戦いで、血鬼術・水獄鉢(けっきじゅつすいごくばち)を受けて窒息寸前に陥る無一郎。必死で無一郎を助けようとするのは、かつて無一郎が価値がないと見放した鍛冶屋の小鉄(こてつ)でした。 そのとき炭治郎の言葉がよみがえります。人のためにすることは巡り巡って自分のためになる――。この言葉は無一郎の父が、彼に教えた言葉だったのです。これをきっかけに記憶が戻った無一郎は、痣が発現し脅威の強さを発揮します。 それ以来、無一郎は笑顔を見せる機会が増え、炭治郎に対しては特に優しく接するようになります。「別キャラでは?」とも思えるほど劇的な変化ですが、力のない下っ端たちには無表情で冷遇するなど、落差が激しいようでした。

時透無一郎の無限城での活躍

無限城での最終決戦で無一郎が相手をしたのは、十二鬼月・上弦ノ壱の黒死牟(こくしぼう)。鬼ながら「透き通る世界」の境地に達している、最強の鬼です。 無一郎は痣を発現させたものの歯が立たず、左手首を切り落とされます。しかしそこに、不死川(しなずがわ)兄弟や悲鳴嶼行冥(ひめじまぎょうめい)が加勢。さらに「透き通る世界」が発動したことにより、状況は形勢逆転かに見えました。 しかしその一瞬、無一郎は身体を真っ二つに斬られてしまいます。それでも彼は最後の力を振り絞り、黒死牟に致命の一撃を与えた後、死亡しました。 その後、無一郎は生き返ることなく死亡したまま戦いが終わります。それからしばらく経ち、舞台は現代へ。このとき、彼と兄の有一郎に似た双子の赤ん坊が登場します。兄弟は、再び双子として転生していたのでしょう。

最終回・現代編での無一郎

鬼滅の刃 しあわせの花

メインキャラクターの子孫や転生者が多数登場した最終話「幾星霜を煌めく命」では、無一郎の転生者と思われる人物も登場しています。 横断歩道を渡る女性が押すベビーカーで眠る双子の赤ちゃんが、無一郎と有一郎にそっくりだったのです。霞柱であったと暗喩しているような霞柄の布に包まれ、最年少の柱だったことを彷彿とさせる赤ちゃん姿で登場した彼。兄と共に眠るその姿は非常に仲睦まじい様子でした。

時透無一郎の名言

「どんなすごい攻撃も当たらなかったら意味ないでしょ」

玉壺の血鬼術である「水獄鉢」に囚われていた無一郎は、小鉄の助けもありやっとの思いで脱出します。職人を助ける中で、彼は鉄穴森から新たな刀を受け取りました。 そして戦いの中で無一郎に技を回避され、真の姿にパワーアップする玉壺。しかし彼は焦りもせずに不敵な笑みを浮かべながら、このセリフを口にするのでした。 無一郎の圧倒的な強さと自信がよくわかる名言です。

「僕は幸せになるために生まれてきたんだ」

無一郎は無限城にて上弦の壱・黒死牟に勝利するも、致命傷を負い死亡してしまいます。死の瀬戸際で兄と再会した彼は、逃げなかったことを咎められ「なんのために生まれてきたのかわからない」と言葉をかけられました。 それに対して、無一郎が泣きながら言い放ったのがこのセリフでした。彼の人生がすべて詰まった、作中でも屈指の名言です。

時透無一郎を演じる声優は河西健吾(かわにしけんご)

アニメ『鬼滅の刃』で時透無一郎(ときとうむいちろう)を担当した声優は河西健吾(かわにしけんご)です。1985年2月18日生まれで、オフィス薫を退所後フリーを経てマウスプロモーションに所属しています。 『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』の三日月・オーガス役でアニメ初主演を果たし、知名度を上げました。中性的で艶を帯びたハイトーンボイスが特徴です。大阪府出身のため、関西弁の方言がある役柄にも定評があります。 代表作は『3月のライオン』の桐山零役や『Dr.STONE』のあさぎりゲン役など。他にも洋画作品の吹き替えやゲーム作品のキャラクターボイスなど、幅広い分野で活躍しています。

時透無一郎は最年少の天才剣士!見た目だけじゃない納得の人気キャラ

今回は鬼殺隊「柱」の最年少であり、天才剣士である時透無一郎について紹介しました。人気キャラである時透無一郎の魅力は可愛らしい見た目だけではなく、圧倒的な強さや兄弟との関係性にあるようですね。 無限城での戦いの末、無一郎が復活することはありませんでしたが、現代で有一郎と再会できたことがせめてもの救いなのではないでしょうか。